遊々亭攻略ブログ
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2017年7月1日適用リミットレギュレーション所感【でぃん】
posted 2017.06.26
Byでぃん
こんにちは、遊々亭@遊戯王担当です。
来る2017年7月1日に適用されるリミットレギュレーション。
今回は、遊々亭ブロガーの3名に、今回のリミットレギュレーションの所感を述べてもらいました!
今回はでぃんさんです!
■規制・緩和カードについてのカードごとの所感
禁止
十二獣ブルホーン
スケールの回収を<ブルホーン>に依存してたPテーマにとっては大きな打撃、代替ギミックが必要になるでしょう。
多くのテーマが被害を受けましたが中でも十二獣は構築が不可能なレベルまで弱体化してしまいました。十二獣というテーマを完全に否定してしまうので正直制限でも良かったのではないかと思います。これによりいよいよ十二獣が環境から姿を消すことになりそうです。
制限
ドラゴニックD&マスターP
双方様々なデッキに出張していましたが特に<ドラゴニックD>は親和性が高く、真竜皇を用いた恐竜などでも使用されていた為環境のほとんどのデッキが採用していました。
又<マスターP>の制圧も一部のデッキを否定しており、特定のカードの採用を余儀なくしていた為環境に与えていた影響はとても大きかったと言えます。
どちらも存在だけで環境のデッキ選択の幅を狭めていた為規制は妥当でしょう。
これらに規制が入ったことで真竜の出張は難しくなり、単体での構築もよりシビアになりました。
準制限
ブラックホール
テラフォーミング / ユニオン格納庫 / 竜の渓谷
前環境で暴れていた<ドラゴニックD>へのアクセスを減らす意図も少なからずあるかもしれません。
神の通告
命削りの宝札
黒き森のウィッチ
ですがリンク召喚のシステム自体とは相性が良いですし、特定のカードを軸とするデッキでは活躍できそうです。
制限解除
第一線ではまったく使われていなかったカード達が軒並み緩和。さほど環境に影響はないかと思います。<開闢の使者>がエラッタも無しに3枚使えるなんて昔じゃ絶対考えられなかったので時代の変化を感じますね。
■リミットレギュレーション適用後の環境予想
それによりあまり打撃の無かった恐竜系に対しても手札誘発で対抗しやすくなっています。
<リトスアジム>も前期ほど見かけないはずなのでEXデッキの採択も伸び伸びできそうです。
※これまでは重要なカードは2枚以上入れなければならなかった。
全体のパワーも落ちているのでひとまず特定のテーマが環境を支配することにはならず群雄割拠な環境が予想されます。
■新環境で台頭するであろうテーマ
僕の予想はこちら真竜
大幅に弱体化しましたが地力は高いので引き続き環境にはしぶとく存在しそうです。<ドラゴニックD>のアクセスを増やしつつ腐らせない為にもフィールド魔法を軸としたテーマと組み合わせるのが良さそうです。恐竜
パーツの規制は<ドラゴニックD>と<テラフォーミング>のみに留まっており引き続き高いパワーを発揮できそうです。真竜皇を軸にするタイプ、竜星のみと組み合わせたタイプ等がありここは好みが出そうです。ABC
<ユニオン格納庫>の緩和に加えリンク召喚と好相性なことで復権。<盆回し>+<こけコッコ>で早期展開を狙うタイプと<同胞の絆>を軸に罠でゆっくり構えるタイプが主流になるかと思います。星杯
コード・オブ・ザ・デュエリストより登場したリンク召喚が軸のテーマ。無限ドロー等のループギミックも武器ですが、<トライゲート・ウィザード>という明確な展開の終着点を得た為、それ以外の戦術でも充分戦えそうです。召喚獣、WW、魔導
様々なテーマと組み合わせやすい点が特徴。これらのモンスターは魔法使い族なのでドローソースとしてルドラのギミックも取り入れやすく何かと組み合わせたタイプのデッキは少なからず現れるでしょう。メタルフォーゼ+コズモ
組み合わせの筆頭の真竜には規制が入りましたが、前期から存在するデッキの中では被害は軽い方です。全体のパワーが落ちた為相対的な評価は高くなりました。ざっくりとした予想は以上になります。もちろんこれ以外のデッキにも充分チャンスはあります、なにより僕自身知らないカードが多いので(笑)
新環境、どんなデッキが活躍するか今から楽しみですねー。