遊々亭攻略ブログ
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2017年7月1日適用リミットレギュレーション所感【しい】
posted 2017.06.28
Byしい
こんにちは、しいです。
今回は先日発表されたリミットレギュレーションの感想を書いていきます。
■今回のリミットレギュレーションについての全体的な所感
多くのデッキに採用されていた真竜系のカードやブルホーンが規制されました。その他にも緩和されたカードが多く、デッキ選択の幅が広がる良改訂だと思いました。
■規制・緩和カードについてのカードごとの所感
禁止
十二獣ブルホーン
9ヶ月間お疲れ様でした!
制限
真竜剣皇マスターP&ドラゴニックD
特に<マスターP>は高いステータスと性能の優秀さから多くのデッキを苦しめてきました。(僕も苦しめられてました笑)
<ドラゴニックD>も純真竜だけでなく相性のいいKozmoや恐竜等でも採用されていたのでこの規制は妥当かなと思いました。
妖精伝姫ーシラユキ
準制限
<EMペンデュラム・マジシャン><黒き森のウィッチ>
<彼岸の悪鬼 スカラマリオン>
<レスキューキャット>
<異次元からの埋葬>
<命削りの宝札>
<儀式の準備>
<機殻の生贄>
<ブラック・ホール>
<テラ・フォーミング>
<ユニオン格納庫>
<揺れる眼差し>
<竜の渓谷>
<神の通告>
規制とは反対にこちらは多くのカードが緩和された印象です。
その中でも<命削りの宝札>と<テラ・フォーミング>、<神の通告>が規制されました。
特に<テラ・フォーミング>は単純なサーチカードであること、<盆回し>の存在から規制されたと思います。
その中でも注目すべき点は<ユニオン格納庫>と<竜の渓谷>の緩和です。
<テラ・フォーミング>が規制されたのでデッキに採用できる枚数は変わらないですが、根本のカードが緩和されているので1枚割られたから2枚目がないということもなくなりました。
制限解除
<カオス・ソルジャー -開闢の使者-><慧眼の魔術師>
<ゴヨウ・ガーディアン>
<終末の騎士>
<DD スワラル・スライム>
<爆竜剣士イグニスターP>
<氷結界の龍 ブリューナク>
<洗脳ーブレインコントロール>
かつて一線で戦っていたカードたちの緩和が嬉しいような悲しいようなという感想です。
特に<カオス・ソルジャー -開闢の使者->は制限に緩和された時ですら衝撃だったのについに制限解除まで来てしまいました。
その他にも<DD スワラル・スライム>の緩和によってDDデッキは事実上フルパワーに戻りました。しかし、マスタールール4によって以前のような大量展開を行うにはリンク召喚が必須なので、今後のDDは融合、シンクロ、エクシーズ、ペンデュラムだけでなく、リンクを使って5つの召喚方法を操ることになりますね。
■既存デッキへの影響
環境の一線にいた真竜は<ドラゴニックD>と<マスターP>の規制によって微力ながらパワーダウンしました。一方で同じ真竜系の中でも真竜皇を採用していた恐竜デッキは、<ドラゴニックD>こそ規制されたものの強力なカードである<魂喰いオヴィラプター>や<幻創のミセラサウルス>にはノータッチであることから依然として強力です。
■リミットレギュレーション適用後の環境予想
予想というより実際に新制限の大会をいくつか見たり参加したのですが、制限改訂でほぼノータッチだった恐竜デッキが竜星と相性が良いことから恐竜竜星として多くのプレイヤーに使われている印象を受けました。一方で弱体化した真竜デッキは<テラ・フォーミング>のサーチ先で優秀な暴走魔法陣とそこからサーチされる<召喚師アレイスター>、アレイスターと相性が良い<ルドラの魔導書>やサーチできる<魔導書士バテル>と<グリモの魔導書>を採用した魔導召喚獣真竜へと構築が変化していきました。
また、ABCユニオンも<ユニオン格納庫>の緩和によって息を吹き返しています。
ABCモンスター自体がリンク召喚と相性が良いため、リンクモンスターが増えると相対的に強化されますね。
■まとめ
いかがだったでしょうか?新制限での環境を一足早く体験した感想としては、前環境より見かけるデッキタイプも多種多様になり群雄割拠ともいえる印象を受けました。
7月の新弾では新リンクモンスターや新カテゴリーの登場、8月には懐かしの六武衆の強化も決まっていて、今期も楽しそうな予感がしてわくわくしてます。
次回はデッキ紹介の記事でお会いしましょう!
最後までありがとうございました。