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【新弾コラム】エンチャントレガリアデッキ紹介【すいせいデッキ】
posted 2025.10.14
Byイソギン

エンチャントレガリアデッキ紹介【すいせいデッキ】
はじめに
こんにちは。星詠みのイソギンです。
今回はブースターパック第5弾「エンチャントレガリア」で強化を受けた「星街すいせい」デッキを紹介します。
第3弾「エリートスパーク」で既に強化を受けているすいせいですが、また新カードをもらえることになって感無量です。
すいせいが登場するたびにすいせいデッキの紹介記事を書いてきましたので、今回も初心者向けに星街すいせいデッキがどのようなデッキかを改めて紹介したいと思います。
すいせいデッキと対戦するのが苦手!という方や、すいちゃん握りたいけどわからん!って方向けに書きましたので、ぜひご一読下さい。
目次
すいせいデッキってどんなデッキ?
この3枚を見ればすいせいデッキが分かります。<推しすいせい>の推しスキルは『バックホロメンにダメージを与えた時、追加で50点を与える』効果です。
<1stすいせい>のブルームエフェクトでバックに20点を与えられるため、この効果で推しスキルの発動条件を満たせます。
大切なのは、1stすいせいのブルームエフェクト"あっと驚かせるから見逃さないでね!" には『ダウンしても相手のライフは減らない』と記載されています。
つまり、この効果で相手をダウンさせてもライフを取ることはできません。
ところが推しスキルの"ほうき星"にはこちらの文言は入っていないのでライフを取ることが出来ます。
なので、実際にデッキを回す時は1stすいせい+ほうき星で相手のバックホロメンのダウンを狙いましょう。
コツは序盤のアーツを相手のコラボホロメンに撃ったり、1stすいせいを複数枚重ねて相手ホロメンのHPを70以下に調整することです。
相手のデッキに入っているホロメンのHPラインを覚えているかどうかが非常に大切なので、すいせいデッキを握る時は他のデッキも色々触ることをおすすめします!
続いてSP推しスキルの"シューティングスター"はセンターかコラボホロメンに与えたダメージをバックホロメンにも与える効果。
<2ndすいせい>が180点から青天井にダメージが出るので、これと組み合わせることで相手のほとんどのホロメンを2枚ダウンさせることが出来ます。
SP推しスキルの使いどころですいせいデッキの強さは0にも100にも変わります。使うタイミングは練習して覚えましょう。
コツは相手が一番嫌なことを考えて動くことです。(意地悪になりましょう!)
以上、すいせいデッキはセンターとコラボだけでなく相手のバックホロメンも一緒にダウンさせていくのが特徴のデッキです。
続いて、第5弾で発売された新カードについてみていきましょう!
強化点、新要素
すいせいデッキは、2ndすいせいがコラボエフェクトによるエール加速を持ち、アーツの使用に4枚のエールが必要であるため、基本的にはコラボポジションに配置されます。そうなると、誰をセンターポジションに置くのかという話になります。
これまでは、エール加速要員であり、1エールで30点を出せてHPも110と頼りになる<沙花叉クロヱ>を混ぜた「すいクロデッキ」が一般的でした。
ところが5弾の新カードでこの形が少し変わりました。
まず、<Debutすいせい>のHPは沙花叉クロヱと同じです。
アーツのダメージも、相手のバックホロメンがダメージを受けているという条件付きではありますが、40点を与えられます。
このカードの登場でセンターに沙花叉を置く必要性が低くなりました。
続いて、赤の<新2ndすいせい>は1エールで50点、4エールで220点出せるパワーカード。
エールが常にギリギリになりがちなすいせいデッキですが、このカードは1エールさえあれば自分でアーカイブからエールを掘ってこられるため、青2ndすいせいと違って手がかかりません。
青2ndすいせいの起動タイミングに合わせてセンターに置くことで、50+180点でほぼすべてのホロメンをダウンさせられる上、相手に高い要求を突きつけられます。
HP210が二枚並ぶのもそうですが、青すいせいを倒さないともう一度動かれてしまいますし、かといって青2ndばかりをダウンさせていると赤2ndのエールが4枚溜まってしまう――そんなジレンマを相手に与えましょう。(相手が嫌がることをするのが、すいせいデッキの真骨頂です。)
最後に<micomet>ですが、こちらはなくてもいいけど時々便利といった具合です。
すいせいデッキは2nd以外の火力が軒並み低く、2ndか推しスキル以外でライフを取るのが難しいのですが、micometがあれば実質2エールで相手のdebut~1stを落とすことが可能になります。
現在トップティアのぺこらデッキでは、DebutがHP60~110、1stが90~150(Buzzは除く)なので、2ndが手札にないときや序盤の相手のコラボを取る機会があって重宝します。
コラボエフェクトは使う機会がほとんどありませんが、1stが枯渇していてDebutしかいないという状況でセンターをいきなり2ndにできたり、2ndのアーツを180→240にしたいときに、1枚多く重ねるといった使い方もできます。
これら3枚の追加ですいせいデッキの動きの選択肢が広がって、さらに強力なデッキとなりました。
サンプルデッキレシピ
ホロメン
計32枚
サポート
計18枚
回し方
先手と後手で序盤の動きが多少変わりますが、だいたいは同じです。先手なら<すいせい>を、後手なら<沙花叉>か<赤すいせい>をセンターに置いてスタートしましょう。
後手1ターン目にライフを取れるデッキはほとんどないので、先手の場合はあまり気にしなくて大丈夫です。
対面次第ですが、1、2ターン目はすいせいデッキは攻撃しなくて大丈夫です。
後ろのすいせいにエールを貼って、そのすいせいを1st→2ndと育てましょう。
この時、相手の<じゃあ敵だね>をケアして、1st2枚にそれぞれ1エールずつ付けておくのがおすすめです。
<青の2ndすいせい>にはエールが4枚必要ですが、自身のコラボエフェクトで1枚付けられるため、実質3枚を用意してあげる必要があります。
1stのすいせいに1エール付けておくと、相手がこちらのホロメンをダウンさせてくれた場合に、ライフエール+エールステップで2枚のエールが増えるので1+2+1=4で青2ndでアーツを使うことができます。
すいせいでは積極的にこれを狙って、相手のライフを取るか取らないかの選択を迫ります。相手の嫌がることをしましょう(3回目)。
ついでに、1~2ターン目にDebut沙花叉がいると安心です。
相手が1stすいせいに1エール付いているのを見てライフを取らない選択をした場合、<1st沙花叉>にBloomすれば2ndすいせいを起動できます。
また、1stすいせいにエールが付いていなければ、2ndが起動できないと思って相手がライフを取ってきたときにも、1st沙花叉がいると2ndすいせいを起動でき、相手の意表を突くことができます。
相手に「嫌だけどやらざるを得ない」という選択を迫り、うまくコントロールできるようになるといいですね。
相性・対面考察
現在Tier1のぺこらデッキですが、十分に戦えます。この対面では序盤に攻撃しないこと。
相手にこちらのセンターホロメンを先にダウンさせるよう立ち回ります。
そして返しのターンで<青の2ndすいせい>を起動しますが、ここでのポイントはセンターに沙花叉か<赤の2ndすいせい>を置くことです。
これで青の2ndすいせいを含めて210~230のダメージを出せるため、ぺこらの2ndをダウンさせることができます。
また、ほうき星はなるべく取っておいて、1stに使うようにします。
Debutを落としたら1枚の損失ですが、1stを落とすと2枚の損失になり、より大きな損失を与えることができるからです。ねらい目は<ブライトの1stぺこら>。
基本的に相手の盤面に2ndが2枚並ぶ状況はほとんどないため、1ターンの間に青2ndすいせい+ほうき星やシューティングスターで相手の1st〜2ndを枯らす動きができると勝ちやすいです。
難しい対面は、レイネ系・ころね系、そしてギフト「用心棒」系の能力を持つデッキです。
<レイネ>はHP220で180+30では取れない上に、序盤にダメージを与えても回復されてしまいます。
先手ならなんとかなりますが、後手はかなり厳しいです。
<石の斧>をうまく引けると戦いやすくはなります。
ころねは正直、かなり厳しいです。
新規の<2ndころね>が青特攻を持っているうえに、Debut~2ndまで全てのHPが高水準なため、『ほうき星』を活かしにくいです。
また、<ころねの推しスキル>:無限の体力でお休みしているホロメンが起き上がるのも厄介です。
自分は前々回のWGP東京でころねに負けました...
「用心棒」については、現在3枚存在します。
青の2ndすいせいは相手のバックホロメンも対象にできるのですが、用心棒効果のギフトを持ったホロメンがコラボポジションにいると用心棒しか対象にできなくなってしまいます。
また、すいせいデッキはシューティングスターのおかげで縦方向での2枚取りは得意ですが、センターとコラボといった横方向での2面取りは大の苦手です。
こちらは相手の1stしか落とせないのに、逆に自分の2ndが落とされてしまうため、単純に言えば3:2交換。
こちらの方がカード消費が多く、結果的にディスアドバンテージになります。
用心棒が出てきたターンは2ndを動かさない、という選択も取る用にしましょう。
感想
すいせいデッキは、何度も言うように "相手の嫌がることをするほど強い" デッキです。「やりたくないけど、やらざるを得ない」といった選択を相手に迫ることができれば、勝率はぐんと上がります。
難しい部分が多く自分もまだまだですが、うまくハマったときの爽快感は格別。
ぜひ一度触ってみてください!
それではまた~