遊々亭攻略ブログ
ヴァイスシュヴァルツ 遊々亭Blogです。
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posted 2022.06.17
ByK

「穏やかな時間 潤羽るしあ」考察【5】
今回はメインプランの話です。
ゲームプランの話
いつもの事ながら、このゲームではゲームプランが大事になってきます。まず使う前に、しっかりと勝ちのビジョンを頭に入れておくことが重要です。メインプランは、<るしあ>を面に維持することで相手の動きに制限をかけつつ、度重なる逆圧縮による物量で押し込むことです。逆圧縮が強力なのは以前書いた通りなので、まともに決まればあっという間にゲームを終わらせる強さがあります。実際にはまともに逆圧縮がクリティカルヒットするような状態で返してくれる相手は少ないので、メインプランはクリティカルに決める事ではなく動きの制限による優位性の主張になります。毎ターン山札と控え室に気を使わせ続けることにより、そもそも何もしなくても優位に立てるような展開を狙います。実際は連続でケアし続けられるのは3ターン程度が限度で、勝手にこれ以上ケアしきれないからとファイナルターンになることが多いです。ここまで耐えるゲームとも言えます。
面のるしあで縛る
具体的な相手への制限について詳しく書いていきます。まず<るしあ>の基本ですが、4枚逆圧縮出来るタイミング全般において、その逆圧縮が悪手になることはほとんどありません。これはつまり相手の山の状態によらず、逆圧縮しておけば大体有利になるということです。クリティカルに決まるのはもちろん相手の山札が少ない場合ですが、25枚前後の多めの山でも4枚という枚数は十分に有効です。そのターンのキャンセル率が下がるのはもちろんのこと、別に3キャンされてもリターンは残っています。それは増えた相手の山です。このゲームはキャンセルすると山が弱くなり、打点が通ると山が強くなるゲームです。4枚逆圧縮を武器に戦う<るしあ>観点では、打点が入るのはもちろん嬉しいですし、次のターンの逆圧縮が強力になりやすくなります。注目は逆圧縮してのキャンセルで、その後の山がとても狙い目になります。とても弱い山のケアを強要するのが大きく、これを繰り返すことで息切れを狙うわけです。もちろん常に正解になるわけでは無く、例えば5/6がクライマックスの山札にはあまり有効ではありません。8/14とかでも温存する選択肢が考えられます。そういった場合は細かい打点で刻むのが有効になります。相手のクロックを増やしたいので大きなソウルを作るメリットは皆無であり、キャンセルしないで山札に残ったクライマックスを、相手は有効利用するのが困難なのが重要です。逆圧縮による制限のおかけで、それらのクライマックスを無効化できるわけですね。
また、当たり前ですが控え室にカードが足りずに逆圧縮出来ない場合も、刻むことになります。打点効率的には高い打点でアタックした方が良い場合も、グッとこらえて刻む辛抱が大事です。キャンセルされた時のリスクが高いので、ゲームプランに忠実に、刻みましょう。考えるべきは相手にどんな状況から逆圧縮ケアを強要するかです。次のターンに逆圧縮がケアしにくい山で返しましょう。擬似リフタイトルに、擬似リフしにくい山で返すのと同じ要領ですね。ちなみにこの刻む打点をキャンセルされ続けるとどうしようもなく、これがこのデッキの負け筋のひとつです。
逆圧縮できる時はする、出来ない時は刻むというのが基本というお話ですが、これらのプランを強烈にサポートするのが、<光景>と<ジャック>です。
また<ジャック>ですが、採用理由は防御札としてが大半です。メインプランに書いたように耐えるゲームになりがちなので、強力な<ジャック>は必須カードです。しかしこれ以外にもうひとつ役割があり、それが相手の山ケア妨害です。具体的には、控え室を無くしたい(リフレッシュしたい)相手としては、アタックフェイズ中に山札を0枚にするプランをとる事が少なくなく、ここで<ジャック>が強烈に刺さりうるというお話です。3パン目のキャラがアタック出来なくなったために山札が少し残ってしまう状況は意外と多いです。妨害という観点では微妙に思えるかもしれませんが、リターンが13枚の確山だったりするので、実はめちゃめちゃ効率が良い妨害になりうるわけです。出てくる頻度は高くないかもしれませんが、相手の隙をつけるとそのまま勝てるので、常にプランとして頭に入れておいた方が良いです。手札5枚要求ですが、残り2枚を<るしあ>と<門>に出来るような手札作りを意識すると、意外と現実的だったりします。
手札のるしあで相手を縛る
ここまでの話はどれも<るしあ>が面に維持できている事が前提になっていて、場合によってはこのプランが取れないことがあります。主に領域移動系の相手だったり、<比例応援>に触れていないゲームなどです。このような場合は、面に<るしあ>は居ないものの、手札に集めて動きの制限は主張していく展開を心がけます。刻む事が基本になるのは同じで、いざ3になった時に<るしあ>多面連動が出来るような手札構成にします。このプランの場合は後列を<集中>2面に出来るので、手札はこれらで補給するプランになります。<すいせい>ヒールは不要札を切りつつストックを温存し相手を踏めるので、このプランで活躍します。結局相手が逆圧縮をケアし続けないといけないことは変わらないので、実は上手くやればそこまで大きな問題ではなかったりします。とにかく山札のケアだけ強要し続けるのが重要ということです。このメインプランに合致ような下の戦い方や構成の話をしようと思います。
posted 2022.06.16
Byこうちゃ

新弾レビュー&デッキ紹介 8チョイス冴えカノ
目次
はじめに
こんにちは、こうちゃです。今回は冴えない彼女の育てかたFineの新弾レビュー記事です。
今回のブースターは旧弾の強化も新弾メインのデッキ構築も可能で、かなり面白い内容だと感じています。
今回の記事では、新弾で気になったカードのピックアップと、サンプルレシピとして新弾メインの8チョイス型の紹介をします。
気になったカード
![]() | 一緒にお出かけ詩羽 登場時に1ストックを払うことで控え室のCXを手札に戻すことのできる10500手札アンコール持ち早出しキャラ。 L2のうちに出せる登場時CX回収というだけで便利ですが、さらに標準より高いパワーと手札アンコールまで持っている非常に強力なカードです。 早出し条件は狙って満たすことが比較的容易な盤面4枚条件なので、L2以降の好きなタイミングで控え室のCXを回収できるようになります。 |
総じて、どんなデッキでいつ使っても強い非常に強力なカードです。
![]() | 世界一幸せなイラストレーター英梨々 アタック時に追加ダメージを与える効果と、CXコンボで同名カードか<ドレスアップ詩羽>を舞台に出すことのできるL3キャラ。 このカード単体ではそこまで強くは見えませんが、サポートカードまで考慮すると強い動きになりそうだと感じています。 |
サポートカード2枚目は、<揺るがない想い 詩羽>の消費ストックを軽減することのできる<一途な想い 英梨々>。ストック軽減の準備のため、ある程度デッキに英梨々と詩羽を採用する必要がありますが、英梨々1枚につき最大3ストック軽減可能です。
サポートカード3枚目は<ドレスアップ詩羽>。アタック時に自分の山札上2枚を操作することが可能で、<世界一幸せなイラストレーター英梨々>の追加ダメージ効果のサポートに使います。追加ダメージが発生しないターンがあると、<世界一幸せなイラストレーター英梨々>の強みが半減してしまうので、可能な限り一緒に使いたいカードです。
![]() ![]() | 一緒にお出かけ 出海 / 色褪せない青春グラフィティ出海 同名のCXを参照しているキャラなのでセットで紹介します。 この出海セットを採用すると、L1のアドバンテージを稼ぐCXコンボ・L3の詰めCXコンボをデッキに搭載しつつ、もう1種好きなCX(とそのCXコンボ)をデッキに採用することができます。 <一緒におでかけ出海>はCXコンボで山上4枚のなかから<<ゲーム>>のキャラか指定イベントを入手できるL1キャラです。アドバンテージを稼ぐ能力を見ると最近のCXコンボとしては標準的か少し弱い部類ですが、入手したカードによってソウルが上昇する点が高評価です。 <色褪せない青春グラフィティ出海>は、自身のクロックの枚数を参照し1or3の追加打点を与えることのできるカードです。ノーコストで追加打点を生成できるのでかなり使い勝手が良いです。 |
デッキ案紹介(8チョイス)
L3に<英梨々>と<出海>のCXコンボを採用した8チョイス型です。
CX入手能力と出海の同名CXコンボセットを生かして、強力なCXコンボを何度も使うことで勝利を目指します。
L3がCXコンボだらけですが、英梨々のCXコンボは主にL2で狙う用途として採用しています。
出海のCXコンボセットでL1とL3の強い動きを確保し、<世界一幸せなイラストレーター英梨々>と各種サポートカードを採用することで空いているL2の時間帯の強い動きも確保しています。
CXを手札から使うことが多くなりがちなので後続の手札には気をつけてください。長いゲームは苦手なので、大量のCXコンボキャラを生かして短いターン数で相手をL4に押し上げるように動くと良いと思います。
おわりに
今回は冴えFineの気になったカードとサンプルレシピの紹介をしました。サンプルレシピはまだまだ調整中で、とくに英梨々/詩羽ネームのキャラをどの程度採用すべきか迷っています。良い案やコメントがあればTwitter等で教えてもらえると嬉しいです。
改善版のレシピが出来たらまた紹介しようと思います。
以上で新弾レビューを終わります。
posted 2022.06.14
Byトコ

新弾レビュー&デッキ紹介 電源チョイス冴えカノ
最近大会には出れてないですが週末に知り合いと回したり手持ちのタイトルで構築考えていたりとWSは続けています(*'ω'*)
今回は冴えない彼女の育てかた Fineが発売されたので、デッキレシピと気になったカードの御紹介をしたいと思います。
デッキレシピ
今回は新しく追加された詩羽と英梨々の繋がっていく効果を使用することを起点に固めてみたデッキになります。
基本的な回し方は、デッキの1周目で<揺るがない想い 詩羽>を控え室に用意して、スタンバイアイコンの効果で場に出して<一途な想い 英梨々>の効果でコストを軽減しながら<世界一幸せなイラストレーター 英梨々>を展開していく事を狙っていきます。
揺るがない想い 詩羽の起動にレベル的な制限がないため、早いと1レベルで世界一幸せなイラストレーター 英梨々を登場させられます。
また、今回選抜を迷ったのですが一途な想い 英梨々が名称縛りがあったり、採用するとバランスを崩すような形になりそうだったのでいったん不採用にしています。
ただ、スタンバイを使用する上で<再集結 詩羽>は魅力的な効果であったのと、<世界一幸せな作家 詩羽>がリバース要求であるため、手札に揃っても連動にならない可能性がある事から、後半で相手にダメージを狙える再集結 詩羽の連動であるCX<冴えない彼女の育てかた-最終章->を合わせている形になります。
プレイ時の気を付ける事としては、一途な想い 英梨々の効果があるため、序盤の中央には詩羽、英梨々名称のキャラを置くようにする事ですが、逆に一途な想い 英梨々や<湯水のような投資 詩羽>の山札をマーカーにしたり控え室に落とす効果はリバース時に強制となるため、山札が強い時には自分で壊さないように配置を考えたりする点でしょうか。
終盤は<ゲーム制作合宿 美智留>でメイン中に山札を見て世界一幸せなイラストレーター 英梨々2体、<ドレスアップ 詩羽>を展開してノーコストで効果ダメージを複数回狙ったり、再集結 詩羽のCX連動と世界一幸せなイラストレーター 英梨々の効果でのダメージを狙う等を狙っていきます。
カード紹介 新弾採用カード
![]() | 一途な想い 英梨々 このデッキの序盤から最優先で登場させたいカードで、控え室から回収できる集中も持っているため邪魔にならないカードですね。 マーカーにする効果が強制な点が注意ですが、条件である「自分以外の中央の詩羽か英梨々がリバースする」「マーカー2枚以下」というのを意識しておく事でコストを使わずに山札を減らす手段等にも使う事ができます。 |
![]() | 揺るがない想い 詩羽 全体にパワー上昇と<世界一幸せなイラストレーター 英梨々>を早出しできる効果を持っていて<一途な想い 英梨々>によるコスト軽減が可能。 個人的にはスタンバイ効果で出したい効果でこの全体パワー上昇があるのですが、今回はそこに追加して早出しが狙える+専用のコスト軽減カードもあるため注目しています。 |
![]() | 世界一幸せなイラストレーター 英梨々 登場時効果や回復は無いもののCX連動による味方キャラの呼び出しや、最終手段的な感じでストックと手札を全てを捨てて自身をもう一体呼び出す効果を持っているため、<揺るがない想い 詩羽>の効果で早出ししてCX連動を狙ったり、最終局面で数を増やしてダメージを狙っていける面白い1枚だと思います。 実は連動そのものはさしてこのカードの重要な側面ではないので、連動なしで枠を空けて使うのも有りなのかなと考えています。 |
![]() | 再集結 詩羽 単体では自身のパワーを上げられないですが、前列後列の縛りが無く全体にパワーを1500上昇させる+自身の連動CXがスタンバイなのでマッチしていますね。 1点回復する効果もアタック時に手札から自身を捨てると誘発するため、スタンバイで出た後でも使えるので枚数を複数枚積んでも良いですね。 |
追加弾だけあって他にも気になるカードや旧弾カード参照したりする効果が多く、色々試してみたい形がありますが、今回は詩羽と英梨々の新カードを中心に考えてみました。
恵を中心にしたデッキや再集結のようなデッキの形も考えてみたいので、また機会があれば御紹介したいと思います。
それでは今回はこの辺で。