遊々亭攻略ブログ
遊戯王 OCG 遊々亭Blogです。
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posted 2023.12.25
Byメカヲタ

【青眼の白龍】デッキ解説「究極竜魔導師」採用型
今回は「QUARTER CENTURY DUELIST BOX」に封入される「SPECIAL PACK」で新たな力を得つつ、再録によって構築しやすくなった【青眼の白龍】について解説します。
デッキタイプについて
いくつかの型が存在する【青眼の白龍】ですが、今回紹介するのはその中でも【罠型青眼】と呼ばれるタイプ。罠カードで妨害しながら<究極融合>によって<ブルーアイズ・タイラント・ドラゴン>を融合召喚し、高い攻撃力と効果によって相手を圧倒できるデッキです。
かつては自ターンに特殊召喚をほとんどしないことから<命削りの宝札>や<強欲で謙虚な壺>を採用し、<激流葬>をはじめとする大量の罠カードを搭載していました。
しかし今回、万能無効を持つカードが新規に登場したことで、構築の方向性を大きく変えることになりました。
新規カード解説
究極竜魔導師
<青眼の究極竜>+「カオス」儀式モンスター、または「ブルーアイズ」モンスター×3+「カオス」儀式モンスターで融合できるモンスター。非常に重い融合素材ですが、後述する<天底の使徒>+<究極融合>のルートから特殊召喚することができます。
相手のモンスター・魔法・罠の効果の発動に対してそれぞれ1ターンに1度ずつ、ノーコストで発動を無効にし破壊する効果を持ち、5000と高い攻撃力もあって1度出てしまえば非常に強力な制圧力を誇ります。
最大で1ターンに3度、しかもノーコストでの無効は類を見ず、カードの発動だけでなく効果の発動にも対応する範囲の広さから突破はかなり困難で、早い段階で出せればそのままゲームペースを握れるほどのモンスターです。
素材自体は重いもののサポートは豊富であり、特に<究極融合>の存在からある程度消費を軽減して出せるのはありがたいところ。
相手によって除去された際にEXデッキ・墓地から「ブルーアイズ」モンスターか「カオス」儀式モンスターを特殊召喚することができますが、後者はほとんどの場合蘇生制限に引っかかるためほとんど「ブルーアイズ」の展開になりがち。
除去が困難なこのモンスターをようやく除去したと思えばさらにモンスターが出てくるため、相手からすれば厄介極まりないですね。
一応、このカード自体に耐性はなく、無効も種類につき1度ずつなため、罠カードを畳みかけるなどすれば対処は可能です。
天底の使徒を使用した召喚のルートは以下の通り
- <天底の使徒>で攻撃力1500以上のモンスターを墓地へ送り、<教導の大神衹官>を手札に加える(<共命の翼ガルーラ>であれば1ドロー可能)
- <教導の大神衹官>を特殊召喚して<青眼の究極竜>と<虹光の宣告者>を墓地へ送り、<ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン>を手札に加える
- <究極融合>をセットしてターンを終了し、相手メインフェイズに<究極融合>で融合召喚する
この際に手札に加えるモンスターは「カオス」儀式モンスターであればなんでも構いませんが、一応テーマに属しレベルが8の<ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン>または<青眼の混沌龍>がいいでしょう。
デッキレシピ
このカードを採用した【罠型青眼】の構築がこちら。デッキ名
プレイヤー:メカヲタ
モンスター
計16枚
エクストラデッキ
計15枚
従来の【罠型青眼】の構築をベースに、<命削りの宝札>不採用による手札誘発の採用と、<究極竜魔導師>の補助のための「ドラグマ」ギミックを搭載しています。
妨害の罠としては<激流葬>、<サモンリミッター>、<スキルドレイン>、<ドラグマ・パニッシュメント>を採用。
1ターンの召喚回数が少ないため影響はほぼ受けず、その他のカードも<ブルーアイズ・タイラント・ドラゴン>を盤面に供給してしまえばほとんど影響なく使うことができます。
先張りの<スキルドレイン>によって無効化された<ブルーアイズ・タイラント・ドラゴン>も<強靭!無敵!最強!>によって耐性を復活させられますが、<究極竜魔導師>は「ブルーアイズ」ではないため注意。 <激流葬>、<スキルドレイン>は<究極竜魔導師>と相性が悪いため、それらのカードがある場合は<ブルーアイズ・タイラント・ドラゴン>を融合召喚するか、単純な打点要員として運用することになります。
デッキの動かし方
基本的な動きは<竜の霊廟>や<トレード・イン>で墓地に<青眼の白龍>を送りつつ、<究極融合>による融合召喚で打点を供給します。<天底の使徒>が絡めば前述のとおり<究極竜魔導師>が展開できるため、状況に応じて狙っていきたいです。
【罠ビート】系列のデッキが苦手とする<ハーピィの羽根帚>からは<ブルーアイズ・ジェット・ドラゴン>で守ることができ、<激流葬>自体も特殊召喚のトリガーにできます。
強力な罠を布陣しながら【青眼の白龍】自慢の高打点を押し付けることができ、<ブルーアイズ・ジェット・ドラゴン>のバウンス効果もあることから対応力が高いのも強み。
展開力が高いデッキ相手には<究極竜魔導師>の無効と罠で止めつつ一気に畳みかける、ミッドレンジ系統のデッキ相手には罠を打ちながら<ブルーアイズ・タイラント・ドラゴン>で面を処理しつつ罠の再セットで持久戦も可能。
各種カードが今回のパックや「RARITY COLLECTION -QUARTER CENTURY EDITION-」で再録され組みやすくなっているのもいいですね。
原作人気も高い<青眼の白龍>と、その融合モンスターを駆使して戦う非常に盤面映えのするこのデッキ、ぜひみなさんも使ってみてください。
ありがとうございました。
posted 2023.12.23
ByHearth

【斬機】デッキ解説
今回は、2023年12月23日に発売された『QUARTER CENTURY DUELIST BOX』によって組みやすくなる【斬機】に関して紹介いたします。
高騰していた<塊斬機ダランベルシアン>の再録によって、組みやすくなるこのテーマ。ぜひともこちらの記事を読んで興味を持っていただければ幸いです。
関連記事
【斬機】デッキ解説By鳩鷺
再録カードの紹介の前に【斬機】に関して鳩鷺(はとさぎ)さんが執筆してくださっていますので、基本的な動きなどはこちらを読んでいただけると幸いです。
再録カード紹介
塊斬機ダランベルシアン
【斬機】を支えるランク4エクシーズの1体。レベル4モンスター2体以上でX召喚することができ、素材の数だけ効果を発動できる汎用的な一面を持っているモンスターです。
- 「斬機」カード1枚を手札に加える。
- デッキからレベル4モンスター1体を手札に加える。
- デッキから魔法・罠カード1枚を手札に加える。
【斬機】では、手札・墓地からの「斬機」を場のモンスター1体をリリースすることで特殊召喚できるため、展開を伸ばすのに二度も動く潤滑油。
嘆くならば、Vジャンプの付録でそのお値段が大変なことになっているのに2枚は必要なところでしたが、今回の再録で安くなれば組みやすくなるでしょう。安くなれ。
荒魂 / 幸魂
同じく今回再録されるスピリットのレベル4モンスター2体。<幸魂>は自身の効果で召喚権を使わず通常召喚でレベル4を立てることができ、
<荒魂>はそんな<幸魂>をサーチすることができるため、<荒魂>からランク4を立てることができます。
2体素材でも<塊斬機ダランベルシアン>は展開の要である<斬機サーキュラー>にアクセスすることができるため、初動の補助として使ったり、足りないレベル4を補ったりするために各種素材に利用することができます。
結構小回りが利く上、同時に再録されるためこちらもデッキを組む助けになるでしょう。
スプラッシュ・メイジ / アクセスコード・トーカー
お馴染み汎用サイバース族の面々。展開役とフィニッシャーの便利なカードたちです。
こちらも再録されているため、元から安くお買い求めしやすいカードたちだったとはいえ、エクストラデッキがより組みやすいのではないでしょうか。
デッキレシピ
プレイヤー:Hearth
モンスター
計24枚
エクストラデッキ
計15枚
デッキレシピ解説
環境でも戦えるような【斬機】のレシピとなっていますが、高額カードのほとんどが『QUARTER CENTURY DUELIST BOX』にて再録されているため、余り物で組みやすい用に調整してみました。基本的に<斬機サーキュラー>から<斬機超階乗>までを構えるのを基本展開としており、その点を<幸魂>や<パラレルエクシード>で補う形のデッキとなります。 また、<斬機サーキュラー>を引けている状態でさらに<荒魂>を引けている場合の上振れ展開をご紹介しましょう。
斬機サーキュラー / 荒魂の2枚からの展開例
- <斬機サーキュラー>効果、<斬機シグマ>を墓地へ送りながら特殊召喚。
- <斬機シグマ>効果で墓地から自身を特殊召喚。
- <斬機サーキュラー>効果で<斬機超階乗>サーチ。
- <荒魂>通常召喚、効果で<幸魂>サーチ。
- <斬機シグマ>と<荒魂>で<塊斬機ダランベルシアン>をX召喚し、<斬機アディオン>をサーチ。
- <斬機アディオン>の効果で自身を特殊召喚。
- <斬機アディオン>と<斬機サーキュラー>で<スプラッシュ・メイジ>をL召喚。
- <スプラッシュ・メイジ>の効果で<斬機アディオン>を墓地から特殊召喚。
- <斬機アディオン>で<リンク・デコーダー>をL 召喚。
- <リンク・デコーダー>と<スプラッシュ・メイジ>で<トランスコード・トーカー>をL召喚しつつ、<リンク・デコーダー>の効果で墓地から自身を特殊召喚。
- <トランスコード・トーカー>の効果で<スプラッシュ・メイジ>を墓地から特殊召喚。
- <幸魂>の効果で自身を召喚。
- <トランスコード・トーカー><スプラッシュ・メイジ><幸魂>で<ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ>をL召喚。
- <塊斬機ダランベルシアン>効果で自身をリリースし<斬機アディオン>を墓地から特殊召喚。
- <ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ>の効果で<トランスコード・トーカー>を墓地から特殊召喚。
- <トランスコード・トーカー><リンク・デコーダー><斬機アディオン>で<ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード-ネオテンペスト>をL召喚。
- <ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード-ネオテンペスト>の効果で<サイバース・ディセーブルム>を墓地へ送る。
まとめ
以上が、『QUARTER CENTURY DUELIST BOX』によって再録されるカードを活用して組むことができる【斬機】デッキとなります。汎用サイバース族リンクデッキ、という感じにはなってしまいますが、大量に『QUARTER CENTURY DUELIST BOX』を購入して、パーツが余った、なんてことがあったら組んでみてはいかがでしょうか?
posted 2023.12.22
こんにちは、遊々亭@遊戯王OCG担当です!
今回は11/16から11/30での販売ランキングをお届け!
どんなカードが人気だったのかをチェックしてみて下さい!
販売ランキング
10位
- 聖霊獣騎 ノチウドラゴ
- 「霊獣使い」モンスター+「精霊獣」モンスター
自分のフィールド・墓地の上記のカードを除外した場合のみ特殊召喚できる。
自分は「聖霊獣騎 ノチウドラゴ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
1:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの他の「霊獣」モンスターを相手は効果の対象にできない。
2:自分・相手ターンに、このカードをEXデッキに戻し、自分の除外状態の「霊獣」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは直接攻撃できない。
9位
- 精霊獣 ラムペンタ
- 自分は「精霊獣 ラムペンタ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。EXデッキから「霊獣」モンスター1体を除外し、そのモンスターと同じ種族の「霊獣」モンスター1体をデッキから墓地へ送る。
8位
- 煉獄の決界
- このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「インフェルノイド」モンスターの攻撃力は、自分の除外状態の「インフェルノイド」モンスターの数×100アップする。
(2):自分フィールドのモンスターが、存在しない場合または悪魔族モンスターのみの場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の除外状態の「インフェルノイド」モンスター1体を手札に加える。
●手札から「インフェルノイド」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
7位
- 熾動する煉獄
- このカード名の(2)の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):手札の「インフェルノイド」モンスター1体か「煉獄」魔法・罠カード1枚を相手に見せて発動できる。自分の手札を全て捨てる。その後、自分は捨てた枚数分ドローする。
(2):自分フィールドのモンスターが、存在しない場合または悪魔族モンスターのみの場合、このターンに墓地へ送られていないこのカードを墓地から除外し、自分の除外状態の「インフェルノイド」モンスターを11体まで対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。そのモンスターを墓地に戻す。
6位
- 氷水帝エジル・ラーン
- このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札からこのカード以外の、「氷水」カード1枚または水属性モンスター1体を捨てて発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。その後、自分フィールドに「氷水トークン」(水族・水・星3・攻/守0)1体を特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したトークンが存在する限り、自分は水属性モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このカードは装備カードを装備している限り、カード名を「氷水底イニオン・クレイドル」として扱う。
5位
- 三戦の号
- このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このターンに相手がモンスターの効果を発動している場合に発動できる。デッキから「三戦の号」以外の通常魔法・通常罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。この効果でセットしたカードはこのターン発動できない。相手フィールドにモンスターが存在する場合、代わりに選んだカードを手札に加える事もできる。
4位
- 霊獣の継聖
- このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスターの攻撃力は、自分フィールドの「霊獣」モンスターの種族の種類×200ダウンする。
(2):手札の「霊獣」モンスター1体を相手に見せて発動できる。そのモンスターとは種族が異なる「霊獣」モンスター1体をデッキから手札に加える。その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。
(3):自分フィールドにモンスターが2体以上同時に特殊召喚された場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの表示形式を変更する。
3位
- 精霊獣使い レラ
- 自分は「精霊獣使い レラ」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、その(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。手札の「霊獣」モンスター1体の召喚を行う。
(2):自分フィールドの「霊獣」カードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにフィールド・墓地のこのカードを除外できる。
(3):このカードが除外された場合に発動できる。デッキから「精霊獣使い レラ」以外の「霊獣」モンスター1体を特殊召喚する。
2位
- 氷結界の剣士 ゲオルギアス
- このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「氷結界」モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。自分の手札・墓地からレベル5以下の「氷結界」モンスター1体を特殊召喚する。
(3):自分フィールドに他の「氷結界」モンスターが存在する限り、相手は墓地のモンスターの効果を発動できない。
1位
- 氷結界の鏡魔師
- このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの他の効果モンスター1体をリリースして発動できる。自分フィールドに「氷結界トークン」(水族・水・星1・攻/守0)を3体まで特殊召喚し、その数だけこのカードのレベルを上げる。このターン、自分は水属性SモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。「氷結界の鏡魔師」以外の自分のデッキ・除外状態の「氷結界」カード1枚を手札に加える。
今回の販売ランキングは以上になります。
次回もお楽しみに!
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