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posted 2024.06.13

By-遊々亭- 遊戯王担当


遊戯王販売ランキング.jpg
遊戯王販売ランキング!(5/16 - 5/31)

こんにちは、遊々亭@遊戯王OCG担当です!
今回は5/16から5/31での販売ランキングをお届け!
どんなカードが人気だったのかをチェックしてみて下さい!

販売ランキング

10位

  • 青い涙の乙女
  • このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
    (1):自分フィールドにLモンスターが存在し、相手がモンスターを特殊召喚した場合、その内の1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊し、その元々の攻撃力の半分のダメージを相手に与える。
    (2):このカードが墓地に存在する状態で、自分か相手が効果ダメージを受けた場合、このカードを除外し、自分の墓地・除外状態の通常魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを自分フィールドにセットする。そのカードはこのターン発動できない。

9位

  • 時空の雲篭
  • このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
    (1):このカードがドロー以外の方法で手札に加わった場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。
    (2):このカードをリリースして発動できる。自分のデッキ・墓地から「時空の雲篭」以外の「タキオン」モンスター1体を特殊召喚する。
    (3):このカードが手札・墓地に存在し、自分がドラゴン族Xモンスターを特殊召喚した場合、その内の1体を対象として発動できる。このカードをそのモンスターのX素材とする。

8位

  • トリックスター・フーディ
  • このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
    (1):自分フィールドに「トリックスター」融合・Lモンスターのいずれかが存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
    (2):このカードが「トリックスター」LモンスターのL素材として墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「トリックスター・フュージョン」か「トリックスター・ディフュージョン」1枚を手札に加える。

7位

  • ユニオン・アクティベーション
  • このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
    (1):機械族・光属性の、通常モンスターかユニオンモンスター1体を手札・デッキから墓地へ送り、そのモンスターと攻撃力が同じで元々のカード名が異なる機械族・光属性モンスター1体をデッキから手札に加える。
    (2):このカードが墓地に存在する状態で、自分が機械族・光属性モンスター3体を同時に特殊召喚した場合、このカードを除外して発動できる。デッキから攻撃力3000以上のモンスター1体を手札に加える。その後、そのモンスター1体の召喚を行う。

6位

  • トリックスター・アクアエンジェル
  • このカード名はルール上「マリンセス」カードとしても扱う。
    このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれデュエル中に1度しか使用できない。
    (1):自分フィールドに「トリックスター」モンスターか「マリンセス」モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
    (2):このカードをリンク先とするLモンスターは戦闘では破壊されない。
    (3):このカードがL素材として墓地へ送られた場合に発動できる。相手の手札・フィールド(裏側表示)のカードを全て確認する。

5位

  • X-クロス・キャノン
  • このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
    (1):機械族・光属性の、融合モンスターかユニオンモンスターが自分フィールドに存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
    (2):自分メインフェイズに発動できる。このカードに装備可能な機械族・光属性ユニオンモンスター1体を、その効果による装備魔法カード扱いでデッキからこのカードに装備する。このターン、自分は光属性モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

4位

  • 神影金龍ドラッグルクシオン
  • レベル8モンスター×2
    このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
    (1):このカードがEXデッキから特殊召喚した場合に発動できる。デッキから「ギャラクシー」カードか「タキオン」カード1枚を手札に加える。
    (2):このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。ドラゴン族・ランク8・攻撃力3000のXモンスター1体を自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する。その後、EXデッキから「ギャラクシー」モンスター1体をそのX素材にできる。

3位

  • 時空の七皇
  • このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
    (1):EXデッキの「No.101」~「No.107」のいずれかの「No.」Xモンスター1体を相手に見せて発動できる。種族か属性が見せたモンスターと同じで、そのモンスターのランクと同じ数値のレベルを持つモンスター1体をデッキから手札に加える。その後、自分の手札を1枚選んでデッキの一番上に戻す。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

2位

  • 無限竜シュヴァルツシルト
  • このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できず、この効果を発動するターン、自分はドラゴン族XモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
    (1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、または相手フィールドに攻撃力2000以上のモンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、デッキから「無限竜シュヴァルツシルト」以外の光・闇属性のドラゴン族・レベル8モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。この効果でデッキから特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

1位

  • 銀河眼の時源竜
  • このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
    (1):自分・相手ターンに、フィールドにドラゴン族Xモンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札から自分か相手のフィールドに特殊召喚する。
    (2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動する。このカードの元々の持ち主は、自身のデッキから「タキオン」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
    (3):自分か相手のドラゴン族Xモンスターの攻撃宣言時に発動する。フィールドのこのカードをそのモンスターのX素材とする。



今回の販売ランキングは以上になります。
次回もお楽しみに!


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posted 2024.05.31

ByHearth


[DP29] デッキ紹介【トリックスター】
皆様こんにちは、Hearth(ハース)です。
今回は、2024年5月25日に発売された最新弾『デュエリストパック - 輝光のデュエリスト編 -』で強化された、「トリックスター」について紹介していきます。

相手のドローなどに反応してバーンダメージを与えるトリッキーなテーマであり、使うのは玄人向け、という印象があるかもしれませんが、この記事を読んでくださった人に「面白そうだから握ってみたい」と思わせられるような解説をしていきます。よろしくお願いいたします。


テーマ紹介
そもそも「トリックスター」とはどのようなテーマか、というお話からいきましょう。

『遊☆戯☆王VRAINS』にてブルーエンジェルが使用したカード群であり、毒を持つ植物をモチーフとした天使族のテーマとなっています。

主な戦法としては、<トリックスター・マンジュシカ>や<トリックスター・ライトステージ>などの、簡単な条件で何度も発生する小さなバーンダメージを繰り返し与えることで、ライフを削る動きをします。
一度のダメージは200ながらも、蓄積することでライフがあっという間に削られることもあり、構築によっては1ターンで8000ダメージを削り切ることも可能です。

テーマの利点として、現在制限カードに指定されている<トリックスター・リンカーネイション>をサーチできるのも強みです。相手の手札を全て除外し、その枚数分だけ相手にドローをさせる強力なカードで、単体ではサーチしたカードを除外する、という使い道もありますが、<ドロール&ロックバード>と組み合わせることで除外だけ適用し手札を0枚にしたり、一気にバーンダメージでリーサルを狙ったりすることも可能です。
サーチ札が豊富にあるため、デッキのスロットにも比較的余裕があり、バーンを起動させるためのカードを積むこともあるなど、人によって構築がかなり変わるデッキが強化前の「トリックスター」でした。


新規紹介
そんなトリックスターに増えた新規カードは合計6枚。1枚ずつ見ていきましょう。

トリックスター・フーディ
の2つの効果を持っています。
これにより、今まで「トリックスター」のテーマに属していながら主軸として使えなかった融合戦術をある程度使えるようになりました。盤面にモンスターも増やせるので、かなり有用な新規と言えるでしょう。

トリックスターバンド・ドラマチス
「トリックスター」2体を素材とする融合モンスターで
  • 融合召喚成功時に、同名カードが自分フィールド・墓地に存在しない「トリックスター」カード1枚をサーチする効果
  • 自身のリンク先の自分の「トリックスター」Lモンスターの攻撃力を1000上げる効果
  • 自分か相手が効果ダメージを受けた場合、フィールドの表側表示モンスター1体の攻撃力を0にする効果
の3つの効果を持っています。
なんといっても、一つ目のサーチ効果が魅力的であり、<トリックスター・キャロベイン>であったり<トリックスター・フェス>であったりをサーチして、更に展開が伸ばせます。打点コントロール効果も覚えておくと小回りが効きそうでGood。
トリックスター・コルチカ
Lモンスター以外の「トリックスター」モンスター1体で出せるL1モンスター
  • 墓地に存在する状態で、自分の「トリックスター」モンスターの戦闘でモンスターが破壊されたとき、自身を除外し、破壊されたモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える効果
を持っています。
場合によっては2000以上のバーンカードとなるのも確かに強力ですが、一番強いのは、このカードがL1であるという点です。<トリックスター・フーディ>の条件を満たすことができるので、場ではただのバニラとはいえ、使用頻度は多い1枚となるでしょう。

トリックスター・ノーブルエンジェル
「トリックスター」モンスター2体で出せるL2モンスター
  • L召喚成功時に、デッキから「青い涙」カード1枚をサーチする効果
  • 自分フィールドか墓地に融合モンスターが存在する場合、自分の墓地の「トリックスター」モンスター1体を対象として、そのモンスターを特殊召喚する効果
  • 自分か相手が効果ダメージを受けた場合、フィールドの表側表示カード1枚を対象として破壊する効果
の3つの効果があります。
なんといっても今までサーチが効かなかった「青い涙」カードのサーチが効くことになり、展開札と妨害札の2択を選べるようになりました。墓地からの蘇生や破壊効果も、盤面を強固にする上でかなり便利でしょう。
トリックスター・ディフュージョン
  • 自分の墓地から素材を除外し、「トリックスター」融合モンスター1体を融合召喚するか、「トリックスター」Lモンスター1体のL召喚を行うか選べる効果
  • 墓地の自身を除外し、自分フィールドの「トリックスター」モンスター1体しか、ターン中攻撃対象に選べなくなる効果
の2つの効果を持っています。
トリックスター・フーディ>の2枚目のサーチ先で、<トリックスター・フュージョン>を素引きしている場合にサーチすることになるでしょう。相手ターンに融合をすることで、さらなるアドバンテージを稼げます。特に、素材が除外されることで<トリックスターバンド・ドラマチス>のサーチ範囲を広げることができることは覚えておくといいでしょう。

青い涙の乙女
  • 自分フィールドにLモンスターが存在し、相手がモンスターを特殊召喚した場合、そのうちの1体を破壊し、その元々の攻撃力の半分のダメージを相手に与える効果
  • 墓地に存在する状態で、自分か相手が効果ダメージを受けた場合、自身を除外し、自分の墓地・除外状態の通常魔法1枚をセットする効果(ただしセットしたカードはそのターン中発動できない)
の2つの効果を持っています。
妨害とバーンを兼ねたシンプルかつ強力な妨害札で、先攻では<トリックスター・ノーブルエンジェル>からこのカードをサーチして妨害を構えるのが基本の動きとなります。


デッキレシピ
トリックスター
プレイヤー:Hearth



展開例紹介
既存の「トリックスター」を順当に強化する形の方でデッキレシピを組ませていただきました。
初動と展開パターンが豊富なため、全てを網羅することはできませんが、一例をここに記載しておきます。

初動はトリックスター・ライトステージ1枚から
1.<トリックスター・ライトステージ>を発動し、デッキから<トリックスター・キャンディナ>をサーチ
2.<トリックスター・キャンディナ>を通常召喚し、効果で<トリックスター・フーディ>をサーチ
3.<トリックスター・キャンディナ>1体で<トリックスター・コルチカ>をL召喚
4.手札の<トリックスター・フーディ>を効果で特殊召喚し、そのまま素材に<トリックスター・ブルム>をL召喚
5.墓地へ送られた<トリックスター・フーディ>の効果で<トリックスター・フュージョン>をサーチし、そのまま発動し、場の2体で<トリックスターバンド・ドラマチス>を融合召喚
6.<トリックスターバンド・ドラマチス>の効果で<トリックスター・フェス>をサーチし、そのまま発動して場にトークンを2体生成
7.トークン2体で<トリックスター・ディーヴァリディス>をL召喚し、自身の効果と<トリックスター・ライトステージ>の効果で合計400バーン
8.場の2体で<トリックスター・ノーブルエンジェル>をL召喚。効果で<青い涙の乙女>をサーチ
9.<トリックスター・ノーブルエンジェル>の起動効果で、墓地から<トリックスター・ディーヴァリディス>を特殊召喚し、再度400バーン
これにより、相手の召喚・特殊召喚に反応しながらダメージを400与える<トリックスター・ディーヴァリディス>と<トリックスター・ノーブルエンジェル><青い涙の乙女>による2妨害が成立します。ここまで消費しているのは手札1枚なので、手札に合わせてバーンを積極的に狙うのか、他の妨害を立てるのかは練度が問われるでしょう。


まとめ
以上で強化された「トリックスター」の紹介を終わります。
インフラカードが整備されたことで、更に安定して展開をすることが可能になり、デッキのパワーというよりかは安定感が大きく向上する強化となっています。
回すパターンは膨大といえど、やること自体はさして変わらないので、今まで避けていた人も組んでみると良いかもしれません。

それでは、ご拝読ありがとうございました。

posted 2024.05.30

Byメカヲタ


[DP29] テーマ紹介【タキオン】
みなさんこんにちは、メカヲタです。
今回は新弾「デュエリストパック -輝光のデュエリスト編-」で登場する「タキオン」関連のカードと、それを使用したデッキについて紹介します。

「タキオン」は<No.107 銀河眼の時空竜>を中心とした「ギャラクシー」に属するカテゴリでしたが、今回の強化でより「タキオン」を中心とした構築が可能になりました。
もちろん、新規カードは「ギャラクシー」方面の強化にも繋がっています。

新規カード紹介
銀河眼の時源竜
「ギャラクシー」「タキオン」双方のカテゴリに属するレベル8・ドラゴン族・光属性のモンスター。
フィールドにドラゴン族Xモンスターがいれば完全フリーチェーンで自分か相手のフィールドに特殊召喚でき、緩い条件と優秀なステータスも相俟ってかなり使いやすいモンスターです。
いずれのカテゴリもランク8モンスターを連続して出していくため素材として適しているほか、こと「タキオン」においてはその他の効果が噛み合うようデザインされています。
その効果ですが、ひとつは召喚・特殊召喚時に元々の持ち主が「タキオン」魔法・罠をサーチするもの、もうひとつがドラゴン族Xモンスターの攻撃宣言時に自身をそのX素材とするものです。
基本的には各種素材として運用したいため自分の場に特殊召喚しますが、元々の持ち主がサーチするため相手の場に特殊召喚しても問題なく、バトルフェイズ中に特殊召喚することで<No.107 銀河眼の時空竜>の効果の適用を誘発できます。
素材になる効果も含めて強制効果であるため、相手の場に送り付けてから2度効果を発動することになり、<No.107 銀河眼の時空竜>の攻撃力を2000上昇させつつ自身は戦線から離脱することで2連撃を効果的に通しやすくなります。
サーチ先には手札から発動できるカウンター罠である<タキオン・トランスミグレイション>もあり、バトルフェイズ中の除去なども1枚までなら対応可能。
まさに「タキオン」をサポートするに相応しいカードです。
素材化効果は自身のフィールドでも強制発動するため、打点として運用する場合は攻撃の順番に注意が必要です。

時空の雲篭
サーチ・サルベージ・バウンスに反応して自己SSする、最近流行りの<蛇眼の炎燐>効果を持つモンスター。
レベル4・ドラゴン族・光属性なので、<輝光竜セイファート>に対応しています。
自身をリリースすることで「タキオン」モンスターのリクルート・蘇生ができ、<銀河眼の時源竜>に対応する幼体モンスターといえます。
リクルート先は現状あちら1種のみですが、蘇生制限さえ満たせば該当するXモンスターも蘇生でき、「RUM」での召喚や<ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン>などに繋ぐことができます。
また、自身が手札・墓地にある際にドラゴン族Xモンスターを特殊召喚すれば、その素材となることができ、このカードの効果で蘇生した場合も素材を1つ供給できます。
序盤はリクルートによりサーチで展開を繋ぎ、中盤以降に強力なモンスターを蘇生して一気に攻勢をしかけることができる、優秀なモンスターです。
名称は「クラウド・ドラゴン」ではなく「クラウドラゴン」なため、宣言等の際には注意。

無限竜シュヴァルツシルト
こちらも最近流行りの、<エクソシスター・マルファ>のような効果を持つレベル8・ドラゴン族・闇属性のモンスター。
限界竜シュヴァルツシルト>のリメイクモンスターで、自分フィールドにモンスターが存在しない、または相手フィールドに攻撃力2000以上のモンスターが存在する場合に、デッキの光属性または闇属性のレベル8ドラゴンとともに特殊召喚できます。

効果を発動するターンにドラゴン族XモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない制約はつくものの、初動として緩い条件で展開が可能で、効果無効とはいえ<銀河眼の残光竜>や<星雲龍ネビュラ>といった好相性なモンスターを特殊召喚できるため非常に強力。
自身が闇属性なため一部の「ギャラクシー」カードとは併用できないものの、構築の軸を寄せれば問題はありません。
リメイク元と比べ<増殖するG>への耐性が若干劣るものの、あまりに強い展開の代償と考えると仕方ありませんね。

神影金龍ドラッグルクシオン
ドラゴン族・光属性でランク8のXモンスター。
EXデッキからの特殊召喚時に「ギャラクシー」または「タキオン」カードのサーチができ、自身が「ギャラクシー」名称ではないため一部カードとの併用はできないものの、両カテゴリでは出しやすいランク8なため展開を大きくサポートしてくれます。
素材を2つ取り除くことで、ドラゴン族・ランク8・攻撃力3000のXモンスターを重ねて特殊召喚でき、さらにEXデッキの「ギャラクシー」モンスターをX素材にすることができます。

単純に8×2で目当てのモンスターを出すのに比べて、EXデッキ1枠の消費でカードのサーチがつく上に、<サンダーエンド・ドラゴン>や<No.46 神影龍ドラッグルーオン>といった縛りのあるモンスターを簡単に出すことができます。
追加の素材化は任意ですが、「No.」の数値が大きいモンスターを特殊召喚し、<銀河衛竜>を素材とすれば大幅な打点上昇を狙えます。
特に<No.107 銀河眼の時空竜>であれば、このカードでサーチした<銀河眼の時源竜>を相手フィールドに特殊召喚し、強制効果を2度発動させることで12700の2回攻撃が可能になります。
ダメージは半分になるものの、攻撃力4700以下の攻撃表示モンスターが2体いれば8000削りきることが可能です。

殲滅のタキオン・スパイラル
アニメにおける<No.107 銀河眼の時空竜>の技名を冠した、必殺技カードの1枚。
3つのモードを持ち、同名カードに発動制限はありませんがそれぞれのモードは一度までしか発動できません。

1つ目のモードは「ギャラクシー」Xを発動条件とし、効果が無効化された相手のカードを全て破壊するもの。
No.107 銀河眼の時空竜>と合わせれば相手の全てのモンスターを、<CNo.107 超銀河眼の時空龍>であれば相手の全てのカードを破壊でき、一気にライフを削りやすくなります。
無効化効果を持つカードと組み合わせ前提でありそちらに妨害を貰う可能性はあるものの、相手の盤面を豪快に一掃できる非常に強力な効果です。
ただ、連撃がモンスター限定である場合もあるため、発動するかどうかはある程度考えたいところ。

2つ目のモードは墓地の同名以外の「タキオン」のカードのサルベージであり、<時空の雲篭>など展開効果のあるカードをサルベージして盤面の立て直しを図れます。
初動や攻勢ではなく中盤に使いたい効果。

3つ目のモードはドラゴン族の「No.」モンスターの守備表示での蘇生で、「CNo.」の素材とするのはもちろん、<No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー>などX素材を必要としない妨害効果を持つモンスターが蘇生候補となります。
そのまま攻撃には参加できないもののノーコストの蘇生はかなり強力な部類で、こちらも中盤以降に発動したい効果です。

3つのモードそれぞれ優秀で使い勝手のいい効果ですが、先攻展開には使いづらいのが難点。
ただそれぞれのモードを同一ターンに発動できることもあり、採用枚数は吟味したいですね。

時空の七皇
今回特に注目したいカード。
EXデッキの「No.101」〜「No.107」のいずれかを見せ、見せたモンスターと属性または種族が同じで、かつレベルがランクの数値と同じとなるモンスターをサーチできる通常魔法です。
手札を1枚戻す必要があるとはいえ、サーチ範囲は「CNo.」も含めるためかなり広く、特にレベル4、レベル5はかなりの種類のモンスターをサーチできます。
名称も「セブンス・タキオン」なためサーチしやすく、<神影金龍ドラッグルクシオン>の存在から8×2でアクセスできるのはかなり優秀。
類似カードの<スモール・ワールド>とは、サーチ範囲が限られる点、EXデッキに枠を割く点で劣り、コストとなる手札がなんでもよい点、中継点を入れる必要が無い点で勝ります。
手札を戻す行為もメリットに変換でき、<RUM-七皇の剣>などを仕込むのはもちろん、素引きしたくないカードを戻すことにも使えます。

「タキオン」系統のデッキでなくても、たとえば【メタビート】が<インスペクト・ボーダー>と<フォッシル・ダイナ パキケファロ>を使い分けるなどの用途でも採用が検討でき、種族か属性いずれかさえ合致すればいいためサーチ範囲が広範に渡り、カジュアル系統で使うのも面白い1枚です。
サーチ範囲は以下の通り。
レベル9光属性、ドラゴン族
レベル8光属性、ドラゴン族
レベル5闇属性、光属性、水属性、炎属性、地属性
魔法使い族、天使族、水族、戦士族、岩石族
レベル4光属性、水属性、炎属性、地属性
魔法使い族、天使族、水族、戦士族、岩石族
ロード・オブ・ザ・タキオンギャラクシー
No.107 銀河眼の時空竜>が登場したパックの名を冠する通常罠。
タキオン・トランスミグレイション>のように「ギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴン」モンスターがいれば手札からも発動できます。
バトルフェイズ中に「ギャラクシーアイズ」からX素材を1つ取り、このターン中に召喚・特殊召喚された相手モンスターすべてをデッキに戻すという豪快な効果ですが、自分ターンではバウンス対象が少ないことが多く、相手ターンではバトルフェイズ前に除去を受けやすいというなんとも微妙な効果の惜しいカードです。
一応「CNo.」がいれば発動と効果が無効化されませんが、バトルフェイズまで待たなければならない点は変わりません。
アニメ版の効果を再現したカードであり、どちらかというとロマン砲寄りの効果ですね。


デッキレシピ
以上が新規カードの紹介になります。
今回はこの中から、<時空の七皇>に着目してデッキを組んでみました。
新規カードにより確定で<カタパルト・タートル>をサーチできるため、<No.100 ヌメロン・ドラゴン>を用いた先攻ワンキルが可能になります。
そのデッキがこちら。

カタパルトホルス
プレイヤー:メカヲタ
6



レベル8の出力を得意とする【ホルス】に「タキオン」ギミックを搭載し、先攻ワンキルを狙える構築にしてあります。

展開ルートは以下の通り。

王の棺を用いた展開例
  1. 王の棺>を用い、「ホルス」3体を墓地へ送り、それぞれ特殊召喚
  2. 2体で<神影金龍ドラッグルクシオン>をX召喚し<銀河眼の時源竜>をサーチ、<銀河眼の時源竜>を自身の効果で特殊召喚
  3. 銀河眼の時源竜>効果で<時空の七皇>をサーチし、場の2体で適当なランク8Xモンスターを特殊召喚
  4. 神影金龍ドラッグルクシオン>の効果で<No.97 龍影神ドラッグラビオン>を特殊召喚し、効果で<No.100 ヌメロン・ドラゴン>を特殊召喚、<No.100 ヌメロン・ドラゴン>効果で攻撃力を17000に
  5. 時空の七皇>で<カタパルト・タートル>をサーチ
  6. カタパルト・タートル>をアドバンス召喚し、<No.100 ヌメロン・ドラゴン>を射出して8500ダメージ

非常に簡単な手順でワンキルが可能です。
ワンキルに失敗しても妨害効果のあるランク8を残すことができ、次のターンにはホルスの蘇生から一気に殴りきることも可能。かなり攻撃的なデッキになります。
カタパルト・タートル>は元々素引き前提だったり、サーチ手段が<氷結界>だけのプランとしては存在していましたが、「ホルス」の動きから確定で繋がるようになったのは革命的ですね。
今回は採用していませんが、強力なカウンター罠である<タキオン・トランスミグレイション>もサーチできるようになり、妨害盤面もかなり強固なものが構えられるようになっています。

さまざまな構築の「タキオン」をぜひ考えてみてください。

ありがとうございました。
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