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WX超強化買取.jpg
買取強化カード掲載中!(キーセレクション/オールスター)


こんにちは、遊々亭WIXOSS担当です。
本日は強化買取中カードをご紹介致します!
引き続きの買取強化カードから話題のカードまで情報が盛りだくさん!あなたのストレイジに眠っているあのカードがもしかしたら高値がつくかも!?

是非、ご覧ください!
【2022/11/29】更新です!

SR,LR
買取ページはこちらから!
買取強化中!SR羅菌姫 ハショフ
強化買取中!
SRコードラビリンス ルーブル
強化買取中!
LR創世の巫女 マユ
強化買取中!
LRアヴァロン・スロー

今回の買取強化情報は以上です。
お待ちしておりますー。


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posted 2022.11.24

By46熊


タイトルトップ.jpg
オールスターTier1!?ぶりっつあーや採用型創世の巫女 マユ(タマ軸)のススメ
こんにちは。46熊です。

前回の記事からかなり日が空いてしまい申し訳ありませんでした。

記事が滞っていたのは主に本業のせいなのですが、読んで下さる皆々様には一切関係の無い事なのでこれからも一層精進して参ります。よろしくお願いします。


と、言う事で。今回はタイトルにもあります通り
と、オールスターの環境シーンでも頻繁に見かけるデッキを紹介させて頂こうかと思います。第5弾で登場し、アニメでもめちゃくちゃいい場面で登場するこちらのルリグ、現代のカードも織り交ぜられ更なる強化が施されています。

最近ウィクロスを始めた方はそもそもオールスターレギュレーションで遊ぶ機会も無い、みたいな事もあるかもしれませんのでそう言った方にも何でもありルールの容赦ないカードパワーを感じて頂ければ幸いです。


デッキレシピ


コンセプト
Go!アークゲイン!!
創世タマユについて
コンセプトにある通り、このデッキの主役は<アークゲイン>です。ディーヴァセレクションのなんちゃって耐性を持ったレベル3の<アークゲイン>とは比べ物にもならない、自軍の天使シグニに対しルリグ効果以外を一切受け付けない耐性をばらまくことが出来ます。

この〇〇以外と言うのがカードゲーム的にとても強く、今後どんな新規カードが登場してもこの耐性で弾くことが出来る点が滅茶苦茶偉い、一時期2枚制限だったのも頷ける性能ですね。むしろ何故解放されてしまったのか。
ただ防御力は最強クラスでも、天使のシグニと言うのは基本的にアタッカーとして運用しづらい子達が多いことはディーヴァセレクションしかプレイしたことのないような方でも感じているでしょう。
一応チアシグニの<クリシュナ>が最低レベルの面空け性能を持っているのでこの子と<アークゲイン>を絡めながら点を取っていく形になります。

またこのデッキは、と言うかこのルリグはかつてルリグデッキに3枠しか空きがありませんでした。
と言うのが<マユ>のグロウ条件に『ルリグデッキからタマまたはイオナを公開しルリグの下に置く』とあるからなのですが、プロモカードとして追加された<タイプス>がルリグトラッシュに落ちたルリグをルリグデッキに戻せるため余計なカードを1枚多く積む必要が無く、数少ない弱点すら克服してキー1枚とアーツ計6枚で戦うことが出来るようになっています。


デッキの立ち回り方 序盤
後半でガチガチに強固な盤面を築ける反面、序盤はほとんど点を取りに行くことが出来ません。ただそこまで慌てる必要は無いので一つ一つやるべきことをやっていきましょう。
序盤のキモは<ハニエル>です。不要牌を切りつつ後続を確保できるシグニで、序盤サーチするカードは=終盤引きたくないカードなので以降のドローを強くする事にも繋がります。

またディーヴァセレクションのカードプールにはほとんど無い、デッキの中身を見ることが出来るというメリットがあります。デッキの中身を確認できると言う事はすなわちライフクロスの中身が分かると言う事、これにより無駄に防御アーツやエクシード防御を使う事なく被ダメを抑えることが出来るためしっかり確認していきたいですね。

また、<ハニエル>はみんな大好き<リンゼ>や<ラティナ>をサーチすることが出来ます。前者はスペルを主軸としたデッキに、後者はルリグによるアタックを無効化してくるような相手へ積極的に立てていきましょう。


デッキの立ち回り方 中盤
gpgp
レベル3グロウ時の2枚回収と<ヴァルキリー>が使えるようになることで一気に手札が潤います。ここから楽しくなってきますよ。

また、ディーヴァセレクションではいつ使うか迷ってしまうゲーム1効果ですが、4以降にグロウするデッキなので3にグロウしたタイミングで使ってしまって構いません。また、ルリグアタック時2エナ払って自身を起こす効果ですがその2エナが結構重い場面も結構あります。ただルリグで2回殴る場面じゃないな〜みたいな状況であっても一応宣言しておくと相手がアーツなど使用してくれる可能性があるため積極的に使用して下さいね。

また後攻の場合次のターンは相手も全力を出してくる時期です。相手の方がレベル高い場合アタックフェイズに<ぶりっつあーや!>を使えるため、これで相手の全力の攻めをしっかり受け流していきましょう。
レベル4からは前述した<アークゲイン>をやっと使えるようになります。チアシグニが居る関係でそう簡単にはいきませんが、<アークゲイン>だけをアーツやエクシードで守れば1点もシグニで点が通らないみたいな状況も多々ありますので、軽いアーツばかりですが結構4の状態で耐久出来ます。その間謎のシグニ<タイプス>で消費したエクシードをルリグデッキの中に仕舞い込み、いつでも<マユ>にグロウするチャンスを伺いましょう。
ゲーム1の最強秘技、<イノセンス>は稀に自ターン使う場合もありますが基本的には相手ターンに使って攻め手を崩す事が多いです。また相手によっては<イノセンス>一発で盤面全崩壊(例:<紡ぐ者>、<糾う者>など)するルリグも居るため、<イノセンス>のテキストは各自しっかり予習しておいてください。


デッキの立ち回り方 終盤
もう防御札が無い!となったら5にグロウします。何が凄いって使ったアーツをこのデッキならすべて回収できる点ですね。これによりレベル4で耐久した時間分くらいは耐久が出来ます。

やる事はあまり変わりませんがリミットが12になった事でレベル4天使を三面並べることが出来るためグロウ前よりも盤面の強度は上がりました。この盤面を押し付け、相手の防御手段を此方の攻め手が上回ったと感じたらエクシード5を発動し勝利を掴みに行きましょう。
忘れがちな点ですが、追加ターン中は<WピルルクKEY>のルリグダメージ無効効果が切れます。<WピルルクKEY>を採用しているデッキはサーバント0枚である事も多いため、そのままゲームを終わらせに行けますね。

と言う事で、序盤少しだけ弱いですが中盤から終盤にかけほとんど隙の無い動きを取れるルリグであることがお分かりいただけたかと思います。白ルリグなのでサーチによる盤面再現性も高いですしね。


アーツについて
ほとんどのアーツが基本的にコスト3以下で扱えるようになっており、エナが足りず使えないと言った事はほとんどありません。こんなんで守れるのか?と思う方もいるかと思いますが<アークゲイン>前及びチアシグニを止めるだけで全面守れることが多いためほぼ気になりません。むしろ攻めにしっかりエナを使っていきましょう。 <ダーク・コグネイト>は序盤でも使えるコスパの良いアーツ。手札コストは<『精』像>指定なのでディーヴァ産天使では支払えない点に注意です。
ショットデッキはエナ0まで絞ってアタックに入られることがよくありそのタイミングでは使用できない事もありますがその前の削りに対して着る事でライフを多く保つことが出来、相手にロングショットを強いるとともにLBでの解決率を少しでも上げることが出来ます。

メンダコギロチン>はとにかく汎用性の塊です。基本的に1体トラッシュに送りながら手札2枚をトラッシュのシグニと交換する、または1体トラッシュ送り1体能力消しの二面防御で運用する事が多いです。また、トラッシュ利用を得意とする相手が本格的に動き始める前にトラッシュ除外で動きを潰す事も出来ますし、スペル主体の相手にカットインする事で1T貰う事も出来ます。
ただスペルカットインするタイミングはかなりシビアです。加えてカットインしたスペルに対しては何の影響も無いため慣れるまではその他モードで運用しましょう。

セレクト・ハッピー5>は言わずと知れた汎用アーツ。正直5にグロウする前に使うのを忘れる事が多々あるので適当に<アークゲイン>とか拾ってあげて下さい。その場合アンコールはしないように。


簡単な相性紹介
慣れてきたら読んでほしいなと言う事で、中級者以上のプレイヤーに向けて。

このデッキ、ほとんどの対面に有利な凄いデッキなんですが一部不利なデッキがいくつか存在するのでその辺を紹介させて頂ければと思います。
共通して『<アーク・オーラ>+<イノセンス>で貫通』がキーワードです。これを最速で出来ないと大体負ける感じですね。
(5ルリグ対面は全てグロウされた前提で話しています)


ドーナ FIFTH 無理
4で止まるドーナもそれなりにしんどいですが5まで乗るドーナ(基本的に<ウリタマキー>型)は無理です。唯一の勝ち手段が4T目に相手のエナ3枚以下であることを確認し<アーク・オーラ>+<イノセンス>で突っ込む事なのですがドーナはエナを稼ぐ手段が豊富な上ほぼ白のカードで構成されているため中途半端なランデスも効き目が一切ありません。
幸い母数は多くないため対面した場合『無理だぁ〜』感を出しながら相手が油断してくれることを祈りましょう。


救解の冥者 ハナレ / 真幸の冥者 ハナレ 不利 / 無理
4止めだろうが5まで乗る相手だろうが4乗られた時点で無理なので<アーク・オーラ>+<イノセンス>で貫通する以外無いのですが、時々軽コストのルリグ止めを入れている人が居るので油断なりません。いや何でなのよ
ルリグ除去だけでなくハンデスもあるため不利要素がもうこれでもかと詰め込まれています。幸い母数は以下略


リメンバ・ラストナイト / リメンバ・レイトナイト 不利 / 無理
4止めは練度の差がかなり出る対面です。
実際私はリメンバが世界一上手いと思っている某氏にかなり余裕をもって敗北していますがそれ以外の方には負けた事が無いため練度による所はかなり大きそうです。5は乗られる前に仕留めないと無理ですがルリグ止めやら<イレイザー・スマッシュ>やら積まれており詰め切れないため無理と言った印象です。

<アン>を比較的苦手としているため<アン>が蹴落としてくれるのを祈りましょう。オールスターそういうとこある。


誘蘭の鍵主 ウムル=フェム 不利
ほぼ<ビカム・ユー>は確定で入っている対面なので4のうちにトラッシュを潰して<アークゲイン>2面以上立てて<アーク・オーラ>決まらないと多分負けます。
ウムルに限った話ではないのですが5で鉄壁の防御性能を持つルリグは4時のルリグ防御が多くてもターン1である事が多いため<アークゲイン>二面以上での<アーク・オーラ>で過剰打点叩き込めることが多いイメージです。


悲劇の駄姫 グズ子 微不利
ぶりっつあーや!>型だと結構しんどいイメージです。
逆に<カーニバル -K->型だと<アークゲイン>2面以上立てて<アーク・オーラ>で貫通できるはずですが時々ルリグ止めを入れている人が居るので油断なりません。

アーツで面を空けてもルリグがアタックすると面を埋め直されてしまうためほとんど点が通りません。<アーク・オーラ>に頼らない場合は多面処理しながら<フーリッシュ・マイアズマ>を使わせ、<アークゲイン>多面でエクストラターンを取ればそこそこ詰められます。相手が自身でデッキをかなり掘ってくれるため<メツミ>で1リフ入れられると1点分得する事も多いです。


カーニバル -QB- / カーニバル MAIS 不利 / 微不利
4止めは<ぶりっつあーや!>採用でなければET中の天使盤面を崩せない(手札が無いため戻したシグニをそのまま出す事になる)ですが、そこまで行くより先に<サンスポット>が過剰打点押し付けてくる事もあり油断は禁物です。
5まで乗る型は<ロック・ユアハート>採用か<アイスフレイム・シュート>採用かで取る選択肢が変わってきますがどっちにしてもしんどいです。

5蟹に関しては他の対面よりも<イノセンス>を攻めで使う事が多いです。


1ママ 徳次第
ディストラクト・アウト>に対して<アークゲイン><アーク・オーラ>を踏ませるゲームになります。但しこれで盾を6〜7枚クラッシュされると次ターンの<因果応報>や<烈情の割裂>+<遊月メモリア>で沈めに来られます。その辺色々加味して徳です。


終わりに
正直自分でも何でこの時期にオールスターの記事を書いているんだと思わないでもないですが、オールスター本当に楽しいので色んな人にプレイしてほしくて。となると初心者が使ってもそこそこちゃんと勝てるデッキを紹介したいと思いこのデッキを選ばせて頂きました。
タマは最古の主人公でもある事から専用シグニも多く、今回は天使軸で紹介しましたがアームウェポン軸やハイブリッド軸も強いので世に転がっているレシピを見ては色々試してみて下さい。
あと、ディーセレの環境デッキを一から組むよりかなり出費を抑えられるので。



夢限少女杯のお話
10/16位で無事内定頂く事が出来ました!!!!
4か月間毎週のようにあちこち遠征して、何なら大好きな友人が九州まで来てくれたのにセレモニー優先で日中放置していたりとご迷惑おかけしたりした事もありました。実際ボーダーからはそこそこ余裕がありましたがウサギとカメのウサギで終わりたくなかったため出られる大会全部出た結果何とか通せたと言った感じですね。

当ブログでも先輩ブロガーである<しみずき>さんが内定しております。ウィクロス歴もブロガー歴も私の方が後輩ですが、対面した際は良い戦いが出来るよう期間は短いもののしっかり備えていきたいです。
当然他の内定者も過酷なマラソンを完走した猛者たちばかりで楽な相手など一人もおりませんが今年最後の大型大会と自分の中では位置付けているため悔いの残らないよう戦ってきたいと思います。
次に出会う時は良い報告を聞かせられるといいな......応援よろしくお願いしますー


今回は拝読いただきありがとうございました。宜しければ記事のいいねRT等の宣伝もよろしくお願いいたします!!

posted 2022.11.18

Byしみずき


タイトルトップ.jpg
セレモニー結果から見る「REUNION」環境要注目ルリグの振り返り
1.はじめに
こんにちは、「しみずき」です。


4ヶ月もの間、冒頭でこすり続けてきたSPSマラソンネタですが、なんとか無事に「夢限少女杯」内定することができました〜!!

この話題の導入からもお別れかと思うと少し物寂しいですね......

ここまで来たからには勝ちたいです。
共鳴の壊音>のフレーバーテキストのヒラナと同じ気持ちです。
「私は、絶対、てっぺん、とったるの!!」

一語一語が句読点で区切ってあるのが、気持ちが入ってる感じがして僕は好きです。

そんな「夢限少女杯」もかなり日が迫っていますが、もっと日が近いセレクターにとっての一大イベントがありますよね。

そう、「ディーヴァグランプリ4th」です!!

事前応募の時点で300人を超える、ディーセレ関連では過去最大のイベントになりそうでシンプルに楽しみです。

今回はそんな「ディーヴァグランプリ4th」を前に、現在の「REUNION DIVA」環境のおさらいをしていきたいと思います。

同じ遊々亭のブロガーである「からばこ」氏の運営する、「WIXOSSBOX」全面協力(参照させていただきました)の元、「REUNION DIVA」環境のセレモニーの上位入賞結果から要注目のルリグをおさらいしていきます!!

その数は合計で82デッキにも及びました。
どんな分布になっているのか早速見てみましょう!!


※1 10/9(日)〜11/13(日)までの期間で集計しています

※2 Twitterで結果を公表しているセレモニーのみが対象です

※3 結果を公表されている4位までを集計しています
優勝しか公表されていない場合は1デッキのみ集計

※4 入賞数はあくまで参考値です。「入賞数が多い=強い」、「入賞数が少ない=弱い」という訳では全くありません。
修正版2.png
2.各ルリグの所感
この表をもとに個人的な注目ルリグの所感を語っていきます。

◎リメンバ(入賞数:19)
まず、最も入賞数の多かったのは「PRISMATIC DIVA」で登場して以来ずっと環境の最前線を突っ走っている《リメンバ》です。

ひとえに《リメンバ》といっても、現在は大別して3種類のデッキパターンが存在しています。

(1)ハンデスコントロール型
・サンプルレシピ


序盤から積極的にハンデスを仕掛けコントロール勝ちを狙う、かつての《白あや》のようなタイプです。

アシスト《ウリス》と、ピース<ウルトラスーパーヒーローズ>でリフレッシュによる追加打点を兼ね備えています。

徹底的なハンデスに加えて、<大装 ゲイヴォルグ>+<共宴の巫女 リメンバ・ディナー>の凍結効果でエナを与えることなく盤面も処理でき、リソースを刈り取ることに特化しています。

シグニ1点+ルリグ1点の殴り方を主体とするため、ライフバーストの影響を受けにくく逆転を許しにくいのも大きなメリットです。

アシスト《マドカ》のレベル2が、<マドカ//クラップ>だったり<マドカ//ブレイク>だったりするので安易に決め打ちして突っ込むと負けます。(1敗)

体感ですが、<Garden of Singularity>を張られたら<ブレイク>の場合が殆どな気がするのと、<ブレイク>はコチラの手札が多いと0面防御なので、相手のハンデスに対する必死さで判別しましょう。

また、ダメージソースを<羅原姫 ZrO2>に結構依存しています。手札を持たないことで8000除去として運用させないなどの工夫をすることで生存ターンを伸ばすことができます。

また、<コードメイズ ユキ//メモリア>で効果によるパワー上昇を消してから、除去範囲に入れてくるケースもあるので、パワー上昇系の下級シグニよりはバニラを立てた方が安心できます。

(2)ハンデスビートダウン型
直近のセレモニーで数を伸ばしてきている型です。
詳しくは以前紹介した《ハイブリットリメンバ》の記事を参照してください。

リソース確保に重きを置いた<スーパーヘルエスタセイバー>にピースを変えたタイプが流行してきています。

ハンデスコントロール軸と違ってエナは絞ってこない傾向にあるので、このタイプのリメンバであればエナチャージはサボっても大丈夫です。

(3)ウトゥルス型
サンプルレシピ


融合せし極門 ウトゥルス//メモリア>を採用し、ガードの確保と盤面強度を担保した手堅い立ち回りができるタイプです。

このタイプは枠の関係上、ハンデスしてくることはほぼ無いと思うので、<ウトゥルス//メモリア>のパーツを見たらハンデスへの警戒は緩めて良いと思います。

ルリグは同じでありながら、動きは別物です。アシストルリグの構成である程度は判別できるので、相対した時は最初の型の見極めが大事になります。

◎サシェ(入賞数:13)
サンプルレシピ


時点で「REUNION DIVA」にて登場し颯爽と環境トップまで上り詰めた《サシェ》です。

特徴はなんといっても<白羅星姫 フルムーン>と<白夜の使者 サシェ・モティエ>のゲーム1【起】による大幅な打点カットにあります。これにより強制的にロングゲームの土俵に引きずり込めます。

その上で相手を待っているのは、白軸のエナを与えない攻めと、<コードハート リメンバ//メモリア>によるエナの搾取です。

構築段階で長期戦に適応できてないデッキは、すべからずサシェのペースに呑み込まれて息切れを起こします。

なるべくエナを使わずに攻められる構築にするのは勿論のこと、ゲーム1を使われたターンに何回攻撃するかの判断が重要になってきます。<フルムーン>の存在を加味して自分と相手の生存ターン数を逆算してどういうゲーム展開をすべきか考えるようにしましょう。

◎原子デウス(入賞数:5)
次に入賞数が多かったのは、前環境の覇者《原子デウス》です。とは言え、入賞の殆どは環境前半であり、《サシェ》が数を伸ばしてからは入賞数は減少の一途をたどっています。

ただでさえ苦手だった<コードハート リメンバ//メモリア>に加えて、持ち味である<羅原姫 H2O>の攻撃を制限されるので、かなりの逆風と言えるでしょう。

また、微差はあるものの類似の動きが可能な《リメンバ》に乗り換えているプレイヤーが多いのも、数を減らしている要因でしょうか。

ただ、こんな逆境の中《原子デウス》を握っているセレクターは"""極まってる"""可能性が高いです。相対した場合は気を引き締めましょう。

◎メル(入賞数:5)
意外と入賞数が多かったのが《メル》です。
翠将 バーバリアン>と<幻怪姫 翠子//メモリア>の緑強化パックが手に入った点が大きいですね。

メル>のアクセで<大罠 パントマイム>や<幻水姫 シィラ>のパワーを上げたり、耐性を付けることで盤面強度の向上を狙った構築が流行っている印象です。

緑ルリグは<翠魔 バン//メモリア>や<羅植 チュリン>など手軽にエナを伸ばせるシグニが揃っているので、<サシェ>のゲーム1の上からでも複数ダメージを通しやすいのが環境的にも追い風です。

◎ノヴァ(入賞数:4)
内3回が友人でした。

運鳴 ノヴァ>のゲーム1効果で山札の積み込みが可能なので、<融合の儀 タウィル//メモリア>トップに置くことで、<融合の儀 ウムル//メモリア>1枚から<ウトゥルス//メモリア>まで繋げることが可能です。

また、ターン終了時のエクシード効果で、好きなカードをトップに置けるため、サーバントの供給が安定していたり、<ウトゥルス・テリトリー>のドローを予約することで、安定した盤面形成が可能になっています。

入賞数こそ少ないですが、勝率に換算するとかなりのものなので、結構やりおるのではないでしょうか?

◎あや(入賞数:4)
元祖ハンデスコントロールと言えば《あや》です。

ハンデスコントロール型《リメンバ》との差別点は、コインを有しているため、<蒼英姫 リメンバ//メモリア>を使いやすい点、ルリグ自体がハンデス効果を有しているため、ハンデスできる総数で優っているなどが挙げられます。

◎純デウス(入賞数:3)
「REUNION DIVA」発売前はブイブイ言わしていた《D・X・M》ですが、《サシェ》の流行に伴い完全になりを潜めてしまいました。

流石にリソースを綺麗に使っての毎ターンの3面要求を至上とする高速デッキでしたので、<サシェ>のゲーム1も<フルムーン>も直撃します。ルリグデッキだけで5面防御されているといっても過言ではありません。

同様に《エクス》も約1か月で入賞数1と激減してしまいました。
《サシェ》の影響の大きさを再認識できる数字ですね。

とはいえ《D・X・M》の減少を受け、これまで《D・X・M》に勝てないが故に環境から姿を消したデッキが数を伸ばしつつあります。また、既存のデッキも《D・X・M》に対するガードが緩くなっている傾向にあります。

研究が進み、《サシェ》を攻略できる構築が開発されれば再び暴れる可能性も大いにあります。

◎ヒラナ(入賞数:3)
この大《サシェ》環境の中で、唯一速攻が可能なデッキタイプです。<フルムーン>もゲーム1もルリグのアタックには干渉できません。

アシストの構成に個性がでており、《タマゴ》だったり、《タマ》を切っての《マキナ》採用だったりと三人三色でした。

個人的には《レイ》が好みなので、四人四色ですね。

入賞数こそ少ないですが、実は《ダッシュヒラナ》は現環境において、かなり良いポジションにいるのではと考えています。

◎ミュウ(入賞数:3) / ◎アイヤイ(入賞数:3)
《サシェ》以外のレゾナ組もいい位置に付けているのですが、よーく考えると《サシェ》のせいで強みを活かし切れていません。

ミュウ>のゲーム1は実質<禍キ目ノ疼キ>なのですが、これの真価は3面要求が繰り返される高速環境で発揮されます。《サシェ》によって環境が低速化した結果、「2面しか配置できないなら全然1〜2面求で良いです。レベル3シグニ2体置きます」みたいな感じになりがちです。

アイヤイ>に関しては持ち前の連続攻撃を《サシェ》の打点カットに阻まれる形になっています。ゲーム1+<フルムーン>を超えた後も<みこみこ☆ずばしゃーん>で連続攻撃を阻まれると考えるとやはりちょっと苦しいです。

3.全体を通しての所感
今回の集計を行って気付いた点が3つあります。

1つ目、各ルリグの項目でも《サシェ》の文字が幾度となく出てきたと思いますが、それだけ《サシェ》が環境に与えている影響は大きいです。
この環境で勝ち抜くには、まず《サシェ》に適応した構築に調整してやる必要があります。

2つ目、今回集計した4割程度のデッキがハンデスを行ってきます。2戦に1回はハンデスデッキに相対するといっても過言ではありません。程度はガッツリハンデス〜ちょいハンデスまでまちまちですが、回収アシストや回収ピースなどで手札破壊の上からでも立ち回れるような構築にしたいところです。

3つ目、もはやディーセレの代名詞ともいえる<聖天姫 エクシア>ですが、なんと約半数の41デッキに採用されていました。アタック時除去や除去アシストなど<エクシア>を出されても上から点要求ができるような構築にしてやる必要があります。

4.終わりに
いかがでしたか?

集計してはじめて気付くこともあって結構面白かったです。
エクシア>は想像の倍くらいの採用率でビックリしました。

環境もある程度固まってきたこともあり、「ディーヴァグランプリ4th」では、《サシェ》や《ハンデスリメンバ》をメタメタに対策した構築が出てくるんじゃないかと楽しみにしています。

最後まで読んでいただいて有りがとうございました!!
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