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Shadowverse EVOLVE 遊々亭Blog 【13ページ目】ブログトップ

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遊々亭攻略ブログ

Shadowverse EVOLVE 遊々亭Blogです。
遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、Shadowverse EVOLVEに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!


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posted 2025.02.28

Byエル


20250227sve1.jpg
JCS観戦ガイド 第3部
JCS観戦ガイドの第3部です。
まだの方は第1部第2部も是非読んでください。
目次

※記事内で使用している「Tier」とは流行度を指します。

環境デッキ紹介
Tier3
宴楽ナイトメア
デッキレシピ
宴楽ナイトメア
プレイヤー:エル
リーダーカード
1


新弾で登場し、まだ構築が定まっていないデッキタイプ。CS使用率もあまり高くありませんが、入賞報告はそこそこあるので今大会で化ける可能性が高いと思っています。

このデッキは、<底無しの契約>や<デモンズグリード・パラセリゼ>などで自分の手札を減らしながらEXエリアのカードを増やし、<月下の跳躍>や<ドアマンバット>など手札がないときに強力なダメージカードで攻めるアグロデッキです。

キーカードに選ぶのは<パルクールウルフ>。
能力ダメージを受けないので、4ターン目に設置することでほとんどの相手に6打点2回復が出来ます。そして、その間無視した盤面を<ハンプティダンプティ>で一気に除去する動きがとても強力です。

このデッキはどうしても引きの部分に注目されがちですが、序盤どのように手札を使うかがとても難しいです。どういうルートでEXエリアを作って、いつ手札を0枚にするのか、パルクールウルフ設置を挟むのか挟まずパラセリゼをプレイするのか、是非序盤の手札捌きに注目して見てほしいです。


セッカエルフ
デッキレシピ
セッカエルフ
プレイヤー:エル
リーダーカード
1
エボルヴデッキ
10


CS入賞もあまりみないデッキですが、エルフといえばこの形なので紹介。

宿命の狐火・セッカ>が墓場にいるときにプレイ出来る< 九火石炎・セッカ>に<九尾の決意>をプレイし、疾走を付与して打点を出すデッキです。

新弾で登場した<化かし女将・ホズミ>の進化後の効果で<森の巫女・パメラ>を呼び出し強力な盤面を作る動きも追加されました。

しかし、自分のペースを崩され守りにまわると途端に苦しくなるのが現状です。
この構築には入っていませんが、<四季の化身>など他にもエルフには面白いカードが沢山あるので、今大会で化けることはあるのか注目です。


ワールドブレイクドラゴン
デッキレシピ
ワールドブレイクドラゴン
プレイヤー:エル
リーダーカード
1


ドラゴンの特権であるPPブーストによって早期にワールドブレイクのプレイを目指すデッキです。こちらもメタ読み次第で使われる可能性があると思います。

理論上ビショップとドラゴンでワールドブレイク2本構成も可能であり、選手がデッキ選択する上でどうしても思考の邪魔をしてくる存在でもあります。

ビショップと比べて防御性能は劣りますが、こちらはPPブーストがあるので、相手の準備が整う前に重要なカードをデッキから消してしまう可能性が高く、現環境にはこちらの方が適していると判断されることもあるかもしれません。


かげろう
デッキレシピ
かげろう
プレイヤー:エル
リーダーカード
1


間違いなく2024年度を象徴するデッキですが、インフレが進み現環境では少しパワーが足りていない気もします。

しかし、Tier1のアグロウマ娘に対して、除去性能が高い点とかげろう側のフォロワーに付き合わなければならない点から、展開次第では有利に持ち込める為十分持ち込まれる可能性があります。

特にそのマッチアップで輝くのが<ドラゴンモンク ゴクウ>。アグロウマ娘には体力4以下のカードしかないのでこのカードが非常に強力です。このマッチアップでは6ターン目までどれだけ体力を守れるか、激しい攻防が予想されます。


まとめ
最も多いのは宴楽ロイヤルとアグロウマ娘の構成だと思われますが、去年一昨年と比べて選択肢が多く、調整する上で考慮しなければならないデッキも多い環境だと考えています。
紹介出来なかったデッキもいくつかあるので、どんなデッキが勝ち上がるのか非常に楽しみです!

筆者にとってのJCSとは
ここでは少し自分のJCS愛を語らせてください。

私がエボルヴにハマるきっかけは2023のJCSでした。
それまで気になってはいるけどプレイしていなかった私は、あの大会の配信を見て、エボルヴの駆け引きの多さや構築幅の広さに強く心を打たれました。
その後ちょうど教えてくれる人にも出会えたのをきっかけに、デッキを組んで大会に出るようになりました。

そこから半年ちょっと機械ナイトメアと出会ってCSで勝てるようになり、奇跡的にエリア予選を勝ち抜き、JCS2024の切符を手に入れました。
それ以降は、権利持ちに相応しいプレイが出来るよう行ける日は毎回CSに出て練習し続け、迎えた当日。

相手全員が強くて
感想戦まで面白くて
全員が本気でアツくて
本当に楽しい1日でした。
あの日見た景色は一生忘れません。

今年度はあと1勝のところで権利を逃してしまいましたが、3人の調整メンバーとたくさんの知り合いが出場するので観戦がとても楽しみです

私にとってJCSとは
「一度でも多く参加したい最高の舞台」です。

最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。
参考にしたいので感想等の引用ポストもお待ちしてます。
1年に一度の最高の舞台を1人でも多くの方に観てもらえますように。以上!JCS観戦ガイドでした!

posted 2025.02.28

Byエル


20250227sve1.jpg
JCS観戦ガイド 第2部
昨日あげた記事の第2部です。
目次

※記事内で使用している「Tier」とは流行度を指します。

環境デッキ紹介
ここで用いるTierとは、強さではなく流行度を指しています。
個人的評価はもう一つ上のデッキもいくつかありますが、持ち込む人数の予想を元にランク付けしています。

Tier1
アグロウマ娘
デッキレシピ
アグロウマ娘
プレイヤー:エル
リーダーカード
1
エボルヴデッキ
10


直近の大型大会であるGP京都で優勝し、新弾発売後も大人気のデッキ。
うまくいったときにはどんなデッキでも手をつけられない貫通力を持っていて京都に引き続き今大会もNo.1の使用率になるだろうと予想します。

このデッキには、盤面のウマ娘カードが多い程強力になるカードがたくさん入っていて、それらを生かして相手の体力を削り切るデッキです。

中でも強力なのが<シリウスシンボリ>。
殴り返されるリスクがないので気軽に攻撃出来て、処理されにくく毎ターン手札を入れ替えられます。

盤面を埋める準備が整ったら<ジャングルポケット>や<サウンズオブアース>で効率よく盤面処理をしながら<マヤノトップガン>で一気に相手のライフを減らしにいきます。

このデッキは手札管理がとても難しいです。
なので、序盤思うようには動けないときのカードの使い方や、捨てるカードに注目して観戦すると面白いと思います。


宴楽ロイヤル
デッキレシピ
宴楽ロイヤル
プレイヤー:エル
リーダーカード
1


新弾で登場し、リストの開拓が徐々に進んできて今CSでの使用率をグングンと伸ばしているデッキタイプ。

基盤は専用トークンを集めながら戦う王道ミッドレンジですが、選択枠が多く出来ることがとても多いのが魅力です。

主役は<天下の大泥棒・ジエモン>。
PPとトークンがある限り何度も進化時効果を使用でき、盤面除去や回復をしながら横のフォロワー全てに疾走を付与し、一気に攻防を逆転させられます。

このリストでは選択枠に<オクトリス>や<簒奪の信者>など優秀な盗賊カードを採用しており、打点で押しきるのをメインとした構成です。
しかし、他にも<スパルタクス>と<マグナゼロ>を採用し、削りきるのが大変なら特殊勝利に切り替えるリストなど人によって様々な形があるのが現状なので、非宴楽のカードがどのようにゲームに影響するかに注目です

また、このデッキは<達人の芸者>など一部のカードに除去を頼っている部分があるので、引けていないときの選手の溜め方も見どころになると思います。


Tier2
スペルウマ娘
デッキレシピ
スペルウマ娘
プレイヤー:エル
リーダーカード
1
エボルヴデッキ
10


「墓場20枚」と「墓場のスペル5枚」の2種類のミッションを達成することで、リソースを稼いで戦うデッキです。

7センチの先へ>も超強力ですが、それよりも紹介したいのが<スイープトウショウ>。
なんと0コストで1コストスペルをプレイでき、<夜に暁、空に瑞星>を選択すれば体力も回復します。フォロワーなので<マーベラスサンデー>や<スマートファルコン>で手札に戻したり、<マンハッタンカフェ>で墓場から出したり使い回しが出来てしまいます。

このリストは<ダイワスカーレット>と<ウオッカ>が入っていて攻撃的なプレイも取れるよう構築されていますが、<Balliamo?>・<スマートファルコン>・<祖にして導く者>を増やし<スイープトウショウ>を何度もプレイすることで、相手の攻め手を減らしてから攻撃するのをメインプランとしたループ型も存在します。

このデッキは手札と状況次第で、盤面を作るのか、7センチを目指すのか、何を残して何をプレイするのか、序盤からプラン選択が非常に難しく、上手い選手は当然のように珍しいルートを選択してトップ受けを広げにいきます。なので、このデッキは「選手が今何を考えているのか」を考えながら観るととても面白いと思います。


ワールドブレイクビショップ
デッキレシピ
ワールドブレイクビショップ
プレイヤー:エル
リーダーカード
1


デッキ名にもなっている<ワールドブレイク>は相手の盤面とEXエリア全てとデッキを10枚も消滅させる強力なカードです。このカードによって相手の山札切れを目指すコントロールデッキです。デッキが10枚も減ると相手が攻め手を失うことも多く、基本的には相手側に打点を溜めておくのを要求されます。それでも墓場を稼ぐ必要のあるデッキなど対策が上手くいかないデッキもあります。

宴楽ロイヤルが特殊勝利も可能なので、対応するには要求値が非常に高く、立ち位置が悪いですが、選手のメタ読みやターゲット次第では使われると思います。

正直相性と噛み合いに左右されるプレイ中はあまり映えないデッキですが、もしこれで勝ち上がった選手がいたならそれはメタ読みやBO3ならではの戦略を立てるのが上手い選手だろうと思います。


魔法使いウィッチ
デッキレシピ
魔法使いウィッチ
プレイヤー:エル
リーダーカード
1
エボルヴデッキ
10


新弾で<真理の大文豪・ユキシマ>と<一世の探究>が追加され宴楽ロイヤルの影に隠れながらじわじわと使用率を伸ばしているデッキ。

8ターン目に<インフィニットウィッチ・ドロシー>か<水晶の魔剣士>で<次元の超越>を踏み倒し、追加ターンに<連鎖する雷>と盤面の打点で削りきるのがメインプランで、それまでは高い除去力で粘ります。

とはいってもそれで出る打点は16点前後なので、途中で<真実の宣告>でリーダーダメージを選択するなど道中でどれだけ要求値を下げられるかが注目ポイントです。

また、<管弦の魔術師>と<宿帳のフクロウ>が入った宴楽寄せの魔法使いや、<陰陽の開祖・クオン>が入った純超越も環境に存在します。


秘術ウィッチ
デッキレシピ
秘術ウィッチ
プレイヤー:エル
リーダーカード
1


昨年度のJCSでも活躍したこのデッキも新弾で<グランドスピア>が追加され強化されました。CSで見る機会はあまり多くありませんが、このデッキで権利を獲得した秘術ウィッチが上手すぎるプレイヤーも多数出場するため、数人持ち込むと予想します。

土の印アミュレットを溜めて使うを繰り返しながら、効果ダメージで攻めるデッキタイプです。
キーカードに選んだのは<エレメントシャーマン・ライリー>。このカードを<ケリドウェン>が生成する<久遠の秘薬>によって墓場から出し全ての効果を発動させる動きは、1年経った今でも強力で、そこから更に<アーティストメイジ>でライリーにドレインを付与することも出来ます。

このアーティストメイジが決まる、もしくは構えられてお互い牽制をし合う展開になるとロングゲームとなり、普段よりも面白い試合が観れるかもしれません。

また、このデッキは攻めと守りを同時に行うことが難しく、緩急を付ける必要があります。いつ土を溜めて、いつビッグアクションを起こすのか、選手のバランス感覚にも注目です。



以上第2部でした。

posted 2025.02.27

Byエル


20250227sve1.jpg
JCS観戦ガイド 第1部
こんにちは。エルです。
いよいよ3月1日からJCSが行われるということで、観戦ガイドを書いてみたいと思います。
3部構成の大ボリューム記事となりますが、気になるところだけでも読んで拡散してほしいです。
初の試みなので皆様の反応で、今後も特別企画記事を出すかを決めます。

目次

※記事内で使用している「Tier」とは流行度を指します。

この記事は第1部です。
そもそもJCSとは
「Shadowverse EVOLVE Japan Championship 2025」略してJCSとはその名の通り日本一を決める大会で、毎年この時期に開催されます。
この1年どこかの大型大会で入賞し権利を獲得した計77名が都内某所に集結し優勝を争います。

対戦フォーマットは構築戦BO3。
お互い2デッキを持ち込み両方のデッキで勝利した方が勝者となります。なので制限時間も3試合分90分あります。
予選ラウンドは7回戦で上位8名がDay2のトーナメントに進みます。

Day1は3回戦からDay2は全試合配信がありますので、「この配信をなるべく多くの人に楽しんで見てもらいたい」そんな気持ちでこの記事を書いています。

またXでは、選手紹介と金曜23時59分まで「決勝マッチ予想キャンペーン」をやっているのでそちらも是非チェックしてみてください。


目次へ
BO3の難しさ
ここでは今大会のフォーマットであるBO3ならではの戦略や考え方について書いていきます。

BO3では、特定のデッキに対してメタを張りたいときに両方のデッキで勝ちに行かなければならないので、構築のバランスが普段より崩れやすい部分があると私は思います。両方のデッキ100枚でターゲットを明確にし、一貫性を持たせるのがとても難しかったです。

実際昨年のJCSだとほとんどのプレイヤーが秘術ウィッチと吸血鬼ナイトメアを持ち込み、直接対決は吸血鬼ナイトメアが有利とされていました。しかし、優勝者の秘術ウィッチには、見事なバランスで<エンジェルバレッジ>が採用されており、相性関係を逆転させることに成功していました。


そういった細部の調整だけでなく、単純に普段の2倍以上時間がかかる点、投げ順の読み合いなど、この場でしか味わえない難しさがあります。

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観戦のポイント
エボルヴを面白く観戦するポイントとして、そのデッキがどういったフィニッシュを目指しているのか、いつ攻めなければならないのかを把握して観るのが大切だと考えています。
そうすることでこの展開ならどちらが有利かが判断しやすくなり、没入しやすくなると思います。
第二部以降でサンプルリストを載せながら具体的な攻め方と注目ポイントについて触れていきますので、ここでは各デッキのゲームレンジについて簡易的に一覧化しておきます。
どちらが攻めているかを判断する手助けになれればと思います。

右の方が少し平均リーサルが早いです。
下はそのデッキの攻めが強い時間帯です。

sample_20250227_sve.jpg


以上第1部でした。

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