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【新弾コラム】アヤカシヴァーミリオン『ID1期生』
posted 2025.12.25
Byイソギン

【新弾コラム】アヤカシヴァーミリオン『ID1期生』
今回は、第6弾「アヤカシヴァーミリオン」で大きく強化されたID1期生・ムーナ軸デッキの紹介です。
第3弾で<アユンダ・リス>が登場して以降、ID1期生が追加されるたびに触り続けてきたんですが、正直なところ「環境の土俵には届かない」という印象が続いていました。
しかし今回の新カードの登場により、火力・エール供給・ドローのすべてが噛み合い、ようやく実戦レベルで戦えるデッキになったと感じています。
本記事では、新カードの評価だけでなく、実際に回してみて分かった現実的な強さや、環境を意識した構築・立ち回りについて解説していきます。
注目の新カード紹介
最初に注目すべき1枚。1期生専用Limitedです。
デッキから好きなID1期生を2枚もサーチできて、条件付きではありますがついで効果が非常に強力。
今までのホロカでは考えられない効果をしています。
順調にカードパワーが上がってきていますね。
元々1期生は全員がエール加速を持っているためエールは潤沢でしたが、如何せんパワーとドロソが不足しているという悩みがありました。
しかし、ムーナとこのカードの登場で火力とエール、ドロソの全てが揃い強力なデッキとなりました。
オマケに、ライフ5と既にハンデを抱えている推しホロメンにも関わらず1点を取る効果がないのが悩みでしたが、ついで効果で解消されました。追加でライフ-1ができちゃいます。
最初見たときは驚愕したものの、エールデッキを狙って枯らしにいくのは、思っている以上に難しいです。
ライフ5スタートなので、エールデッキは15枚。
ムーナのSPで3枚加速できるため、実質的には12枚を捲れば枯れる計算になります。
仮にゲームが6ターン目まで続いたとすると、6回のエール加速が必要になりますが、これがなかなか厳しい。
ID1期生でエール加速を持っているのは現状<ブライト1st>のみで、最大でも12枚分。
ただし、3種類すべてを採用する枠は取りづらいため、現実的には2種類・8枚が限界です。
その8枚の中から6枚を手札に加える必要があると考えると、強力な新カードがあるとはいえ、ライフ-1効果は「狙って決める」よりも決まったらラッキーくらいの認識で運用するのが無難だと感じました。
次に、ムーナの中核となる Buzz と 2nd を見ていきます。
<Buzzムーナ>は素点が20点と控えめですが、4エールあれば80点まで伸びます。
さらにギフト効果でアーツ後に受けているダメージと同じダメージを追加で与えられるため、単体でも最大160点とBuzzの中でも<ポルカ>に次ぐ手軽な高火力です。
続いて<2ndムーナ>。
コラボエフェクトでBuzzムーナのギフト効果同様に「受けているダメージ分の追加ダメージ」を与えられます。
アーツはこちらも素点90点と控えめですが、4エールで合計180点まで伸びます。
4エール180と言えば<2ndすいせい>を思い出しますね。
コンセプト
ムーナ軸のデッキを考えるうえで、大きく分けて取れる方針は2つ。- Buzzを軸に一気に押し切るアグロ型
- ゲームを少しでも長引かせてイベントによるライフ-1を積極的に狙う型
理想を言えば両立したいところですが、実際に構築してみると、どちらかに寄せた方が安定します。
環境によって有効な選択は変わりますが、今回はアグロ寄りの環境を想定し、1.のBuzzアグロ型の構築を考えましたので紹介します。
サンプルレシピ
ムーナ Buzzアグロ型
ホロメン
計28枚
<AREA 15>は強力ですが、その時々に必要なホロメンをサーチする関係上、手札が余ることはほとんどありません。
そのため<マネちゃん>を採用しています。
また、Area 15を積極的に狙いたいため、<サブパソコン>も採用しました。
イオフィは言わずもがな、2面取り性能の高さとエール3枚回収が優秀なため採用しています。
<爆発の魔法>は、ムーナの推しスキルのトリガーになる点が特に優秀です。
爆発の魔法と推しスキル、Buzzのギフトを合わせれば80点までダメージが伸び、2エールの<Buzzムーナ>でも十分に高い打点まで狙うことができます。
今回は不採用の<カワイイスタジャン>ですが、現在の環境ではころね、いろは、あやめが流行っており、後手2ターン目のBuzzが返しで取られてしまう場面が目立つため採用を検討する余地がありそうです。
ただし、スタジャンを付けていても今の環境は2ndの火力が軒並み高くBuzzが落ちてしまうケースも多いため、有効度はやや低めかもしれません。
基本的な立ち回り
このデッキでまず目指したいのは、2ターン目の<Buzzムーナ>展開です。2エール分の加速ができればBuzzに4エール付けることも可能ですが、次のターンに2ndへ乗らないのであれば、無理に4エールを目指す必要はありません。
重要なのは、2エールでも相手をダウンできる打点を作ることです。
例えば、Buzzのアーツ+Debutで40点。ギフトの倍掛けで80点になります。
事前に<爆発の魔法>を使えていれば、さらに20点×2倍が加わり120点。
Debutの代わりに<イオフィ1st>であれば、最大140点まで伸ばすことができます。
倍掛けギフトのおかげで、ダメージの伸び方がすべて2倍になるため、少ないリソースでも高い打点を出せるのがこのデッキの強みです。
3ターン目は、2回エール加速できていることを前提に、SP推しスキル+Buzz+コラボ2ndによる2面取りを狙います。
2ndからアーツを使用すると、推しスキルも余っていれば両面に200点が飛びます。
以降は、エール加速でエール配分を調整しながら、無理に2面を狙わず、1枚ずつ確実に取っていくのが基本的な勝ち筋です。
Buzzの爆発力で主導権を握り、そのまま押し切る、というのがこの構築の大きな流れになります。
アレンジ
<AREA 15>でライフ-1を狙うデッキとして、推しを<あやめ>にするという選択肢もあります。エールデッキ0枚という高い要求値と手札枯渇の問題を、推しあやめで補った形です。
ムーナの場合、SPで捲れるのは3枚ですが、あやめであれば推しスキルを2回使うことで4枚捲ることができます。
6ターン目までに5回エール加速できればエールデッキが枯れる計算になり、ドローも行えるため、推しムーナ型よりも要求値は下がります。
一方で欠点もあり、<Buzzムーナ>のパワーが下がってしまう点には注意が必要です。
4エールを付けても+60されないため、Buzzムーナだけで相手をダウンさせるのは難しくなります。
2ndやコラボからのダメージを倍掛けさせるようなプレイが求められます。
さいごに
以上、「ID1期生・ムーナ軸デッキ」デッキの紹介でした。Buzzのギフトは笑っちゃうくらい強いのでぜひ一度試してみてください。
今回はアユンダ・リスは不採用としましたが、次弾で採用できるくらい強力なカードが登場することを期待しています。
なんなら新しい推しホロメンカードが出てくれても嬉しいです。
それではまた~






















