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posted 2021.10.04

Byハリュー


タイトルトップ.jpg
人気のあのカードについて教えて!part.2「なぜ、羅原姫 ZrO2は人気なの?」
こんにちは、遊々亭WIXOSS担当です!
今回も新企画『人気のあのカードについて教えて!』をお届けしたいと思います。
担当が話題のカードについてブロガーに質問していくコーナーとなっております!
話題のカードを知ることで使い方やデッキの新たな可能性に気付くことができるかもしれません!
ぜひ、チェックしてみてください!


はじめに
どうも、ハリューです。

今回はバトンを貰って「人気のあのカードについて教えて!」という企画の第2回を務めさせてもらいます、よろしくお願いします!

今回のテーマは「羅原姫 ZrO2」です、まずはテキストのおさらいからやっていきましょう!
羅原姫 ZrO2
【ハーモニー】黒のルリグ1体
【自】:このシグニがアタックしたとき、対戦相手のシグニ1体を対象とし、《無》を支払ってもよい。そうした場合、ターン終了時まで、それのパワーを-3000する。このターンに対戦相手が手札を2枚以上捨てていた場合、代わりにターン終了時まで、それのパワーを-8000する。
【出】《青》:カードを1枚引くか、対戦相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。


まずはハーモニー効果持ちのシグニの為、これを採用する際アシストルリグの選択に制限が有ります。
ZrO2>の場合黒のアシストルリグの採用が必須になってきますね。

自動効果は相手の手札を捨てさせた枚数に応じたパワーマイナスをかけられる効果で、DIVA青シグニの中では珍しい前での点数要求をできる効果で非常に強力です。
他の青のシグニはドローやハンデス、凍結効果が中心になってくるので、貴重な打点の役割を担ってくれます。

出現時効果は1ドローor1ハンデスの効果で、自身の自動効果とも噛み合っています。
またこれらの効果の使用コストも1エナと軽いため使いやすくなっている点も強力です。

テキストをまとめると"相手の手札を捨てさせる=ルリグでの後ろの点数要求"という青のハンデス戦略の穴である"シグニでの前の点数要求"を可能とする、デッキと非常にマッチした効果を持っているシグニであると言えます。
ハンデスデッキで採用するなら4枚必須のメインアタッカーですね!

相性の良いカード、デッキタイプ
相性のいいデッキタイプはやはり青のルリグがセンターのハンデスデッキです。

特にオススメのセンタールリグは<VOGUE3-EX マドカ>ですね!
VOGUE3-EX マドカ
【自】:あなたのアタックフェイズ開始時、各プレイヤーは、カードを1枚引き手札を1枚捨てる。
【出】:以下の2つから1つを選ぶ。(1)対戦相手は手札を2枚捨てる。(2)対戦相手のルリグ1体を対象とし、それを凍結する。
【起】《ゲーム1回》《青×0》:あなたの手札が対戦相手より3枚以上多い場合、対戦相手のシグニ1体を対象とし、それをデッキの一番下に置く。


一番上の自動効果の強制手札入れ替え効果は<ZrO2>のパワーマイナス自動効果の条件達成に一役買ってくれますし、下段のゲーム1起動効果は<ZrO2>と合わせて前での点数要求が出来てお互いのやりたい事がとても噛み合っています!

そして何より一番相性のいいカードと言えば、妹シグニ<羅原 CZ>ですね!

妹シグニと銘打たれているだけあって、そのテキストは<ZrO2>の為の物になっています
羅原 CZ
【自】:このシグニがアタックしたとき、対戦相手はカードを1枚引き、あなたは対戦相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
【出】《青》:あなたの場に<羅原姫 ZrO2>がある場合、対戦相手のシグニ1体を対象とし、ターン終了時まで、それのパワーを-4000する。


まずは一番上の自動効果、こちらは<ZrO2>のパワーマイナス自動効果の条件達成の為の強制手札入れ替え効果となっています、<VOGUE3-EX マドカ>と同じ理由で相性抜群ですね。

そして出現時効果は<ZrO2>が場に居れば使えるパワーマイナス効果で、<ZrO2>の最大8000マイナスだけでは焼けなかったレベル3シグニのパワーライン12000を合わせて焼けるようになっています。
もちろん1体のシグニにまとめてマイナスを振るのではなく、ハンデスで弱くなった相手の盤面の低級シグニ2体にマイナスをかけて追加の打点として、という使い方も出来ます。

使う場合に注意したいこと
まず当然ながら<ZrO2>はハーモニーシグニなのでアップ状態の黒のルリグが居ないとアップ状態で場に出すことが出来ず、アタッカー運用が出来なくなってしまいます。
アシストルリグが両方とも黒ルリグの構築の場合なら問題は無いですが、片方だけの構築の場合<ZrO2>が手札で複数枚ダブついてしまうと同じターンに出せないので注意です。

そして自動効果は相手の手札を捨てさせなければフルで効果を発揮出来ません。
手札のない相手には妹シグニの<羅原 CZ>や<VOGUE3-EX マドカ>の自動効果を合わせないとパワーマイナス値が足りない...という状況も有るので合わせて使えるよう構えておく等注意が必要です。

対面した場合の対処法
上でも少し触れましたが<ZrO2>の自動効果はハンデスをしなければフルパワーで使用できません。
相手側視点では自身の手札を先に使い切る事で、追加の<羅原 CZ>を要求して相手の盤面構築の要求値を上げるという対処法が一つあります。

もう一つは盤面のパワーラインを上げるという対応も出来ます。
パワーマイナス以上、または<ZrO2>で踏む以上のラインで盤面を作ってやる事で打点を減らしたりシグニがターンを跨いで返って来る等の疑似ハンデス対策になります。

あとは<ZrO2>というよりはハンデスデッキ全般に刺さる対処法として<ゼノ・クラスタ>の採用という手段があります。
分かりやすいメタカードで誰でも簡単に出来る対処法ですが、これ1枚だけでは対策として不十分なので他のプランとも合わせて採用してあげましょう。

今後の可能性
次の弾、拡張パック「WELCOME BACK DIVA 〜selector〜」で登場する新センタールリグがこちら!
コード・ピルルク・xi
【自】:あなたのアタックフェイズ開始時、あなたの手札が対戦相手より3枚以上多い場合、対戦相手のシグニ1体を対象とし、ターン終了時まで、それのパワーを-3000する。6枚以上多い場合、代わりにターン終了時まで、それのパワーを-6000する。
【出】:カードを2枚引く。
【起】《ゲーム1回》《青×0》:対戦相手のセンタールリグのレベル以下の数字1つを宣言する。対戦相手の手札を見て、《ガードアイコン》を持たず宣言した数字と同じレベルを持つすべてのシグニを捨てさせる。

新しい青のセンタールリグです。

このルリグ自体がパワーマイナス効果を持っている為、<ZrO2>と合わせて大型シグニを焼いたり、多面要求を出来たりと相性が良さそうなルリグです。

発動条件自体も手札の枚数差を付ける、というもので<ZrO2>の能力と噛み合っていますし、今後も可能性を感じる一枚ですね。

まとめ
以上<ZrO2>について喋っていきました。

直近で紹介したレシピにも採用されていたカードですし、今後の新たなデッキでの活躍も期待できそうな、ディーセレの中でもかなり強力な部類の一枚ですので、是非参考に使ってみてください!

posted 2021.09.30

Byねへほもん


タイトルトップ.jpg
【第334話】オールスター感謝祭
どうも、ねへほもんです。
突然ですが皆さん、

オールスター

してますか???


ブロガーという立場上、最新情報を追いかけるべく、自分はキーセレ・ディーセレと新規フォーマットに専念しており、長らくオールスターで遊んでいませんでした。
が、最近知り合いの中でオールスターの対戦や考察がブームとなっており、自分も興味が出たため、デッキを借りつつ知り合い4人で遊んでみました。

いやー、久々に遊ぶと面白い。
ディーセレだと盤面を<エクシア>で固めるとか、次はアシストのLv2にグロウしてくるだろうとか、防御手段が限られるため読みやすい一方、オールスターはアーツ・キー・ルリグ能力、果てにはトラッシュのシグニと、多方面から防御されます。
久々に遊ぶと容易く3面防御されて驚いてばかりでしたが、ウィクロスの自由度の高さを実感しました。

今回は、僕のように長らくオールスターから離れた方向けに、現在どんなデッキがあるのか、全体のごく一部に過ぎませんがご紹介させていただきます。

1.自慢のデッキ4選
今回自分は浦島太郎の立場なので、大した解説はできませんが、代わりにレシピ数でカバーさせていただきます。
対戦会のメンバーに、「記事用にイチオシのデッキを教えて!」といって提供していただいたレシピをご紹介します。
サシェ
サシェ.jpg

コメント「<タイマーボム>は偉大!!!」

従来の白宇宙が苦手としていたトラッシュ回収ができるようになり、より盤面形成の安定性が増しました。
以前僕がご紹介したディーセレの宇宙軸LIONでも採用しましたが、レベル1で扱いやすく、8000マイナスのLBまで付いているので非常に優秀な1枚だと思います。

ナナシ
ナナシ.jpg

コメント「<ラストフェアエル>ーーーんんっ?」

対戦会の日は最も多く対戦したナナシです。
低レベル速攻を使っていた自分にとって、<マイプラ>+<ポレン>セットで序盤から守られるのは昔から難敵でしたが、相変わらず厄介なままでした。
ラスト・フェアエル>はシグニ・ルリグ耐性持ちに有効な1枚ではありますが、コストが重く、相手を選ぶので必要か悩ましいとのことでした。

ハナレ
パトラボム.jpg

コメント「1ターンで<パトラ>5回爆発できますよ」

通称全自動パトラとかパトラボムとか言われる型です。
羅菌姫 アミノサン>+<温泉の盛宴 草津結衣奈>が居る状態で<パトラ>を出すと、すぐにパワー20000に達するため、起動でトラッシュ送り&1ハンデスができます。
パトラ>はターン1のルリグ起動や<インサイダー・サルベージ>で回収して何度も登場し、盤面と手札を刈り尽くします。

アミノサン>が居てこそ実現した構築という意味では、最もディーセレ期らしいデッキと言えるでしょう。

ママ
1ママ.jpg
センタールリグ/アシストルリグ
5

コメント「うーん、他デッキと同列で良いのだろうか・・・?」

見てお分かりの通り、僕のデッキです。
自分の記事に借り物しか出さないのは良くないですからね。
以前の記事からは<DANCE IN THE LANCE>の採用が最大の変更点で、1枚で4チャージの後に2回収で<バブーン>や<物語>を拾うと一気に6枚分デッキを掘ることができます。

昔からルリグデッキに大量のデッキ採掘要員を採用していましたが、ようやく枠に余裕が出てきたため、<レイラ=クレジット>を採用しました。
以前は無限ルリパン時にハンデス・ランデスLBを踏むと、トラッシュにカードが落ちるせいで強制リフレッシュに入り、ルリパンが中断されてしまいましたが、その負け筋を減らすことができました。
今後、<レイラキー>以上に負け筋を減らせるようなカードが登場すれば、更に実戦的に勝てるデッキになる可能性を秘めているため、密かに強化を期待しています。

2.使用デッキ紹介
最後に、僕は対戦会で借りたデッキをご紹介します。
初回しでも勝ててビックリしました。簡単なのでオススメです。
遊月
遊月.jpg

戦い方は単純で、
  1. アルハイキー>でライフを維持しつつLv5へグロウ
  2. 遊月の<不敗能力>、<炎のタマ>、<魔杖>+<ハッピー5>(サーバント回収)で3ターン耐える
  3. 耐えている間にエナを削りつつアサシン+ガード制限を通して勝利
だけです。

序盤はライフ維持が最優先のため、無理攻めは狙わず、下級シグニはエナチャージ要員が中心です。
ディプロドクス>が上手く引けて、ノーコストでランサーが通ればいいな、という程度です。

打点が通らなくても、相手のエナさえ絞れていれば、後で<ギガノド>で簡単に1点通せるため、ライフ差はあまり心配しなくて良いです。
自分がLv5まで到達し、3ターン耐久できさえすれば、自然とライフ差が詰まり、最後は遊月のガード制限で詰め切れます。
そのためには遊月の<不敗能力>や<炎のタマ>のエナコストを用意する必要があるため、序盤のエナチャージが重要となるという訳です。

いかがでしょうか?
対戦会に持ち込まれた20個近く(!)のデッキのごく一部に過ぎませんが、オールスターの幅広さを感じていただけましたら幸いです。
借りた遊月は扱いやすい上、個人的には昔集めたカードが多く、追加が少なく済むため、自分でも組んでみようと思いました。
皆さんも、動きの好みに合うデッキや、手持ちのカードでパーツの多くが揃っているデッキがございましたら組んでみてはいかがでしょうか?

今後もディーセレ中心となるでしょうが、時々別フォーマットのデッキをご紹介する予定です。
ではまた(^^)/

posted 2021.09.29

Byからばこ


ゲインタイトルトップ.jpg
ディーセレから始めるオールスター!(後編)
はいこんにちは、からばこです。オールスター紹介記事の後編です。前編はこちらからご覧になれますので、よければどうぞ。
後編ではオールスター特有の要素とゲームの魅力、そしてサンプルデッキをご用意しました。
導入はほどほどにして、早速行きましょう!

「限定条件」がルリグの個性を引き出す!
ディーセレでは「センタールリグの色を持つカードしかメインデッキにしか採用できない」というルールがありましたが、オールスターではルリグの色に限らず、好きなカードをデッキに入れられます。ですが一部のカードには「タマ限定」「リル限定」などの「限定条件」が設けられています。
「限定条件」はセンタールリグがそのルリグタイプを持たなければ、場に出したり発動できないというものです。ディーセレでいう「チーム限定能力」の、もっと制約の強いものと思っていただければOKです。次のカードをご覧ください。
アイアース>はタマの主力シグニです。カードテキスト欄の左上に「タマ限定」とあるため、センタールリグのルリグタイプが「タマ」以外であれば場に出すことはできません。能力はルリグアタックに特化した「デカい<コウメイ>」のようなもの。タマの得意戦術であるルリグアタックを強化するシグニです。
ラアー>はカーニバルというルリグのエースシグニです。こちらも「カーニバル限定」とあるので、センターがカーニバルでなければ場に出せません。能力は「サーバント」にまつわるもの。一見地味ですが、カーニバルは相手のシグニを「<サーバントZERO>」という特殊なシグニに書き換える戦術を使うため、相性は抜群です。

このように限定条件を持つシグニは、そのルリグが得意な戦術に深く関連した能力を持っています。前編で触れた<西部の銃声>のように、限定条件を持つアーツやスペルも存在します。

オールスター限定、第4のシグニゾーン!
オールスターには第4のシグニゾーン「チアゾーン」が存在し、「チアシグニ」という特殊なシグニを配置できます。
レベルのアイコンがハート型になっていますよね。かわいいです。
チアゾーンのシグニはアタックフェイズで、好きなシグニゾーンにアタックできます。チアシグニで相手のシグニをバニッシュし、空いたところをシグニゾーンのシグニでアタックし、ライフクロスを狙う、という使い方が定番。また、チアゾーンにいるシグニは相手シグニからアタックされず、ルリグのリミットの制約も受けないという特徴があります。

画像にある<ビッグ・ヴァン>はカーニバルのチアシグニ。自身がアタックすると宇宙のシグニがダブルクラッシュを持ちます。手札も増やせるため、継戦能力と火力を同時に担保してくれます。<クリシュナ>はタマのチアシグニ。アタック時に除去ができるため、バトルでのバニッシュとアタック時のバウンスで、1度に2面を除去できます。
具体例がタマやカーニバルばかりですが、チアシグニはほぼ全てのオールスターシグニに実装されています。とりあえずデッキに入れておきましょう。

話題はそれますが、「サーバント」について。
ディーセレには「ガード」を持つサーバントが1種4枚しかありませんでしたが、オールスターでは<サーバント#>を除けば、レベル1〜4に4種ずつ存在します(特殊なものを除く)。
枚数はもちろん、ライフバーストの有無やデッキの構築によってレベルや種類を使い分けたりできるので、「サーバントが引けない」という悩みはディーセレよりも少ないです。ルリグアタックを止めるアーツも多いですしね。
もちろんサーバントを引けたからといってガードできるとは限りませんし、そもそもサーバントを入れないことだってあります。ルリグアタックをめぐる駆け引きは、ディーセレよりダイナミックです。
10037.jpg
さてさて、復習も兼ねてオールスターの特徴をまとめましょう。

・ルリグもシグニも、最大レベルは5。基本4か5までグロウ!
・アシストルリグではなく、アーツやキーで守る
・アーツのように、アタックフェイズに使えるシグニもいる
・「コイン」「限定条件」「チアゾーン」など、ディーセレにはないシステムも
・サーバントは入れ放題

色々書きましたが、アシストルリグの代わりにアーツやキーが入って、レベル4や5のルリグやシグニが使えるだけのディーセレです。ドローエナチャージグロウ、メインアタックなどはディーセレと全く同じです。
「なんかすごそう......」と不安にさせてしまったかもしれませんが、ディーセレをやったことがあれば、オールスターもすんなりできます。

ここが楽しいオールスター
Q:どうしてオールスターを勧めるの?

A:ディーセレにはない楽しみがあるから!

オールスターのイチオシポイントを、ディーセレと比べながら紹介します。

できることがとても多い
オールスターのカードは、できることも多ければ幅も広いのが魅力。サーチもドローもサルベージも、ディーセレとは比較にならないくらい自在にできます。
象徴的なカードがこの<カーニバルK>でしょうか。「シグニを書き換える」という唯一無二の能力を持っているため、デッキ作りの幅が非常に広くなっています。この<カニキー>を使ったデッキだけで、過去にいくつ作ったか覚えてないくらいには好きな1枚です。
10009.jpg
できることがとても多いため、自分のプレイスタイルにあったデッキを見つけやすいのもオールスターの魅力です。
私は「相手に何もさせない」「安定した盤面を作りたい」「わかりやすく強い」カードが好きなのですが、それに合ったデッキだけでも【2止めアン】【5サシェ】【紡ぐ者】などが浮かびます。(<マーライ>は禁止カードなので要注意!)
「自分は速攻が好き!」「ハンデスっていいよね」「エナ焼きこそ正義」「デッキ破壊最高!」など、ディーセレを通して好きな戦術が見つかったのであれば、それに似たことができるルリグでオールスターを始めるのがいいでしょう。

「詰め」が深く、楽しい
戦術面とも関連しますが、オールスターではディーセレ以上に「詰め」が重要になってきます。ディーセレでは「相手のアシストルリグをすり抜けて、いかにとどめを刺すか」という点が重要になります。「<デウスシールド>の能力をフルで使わせないために、相手のエナを焼いてこっちはアサシンで攻めて......」みたいな。

オールスターではその「詰め」にアーツやキー、ルリグの防御などなどが絡んできて、より複雑に、より深くなってきます。「ルリグのエクシードを超えないといけなくて、多分残りのアーツはこれだから、今自分の手札でできることは......」と、じっくり考える状況に立つことも多いです。だからこそ、相手の防御の上からとどめを刺せた時が最高に気持ちいいんですよ。
試合中はもちろん、構築段階からあれこれ考えるのもとても楽しいです。オールスターはサーチや回収、ドローが豊富なので、メインデッキに1枚だけ採用する「メタカード」に触れやすく、構築における対策が試合中に発揮されやすいです。とっておきの1枚がここぞという時に活躍するのって、カードゲームの醍醐味の一つです。もちろん相手に何もさせずに、速攻を仕掛けるデッキだって作れます。それもまたオールスターの魅力!


サンプルデッキ紹介!
というわけでサンプルデッキを3つほどご用意しました。
火力のタマ、防御のアン、エナ破壊のユヅキの3人です。タマとユヅキは10月にディーセレに参戦するルリグで、アンは前編でも紹介しました。どれも使いやすいうえ、カードも比較的集めやすいのでオススメです。

祝輪タマ:強烈ルリグアタックで攻めよう!


どんなデッキ?
ウィクロス永遠の主人公、タマ。特徴はアーム、ウェポンシグニを軸にした「ルリグの連続攻撃」です。巨大<コウメイ>こと<アイアース>を中心に、<祝輪タマ>と合わせて容赦ないルリグアタックを叩き込みます。レベル4以降のルリグアタックは、例えるなら<Glory Grow>と<ENDLESS-PUNCHLINE>を足して2で割らないような威力です。まさに強烈の一言。
ルリグに加えてシグニも強力。序盤から<ワールド・エンド>を張って、コインを使った除去で攻めていきます。<ハニエル><ハヤト><ミカムネ>などを場に出し2種類のクラスを揃え、ドローかエナチャージをしながらリソースも確保しましょう。ライフクロスが減ったところで、<アイアース>と<祝輪タマ>を合わせたルリグアタックでトドメを刺す、というのが大まかな戦術です。
アーツの防御は大味で、<プリディ>や<炎のタマ>などは、ゲーム展開によっては使わないこともあります。その場合は<ワルエン>のアタックフェイズに使えるコストに充てましょう。相手によってどのアーツを使うかがポイントです。

デッキ改造のポイント
今回の構築はアームとウェポンに固めましたが、タマの代名詞<アークゲイン>にも注目。全ての天使シグニにルリグ効果以外の耐性を付与できるため、<ヴァルキリー>や<クリシュナ>も採用し、天使盤面を作るのもいいでしょう。<アイアース>たちとは直接の関連がないので、入れる枚数のバランスには要注意。
慣れてきたら採用したいのが<アヴェンジャー>。手札の「ウェポン」シグニを弾に、相手のライフクロスを直接クラッシュできます。ライフバーストを発動させないのが魅力的。ウェポンつながりで<ザ・ロウ>を入れてもいいでしょう。
他のアーツは<メンダコギロチン><アヴァロン・スロー><四炎楚歌>などが採用候補になります。<ゲット・インデックス>や<ヴァルキリー>などサーチカードも豊富なので、安定感を上げたいならこれらのカードを入れるのがおススメ。また、<創世マユ>にグロウするタイプもあります。

5アン〜圧倒的防御のはじまり


どんなデッキ?
ディーセレを代表する鉄壁のチーム「うちゅうのはじまり」。オールスターの耐久ルリグといえば、前編でも紹介したアンでしょう。手札破壊や凍結こそできませんが、「耐えに耐え抜く」というコンセプトは非常に似ています。
カギを握るのが<コンテンポラ>。場の全ての美巧シグニに、「相手のルリグとシグニの能力を受けない」を付与する超鉄壁なシグニです。実質アーツの効果しか受けなくなるため、相手はこの<コンテンポラ>をバトルで倒すしかなくなります。攻めも守りも、とにかく<コンテンポラ>が重要なデッキです。
繰り返し使えるアーツ<彫心鏤骨>もあり、シグニに対する防御力は高いアンですが、ルリグアタックを止めるのは苦手。その弱点を「ピルピルキー」こと<アロス&コードピルルクKEY>で補っています。手札を捨てておけばルリグによるダメージをシャットアウト。シグニもルリグも防ぎ切り、相手が力尽きるまで戦う耐久ルリグです。<リコダス><シンカー><ミニマリ>など、トラッシュで使えるシグニが多いのもポイント。

デッキ改造のポイント
緑と白のカードを中心にデッキを作っていますが、<黒コンテンポラ>や<パレット団>など、黒や青の美巧シグニもいます。その際役立つのが<コンテンポラ>の妹シグニである<モダーン>。好きな色の美巧シグニをエナに置けば、青や黒エナが必要なアーツも採用できます。そうでなくても<リコダス>や<シンカー>をエナに直接置くのに便利なので、使ってみてもいいでしょう。
ピルピルキー>を採用していますが、サーバントを増やせばこのキーはいりません。余ったコインは青美巧を入れて<ドント・アクト>に充ててみたり、黒で<フェイタル・パニッシュ>にしたりと、カスタマイズの幅もあります。カラフルなメインデッキを楽しめるのも、オールスターの醍醐味です。

ユヅキ〜エンドレスでランデス!


どんなデッキ?
ユヅキは初代セレクターの主人公「るう子」のライバル(親友?友達?相棒?)である、紅林遊月によく似たルリグです。詳しくはアニメを見てください。ディーセレでいうヒラナにとってのLIONかな?

ユヅキの特技の一つがエナ破壊。レベル5ルリグ<不敗遊月>は、エクシード1で相手のエナゾーンにあるカードを1枚除外できます。最近では<キントキ><ナベノツナ>が猛威を奮っていますが、エナ破壊はユヅキの専売特許。トラッシュ送りではなく「除外」なのが、火力の高さを伺わせます。
他にも<不敗ユヅキ>の自動能力やシグニの<レッドドラゴン>などは、「相手にエナを払わせる」能力を持ちます。エナを払わなければガードができなかったりアサシンを得たりしてしまうため、相手はエナを払わざるを得ず、実質的なエナ破壊になります。オールスターには<レイラ=クレジット>という、エナ破壊やハンデス、デッキデスを強烈に縛るキーがあるのですが、ユヅキはそれをすり抜けられるのが特徴。元祖エナ破壊のプライドが垣間見えます。

使うのは龍をモチーフにした「龍獣」のシグニ。どれもワイルドな能力を持ち、「デュエル・マスターズ」の元祖ドラゴン「ボルシャック・ドラゴン」がシグニになった<ボルシャック>は、トラッシュの龍獣シグニの枚数に応じてパワーが上昇します。6枚あればダブルクラッシュで、10枚あればアタック時除去。毎ターン<チアサシェキー>を使えばグロウコスト<轟炎罪>の起動能力とと合わせてちょうど6枚になるので、トラッシュの枚数を意識しながら戦いましょう。「序盤は緑、中盤以降は赤」を意識して!

デッキ改造のポイント
レベル3ルリグを<黄金火>にすればコインを6枚手に入れられます。<ハッピー5>を<決勝馬焼>に、<チアサシェキー>を<ゆきめキー>に変えて、更に前のめりにした構築を目指すのもあり。<炎のタマ><不敗ユヅキ><馬焼>などで防御力は意外と高く、「負ける前に倒す!」で戦いたいですね。<アパト>の枚数を増やして安定感をアップさせるのもいいでしょう。

ゲツァル><ディプロドクス>など「手札の龍獣シグニを公開する」のもユヅキの特徴。専用ルリグとしてレベル3の<雪月華 遊月・参>がいます。戦術や構築はこちらの記事コラムを参考にしてください。レベル4以降のルリグやシグニを使わない速攻デッキなので、<不敗ユヅキ>とは違った戦いが楽しめます。上記2記事はディーセレ前のものなので、必要に応じて最新のカードを入れてくださいね。

あとがき
長くなりましたがこのくらいで。
最後に、オールスターの全ルリグを一言で紹介している便利なページをご用意しました。WIXOSSBOXっていうんですけど......。

といってもこのページを作ったのは20年3〜4月なので、<プリディ>や<楚歌>といった新しいカードを採用したデッキがなかったり、<ヒナニギス>などが禁止される前のものです。ただルリグの特徴を「こんな感じ」とシンプルにまとめていますので、気になるルリグを探す参考にしていただければ幸いです。

また上記のルリグ紹介は、主にカードの性能面に特化したものになっています。性能から選ぶのもいいですが、見た目や性格、思い入れから選ぶのももちろんあり。
セレモニーでの入賞頻度の差はあれど、どのルリグもそこそこ戦える環境ですので、好きなルリグからオールスターを始めるのがオススメです。多少環境が逆風でも好きなカードを使うほうが楽しいし、「あれに勝ちたいこれに勝ちたい」ってウンウン唸るのもオツなものです。
できることが多いオールスターだからこそ、「大会で勝ちたい!」「好きなルリグを突き詰めたい」「色々なデッキで楽しみたい」「オンリーワンなコンボを決めたい」などなど、「やりたい!」が人の数だけあります。時に価値観がぶつかり合うこともありますが、人様の主義主張は人様のもの。「自分のやりたい」を優先し、好きなデッキを作りましょう。


というわけで長くなりましたが、前後編でオールスターを紹介しました。
ご質問があればツイッターなりwixossboxなりにお問い合わせしていただければ、答えられる範囲で答えますので、ぜひぜひお気軽にどうぞ!
ではまた次回の更新で!


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