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遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、WIXOSS|ウィクロスに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!


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posted 2021.12.08

Byからばこ


wxp.jpg
ウィクロスパーティーに出よう!
はいこんにちは、からばこです。
今回は「ウィクロスパーティーに出よう!」と題し、店舗大会「ウィクロスパーティー」の内容や流れなどについてご紹介します。2019年8月に書いた「ウィクロスの世界にレッツゴー!」の最新版です。

ディーヴァセレクションの開始や新アニメ放送などの影響で、ここ最近新しくウィクロスを始めた方が増えて参りました。そういった方の中には、「ウィクロスパーティーってどんな感じなんだろう」「ガチな雰囲気なのかな......」と不安に思う方もいらっしゃると思います。今回の記事では、大会の流れや特徴、マナーや楽しみ方などを徹底的に紹介します。

「レッツゴー」の後編と重複する内容も多く、本来はそれを読んでいただければ済む話です。ですが新型コロナウイルスの影響で大会のシーンが大きく変わり、そのままではNGな内容もあったため、今回リメイクさせていただきました。内容が重なることもありますが、改めてご紹介させていただきます。
これさえ読めばスムーズに、ウィクロスパーティーを楽しめること間違いなし!それではレッツゴー!

おことわり
今回紹介する内容はあくまで「一例」であり、筆者の経験に則ったものが多く含まれています。
ウィクロスパーティーの流れはもちろん、カードの宣言やシャッフル、時間の使い方に対する考え方などは、店舗様やプレイヤー間において異なることが多々あります。「自分のところでは違う」「そうはならない」と引っかかる内容もあるかもしれませんが、どうぞご理解ください。
実際の場では、対戦相手とのコミュニケーションや、店舗でのルールやマナーに沿って、バトルやウィクロスをお楽しみいただければ幸いです。

また、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う事象は、社会情勢によって都度変化することが多々ございます。
大会参加の際は開催店舗様などの指示に従ったうえで、参加される皆様でのご理解やご判断をよろしくお願いします。

あくまで一例は一例であり、当然例外がございます。
読者の皆様におかれましては、何卒ご理解いただいたうえで本記事をお楽しみください。よろしくお願い申し上げます。

「店舗大会」ではないよ
多くの方が「大会」「店舗大会」と言っているウィクロスパーティーですが、厳密に言えば大会ではございません。
公式ホームページを見ると「カジュアルバトルを楽しみたい方だけでなく、バトルの腕を磨きたい方も楽しめるイベント」「ファン同士の対戦・交流を目的としたカジュアル店舗イベント」とあります。賞品が出たり、勝敗や優勝者は決まりますが、ウィクロスパーティーは「交流会」「ウィクロスの仲間が楽しむイベント」です。

なので「トップディーヴァにコテンパンにされるのでは......?」という心配はご無用です。
私も長くウィクロスパーティーに出ていますが、毎回楽しい時間を過ごしています。初めてのお店に行っても和気あいあいとされていて、温かく迎え入れてくださることがほとんど。安心してお店に行きましょう。
といっても強いプレイヤーはいらっしゃいますし、全敗してしょんぼりすることもあります。勝ち負けを決めるゲームなのでそこは仕方なしです。「そういう日もあるよ」と思うのがオススメです。私もよく全敗してますし......。

ウィクロスパーティーで何をするの?
「大会ではない」と書きましたが、ウィクロスパーティーはカードショップで行われる「店舗大会」です。この記事でもこの表現を使います。もっと正確に言えば、「参加者とウィクロスの対戦を行うイベント」です。
多くの場合、全勝者が1人になるまで対戦を繰り返し、優勝者には特別なカードパック(コングラッチュレーションズパック)が渡されます。参加賞や、優勝者と同じ賞品が手に入るかもしれないお楽しみ抽選会もあります。
参加人数にもよりますが、1回のウィクロスパーティーで2〜4試合が行われます。楽しいバトルあり、真剣勝負ありの、ウィクロスプレイヤーの社交場。全国のカードショップなどで、だいたい週1回や2週間に1回の頻度で行われています。初めての大会参加にはうってつけです。
日程やフォーマットなどはウィクロス公式ホームページや、店舗のツイッターなどで確認できます。特にフォーマットはうっかりしがちなので、間違えないように要注意。自分が好きなフォーマットに参加しましょう。

準備と開催までの流れ
必須の持ち物は「デッキ一式、参加費、ボールペン」です。加えて「プレイマット」ですね。

店舗にもよりますが、15分前〜開始時間ごろから参加受付が始まります。その辺りに到着するようにしましょう。
レジや大会受付カウンターなど所定の場所で、参加する旨を伝えてください。分からなかったらそれっぽい人の動きを真似すれば大丈夫です。
ウィクロスセレモニーのような大規模大会になると、事前の受付が必要になる場合がほとんど。店舗様のツイッターや「イザジン」などをチェックしておきましょう。ここでは割愛します。

多くの場合は大会受付の際に参加費を払い、スコアシートにハンドルネーム(自分の名前)を記載することになります。
皆様の名前を書きましょう。私で言うところの「からばこ」ですね。
01:スコアシート.jpg
(前回の記事にも載せたスコアシート。こんな感じのものが配られます)

昨今は店舗ごとに、「検温」「消毒」「個人情報の確認」「マスク必須」「COCOAのインストールの確認」などなど、感染症予防についてのルールがございます。入店時や受付時など都度求められることがありますので、店舗や店員さんの指示に従ってください。
また、熱っぽかったり体調が悪かったりする場合は、大会への参加は控えましょう。社会通念から各自ご判断ください。

受付を済ませたら、大会開始まで店内で待ちましょう。時間になったら所定のテーブル周辺に集まるようアナウンスがされますので、そちらに向かってください。
大会進行の店員さんが1回戦の組み合わせを発表します。ハンドルネームを呼びながらスコアシートを机においたり、店内のディスプレイにハンドルネームと席の番号を表示したりなど、形式は色々。
正面に座った人が1回戦の対戦相手です。「よろしくお願いします」と挨拶し、対戦の準備をしましょう。

ゲームの準備とシャッフル
ウィクロスパーティーでは1試合の制限時間が設けられているので、全ての席で同時にゲームを始めます。席に座ってすぐに「オープン!」ではありません。全てのテーブルで対戦の準備ができるまで待ちます。
対戦の準備といってもシンプルです。
  1. お互いのデッキをシャッフルする
  2. 手札を引き、先攻・後攻を決める
  3. 手札を引き直す(マリガン)
  4. ライフクロスを並べる
です。一つずつ丁寧にしていきましょう。

1.お互いのデッキをシャッフル
デッキはお互いにシャッフルします。トランプでやっているようなあれで、要するにカードを混ぜます。
カードゲームのシャッフルには、「自分のデッキをシャッフルした後は、相手にデッキをシャッフルしてもらう」というルール(マナー?)があります。試合前に限らず、試合中にデッキを混ぜる際も同様です。自分→相手の順に行うのは、「シャッフルの時に好きなカードを上に置いてませんよ」「デッキの中身を自分の有利なようにしていませんよ」ということを、お互いに明確にするため、だと思われます。他にもいろいろな説がありますが、要するに「正々堂々バトルしましょう!」ということをはっきりさせることが目的です。

といっても感染症予防の観点から、「相手の持ち物には触らない」ということが多いです。
店舗にもよりますがテーブルにはパーテーションが置かれていて、アクリルパネル越しのバトルとなることがほとんど。
ですので最近のシャッフルは、以下の手順が行われることが多いです。
  1. 自分のデッキをシャッフルする
  2. シャッフルしたデッキを3つの山(かたまり)に分け、並べる
  3. 「左から右に」「真ん中、左、右」など、相手に重ねる順番を決めてもらい、その順番に重ねて1つのデッキにする
  4. 相手に枚数を指定してもらい、デッキの上からその枚数分、デッキの一番下に戻す
4は略されることもありますが、「自分でシャッフルした後、3つに分けて相手に指定してもらう」がほとんどです。
対戦前に加え、対戦中のデッキシャッフルもこの手順で行います。詳細な手順について店舗側から指示がある場合もありますので、それに従ってください。お互いに良いのであれば、試合中は3も省略することもあります。そこは相手と決めましょう。

2.手札を引き、先攻・後攻を決める
シャッフルが終わったら5枚引いて、先攻・後攻を決めます。ウィクロスでは、「じゃんけんなどで勝ったプレイヤーが必ず先攻」です。「勝ったけれど後攻を選びたい」ということはできません。(夢限-P-のFAQを参照しています)
じゃんけん後に手札交換があるので、その間に先後を忘れないように気をつけましょう。私は後攻の時はアシストルリグの1人を横向きに倒して、忘れないようにしています。

3.手札を引き直す
引いた5枚の中から好きな枚数をデッキに戻し、その分引き直します。「マリガン」「引き直し」などといいます。
好きな枚数をデッキに戻した後は、上記のシャッフルを行い、また引き直しましょう。

4.ライフクロスを並べる
ライフクロスを並べます。上から順番に7枚です。「強いバースト埋まってくれ!」と祈りを込めておきましょう。位置は「ルリグゾーンの下に横向き」です。
コインカードやサイコロなど、カード以外に必要なものがあれば、お互いが見える位置に置いておきましょう。デッキケースや使わないカードは、カバンにしまっておいてください。
02:対戦前.jpg
(ここまでやっておけばOKです)
これで完了です。全ての席で準備が終わったら、試合開始の合図とともに、バトル開始です。オープン!

バトル中の色々
それではバトルスタートです。「ドロー、チャージ、グロウ、メイン」と、覚えた通りにやりましょう。
ここではウィクロスパーティーに初めて出る方や、ウィクロスを始めて日が浅い方が知っておきたいことをご紹介します。
紹介するのはあくまで「私の経験」です。実際のバトルでは、対戦相手とコミュニケーションを取りながら、お互いが納得した形で進めてください。

1.宣言はよりはっきり!
「ドローします」「エナチャージして、グロウ」など、はっきり声を出して、相手に伝えましょう。
カードを使うときも、例えば「<ハニエル>を出します。出現時にエナの<アークゲイン>を払って、3枚見ます。加えるのは<サーバント>です」とはきはき伝えましょう。エナの支払いや手札に加えるカードは相手の方を向けて、しっかり見せるのがグッドです。

アタックフェイズに移行する際も、宣言が大切になります。
ウィクロスではアタックフェイズ中に、相手がアシストルリグにグロウしたり、アーツを使うタイミングがあります。ですので「アタックフェイズに入ります。こちらは何もありません。何か(アーツやアシストルリグのグロウ)などありますか?」と伝えると、バトルがスムーズに進みます。
メインフェイズでも、<END OF THE TURN>や<永遠不滅 きゅるきゅる〜ん>などカットイン系のピースもあります。「<グッド・ディグ>使います。何か(カットイン)ありますか?」と、都度確認すると良いでしょう。相手を待たずにドローしたりするのはNGです。

対戦中はいつも以上に声を出しましょう。
マスクあり、パーテーションありの対戦環境です。普段の声量では伝わらないこともあるでしょう。「腹の底から叫べ」とまでは言わずとも、しっかり、はっきり伝えるのがマナーです。言葉や声色、口調などはその時々で変わっていくかと思いますが、「はっきり伝える」ことを心がけたいですね。
声だけでなく、手や指を使ったジェスチャーも有用な手段になります。<ピルルクxi>のゲーム1のレベル宣言の際は指で数字を作ったり、フェイズ移行の際は手のひらを向けたり、対象を取る際は指差しをしたりと、対戦環境に合わせたコミュニケーションを意識しましょう。

私も常々心がけるようにしていますが、マスク越しなどではどうしても伝わらないこともあります。
聞こえなかった場合は「もう一度お願いします」と、きちんと聞き返しましょう。「言った言わない」にならないよう、お互いに要注意ですね。

カードゲームは、対戦相手とコミュニケーションを重ねて遊ぶツールです。
以前に比べ不自由な環境ではありますが、せっかくの店舗イベント。声と体で乗り越えて楽しみましょう。
(声を出すと結構喉が渇くので、ペットボトルの飲み物やのど飴があると便利です)

2.相手のカードの確認の仕方
カードの能力が分からなければ、「テキストいいですか?」「読んでいいですか?」と聞きましょう。能力を教えてくれたり、見せてもらえます。
また、相手にトラッシュやエナゾーンを確認されることもあります。以前は「トラッシュ見せてもらっていいですか」と聞かれたら、相手にカードを渡して見てもらっていましたが、昨今ですとそれも難しくなっています。相手に「確認したい」と求められたら、分かるように広げましょう。
例えば「公開領域にサーバント何枚見えてますか?」と聞かれたら、エナやトラッシュなどを自分で確認し、サーバント以外のカードも全て広げながら、「トラッシュに2枚、エナに1枚です」と答えるといいでしょう。トラッシュの枚数を聞かれたら5枚ごとに分けて「17枚です」と見せたり、でしょうか。

RANDOM BAD><蒼黒GAIA>などのランダムハンデスの場合は、相手に裏向きに手札を出してもらって、「これとこれ」「左から2枚」などと選び、手札を捨てさせます。
パーテーション越しで難しいところもありますが、うまくやっていきましょう。
03:トラッシュ.jpg
(対戦が進むとトラッシュがこうなりがち)
3.時間の使い方
ウィクロスパーティーには1試合に制限時間があり、だいたい25〜40分です。この時間を「自分と相手で(できるだけ半分に)分け合って」使ってバトルします。ですので、プレーや思考に過度に時間をかけるのはバッドマナーです。

とはいえ慣れていないとどうしても時間はかかるもの。これは仕方がないことです。ですので、対戦前に「まだ始めたばかりで慣れていないので、ちょっと時間がかかったりします」と伝えておけば、ピリピリするようなことは減ると思います。
自分のカードの能力やルール、デッキの動かし方はバトルの前にある程度覚えておいたり、アシストルリグのグロウするタイミングは事前に想定しておいたりするなど、プレイを速めるコツはいくつかあります。バトルを重ねるうちに慣れていくので、ぼちぼちで大丈夫です。

もちろんこれは大会の色合いによって変わります。
セレモニーやディーヴァグランプリといった競技性の濃い大会であれば、時間制限やプレイの速度についての意識は一層厳しくなります。意図的な遅いプレーは「遅延」とみなされ、大会規定でゲームロス(強制敗北)や失格になることもあります。
ただ、どうしてもしっかり考えたい局面はあります。その時はきちんと相手に「考えます」と伝え、頭をフル回転させましょう。重要なシーンで「素早く、正確な」判断ができるのも、ウィクロスの実力のひとつです。私は今もできません。

カードゲームにおいて「時間」はとてもナーバスで難しい問題です。
大会規定に従うのは当然としても、ルールやマナー、モラルや通念、地域性など、さまざまな要素が複雑に絡み合っている部分です。他タイトルでも定期的に議論になる内容ですね。パーティーやセレモニーなどにプレイヤーとして参加する際は、頭の片隅にちょっとだけ、入れておいてください。
逆に相手のプレーが速すぎて、何が起こっているのかわからなくかったら、「もうちょっとゆっくりお願いします」と伝えましょう。

バトルが終わったら
試合終了後はスコアシートに対戦結果を書き、受付や店員さんなど、所定の場所に提出しましょう。書き方や提出場所は店舗によって異なるので、対戦相手や周りの人に聞いてください。
他の机が終わっていなければ、自分の席で待っていることがほとんど。対戦相手の人と話して、「感想戦」のように試合を振り返ったり、ウィクロスのことを聞いたりすることが多いです。そこも相手によりけりです。
04:スコアシート02.jpg
(1回戦では勝てたので勝ち点3です)
全ての対戦が終わったら、次の対戦の組み合わせが発表されます。移動する前に「ありがとうございました」と伝えて、次のテーブルに向かいましょう。

所定の回数を繰り返すと、優勝者が決まります。参加賞や景品の配布、お楽しみ抽選会などが終わったら、ウィクロスパーティーは終了です。
デッキはうまく使えましたか?バトルは楽しめましたか?それでは、また来週!

まとめ
あれやこれやと偉そうに書きましたが、一番伝えたいのは「相手とコミュニケーションを重ねて、楽しくバトルしましょう」ということです。
カードゲームは「対戦相手とのコミュニケーション」のうえに成り立つ遊びです。難しさもありますが、そこに楽しさや奥深さも間違いなくあります。

ですので、カードゲーム初心者であることや、ウィクロスに慣れていないことを恥ずかしがらず、相手に伝えてみましょう。多くの方は「ようこそ!」と温かく迎え入れ、プレーやルールなどを手ほどきしながら、優しく対戦してくれるはずです。
ぜひ、ウィクロスパーティーでお会いしましょう。お待ちしております。

ではまた次回の更新で!
この記事を出した後も、変わらず店舗での大会が開ける世の中でありますように。


ちなみに「WIXOSSBOX」という、セレモニーで入賞したデッキがたくさん載ったサイトもあります。
デッキを作ったり大会の対策にも役に立ちますので、そちらもご利用ください。私が運営しています。よろしゅう。


WX超強化買取.jpg
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posted 2021.11.24

Byしみずき


タイトルトップ.jpg
【デッキ紹介】デウス:ビースト
前編はこちらから。
4.デッキレシピ
ということで、以上の環境考察を踏まえ

「セレモニーで上位を目指した〜い!!!」

をコンセプトに構築した《デウス》の構築がこちらになります。


デウス
センター
4

このデッキは僕が提唱している"毎ターン全面要求+<TRIGGER OF VICTORY>で猛攻仕掛けて此方は4面防御構えてたら先に相手のルリグが倒れる説"に基づき構築されています。
また、説の補強として《デウス》のシグニ回収能力を活かして各種メタカードを採用することで、ダメージレースの駆け引きが出来るようになっています。

5.特徴的なカードの解説
◎アシスト
マキナバインド
大型防御枠。

コードアート ララ・ルー//メモリア>の登場により若干信頼性が落ちましたが、《純デウス》のプールではこれを使うしかありません。
  • 流行している《原子デウス》のハンデスによるサーバント奪取込みのダメージレース
  • 《純デウス》《純エクス》との殴り合い
これ等とのマッチアップを想定すると、個人的に防御面数を減らす選択肢は有り得ない寄りです。
現状のプールでは攻めアシストに変えた所で、追加で要求できる点数はせいぜい1〜2です。
これでは、安定して総ゲームターンを縮めるには少し不足しています。
その上、自分の生存ターン数も短くなっていることで道中のLBの影響を受けやすくなってしまいます。
であれば、大型防御アシストで1ターン生き延びて、追加で3点分の要求をした方が結果的な勝率は安定するのかなと考えています。


余談ですが、たまに防御面数1の超攻撃型アシスト構築を見かけます。
この場合、《DXM》の<TRIGGER OF VICTORY>をはじめとする打点となるピースを採用したデッキに、毎ターン3面要求をされた際に後手3キルされる可能性がそこそこに高いです。

此方側の先3キルは、2回のアタックフェイズで「3+1⇒3+1+@(※多くても2と仮定)」で最大でも10点しか与えられない為、相手に防御アシストに加え、サーバントやLBによる防御含めて3面以上守られると成就しません。
それに対して相手側の後3キルは、3回のアタックフェイズで「2+1⇒3+1⇒3+1+@(1点)」で12点分の要求が発生します。
それに対してアシストによる防御手段が1面しかないので、サーバントか有効LBによる防御を4面以上できないと、3キルを達成されてしまいます。
1〜3ターン目まで全部ガードできるのはかなりの上振れですので、大体2回以上の有効LBが必要です。
こう考えるとかなり危うい構築という事がお分かり頂けるでしょうか?

超攻撃構築は魅力的ではありますが、それなりの勝算がないと逆に身を滅ぼしかねません。
という余談でした。

エクスエコー
純《DXM》構築でこのカードを採用できるかが《エクス》との大きな差だと考えています。
多くの手札を交換できることによって、<サーバント #>の確保や序盤の盤面形成が安定します。
また、このカードのお陰で「サーバント無いから5チェン」のような強気なマリガンが出来ます。

とは言え環境のパワーラインが意識されてくると、全面要求がし辛くなって来るでしょう。
その際は、10000ラインを焼ける<エクスゲイザー>への変更も全然アリだと思います。

◎ピース
TRIGGER OF VICTORY
10015.jpg
"毎ターン全面要求+<TRIGGER OF VICTORY>で猛攻仕掛けて此方は4面防御構えてたら先に相手のルリグが倒れる説"
のコンセプト遂行札です。

僕はこのカードを信仰しています。
状況に応じたシグニ回収と1点バーンを1エナでやってのける点は本当に強いです。

先に1点クラッシュする点が、シグニによる防御貫通手段を搭載しているこのデッキとは相性バツグンです。
これは、類似のクラッシュ効果を持つ<一覇>にはできない点でしょう。

ゼノ・クラスタ
10005.jpg
ゲーム1のコスト兼、エナ破壊を行使してくるデッキに対して<マキナバインド>を運用する為の必須札。
環境的に大型防御アシスト+<ゼノ・クラスタ>の構えは外せない気がしますね。

逆に《タマ》のような盤面強度を活かしたデッキが隆盛して、高速デッキが減ってくるのであれば、<マキナスマッシュ>+<M.G.D.>or<DEATH DECK>のような構成にしてみても面白いかもしれません。
エクスクロスファイア>+<マキナスマッシュ>で2回相手の<エクシア>盤面を崩せるので、テンポ良く攻め切ることが出来るでしょう。

◎メインデッキ
凶魔 バフォメット
先ほど紹介したパワー5000ラインを超えられる為、相手のダメージレースの減速を狙えます。
また、トラッシュを肥やすことで<デウス・スリー>のゲーム1や<TRIGGER OF VICTORY>の選択肢を増やすことができます。
また、複数枚のカードを要求されるショット盤面も搭載しているので、コンボパーツをトラッシュに集めておく意味でも優秀な1枚です。
とは言え、無計画に出し過ぎると<コードアンシエンツ ファラリス>の射程範囲に入ってしまうので注意。

コードアート Dンドウバ
後述の<コードアート ララ・ルー//メモリア>と組み合わせることで、パワー8000ラインを超える実質<紅将 ランスロット>が爆誕します。
点要求持ちレベル2シグニのジレンマから一方的に抜け出せるので、ダメージレースで有利に立てます。

他にも、バニッシュされたライズ先のシグニを回収することができます。
単純に手札消費の緩和につながるだけでなく、<紅将姫 ノブナガ>が戻ってくるため、繰り返しの使用が容易になります。

マキナウィングスラッシュ>によって回収が効くので欲しい時に持ってきやすいのもポイント。

コードアート ララ・ルー//メモリア
Dンドウバ>との運用で序盤の点要求もこなせるが、このカードの真価は「相手の能力によって能力を得られない」という強力な防御貫通テキストにあります。

パッと見、何に効いてくるテキストなのか解り難いですが、ざっと羅列すると以下の通り。

聖魔 サキュ><ノヴァ=ミュート><MC.LION-DISRESPECT>のアタックできないの付与
マキナバインド><エクストラップ>などのアタック時に○○の付与

などなど、環境で見かける防御手段に結構刺さっています。
また、一部LBに対応しているなど、なかなか侮れません。

幻獣 テングザル
このデッキの真骨頂。対《原子デウス》最終兵器。
《原子デウス》の大型防御アシスト<マドカ//クラップ>の上から点数を通すことができます。
幻獣神 バッファロー>とのコンボになりますが、《デウス》のゲーム1のお陰で、ハンデスの上からでも容易にコンボ盤面を形成することができます。

大型防御アシストは大量の防御面数の代わりに、ゲーム終盤でしか撃ちにくくなっています。
その為、このカードの存在に気づいていたとしても、綺麗な形で3面防御として機能させるのは至難の業です。

また、《原子デウス》の防御アシストのもう1枚は<マキナスマッシュ>でほぼ確定です。
その為、<マドカ//クラップ>を先に吐かれたなら<紅将姫 ノブナガ>でダメージレースを早められます。
このカードのお陰で、相手の想定しているゲームより1ターン縮めることが可能になっています。

他にも、パワー8000がある為、序盤の攻防で除去され難い点は高評価です。

幻獣神 バッファロー
《デウス》における<テングザル>のパワー上昇でこれより使い勝手の良いのが存在しませんでした。

凶魔姫 エレシュキガル
盤面強度全振りの《タマ》に対してのメタカード。
対象を取らない全体除去の為、<エクシア>を誘発させる事無く盤面を吹き飛ばせます。
ダラダラゲームを引き延ばしても分が悪くなるだけです。
その点、相手のクロックも遅い為、此方のライフクロスは基本的に残っていますし、エナ消費無しで要求できるのも都合が良いです。
此方の寿命を1ターン差し出す代わりに、ノロノロやってたら2ターン掛かる位の要求を叩きつける気持ちで使いましょう。
また、<イノセント・ワンピース>を防御換算している場合に計算を狂わせることができるのも嬉しい点です。

6.回し方
可能な限り点要求して、相手の防御が貫通出来そうなら積極的に狙いましょう。
......位しか書くことないですね。

7.最後に
如何でしたか?

羅婚石 ダイヤブライド>を採用していないので、そこそこお値段安めで構築できます。
それでいて環境デッキにも十分に渡り合えるデッキに仕上がっていますので、是非使ってみて下さい。

それでは最後まで読んでいただいて有難うございました。
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