遊々亭攻略ブログ
遊戯王 OCG 遊々亭Blogです。
遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、遊戯王 OCGに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!
posted 2018.10.17
Byガリス

新弾レビュー
SAVAGE STRIKE編
SAVAGE STRIKE編
10月13日に発売した「SAVAGE STRIKE」のカードからブロガーさん達に注目のカードをピックアップしてもらい、各カードについてコメントを頂きました!
今回はガリスさんに頂いたレビューを公開していきます!
今回の注目のカードを教えてください!
こんにちは、ガリスです。皆さん如何お過ごしでしょうか。話題沸騰中の新弾ですが、新規テーマやテーマ強化カードだけでなく、色んなデッキに入れられる汎用サポートが追加されている印象がありました。
今回はそういったカードについてちょっと触れてみたいと思います。
強欲で金満な壺



遊戯王というカードゲームでわかりやすく強い、「1枚が2枚に増えるカード」がまた1枚増えました。
デメリットもお馴染み再利用のしにくい裏除外ですが、エクストラデッキ除外なので元からエクストラデッキを多用しないテーマや、
「必須エクストラが飛ばなければなんとかなって、なおかつ初動もっと欲しい!」
という戦い方のできるデッキ向けのようです。
オルターガイスト、帝、魔弾、儀式系統のデッキ、<スケゴ>を採用しないタイプのメタビ―ト等、採用できるテーマは探せばまだまだ出てきそうです。
ただ、発動タイミングを指定されているので、<強欲で貪欲な壺>のような
「ある程度展開して必要パーツを掘ってから発動する」
「相手が<うらら>を持っていないかチェックしてから発動する」
といったプレイングは取れなくなっています。
サブテラーの継承

サブテラーと書かれていますが実質的なリバースモンスターサポート。
様々なリバースモンスターにスポットが当たる事でしょう。
光属性であればワーム、地属性ならサブテラー、闇属性はティンダングル等・・・しかし、特に強力なのはやはりシャドールでの運用でしょう。
墓地へ送るのはコストではなく効果なので、シャドールの効果を使いながらサーチを行う事ができます。
サーチ条件が緩いのでリバースモンスターさえあれば、後半のテキストで色々なカードをサーチできます。
それこそこのカードで毎ターン闇属性リバースモンスターを捨てれば5回目の発動時にはエクゾディアが揃えれる、なんて事も。
誰もが頭に浮かぶだろう手札誘発サーチに関してですが、まず<灰流うらら>について全リバースモンスターを検索してみたところ、<炎の女暗殺者>、ファイヤーソーサラーの2枚しか炎属性でレベル3を超えるリバースモンスターが存在しなかったのでこの用途は現状難しそうです。
ユニゾン・チューン

現環境で採用されている手札誘発といえば<灰流うらら>のようなチューナーモンスターが多いので思ったより容易に発動できそうです。
速攻魔法であるが故に、自分の手札誘発に対する相手の<指名者>にチェーンしてこのカードを発動してしまえば、<指名者>効果解決前に自分の手札誘発を除外に逃がして回避する、なんて使い方もできます。
またシンクロ召喚しようとしている相手の非チューナーを対象にこのカードを発動すれば疑似的なシンクロ封じもできそうです。
展開補佐として色々なデッキで使えそうです。
しかし、このカード自身がアドバンテージを取るカードではなくただ発動するだけでは単に手札消費マイナス1になるカードでもあるので、大量に採用したりするのは危険そうです。
幻創龍ファンタズメイ




リンクモンスターを相手が特殊召喚する、という特殊召喚条件は現環境だと楽に満たせるため簡単に特殊召喚できそうです。
手札入れ替え効果で手札の質の向上も狙えます。
今はリンクモンスターを大量展開するデッキの多くに<イヴリース>が採用されている事が多いので「<G>のドローの最中にこれを特殊召喚して回答を引き込む!」という運用は相手の展開の状況によっては意図せず潰されてしまうかもしれません。
とはいえ大量にドローできなくても最低1枚は引けるので消費無しで2400打点が手に入るのは優秀。
対象耐性効果も持っているので場持ちも良さそうです。
レベル7闇ドラゴンというステータス故に生き残った所に1チューナーを召喚して強力なシンクロモンスターを出しに行けたりする点も魅力ですね。
サイコウィールダー

<緊急テレポート>対応のレベル3地属性チューナー。
もうこれだけで<ハリファイバー>、<ケルビーニ>、その他各種ランク3を使うあらゆるテーマに採用できるくらい偉い!
素引きしても場にレベル3が居れば特殊召喚できる効果まで持っています。
<バルブ>に続く地属性の優秀なチューナーなのでデッキによっては<ナチュル・ビースト>も狙えますね。
後半の効果もシンクロモンスターは攻撃力が高いモンスターが多いので発動を狙いやすい他、シンクロモンスターに成功時任意効果があればチェーンの最後をこのカードで組むことで相手の<幽鬼うさぎ>をケアするのにも使えそうです。
以上、ガリスさんのSAVAGE STRIKEレビューでした。
ガリスさん、ありがとうございました!
posted 2018.10.16

遊戯王 買取強化カード紹介!!
こんにちは、遊々亭@遊戯王担当です。
本日は超強化買取中カードをテーマ別にご紹介致します!
今回ピックアップしているカード以外の関連カードも買取しておりますので、気になるカードは[買取]タブから要チェックです!
TG関連 | |
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超 強化買取中! <SRTG レシプロ・ドラゴン・フライ> | |
超 強化買取中! <SRTG パワー・グラディエイター> | |
超 強化買取中! <ULTG ブレード・ガンナー> <URTG ブレード・ガンナー> | |
超 強化買取中! <ULTG ハルバード・キャノン> <URTG ハルバード・キャノン> <NTG ハルバード・キャノン> | |
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超 強化買取中! <NTG ワーウルフ> <NTG ワーウルフ> | |
超 強化買取中! <RTG ラッシュ・ライノ> <NTG ラッシュ・ライノ> | |
超 強化買取中! <NTG ジェット・ファルコン> | |
超 強化買取中! <NTG カタパルト・ドラゴン> |
ネオス関連 | |
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超 強化買取中! <ULE・HERO エアー・ネオス> <URE・HERO エアー・ネオス> <SEE・HERO エアー・ネオス> | |
超 強化買取中! <ULE・HERO グラン・ネオス> <URE・HERO グラン・ネオス> <RE・HERO グラン・ネオス> | |
超 強化買取中! <SEE・HERO オネスティ・ネオス> <CRE・HERO オネスティ・ネオス> <ULE・HERO オネスティ・ネオス> | |
超 強化買取中! <Nコンバート・コンタクト> <Nコンバート・コンタクト> <Nコンバート・コンタクト> |
ドラゴン関連 | |
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超 強化買取中! <KC-N破滅竜ガンドラX> | |
超 強化買取中! <R亡龍の戦慄-デストルドー> <N亡龍の戦慄-デストルドー> | |
超 強化買取中! <UR終焉龍 カオス・エンペラー> | |
超 強化買取中! <UR闇鋼龍 ダークネスメタル> |
真紅眼 | |
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超 強化買取中! <SE真紅眼の黒炎竜> <SR真紅眼の黒炎竜> | |
超 強化買取中! <SEレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン> <CRレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン> <NRレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン> | |
超 強化買取中! <Rレッドアイズ・インサイト> | |
超 強化買取中! <Rレッドアイズ・スピリッツ> |
上記以外のカードも随時買取募集しております!
気になるカードは商品ページの[買取]タブからカード名を入力するか、 超!強化買取ページや買取強化ページにてご確認ください!
今回の買取強化情報は以上です。
それでは( ̄ー ̄)ノ
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posted 2018.10.09
Byガリス
こんにちは、ガリスです。
9/29、30に行われた博多カップwithはっち2連戦に参加し、新制限閃刀姫を使用してきました。
そのレポートを綴りたいと思います。
構築


メインデッキに関して
<レイ>3枚、<増援>、<エンゲージ>2枚、<ホーネットビット>の7枚だけでは最大8マッチ、つまり16デュエル勝たなければならないCSで使うデッキの初動として安定させるには不十分だと判断しました。実際に調整していると前期より事故率が上がっている事はかなり体感できました。
特に数をこなすと以前より<ウィドウアンカー>が構えれないままターンを返す事が増えてしまっている点が気になりました。
先攻時<ウィドウアンカー>を最終的に自分フィールドに伏せるためには、
(1)素引きする
(2)<エンゲージ>でサーチする
(3)<シズク>でサーチし<マルチロール>で伏せる
の内どれかが必要になりますが、(1)と(2)は規制で枚数が計6枚から計4枚に減って行いにくくなってしまっており、
(3)に関しては妨害を受けやすい・墓地に魔法が溜まりにくい・後続が切れやすい等のデメリットがあります。
さて、これらを受けて安定する構築を目指すわけですが、兎にも角にも<レイ>か<エンゲージ>が無い事には始まりません。
これには<G>の直撃を受けるのであまりやりたくない<エリアゼロ>のめくりを当てて初動にする事も時として必要になるため、<マルチロール>も3枚採用し初動が無い時はデッキから<レイ>を出しに行きやすいようにしました。
これに加え、引き込みによる事故率緩和や墓地に魔法3枚を素早く貯め有利にゲームを進めるため、<成金ゴブリン>3枚と<強欲で貪欲な壺>3枚を採用しました。

特に各2枚になった<エンゲージ>、<ウィドウアンカー>が裏除外に消えてしまった場合はミラー等の長期戦で不利に陥ってしまう事もあります。
しかし、そのリスクよりも1手目の立ち上がりに失敗しない事の方が現時点の環境では重要だと私は考えています。
特に剛鬼やグッドスタッフリンクのようなデッキと闘う場合は初手で構えられる妨害の質と量がその試合の全てになりがちなため、2枚ドローによる引き込みはリスク考慮しても必要と判断しました。
裏除外に抵抗がある場合は<おろかな副葬>+<錬装融合>セットを採用する選択肢もあります。私は1枚引くより2枚引きたいということで最終的に<強欲で貪欲な壺>にしました。
そして引き込むべき妨害である手札誘発を11枚採用。
さらに必須枠の<ジャミング>、<バーナー>、<キャノン>、<イーグルブースター>も各1枚。
特に<イーグルブースター>はリンクモンスターへの妨害・除去対策に加え、恐竜サンドラや召喚閃刀のワンキルを躱す上でも有効なのでメインから採用するのが良いと判断しました。
そして対オルターガイスト用に<ツインツイスター>と<羽根帚>のバック破壊3枠を確保。
こうして計40枚になりました。
サイドデッキに関して




例えば耐性持ちモンスターを<ニンギルス>を出しやすくして処理しやすくする事であるとか、<王宮の勅命>や<やぶ蛇>のようなカードを搭載され閃刀姫ギミックだけでは対応し辛い状況が発生するデッキ(オルターガイスト等)には積極的にサイドインしていました。



使いやすさと<墓穴の指名者>を考慮して<クロウ>1、<マイスター>1に散らし、<わらし>は対サンドラや対ミラーでも活用できるため3枚目を採用、という比率にしました。
今回私は剛鬼とマッチングしませんでしたが、<G>の大量ドローを無視して展開してくる場合、「1ターンに1度」の制約が無い<マイスター>は引き込んで複数発動することでワンキルを妨害しやすくなるので増やした方が良いと思いました。


<威嚇する咆哮>→相変わらず<成金ゴブリン>3枚が時間経過で「打てないカード」に成り下がるのでここと入れ替えるため3枠投入。
残り時間関係なく恐竜サンダー等ワンキルが強力なデッキには投入しても有効だと感じました。
エクストラデッキに関して


<ユニコーン>→単に相手側に矢印がついてないモンスターが欲しかったため。
<スリーバーストショット・ドラゴン>→閃刀姫が苦手とする裏守備モンスターや墓地発動系のモンスターの回答として。
貫通ダメージも馬鹿になりませんし、1ターン生存すれば疑似的な<カガリ>の4枚目として活用可能な点も気に入っています。
改善点として、閃刀姫やオルターの分布がもっと増えるなら<トゥリスバエナ>を、展開系デッキが増えるようなら<トポロジック・ボマー・ドラゴン>を採用すると良いと思います。
環境に関して
環境初期であるためか、剛鬼・グッドスタッフリンクの分布が特に多かったです。それにオルターが続く形で閃刀姫の分布はそれ以下でした。戦績
1日目オルター ○×○
恐竜サンドラ ○○
召喚閃刀 ○×○
閃刀 ○○
オルター ×○○
決勝トーナメント進出
召喚閃刀 ○××
ベスト8
2日目
恐竜サンドラ 〇〇
トリスタ ×〇〇
セフィラ 〇×〇
閃刀 〇×〇
決勝トーナメント進出
(予選全勝により1回戦シード)
トリスタ 〇××
ベスト8
トーナメント上がってから1発目で負けを2日連続でやってしまうという悔しい結果に終わりました。=・´ω`・=
各デッキとの対戦所感
対オルター・対閃刀ミラー・対トリスタ
前期とあまり変わりませんでした。強いて言うなら、<マルチロール>で<ウィドウアンカー>が2枚とも除外に消える前にゲームを決めれるようにする等、リソース管理が前期よりも少しデリケートになっていました。

対恐竜サンドラ
<進化薬>でサンダードラゴンを除外しながら<ゴアトルス>、<アルコン>を出して来る今期に入ってから徐々に分布が増えたデッキです。ワンキル能力が高いデッキですが、手札が突然増えるデッキではないので一度相手が動いて作った盤面を返せればそのまま詰みまで持って行ける事が多いです。
前述の通り墓地魔法3の<イーグルブースター>まで行けたら行くと楽になります。

対召喚閃刀
一貫して「ワンキルを通されると純閃刀の負け」「試合が長引き出すと純閃刀の勝ち」になりやすいです。ここでも墓地魔法3<イーグル>が活躍します。
また召喚閃刀に限らず<アレイスター>出張のあるデッキ全般に言える事ですが、光属性の手札誘発は<メルカバー>作成に利用されやすいのでサイドチェンジで減らす、又は動きを見たりこちらの手札状況を考慮して投げるのを待ったりしました。

敗因と反省
1日目、対召喚閃刀に関して
2本目、私は後手で場に<シズク>と墓地魔法3を確保した<イーグルブースター>をセットしており、相手は墓地魔法0。相手は前のターンサーチしていた<エンゲージ>を発動。私は特に何も発動しなかった所<ウィドウアンカー>をサーチされました
その後<強欲で貪欲な壺>を発動されたのを見て「これで<ツインツイスター>をドローされたら困るな」と思いチェーンして<イーグルブースター>を発動
すると相手がチェーンして<ウィドウアンカー>を私の<シズク>に発動し、さらにそれにチェーンして<ウィドウアンカー>と<強欲で貪欲な壺>に<ツインツイスター>を発動!
これで墓地の魔法が<ウィドウアンカー>の効果解決前に<エンゲージ>、<ウィドウアンカー>、<強欲で貪欲な壺>と3枚揃ってしまったので<シズク>はコントロールを奪われてしまいました。
見事に<イーグルブースター>を避けられ、直後ワンキルが通ってしまいそのまま負けてしまいました。
墓地の魔法がまだ1だから、と引っ張った結果の裏目ですので、こういうケースまで考慮し次からは墓地魔法0<エンゲージ>のサーチにもチェーンして発動しようと思いました。
3本目、終わった後対戦相手の方に感想戦に協力して頂いて判明したのですが、お互いの札を全て見ると相手の伏せの<相乗り>が私の手札ではどう足掻いても直撃でしか受けれず、なおかつ返しで<羽根><ツイツイ>の伏せ破壊とワンキル可能な手札の組み合わせを引かれていました。
対する私の残り手札は<ジャミングウェーブ>、<アフターバーナー>のような浮き札と<増殖するG>。
どう見ても負けのように見えますが、こんな手札でも私が特殊召喚効果の直前でなくスタンバイフェイズに<増殖するG>をあらかじめ発動していれば、相手の方は「有利な手札なので複数ドローさせてのワンキルを躊躇ってバックに<ウィドウアンカー>2枚を構えるに留めてターンを返す選択をしていた可能性が高い」との事。
確かに閃刀姫が伏せるわけでもなく不確定の手札を大量に抱えてターンを返してくれば、相手からすれば「手札誘発を抱えている可能性が高い」と見えますしストップしたくなる心理が働くという点を見落としていました。
もしそうなれば浮いていた私の閃刀魔法も有効に機能した見込みもあるので判断ミスだったと反省しています。
2日目、対トリスタに関して
2本目、2枚の不確定の伏せを前に<エリアゼロ>でめくったカードのうち<ウィドウアンカー>を取るか、<マルチロール>を取るかの選択肢で<アンカー>を取った所、伏せの中身が神2枚で両方ともリンクモンスターで受けてしまい後続が切れてしまいました。<マルチロール>を取っていれば<エリアゼロ>を墓地へ送りデッキから<レイ>を出せるので勝てた試合だったと悔しい思いをしました。
3本目、<スケープ・ゴート>+<リンカネ>+<マンジュシカ>の盤面のうち<スケープ・ゴート>に触る事ができず、返しに<ファイアウォール>+<マンジュシカ><リリーベル>のダイレクトループを食らい負け。
<リンカネ>を受ける前に<強欲で貪欲な壺>をセットしなかったミスが無ければドローで変わったかもしれません。
さいごに
前期環境上位にいたテーマが改定によって調整され、今期も一強環境ではなく様々なデッキが勝ち上がるチャンスのある群雄割拠環境となっています。新しいボックスの発売で新テーマや強化されるテーマ等でまた環境が動くと思いますが、この調子で楽しい遊戯王が出来ると良いなと思っています。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。