遊々亭攻略ブログ
デュエルマスターズ 遊々亭Blogです。
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posted 2021.12.28
Byオチャッピィ

終末王龍大戦 新弾レビュー
未来王龍 モモキングJO

1枚目は今回のレクスターズ側唯一のキングマスターカードの未来王龍 モモキングJOです。効果は以下の通りです。
スピードアタッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーから進化できる、名前に《モモキング》とある進化クリーチャーを1体、自分の手札からこのクリーチャーの上に置いてもよい。
シンカパワー:このクリーチャーが進化する時、このターン、このクリーチャーの攻撃の終わりに、このクリーチャーの一番上のカードを墓地に置いてもよい。そうしたら、このクリーチャーをアンタップし、カードを1枚引く。
注目すべき効果は、いくつかあります。まず単純に5コスパワー7000スピードアタッカーという点が強力です。5コスパワー7000スピードアタッカーを生かせるデッキとして<ドギラゴン閃>があげられると思います。最近の<栄光ルピア>が採用されているドギラゴン閃はドギラゴン閃から出てくるスピードアタッカーは<王来英雄 モモキングRX>のみです。なので、今回の未来王龍 モモキングJOはドギラゴン閃から出てくるスピードアタッカーが増えたという点だけでもかなり注目カードと言えます。
しかし、未来王龍 モモキングJOはまだまだ効果があります。攻撃時にモモキングの名を持つ進化クリーチャーに進化することができます。ここで進化して強力なのでは、<アルカディアスモモキング>や最近高騰しているコロコロの付録の<禁断のモモキング>があげられます。ほかにも少し前に流行っていた赤緑モモキングに採用して<モモキングNEX>を出しやすくしても面白いかもしれません。おまけのようについているシンカパワーで攻撃の終わりに進化クリーチャーを墓地に置くことでアンタップして1ドローすることができます。モモキングの他にも火文明のレクスターズなので<キャンベロ <レッゾ.Star>>を採用してロック性能を上げても面白いかもしれません。いま<モモキングダムX>で退化する形が流行っていますが、今後純粋に赤緑のモモキングが出てきてもおかしくないかもしれません。
Volzeos-Balamord



2枚目は今年のアニメのラスボスクリーチャーで<ドルマゲドンX>や<零龍>のような強力な感じがしますね。効果は以下の通りです。
自分の手札またはマナゾーンに3種のキング・セル「新世界王の権威」「新世界王の思想」「新世界王の闘気」が揃っていれば、合体させ、コストを支払ってこのキング・クリーチャーを召喚してもよい。
エクストラEXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から2枚をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドのうち1つを墓地に置く)
スピードアタッカー
ワールド・ブレイカー
このクリーチャーは、出たターンの間、ブロックされない。
このクリーチャーが攻撃する時、相手は自身の手札をすべて捨てる。
自分が「G・ストライク」を使った時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置き、相手のクリーチャーを1体選んでタップしてもよい。
効果が色々ありますね。1つずつ解説していきます。まず、Volzeos-Balamordは<「新世界王の権威」><「新世界王の思想」><「新世界王の闘気」>という3種類のキング・セルから構成されており、「新世界王の権威」「新世界王の思想」「新世界王の闘気」はそれぞれガードストライクを持っているのでこれをそれぞれ4枚ずつ採用しても受けを増やすことができます。しかも、手札からマナに置いた際に多色マナにも関わらずアンタップすることができるので、<獅子王の遺跡>との相性がとてもいいです。Volzeos-BalamordはEXライフを2つ持つエクストラEXライフを持っています。除去耐性を2つもっているだけでなく、シールドが2枚増えているのも強力です。出たターンにブロックされず、攻撃時に相手の手札をすべて捨てます。「G・ストライク」を使った時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置き、相手のクリーチャーを1体選んでタップする効果もG・ストライクで2体止められることができるのもかなり強力です。
マニフェスト <リーフ.Star>

3枚目はスーパーレアから紹介していきたいと思います。効果は以下の通りです。
このクリーチャーの召喚コストを2少なくしてもよい。そうしたら、このターンの終わりに、このクリーチャーを手札に戻す。
スター進化:レクスターズまたは水のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
W・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札を見て、その中からカードを2枚まで手札に加える。その後、山札をシャッフルする。
<マイパッド>などの軽減クリーチャーを使うことで2ターン目に軽減クリーチャー、3ターン目に<マニフェスト <リーフ.Star>>で繋げられたりします。ほかにも王来篇2弾で登場した<タン・ペペン>に軽減効果を使ってスター進化させ、シンカパワーを発動させることによってエンド時にマニフェスト <リーフ.Star>は手札に帰ってきますが、タン・ペペンのシンカパワーをタン・ペペン自身が引き継いでいる状態なので攻撃されず、選ばれない状態になります。サーチ効果でバルチュリスなどをサーチすることによって1打点増やすことができます。2枚サーチすることができるので<バルチュリス>と<ドギラゴン剣>or<ドギラゴン閃>をもってきて過剰で点を生み出しましょう。
バラギアラ <ヴェロキボアロ.Star>

今回のスーパーレアのトップレアになっています。効果は以下の通りです。
スター進化:レクスターズまたは自然のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
T・ブレイカー
相手のクリーチャーが出た時、そのクリーチャー以下のコストを持つ自然のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。
このクリーチャーがタップしていれば、自分は攻撃されない。
注目すべき効果は、相手のクリーチャーが出た時、そのクリーチャー以下のコストを持つ自然のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよいという効果です。昔流行っていた緑単サソリスに採用されていた<革命目 ギョギョウ>と同じ効果を持っています。そのため令和のラグマールこと<ブリタネッコ>との相性がとてもいいです。ほかにも相手の<カツキング>に対してマナから自分のからカツキングを出して相手の革命チェンジ元を除去することができます。しかし、ギョギョウとは違う点はタップされていたら自分は攻撃されない部分です。鬼羅スターや赤単のようなパワー15000未満で構成され、相手のクリーチャーを除去するカードが入っていないデッキからすると越えられないクリーチャーになっています。
<王来英雄 モモキングRX>の効果で進化することも可能なので、今後も環境で活躍が見込まれる1枚になっています。
オンセン・ディス・カイザー

新弾のベリーレアから紹介していきたいと思います。効果は以下の通りです。
スピードアタッカー
このクリーチャーはブロックされない。
このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、そのカードが持つ文明の数、カードを引く。
出たときの効果で<虹速 ザ・ヴェルデ>を捨てることによって5枚ドローできるという裁定が公式から発表され今後ビートデッキへの採用が注目されます。種族にドラゴンを持ってるので<サイバーエクス>や<ラフルルラブ>、<シンガイギンガ>などに革命チェンジできる点も強力です。シータカラーのビートデッキが環境に入る際採用されていてもおかしくないです。
覚醒連結 XXDDZ

事前に出ていた新弾カード紹介でかなり注目されていた1枚。効果は以下の通りです。
EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
W・ブレイカー
自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」と「スレイヤー」を与える。
このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの「EXライフ」シールドを墓地に置いてもよい。そうしたら、次の自分のターンのはじめまで、相手は呪文を唱えられない。
ディスペクターはEXライフを持っているので革命チェンジを宣言したとしてもチェンジができないので失敗してしまいます。そのためディスペクターと革命チェンは相性が悪いとされていました。しかし、今回登場した覚醒連結 XXDDZは攻撃時にEXライフを墓地に送ることができるので革命チェンジすることができます。EXライフを墓地に送る効果で呪文を止めることができるので<時の法皇 ミラダンテXII>に革命チェンジすると召喚制限をつけながら攻撃することができます。ほかにも<ドギラゴン剣>、<ドギラゴン閃>にも革命チェンジできるのはもちろん、覚醒連結 XXDDZはコスト7以下の光のドラゴンなので<ドラゴンズサイン>から場に出すことができます。オリジナル環境では、<最終龍覇 グレンモルト>がいないため微妙と言われていた5cドラサイが環境に出てくるかもしれません。
終末王秘伝オリジナルフィナーレ

今回登場した<ミカドレオ>の必殺技に当たる呪文です。効果は以下の通りです。
アタック・チャンス:水と闇と自然を持つディスペクター(自分の水と闇と自然を持つディスペクターが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)
自分の山札の上から3枚を見る。その中から2枚をマナゾーンに置き、残りの1枚を手札に加える。
相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、自分のマナゾーンのカード1枚につき、そのクリーチャーのパワーを-1000する。
まず単純に5マナ2枚ブーストという点でも使われる可能性がありますが、手札に1枚加える効果を持っているので手札が減っていません。そして、マナの数相手のクリーチャーのパワーをマイナスすることができるのでスター進化やEXライフ関係なく除去することが可能になっています。カラーリングもアナカラーで<天災 デドダム>の色になっているので、その点もかなり強力だと言えます。
どんどんトラップなう

続いてレアから紹介していきたいと思います。効果は以下の通りです。
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
自分の山札の上から5枚を見る。その中からクリーチャーを1体相手に見せ、手札に加えてもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。このようにして見せたクリーチャーのパワーが6000以上なら、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。
<ドンドン吸い込むナウ>のような効果を持っているおり、水文明の受けといえば吸い込むと言われていた時期もあったくらい強力な受けでした。その自然文明版であり、水文明は採用できないけどサーチカードを採用したいという場合に採用されるカードだと思います。
ロスト・Re:ソウル

<ロストソウル>のGストライクが王来篇4弾にて登場しました。効果は以下の通りです。
G・ストライク(この呪文を自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
相手は自身の手札をすべて捨てる。
最近ロストソウルは<ツインパクト>を採用されていましたが、これからはReソウルが採用され始めるかもしれないです。しかし、<ドンドン火噴くナウ>のようなコスト参照が入っている場合はツインパクトの方がよいかもしれないのでお構築に応じて採用してみてください。
地龍神の魔陣

最後に紹介するのは新しい新規の初動です。効果は以下の通りです。
G・ストライク(この呪文を自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚を手札に加えるかマナゾーンに置き、残りを好きな順序で山札の下に置く。
コンボデッキなどで必要なパーツを2コスでサーチすることが出来ます。序盤に引いた時はブースト、中盤以降に引いた場合はサーチ呪文として使えます。Gストライクも持っているので受けとしても活躍するので今後も活躍していくカードの1枚です。
今回は12月18日発売された王来篇拡張パック第4弾 終末王龍大戦の新弾レビューをしていきました。新弾のカードは新殿堂後に暴れることが多いので1月からの環境で新環境にむけてみなさんもデッキを組んでみてください
posted 2021.12.27
Bysinigami

1年間振り返り
今回は今年一年間のデュエマを振り返っていきたいと思います。最後までよろしくお願いいたします!
1~3月
12月に大規模な殿堂入りが施行され、同時に新レギュレーションとして「オリジナルフォーマット」が始動します。"赤青ヴァイカー覇道"や"オカルトアンダケイン"、"ドロマーオーラ"が流行し、3月には裁定変更が発表され、大幅な強化を受けた"青黒退化"が母数を増やしました。
4~6月
4月にスターターデッキと「王来篇 第1弾 王星伝説超動」が発売され、一気に環境はガラリと変わります。<とこしえの超人>が流行し、GRの依存度が高いデッキ母数は激減。かわりに新弾で強化された"5色コントロール"や"赤青(赤黒)バスター"が相次いで入賞しました。
また、少数精鋭の"オカルトアンダケイン"も環境TOPに君臨し続け、環境的に立ち位置がいい"青魔導具"の入賞も目立ちます。
さらに5月、6月と「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」、「王来篇 第2弾 禁時王の凶来」が発売され、環境は混沌を極めました。
"バスターデッキ"は赤青、赤黒だけではなく、赤白やシータカラーも考案され、<我我我ガイアール・ブランド>が登場し、"赤単ブランド"が環境に挑みます。
7~9月
新たなる殿堂施行により、"オカルトアンダケイン"は崩壊しました。そして、「20周年超感謝メモリアルパック 技の章 英雄戦略パーフェクト20」と各種クロニクルデッキが発売され、"墓地ソース"、"赤緑ボルシャック"、"ラッカ天門"が登場します。9月末には「王来篇 第3弾 禁断龍VS禁断竜」が発売され、<禁断英雄 モモキングダムX>を活用した"禁断墓地退化"が登場。<斬斬人形コダマンマGS>や<霊宝 ヒャクメ-4>で強化された"5c天門"、"赤単ブランド"と共に各地のCSで激戦を繰り広げました。
10~12月
「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」が発売され、<流星のガイアッシュ・カイザー>を採用した"シータバスター"が環境TOPに降臨しました。続く二番手に<"逆悪襲"ブランド>を採用した"赤単(赤青零龍)ブランド"や<超七極 Gio|巨大設計図>を採用した"ネバーループ"、"グルメ墓地ソース"、<氷牙レオポル・ディーネ公|エマージェンシー・タイフーン>で安定感が底上げされた"墓地退化"が続きます。
そして、11月に「レジェンドスーパーデッキ 神歌繚嵐」、続いて12月に「王来篇 第4弾 終末王龍大戦」が発売されます。
<Volzeos-Balamord>や<覚醒連結 XXDDZ>、<ロスト・Re:ソウル>で強化された"5cコントロール"と<バラギアラ <ヴェロキボアロ.Star>>を採用した"シータバスター"の入賞が報告されましたが、根本的な環境は変わらないみたいです。
また、最後に新たなる殿堂発表が行われ、<"龍装"チュリス>と<希望のジョー星>が殿堂入りしました。
あとがき
いかがでしたでしょうか?今年もとても濃い一年間でしたね。来年には全国大会開催が控えていることもあり、さらに熱いデュエマを楽しめると思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。posted 2021.12.24
Bysinigami

殿堂所感
殿堂入り
"龍装"チュリス
発売当初から<蒼き団長 ドギラゴン剣>と共に大活躍し、2017年には、"赤青バスター"に4枚採用され、見事日本一に輝きます。
そして、多くのプレイヤーが《蒼き団長 ドギラゴン剣》と共に愛用し続けますが、2019年3月1日に《蒼き団長 ドギラゴン剣》が殿堂入りしたため、<"龍装"チュリス>の使用率は極端に低下しました。
その後、しばらくして<蒼き守護神 ドギラゴン閃>が登場し、一気に日の目を浴びます。
赤黒や赤青、赤白等々、様々なカラーリングで《"龍装"チュリス》は再び多くの人々が愛用しました。
しかし、登場時から第一線で活躍し続けていることと、3ターン目にファイナル革命を発動するのが強力だったからか、今回殿堂入りすることが決定。
最近では<切札勝太&カツキング>を中心に、安定感を重視したレシピが主流なので、あんまり使用率は高くありませんでした。影響はそれほど大きくないと思います。
希望のジョー星
その後、"ゼロ・ルピアループ"が開発され、一気に環境TOPに昇りつめます。
しかし、流石にループが強すぎたのか、あっけなく殿堂入りしていまいました。フィールドカードの殿堂入りは珍しいですが、使用率もそれなりに高く、除去が難しかったので仕方がなかったと思います。
緩和
エンペラー・キリコ
筆者はキリコ時代を全く知らないので何も語ることがないのですが、その分これからの出会いや戦いがとても楽しみです。
絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート
とりあえず、<蒼き守護神 ドギラゴン閃>に墓地回収という選択肢が増えたのは有難いですね。どれだけハンデスを食らっても、<絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート>1枚で解決することができます。
あとがき
いかがでしたでしょうか?普段より枚数が少ない殿堂発表でしたが、環境は大きく変わると思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。