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【第339話】2ルルン-後編-

posted 2022.04.01

Byねへほもん

【第339話】2ルルン-後編-

2止めミルルン記事の後編です。
前編の最後に触れた通り、

予選
アン ○
ミュウ ○
遊月 ○
ダッシュタマ ×
ユキ ○

決勝T
1回戦アン ○
準決勝遊月 ○
決勝ダッシュタマ ×

のセレモニーの模様を、最後の2戦を中心にお伝えします。

1.決勝T 1回戦まで

予選

2回戦のみ先攻、その他後攻でした。

特に苦戦したのはユキ戦で、後攻1Tに＜＞2面+1体で仕掛けたところ、＜＞で1面止められた上、これでLBを踏んだら負けだろうと1点の方から殴ったら見事にLBで＜＞を止められました。
＜＞でルリグアタックが通らず絶望的な状況でしたが、相手のエナが少ない点に目を付け後攻2ターン目に＜＞2面+＜＞＜＞のダブクラ3面の特攻が通りました。
ここでLBを踏まずにライフ0点まで削れたのが大きく、次ターンにフルハンデス+＜＞で＜＞を封じて勝利できました。

決勝T 1回戦

1回戦は先攻を取れたことが大きく、丁寧にハンデスを決めて＜＞を封じ、

2ターン目：4点(盤面5点 - LB＜＞回復)
3ターン目：＜＞で防御
4ターン目：＜＞でアーツを封じ、＜＞ダブクラ込みの4点を通して勝利

となりました。
＜＞でルリグアタックが通らず火力面の不安はありましたが、前編で書いた通り＜＞の除去は残していたため、仮にLv4へグロウされても十分勝機はあったかと思います。

2.最後の2戦

(以下、カバレージ風に書きます)

準決勝 VS遊月

毎回恒例予選負け越し、諦めムードで突入したセレモニーも、3年ぶりの準決勝進出へ。
相手は予選で勝利した遊月。

＜＞ではなく＜＞が採用されており、順調にダメージを通せたことが勝因だったが、予選以上の苦戦が予想された。
何せ、ルリグデッキが分からないのである。
予選で見えたのはLv0-3の遊月、＜＞、＜＞のみ。

龍獣型で4,5の遊月採用は読めたが、まだ2枚が分からない。
＜＞採用から＜＞が連想されたが、だとすれば厄介だ。
予選は後攻1ターン目の初撃が通ったが、これを相手がこちらのデッキを見誤り、先1で＜＞を発動せずに＜＞を使わなかったのだとすれば納得がいく。
後攻1ターン目の初撃でほぼゲームセット、後は＜＞を使うまでもなくこちらが勝利したのだとすれば、全く違うゲーム展開となることが見込まれる。

そしてもう1枚は・・・
もしや自分のルリグデッキと同じカードか？一瞬脳裏をよぎったが、確信は無い。
先入観を持たずに実戦へ臨むこととした。

実戦では幸い先攻を取れた。
＜＞を採用されているなら、予選のように＜＞2面+＜＞の攻めは通らない。
＜＞は単なる＜＞アンコールの弾に留まらず、手札を構えてサーバント維持や＜＞でのエナ稼ぎに繋がりかねない。
強い動きでしっかりハンデスをするためにも、先攻は必須であった。

後攻1ターン目に予想通り相手が＜＞を発動し、返しの先攻2ターン目。
初撃命の速攻デッキにとっては最大の勝負所だ。
ライフに＜＞が埋まったことで選択の余地はなく、＜＞×2+＜＞＜＞のダブクラ3面でアタックへ。

ここはやはり＜＞。全てのダブクラが消え、盤面は3点のみに。
いや、3点しっかり通ったことが大きい。事前にハンデスで2枚サーバントを落とせたことも大きく、ルリグアタック込みで4点通せた。
ここでLBやガードで1点でも止められていたら、全く異なる展開となったことだろう。

そして後攻2ターン目。
普通にレベル2の動きをするだけだろう。いや、そうあってくれ、そう思っていた。

相手がレベル3へグロウ。
遊月の構築パターンを詳しくは知らないものの、自分が何度も＜＞を使用していたことから、候補には思い浮かんでいた。
とはいえ、採用されているかは不確定だし、先攻2ターン目はLv2へグロウして仕掛ける一手だっただろう。

レベル4、更には5の影がちらつく中で、実質最終ターンとなる先攻3ターン目を迎えた。
このターンの要求事項は極めて単純。

＜＞を使わせる

これだけだ。
ここを＜＞だけで凌がれると、相手はレベル4グロウ時に＜＞のエナ確保に専念するだけでレベル5へのグロウが確定してしまう。

正直、ハンデスされた後のレベル4の遊月がどの程度動けるかは全く想像できなかった。
相手がほぼ動けずエナを稼げないのなら、＜＞のランデスを絡めて＜＞をケアしつつ詰め要求を狙うことも可能かもしれないが、かなり分の悪い賭けのように思えた。
それよりは、

＜＞×2+1体+ルリパン

で、＜＞1枚にLBまで乗らないと耐えられない盤面を作る方が有力、そう判断した。
出来ることは全てやる、回復された手札も再度の＜＞連打でフルハンし、運命のアタックフェイズに入った。

敗北しないアーツを見たことで勝利を確信するとは何たる皮肉。
こちらはライフも防御アーツも残っている、更にフルハンデスを決めている。レベル4へグロウされようと、負ける要素はなかった。
ライフを0まで削り、返しに相手は多少盤面を作るも、2回分の＜＞を見せるだけで相手は投了した。

決勝 VSダッシュタマ

遂に決勝戦を迎えた。
久々にもかかわらず、緊張感はなかった。

何せ相性が絶望的過ぎる。
8割方結果が見えているのだと思うと、残念ではあるが冷静にはなれた。

既に予選で敗北していたが、この時はフルハンデスで＜＞来るなと祈っていたら、＜＞で2枚サーチされるのをうっかりするという論外過ぎる見落としで早々に投了した。
＜＞だけ見れば良いのならこんな初歩的な見落としはあり得ないのだが、何せ負け筋が多すぎる。

レベル4へグロウされる→＜アークゲイン＞で盤面が通らず無理
こちらが早期にグロウ→＜ビカム＞で相手が加速
ダブクラ3面要求→＜ハッピー5＞でダブクラが消える
ダブクラが消された後の3面要求→＜アークゲイン＞＆＜アークオーラ＞LBに怯える

に追加しての＜＞4投+＜＞サーチである。
どう勝てというのか。

じゃんけんに敗れて後攻となった瞬間、2つのプランが浮かんだ。

1.＜＞を使って2にグロウ、後攻1・2ターン連続でスペルを連打して攻め込むプラン。
→先攻2ターン目の＜＞は＜＞+＜＞で耐える。2へグロウすることで＜＞は2回使用可能。

2.後攻1ターン目はレベル1のまま戦い、相手の＜＞グロウを遅らせて後攻2・3ターン目に勝負を賭けるプラン。

初手で＜＞+＜＞が揃ったことに興奮し、勢い1.のプランに邁進しようとするも、＜＞のサーチ中に我に返った。
相手が＜＞でグロウしたら、次はレベル3だ。
リミットが増えることで＜＞が3面立てられる。
相手は＜＞採用でエナの色を乱してくるが、その上で＜＞3面を止められるのか。

さすがにあり得ない。
何より、相手が4へグロウする前に2回しか攻撃のターンが回ってこないくらいなら、3回あった方が単純に良いはずだ。
＜＞でサーチしようとした＜＞を戻し、＜＞をサーチして普通にLv1を2体立ててアタックに入った。
相手は手札維持のために盤面を並べておらず、特に除去の必要はない。
恐怖のLBも、ここではルリグ込みで無事に3点通過。
最後にLB＜＞が捲れた時には、冷静に見える相手の表情も少し曇った。

そして先攻2ターン目、予想通り＜＞を2体並べてきた。
＜＞を通すのが必勝法というのを予選で感じ取ったのか、更に＜＞2回で執拗にこちらの赤エナを焼いてくる。
ここでも幸運が訪れ、2回とも赤エナが落ち、＜＞・＜＞を1回ずつ使用することで＜＞2面を止めることができた。
こちらは2エナあり、＜＞でも防ぐことはできたが、細いリソースで戦う以上、1エナの差は大きい。

次が運命の後攻2ターン目、ここで打点を通せれば、最後は＜＞を喰らおうと＜＞で3面要求できるはず。
運の上振れもあり、僅かな希望が見え始めていた。
デッキにある限りの＜＞+＜＞を打ち込み、＜＞2体+1体の5点要求盤面でアタックに入った。
＜＞2回で＜＞2体を止めるかと思いきや、＜＞を止めたのは1回のみ。

「まだ埋まっているのか・・・」

度重なるサーチで、相手は当然ライフの中身を把握している。
ダブクラを通したということは、踏ませた方が有力と見たということ。
一度冷静になり、相手の残りライフと防御手段を振り返った。

残るライフは4点。最大4点通るし、＜＞2点が通って1面止まっても、ある程度ハンデスした現状なら高確率でルリパンは通る。
ライフ1まで削れれば、最後は＜＞×3除去で1回分の＜＞だけでは追加のLBお祈りとなる。
こちらに分があると見て、＜＞から殴った。
結局は4点目で＜＞が捲れ、LB勝負にはこちらが勝利した。

後は後攻3ターン目さえ回ってくれば、＜＞3面除去で優勝だ。
勝利の足音を感じながら、相手の表情から不穏な雰囲気を感じた。

後攻3ターン目「さえ」回ってくれば

ゲーム前から考えていた、唯一と思われる勝ちパターン。
度重なる幸運に恵まれ、細いと思われた勝ち筋が、現実のものとなろうとしている。
＜＞3面除去を上回る防御手段は無いはず。
だが、相手は苦しそうな表情を浮かべつつも、安定勝ちから良い勝負に傾いた程度に読み取れた。

後攻3ターン目「さえ」回ってくれば

ようやく理解した。
こちらのライフが7点という事実のせいで、完全に見落としていた負け筋があった。

先攻3ターン目ワンショット

対ダッシュタマは経験が少ない上、大抵はこちらの動きを通すか、＜＞・＜＞で止まるかという勝負でしかなかった。
まさかレベル3のターンに、ライフ7点の上から詰め切られるとは。
だが、それが現実だった。

＜＞(ダブクラ) + ＜＞ + 1体 + ＜＞(チア) + ＜＞

対＜＞に全てを費やした自分にとって、無耐性の盤面であっても止める術は無かった。
いや、最初に青+赤エナがあり、手元には＜＞があったのだが、＜＞で青エナが吹き飛んでしまった。
＜＞で青エナを落とし続け、＜＞を＜＞で止めれば耐えていたのだが、やはり細い勝ち筋、最後に待っていたのは優勝という出口ではない。ただ無慈悲な行き止まりであった。

だが、準優勝できた。
事前の想定に比べれば、何倍もの戦果ではないか。
そもそも予選で2位になったことで、1位(ダッシュタマ)と決勝まで当たらなかったのだと思えば、トーナメント表の時点から運が向いていたといえよう。

優勝は次回、より強く、より精度の高いデッキを組んで迎えれば良い。
そう心に決めて会場を後にした。

3."彼"に感謝

久々に、構築でも、実戦記でも長々と語れるようなデッキが組め、非常に満足しています。
最後に、2ヶ月前、＜＞＆＜＞の採用を助言してくれた"彼"ことしみずきさんに御礼を述べて、本記事を締めさせていただきます。

厳しい時代には違いありませんが、また次回作をご紹介できる日が来ることを祈って。
では(^^)/

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【ディーヴァ】レッツゆかゆか☆た〜いむ

posted 2022.03.31

By文明の利器

レッツゆかゆか☆た〜いむ

皆さんこんにちは、文明の利器です！
競技シーンでも、デウス以外のルリグが登場し始め良い環境になりつつあるのでは？と思いながらセレモニー等に参加してる今日この頃です！

さて、今回紹介させて頂くデッキは最近になりセレモニー等でも入賞をちらほら見かける『ゆかゆか』です！

現在入賞しているゆかゆかは＜＞+＜＞を採用しルリグアタックを主体とした空中戦仕様のゆかゆかがほとんどだと思います。

そんな中今回は地上戦をするゆかゆかをご紹介したいと思います！

デッキレシピ

センタールリグ

計4枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

アシストルリグ/ピース

計8枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

ＬＢ

計20枚

＜＞

4枚

＜＞

2枚

＜＞

2枚

＜＞

4枚

＜＞

2枚

＜＞

2枚

＜＞

4枚

非ＬＢ

計20枚

＜＞

2枚

＜＞

3枚

＜＞

2枚

＜＞

4枚

＜＞

1枚

＜＞

4枚

＜＞

2枚

＜＞

2枚

＜＞+＜＞の空中戦プランも採用しているため、状況に応じた攻め方が可能になっています。

デッキコンセプト

このデッキでは＜＞の自動能力である、アタック時に1エナを支払わなければ能力を消すと言う自動効果に焦点を当て構築しました。

自動効果が刺さる能力として、ランサー、アサシン、ダブルクラッシュやバニッシュした時〜等々です。ターン1が無いため上記キーワード能力を主体としているデッキは全ての攻め方に+1のリソースが必要になるので普段より厳しい立ち回りになると思います。

そして、ダメ押しをかけるべく今回採用したのが＜＞、＜＞の2枚です。それぞれアタックするためにエナを要求出来る効果を持っているため、＜＞と組み合わせることで1回のアタックに大量のエナを要求する事が可能です！

採用カード解説

ゆかゆか☆さ〜ん

何よりも自動効果が素晴らしいルリグです。
出現時も確定1面除去と白ルリグの中ではかなり優秀なスペックを誇っています。
ただ、今回の構築だとエナを絞ることは可能なのですが、手札を絞るのが難しくゲーム1効果がセルフ3ハンデスで終わってしまう+＜＞を踏んでしまいます...

対策として、こちらの手札リソースが余っているタイミングで使用する事で全てサーチを行うことが出来る可能性が高いです。
手札が余るだけじゃん！って思われる方もいるかと思いますが、ご安心ください！手札を大量に消費するカードも採用されています！(後程ご紹介します。)

ちなみにですが、＜＞のようなダウンしてることで真価を発揮するシグニもアタック時に1エナを支払わないと能力が消えてしまうのでパワーパンプやガード制限の能力も消えてしまいます。
使う方も使われる方も注意が必要ですね！

舞イ踊リ色紬

実質＜＞になるドリームチームピースです。
今回は赤+白の効果を使えるため、1体バウンス+Lv3シグニへのアサシン付与です。

＜＞と異なり1面残っていますが、蘇生LBのケアになるため一概に優劣は付けにくいですね。

コードハートリメンバ//メモリア

エナ要求の代名詞みたいなのシグニです、デウスを見たら真っ先に投げつけたくなります（笑）

このシグニも＜＞との相性が抜群で、起動やガードにも追加でエナを要求してくれますし、パワーも15000となるため＜＞等のライズシグニにも有効です。

幻怪姫タマモゼン

こちらはアタックそのものに1エナを要求してくれるシグニです。

例えば＜＞に＜＞の能力を適用した場合、アタックするのに1エナ、バニッシュした時の効果を使用するのに1エナの計2エナを要するため対戦相手からすればアタックするか非常に悩むかと思われます。

紅魔タウィル//メモリア

こちらはアタックした時に1エナ支払わなければバニッシュする能力を付与します。
ちなみにこれは『このシグニがアタックした時、1エナ支払わない限り、このシグニをバニッシュする』と言うテキストを相手のシグニが得ているため、まず対戦相手のアタック時効果を全て処理してから、＜＞の自動効果を処理するため、＜＞の効果が＜＞の効果で消えることはありません！

聖将姫コウメイ / 聖美ガクブチ

みんな大好きルリグ連パンです。
環境からタマが減り、原子デウスを筆頭にタマゴ、ノヴァ、あーやなどなど相手の手札を問答無用で叩き落としてくるルリグ達が活躍し始め、＜＞の採用率が低下しているため、非常にルリグアタックの通りが良い環境になっているのも、このギミックが強い要因ですね。

聖将姫ゆきめ//メモリア

＜＞を採用しているためコインが2枚獲得できます。
場に残しておきたくない、バウンスしたくないシグニを＜＞で踏みます。
1コインを1ドローに変換出来る点もGood

幻竜遊月//メモリア

アシストに合計3面バニッシュを採用している都合上3エナ相手に与えてしまう事に対する回答です。
与えたエナはキッチリ燃やしてしまいましょう。

白熱する黒白/REV：アンコーリング

色々な意味で入手が難しいカード、、、サイフクロスが甚大なダメージを...

先程、＜＞のゲーム1のところで触れたカードがこちらです。
＜＞に転醒する事で手札3枚と引替えにシグニ1体をトラッシュ送りにできる効果を持っています。

エナを与えない除去としてかなり優秀なカードです。
このカードにより手札が余るタイミングでのゲーム1使用も無駄にならなくて済みます。
転醒条件にだけ注意しましょう！(転醒チェックリスト実装してください...)

まとめ

以上ざっくりとですが地上戦もできるゆかゆかのご紹介でした！
いかがでしたでしょうか？中々にいやらしいデッキになっていると思います。

一部入手が難しいカードが紛れ込んでますが、手に入れる事ができた方は是非作って遊んでみてください！

それではお疲れ様でした！

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【第338話】2ルルン-前編-

posted 2022.03.30

Byねへほもん

【第338話】2ルルン-前編-

0-3、1-4、1-3、1-4、1-4

振り返りたくもない戦績。
会場に足が向かない日もあった。
ディーセレとは合わない、でも＜＞が来たからと乗り込んだオールスターでも相変わらず勝てず。

＜＞、＜＞、＜＞、＜＞、＜＞、＜＞・・・
昔はメタ枠とされていたであろうカードが、汎用防御として当たり前に採用される時代。
どんなデッキを組んでも、メタの壁に跳ね返されるか、メタを恐れ過ぎて自分の動きが鈍るかのいずれか。

そんな中でも生き残る速攻・ワンショットは、長年洗練された大手のデッキばかり。
今更復帰勢の自分が新境地を拓く余地なんて、半分諦めていた。
だが、ふと気まぐれで、"彼"の助言を乗ろうと思った。

「＜＞で除去して、＜＞で速攻仕掛けたら面白いんじゃないですか？」

まだ第一歩に過ぎない。
だが、ようやく現代オールスターに参戦できた、そんな前向きな気持ちになれただけでも、意義のある1日だったと言えよう―――

お久しぶりです、ねへほもんです。
期間が空いて大変失礼しました。

理由は上述の通りですが、何とか記事になるデッキが組めて嬉しく思います。
今回ご紹介するのは、

ミルルン

です。
僕の記事も久しぶりですが、ミルルンの話題を書くのも聞くのも、随分久しぶりな気がします。

まぁ原子入ってないですけどね。

センタールリグ

計3枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

アシストルリグ/ピース/アーツ

計9枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

ＬＢ

計8枚

＜＞

4枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

非ＬＢ

計32枚

＜＞

4枚

＜＞

2枚

＜＞

4枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

＜＞

4枚

＜＞

4枚

＜＞

4枚

＜＞

3枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

＜＞

1枚

という訳で2止めです。
僕が使う以上は当然ですね。
最近の調子を考慮し、セレモニーに持ち込んで、予選上がれたら十分だし記事にしようか程度に思っていましたが、結果はどうなったのでしょうか。

予選

アン ○
ミュウ ○
遊月 ○
ダッシュタマ ×
ユキ ○

決勝T

1回戦アン ○
準決勝遊月 ○
決勝ダッシュタマ ×

という訳で準優勝でした。
セレモニー準優勝、それ以前に予選上がりですら3年ぶりです。
勝ち卓ってこんな雰囲気だったんだなって、懐かしくもあり、新鮮でもある、不思議な気分で戦っていました。

そんな復活の狼煙？となった2止めミルルンを以下で解説します。

1.基本的な戦い方

先攻

2T：＜＞＆＜＞連打→サーチした赤スペル→＜＞2面ダブクラ
3T：2Tの攻撃が通れば＜＞・＜＞でエナを削って詰め狙い、通っていなければ＜＞ダブクラ再チャレンジ
4T：＜＞から詰め

後攻

1T：＜＞グロウ→＜＞＆＜＞連打→サーチした赤スペル→＜＞2面ダブクラ
2T：1Tの攻撃が通れば＜＞・＜＞でエナを削って詰め狙い、通っていなければ＜＞ダブクラ再チャレンジ
3T：＜＞から詰め

完全にコピペですね。
先後分ける意味があったのだろうか・・・？

僕もそうですが、情勢を気にして大会に出る頻度を減らしていた方もいらっしゃるでしょう。
このセレモニーが2ヶ月ぶりのウィクロスでしたが、それでも難なく回せました。

「ウィクロスやオールスターから離れていて不安だし、緻密に計算するよりは、雑にライフとハンドとエナを削って勝ちたい」

そんな方にお勧めのデッキです。
僕もセレモニーの時はそんな感じで、予選は雑に回しただけでも相手の構築や運が噛み合ったお陰で勝利を拾え、決勝Tは予選で戦ったルリグだったため、ようやく経験を基にゲームプランを練り始めたというお粗末さです。
雑に戦って全てのデッキに勝てるほど甘くはなく、相性的に厳しいカードは大量にありますが、マッチングが噛み合えば存分に破壊力を発揮できますので、興味を持たれた方は是非組んでみてください。

2.ルリグデッキ

劫末の唄鍵ワールド・エンド

低コスト防御の多いこのご時世、とにかく初撃でライフを削れるかが勝負を分けます。
妨害の多い世知辛い時代ではありますが、速攻側も詰めの手段が増えたことで、逆に初撃さえ通せば体感8割方勝利が約束されます。
単に除去するのではなく、エナを与えず除去することの重要性が高まっていると言えます。

そういう意味では、5コイン得れば4回デッキバウンスできる＜＞は非常に有用な1枚となります。
ディーセレ期でパワーラインが上がって除去自体が困難となったことや、ミルルンは除去の手数が少ないことを考慮しても、ズバリこの1枚と言えるでしょう。

デス・ビーム・ディーヴァ

2ヶ月前のセレモニーで2止めミルルンを使った時は、1コイン獲得ルリグが登場した記念として、＜＞でリソース補給をしつつ＜＞でロングゲームをこなしながら徐々に詰める構築を採用しました。
結果は時間切れ連発で惨敗という、2止めデッキでは考えられない事態に陥りました。
ミルルンはダメだと諦めた横で、"彼"から＜＞・＜＞の助言を貰ったことが今回の構築に繋がるのですが、正直最初は懐疑的でした。

＜＞＋＜＞は、自分がアド損することなく1ハンデスを仕掛けられる優秀なギミックですが、＜＞で少しアドを稼ぐのが限界で、無制限にリソースを構えて好き放題動くほどの余裕はありません。
そんなデッキが採用候補の一つ、＜＞を3エナ消費して放つというのは、当然相手にとって大打撃なのでしょうが、こちらも相当に消耗します。
1枚サーチが出来るといっても＜＞で事足りており、あまりミルルンと噛み合わないというのが正直な印象でした。

が、その1ヶ月後、＜＞に代わる衝撃の強化を受けました。

Before：3コストで3エナ焼いて1枚サーチ
After：2エナで3エナ焼き＆3ドロー＆ランサー

アドバンテージの法則が乱れました。

＜＞を放つ先攻4ターン目は、リフレッシュに入って2周目に入る辺りの頃合いです。
リフレッシュ直前のデッキは＜＞等のサーチ対象にならないような余りものばかりで、＜＞使用前は手札の質はボロボロ、＜NOISY＞+＜STAR ARROW＞セットが揃うことなんて稀です。

そんな中で突然3ドローが舞い込んできて、＜＞や＜＞が降ってきたらどうでしょう？
＜＞2ドローの再抽選も含めればトップドローで捲る目は十分にあります。
単に3エナ焼くにとどまらず、追加のハンデス、＜＞による追加打点、＜＞によるトラッシュ処理など、更なる追撃が可能となるかもしれません。

セレモニー実戦でも、予選最終戦のユキはLB等で手札回復されながらも、後攻3Tの追加ハンデスのお陰で＜＞を使わせずに詰め切れました。
準決勝の遊月戦はLv4へグロウされましたが、直前のターンに強めの要求盤面を作って＜＞を消費させたのと、フルハンデスしたお陰でLv4グロウ時の動きが鈍ったお陰で勝てました。
＜＞の3ドローは確実に2止めミルルンの強化に繋がったと思います。

また、1面ランサー付与も実は有用で、＜ワルエンキー＞の除去回数を節約することができます。
低コスト防御の多いこのご時世、運悪くLv4へのグロウを許した場合でも、相手次第では＜＞の除去+ハンデスで勝ちを狙える可能性があります。
セレモニーでも、相手がLv3のターン、まだライフが数枚残っておりLBや採用アーツ次第では耐えきられるという局面を何度も迎えましたが、そこで＜＞が残っているのは大きな安心材料でした。

ブルー・サジェスト

主に、というかほぼ＜＞対策です。
このデッキだと先攻2ターン目 or 後攻1ターン目にぶん回した後、＜＞が1面防御のために飛んできますが、次のターンは相手がエクシード2枚の状態でスペル妨害 or 1面防御を構えてきます。
そこでエクシードを2枚引っこ抜くことで、スペル妨害を気にせず快適に回せます。
後は4にグロウされた後のエクシード防御に刺さるとか、＜＞・＜＞といった強力スペルを止めることも可能です。

ただ、実戦では1度も＜＞を使われなかったことから、ほぼ使用しませんでした。
というか、使用せずに済んで何よりです。
＜＞で盤面要求とスペル連打が両方潰されるのは非常に面倒なので、多少対策した所で高い勝率は見込めません。

ほぼ使用しなかった所を見ると、＜＞を他のカードに代え、先攻2ターン目 or 後攻1ターン目以降はスペルに頼らず戦える構築にした方が、対＜＞の勝率を保ちつつ、他のデッキへの勝率を高められるかもしれません。
このデッキで一番見直す枠と言えばコレでしょう。

火電一閃

ほぼLv2以下除去効果しか使いません。
速攻ミラーは勿論、何より＜＞を止められるのが大きいです。
＜＞の除去を最後まで使う都合上、＜＞を早期使用する場合は基本的にアンコールできないため、多面＜＞の処理に苦労します。

後は自分のターンに赤エナを貯め、盤面除去に使用する場合もあります。
決勝T 1回戦のアン戦では相手にノーパンされてこちらの動きが鈍ったため、Lv4へグロウされる可能性を考慮する必要がありました。
ノーパンされた分、こちらのライフには余裕があったため、自ターンに＜＞を使うことで＜＞を節約しました。
単に＜＞で除去するだけでは相手にエナを与えるため、初撃を通した次のターンに＜＞を使い、最後に＜＞でエナを削るのが基本です。

3.メインデッキ

楽天の共鳴

仮想の構築でしかなかった2止めミルルンを実戦レベルに引き上げたという意味では、＜＞と同程度の貢献度があると言えるでしょう。
0コストで使えるのが何より大きく、これが無いと後攻で戦えません。

そもそも後攻1ターン目で＜＞グロウ後に＜＞ + ＜＞を決めるには青2エナが必要となります。
青2エナ＆＜＞ + ＜＞を準備するだけでも一苦労なのに、その後も途切れず＜＞ + ＜＞を繋げ、最後に＜＞×2+＜＞+＜＞ダブクラの6点要求まで繋げるのは無理があります。
大抵は＜＞を1,2回撃って動きが止まり、＜＞×2+1体という盤面を作ってアタックに入るのが限界ですが、そこで0エナで使える＜＞の存在が光ります。
赤エナなんて置く余裕は無いですからね。

当然、1面要求を作って＜＞を節約できる点でも優秀です。
後攻1-3ターンの動きは先攻に比べて弱くなりがちで、Lv4へグロウされる可能性が高く、＜＞を節約できる価値が高いです。

ただ、＜ハッピー5＞能力消しで＜アンモ＞ダブクラと一緒に消えるという弱点を持ちます。
セレモニー中は対面の動きから読むというよりは、後攻で妨害されたら無理だと割り切っていました。
相手が破棄可能なキーを出していない状態なら、＜＞のアンコールだけは防ぐことが出来るため、割り切っても問題ないかと思います。

＜＞に弱い点を嫌って1枚のみの採用としましたが、セレモニーではほぼ毎ゲームで使用しており、ライフ埋まりが怖いため最低2枚は欲しいと感じました。

羅石ブロンズ / 光欲の宝剣

＜＞2体の横で発動することで6点要求が可能となります。
相当手札が揃わないと実現できないため、先攻で相手が殴ってきてリソース潤沢な場合か、初撃が止まって6点要求で大逆転を狙う場合のいずれかしか使いません。
宝石・鉱石・ウェポンのLv1シグニが対象となりますが、2色エナになる＜＞が使い勝手が良いでしょう。

蒼将ソウイ//メモリア

上記は火力札のご紹介でしたが、続いてデッキの潤滑札を解説へ。
上述の通り、後攻1ターン目には青2エナ＆＜＞ + ＜＞が必要となりますが、2ドローで＜＞が引ければ、青エナとなるバニッシュ対象と、＜＞ or ＜＞の不足している方を同時に調達できます。
また、リフレッシュ直前の手札の質が落ちるタイミングで、デッキ枚数を調整してリフレッシュに入れたり、手札交換で質を高めるという役割もあります。

破壊の音色 §ミネルバ§

＜＞連打における主力エンジンです。
事前に天使1体を立てておき、

1.＜＞+＜＞で＜＞+＜＞を回収
2.＜＞で1ドロー
3.＜＞で＜＞+＜＞の足りない方を回収し、1.に戻る

という流れで＜＞を連打しつつ、出現時1ドローでリソースを稼げます。

相方の天使シグニはディーセレ期で選択肢が広がっており、＜＞・＜＞といった防御持ちやトラッシュのサーバント回収を妨害できる＜＞や、除去の手数を増やせる＜＞等、役割に応じて採用シグニを変えると良いでしょう。
連続で使用する＜＞以外は1枚あれば＜＞でサーチできます。

蒼魔マノミン

＜＞+＜＞連打は、片方がライフに埋まると連打数が減るため、平均3連打が限界でフルハンデスを狙うのは困難です。
そこで、ダメ押しでハンデスをしたい時の＜＞のサーチ先として＜＞を採用しました。

セレモニー実戦では、アンの＜＞やユキの＜＞といった、手札をコストに防御できる相手と対戦したため、より1ハンデスの重みを感じられました。
なお、先攻なら＜＞で回収できることを覚えておくと、トドメに使う機会があるかもしれません。

聖凶天マスティマ / 無垢なる宝剣

＜＞+＜＞をコストに発動すれば、緑以外の4つの効果を使用できます。
特に白はパワー指定なく除去できるため、Lv4へグロウされた場合の最後の1面要求となるかもしれません。

以上デッキの解説でした。
相当長くなり恐縮ですが、ここで一区切りとします。
後編は簡単に実戦記をまとめますので、こちらも宜しければお読みください(^^)/

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