遊々亭攻略ブログ
遊戯王 OCG 遊々亭Blogです。
遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、遊戯王 OCGに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!
posted 2020.11.06
Byガリス

今回はいるかCSで使用した【エルドリッチ十二獣】の記事です。
個人成績8勝0敗という好戦績を残せる良いデッキが出来ましたので、是非参考にしてもらえればと思います。
- デッキ構築・コンセプト(part.1)
- サイド・エクストラ解説(part.2)
- 交戦レポート(part.3)
デッキ構築・コンセプト
「十二獣とエルドリッチを組み合わせたら、前にも妨害が置けるからバック破壊に弱いというエルドリッチの弱点と、後続が続きにくくライフカットが遅いという十二獣の弱点を補いあったデッキが出来るのではないか?」という点からスタートしました。 そして研究進めてみたら結構優秀な事がわかったのです。具体的には下記のようなことなど- <アーゼウス>の後ろに置く妨害が黄金卿カード&エルドリクシルであれば、吹き飛ばしてもエンドフェイズに帰って来るのでアド損にならない。
- 1ターン目に先攻で盤面を作って、返しのターンでワンショットキルを狙う事も可能(例:先攻<未来龍皇>+<ラム>の盤面にエンドフェイズに<赤き血染めのエルドリクシル>で<エルドリッチ>を足し、<アウス><未来龍皇><エルドリッチ>による1850+3000+3500=8350)
- <リンク・スパイダー>が地属性であるが故に黄金卿カードをこれに変換し、リンク2アウスを作成すれば相手の墓地から<パンクラトプス>や十二獣を奪える。
- サイドチェンジ上の駆け引きとしての有利。例えば1本目で行ったゲームの内容がエルド寄りなら相手が増殖するGを抜いた上で後攻を選択してくることが多く、先攻<モルモラット>からの未来龍皇ホープがタダ通りするなど。
- <炎舞-「天キ」>が場に残ることによるエルドリッチの墓地蘇生効果のコスト低減。
- 泥試合に強い。エルドリッチであるが故に後続が続くことや、十二獣であるが故にアーゼウスで盤面を吹き飛ばせること等の性質が噛み合う。
- 純十二獣やエルドリッチではかなり困難な後攻ワンキルパターンもこのデッキなら成立する。(例:未来龍皇+<ライカ>で蘇生した<サラブレード>+墓地から蘇生したエルドリッチによる3000+1600+3500=8100)
かくして調整を重ね実用化に落とし込んだレシピがこちらになります。
主役半分を務める十二ギミックでパワーの高いカードは炎舞-「天キ」であり、開局であり、アーゼウスであり、ホープであり<メガトン>です。
よって十二獣最低限の搭載にし、魔法罠を多く引き込むことを期待しています。
さてもう半分の主役となるエルドリッチですが本体は2枚、サポートの黄金卿カードとエルドリクシルを5枚ずつとしました。
エルドリッチに最悪初手でたどり着けなくとも十二獣で妨害確保や捲りが見込める点、ランク10をトドメの<グスタフ>以外で要求せずとも済むゲームばかりになる事、1枚墓地にあれば勝てるようゲームメイクしていくことが可能で指名者や<シャドールエリアル>を任意タイミングで投げるような除外メタに関してはこちらのプレーである程度ケアが効くこと、魔法罠が手札に余りにくく泥試合に入った中盤・終盤のトップが「魔法罠か?(一番魔法罠であってほしい)十二獣か?(これならなんとかできる)妨害になるカードか?(しんどいがまだ繋げれる)」は研究した結果統計上見過ごせない要素であったため、モンスターの比率を抑えることにしました。
通常のエルドリッチと異なり後手を捲りに行く際に特殊召喚を連発するため墓穴の指名者も採用。
必須手札誘発に加え、アーゼウスを通すために投げるエルドリッチの除去効果に墓穴の指名者を受けることを防止する役割も持てる<屋敷わらし>も採用。
<手違い>は後手でも活躍してくれました。アーゼウスで<雷龍>の盤面を捲ったのに、次のターン<融合>除外から<雷劫龍>サーチ→<電>と<玉>除外して~というよくある負けパターンを潰したり、召喚獣ギミックや閃刀姫を相手にした時に活躍してくれます。
<神の宣告>は<拮抗>や<ライトニング・ストーム>を見れて手違いや<勅命>というような永続を守ってゲームを進めれるので理論上こちらの方が強いはずなのですが、どうも調整を重ねると今期に関しては<通告>の方が優秀だと判明しました。後手でも活躍できる点が大きかったです。例えば相手の先攻盤面を退かしきれない時に置いておき、エルドリクシルや黄金卿に誘発即時効果を撃たせてこれを打ち取りワンキルを失敗させ泥試合に持ち込むというような役割を果たしてくれるというゲームが多数発生した事からこちらを多く採用することにしました。
とはいえ片方3にして片方0にすると相手が意識してくれなくなります。
具体的な例を挙げると「神宣入れてないんだ。じゃあライストと<コズミック>あるけど伏せにライストから打ってええな、コズミックとっとこwww」とかいう事態が駆け引き上発生するわけです。
そして時間のかかる試合になるとギャラリーが沸いてデッキを見られることは日常茶飯事であり、この辺りも考慮して1:2にしています。
Part.2へ進む
posted 2020.11.02
Byメカヲタ

今回は「BLAZING VORTEX」に収録される「メタルフォーゼ」の新規カードを紹介したいと思います。一時期環境にも君臨した往年の人気テーマであることから、発売前の注目度も一際高いですね。それでは、カードを見ていきましょう。
今回登場した新規カードは、メインデッキのモンスターが2枚、融合モンスター、リンクモンスター、魔法カードがそれぞれ1枚ずつです。
【メタルフォーゼ】としてみると依然としてセットした«メタルフォーゼ・コンビネーション»に触りづらい欠点は残るものの、相手ターンでの妨害性能の向上や専用融合による消費の抑制と全体的な性能の底上げがなされたように思います。爆発的なパワーの向上とまではいきませんが、細かな立ち回りが可能になったこと、選択肢が増えたことは嬉しいですね。今後CSなどでも見かけるようになるかもしれません。
「メタルフォーゼ」の紹介はここまでになります。お読み下さりありがとうございました!
posted 2020.10.31
こんにちは、遊々亭@遊戯王OCG担当です!
今回は現時点で2020年10月に売れたカードを現時点のランキング形式でまとめました!
それではどうぞ!
販売ランキングTOP3
![]() | 3位 |
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<UR宣告者の神巫> | |
チューナー/効果 |
第3位は宣告者の神巫!
9月に続いてランクインとなりました。依然として様々なデッキで使われている様子が伺えます!
EXモンスターの墓地へ送られた場合の効果にどこから送られたかを問わないケースがあり、<ゲール・ドグラ>等も含めEXデッキのカードを直接墓地に送るカードは度々注目されますね。
このカードも<虹光の宣告者>を墓地へ送ることができ、虹光の宣告者はデッキからカードをサーチしてくる効果を持っているので、やはり儀式召喚を用いるデッキにおいてレベルの上昇と後続の確保という点で相性が良いと言えます。
今後も儀式系のデッキで活躍することが期待されていますね。
![]() | 2位 |
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<SR夢魔鏡の乙女-イケロス> | |
効果モンスター |
第2位は夢魔鏡の乙女-イケロス!
【夢魔鏡】(Dream Mirror)デッキのサーチ効果枠であり、<夢魔鏡の夢魔-イケロス>と相互入れ替わりが出来ることで展開効果も兼ねた1枚です。
相手のターンに夢魔イケロスに入れ替わって<黒ルペウス>の効果破壊を狙うなどでゲームを有利に進めることが可能です。
特殊召喚したいカードは事前に乙女イケロスでサーチしておけるので、非常に再現性の高い動きをとることが出来ます。
![]() | 1位 |
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<SR混沌領域> | |
通常魔法 |
第1位は混沌領域!
光属性と闇属性が混在するテーマで手札の質を上げながら墓地を肥やし、その後も追加で1枚ドローになるという非常に強力な効果をもっています。
墓地へ送ったカードをコストにサーチしてきたカードで展開できる【サンダー・ドラゴン】デッキ等で使用されていますね。
(2)の効果でデッキの下に戻す効果も、テーマ内のサーチカード等を絡めると簡単に使いまわせます。
本当にこんなに強いのか!?と思い何度か読み直したとの声も聞こえるほど人気のカードです!
今回の販売ランキングは以上になります。
それではまた次回ヾ( ´ー`)ノ
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