is_yuyutei_app: "1"

is_iOS: ""

Brackets

WIXOSS|ウィクロス 遊々亭Blog 【140ページ目】ブログトップ

Brackets

WIXOSS|ウィクロス 遊々亭Blog 【140ページ目】ブログトップ

Brackets

遊々亭攻略ブログ

WIXOSS|ウィクロス 遊々亭Blogです。
遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、WIXOSS|ウィクロスに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!


Icon遊々亭@WIXOSS|ウィクロス担当アカウント Icon遊々亭公式アカウント

posted 2021.09.01

Byねへほもん


lionタイトルトップ.jpg
【第333話】期待値0.3点
どうも、ねへほもんです。
CURIOSITY DIVA、楽しんでいらっしゃいますでしょうか?
僕は発売日に知り合いと新デッキ同士で対戦し、色々なアイデアに触れていました。
今回はその中でメインで使用したデッキを解説します。

宇宙軸LION

です。
1.デッキレシピと特徴
まずレシピはこちらです。


センタールリグ
4


次にこのデッキの特徴をご紹介します。
特にこのデッキならではの特徴だと思うのが3点目で、除去・リソース確保というデッキの基礎力を確保した上で、「ルリグアタック時にサーバントを捲る」という上振れ要素も備えています。
上振れ要素は特に不利な状況で威力を発揮し、LION側にとっては「普通に戦っては勝てないが、追加ルリパンが入れば勝てる」というプランで最後まで投げ出さずに戦えますし、相手にとっては追加ルリパンの可能性を警戒する必要が出てきます。

ディーセレは概ね5ターンで決着するフォーマットなので、LIONは3回程度ルリパンの機会が巡ってきます。
デッキ内のサーバントは4枚なので、捲る確率は約10%です。
通じる方にしか伝わらない例えですが、失敗率10%のトレーニングを3回繰り返すと思うと結構怖いですよね。
期待値だと10%×3回 = 0.3点分ダメージが増えると思うと、現実的に有用なラインではないでしょうか?

基本はアテになりませんが、常に一発逆転の要素を秘めているのがこのデッキ最大の魅力だと思います。

2.構築解説
パラダイスうちゅう>で参照レベルが1となるよう、Lv1シグニか宇宙以外を採用できないため、構築は自然と絞られ、組みやすいデッキだと感じました。

・必須級(4×4 = 16枚)
ドラコ>:1エナ12000以下バニッシュ
カリーナ>:アタック時に1エナ8000以下バニッシュ
アルファルド>:アタック時1ドロー
サーバント

・準必須級(計11枚)
イクリプス>:1エナ10000マイナス
ムーン・バイツ>:<イクリプス>等を回収、エナが厳しいため4枚は不要
ハニエル>:参照レベルが1に変わる都合上、元々Lv3のシグニも回収できるのが好相性。

と、簡単に27枚まで決めることができました。
残りのカードも、残った選択肢の中で合いそうなものを採用すると自然と組めました。

羅星姫 カシオペヤ
相手次第では【シャドウ(シグニ)】で1ターン延命することができます。
このデッキは追加ルリパンで一発逆転を狙えるので、延命するだけのお祈りプランでも勝利に繋がる可能性があります。

ルリグ除去やアサシンで突破されることも多いですが、色が白でグロウエナに使えるので腐りづらいです。
最大2面しか立てないのと、<ムーン・バイツ>で回収できることを考慮すると2枚で十分でしょう。

小装 ローメイル
カリーナ>が8000以下までバニッシュできるため、3000以下の軽量シグニを除去する手段として採用しました。
相手のパワーライン次第で腐る場合が多いのと、このデッキに赤指定のエナコストは要求されないことから、2枚のみの採用としました。

羅星 レプス / 羅爆星 タイマーボム / 羅星 リンクス
レベルとLBを考慮して採用しました。

特に優秀なのが<タイマーボム>で、<ドラコ>を回収できるため、ハンデス対面でトップドローで引いた時の打点要員が増えます。
それでいてLBはノーコストの8000マイナスと非常に優秀なので、最優先で採用したいです。

レプス>と<リンクス>は色が白でグロウコストに使える点が評価できます。
このデッキはLv1シグニが計18枚と多いですが、先攻1ターン目に<ローメイル>・<アルファルド>を手札にキープしたいと思うとLv1シグニが多くても意味はあると思い、<レプス>を4枚としました。

マキナウィングスラッシュ / マキナバインド
黒のアシストにはマキナを選択しました。
参照レベルが1に変わることで、ウィングスラッシュ>で好きなシグニを回収できる点で噛み合っています。
バインド>は最大3面守れるため、「1ターン延命して追加ルリパンの逆転勝ちを狙う」というプランに賭けやすいです。

ヒラナ*ステージ / ヒラナ*スタンプ
赤のアシストはヒラナを選択しました。
ステージ>は<ウィングスラッシュ>で除去できないLv2までカバーできるのと、<バインド>が重めのアシストなので1エナで済む<スタンプ>でバランスを取れる点でマキナと合います。

スーパー・ヘルエスタセイバー
10001.jpg
何度も述べている通り、耐久力を上げておけば追加ルリパンの逆転勝ちがあり得るデッキなので、サーバントを拾えるこのキーは好相性です。
相手次第でエナが不足するのと、拾ったサーバントを<みこみこ☆さ〜ん>のゲーム1起動で抜かれる可能性があるため、代替手段として<M.G.D.>で手札・エナの余った方をコストに防御する方が柔軟性があるかもしれません。

いかがでしたか?
手札を確保しつつ除去シグニでダメージを通し、負けそうなら追加ルリパンに祈るだけなので、非常に扱いやすくオススメです。
是非ルリパン捲りの緊張感を味わってみてください!
では(^^)/

posted 2021.08.28

Byねへほもん


タイトルトップ.jpg
【第332話】新チーム+6ルリグ登場!?CURIOSITY DIVA紹介
お久しぶりです、ねへほもんです。
新弾「CURIOSITY DIVA」が発売されましたが、皆さん遊んでいらっしゃいますでしょうか?
今回は新弾の大まかな特徴をご紹介します。

1.新要素
妹シグニ
元の高レベルシグニと組み合わると能力を発揮する「妹シグニ」がディーセレにも登場しました。
特に注目しているのは以下の2枚です。

羅原 CZ
マドカのお供として登場して以来大活躍の<羅原姫 ZrO2>の妹ということで、姉が強いことが1つの長所になっています。
CZ>で4000マイナスとアタック時の1枚手札交換を入れておくと、<ZrO2>のアタック時に8000マイナスを振れ、パワー12000まで除去できます。

アタック時能力は<CZ>単体でも十分強力で、手札総数は変わらないとはいえ、後攻1ターン目からランダムハンデスで手札を乱されるのは脅威です。
単体で優秀、<ノートルダム>と組み合わせる等姉妹以外とも噛み合うということで、ハンデスデッキには文句なしで4投できる性能だと思います。

幻獣 バーファ
幻獣神 バッファロー>の妹ということで、姉妹+地獣シグニでアタック時除去3面を達成することができます。
ディーセレはLBが強力で、3面要求がそのまま通ることが少ないため、LBで止まった時に除去コストを支払わずに済むアタック時除去は優秀と言えます。

具体的には、<バッファロー>+Lv3地獣が居る状態で<バーファ>を出すと、出現時(レベル合計7)で+7000、常時で+7000、<バッファロー>自動で+4000となり、<バーファ>のパワーが20000に達します。
残り1体も<フェネック>のようにパワー20000に達するシグニだと、見事アタック時除去3面となります。

覚醒
特定条件を満たすことで覚醒状態となり、能力が追加されるタイプのシグニが登場しました。
SRでは<轟砲 ティーガー>がおり、覚醒状態ではランサーとシャドウ(パワー10000以下のシグニ)を得ます。
ウィクロスでは毎ターン盤面が入れ替わることが多く、覚醒能力持ちを盤面に長く維持することは難しいですが、今後「達成条件は厳しいが、覚醒すると耐性+強力な追加能力を得る」ようなシグニが登場すると、覚醒が一気に化けるかもしれません。

また、覚醒に絡んだ今弾の追加要素として、<凶魔 テューポーン>のように、エクシード3をコストに能力を発揮するシグニが登場しました。
一般的なディーセレの構築だと、エクシードはセンタールリグの下に3枚、アシストルリグの下に2×2=4枚で、計7枚存在します。
過去に<レティクル・ディガー>のようにエクシード4を消費するカードが登場しましたが、惜しくも2回使うことができず、エクシードを3枚余らせていました。
今回エクシード3コスト持ちが出たことで、エクシードを無駄なく使い切ることができます。

個人的には、エクシード3と4持ちを両方採用し、無駄なく1回ずつ使うというプランは引きが悪いと実現できない懸念があるため、
最初からエクシード3持ちのみを4枚採用し、エクシード3を2回使うプランで戦う方が安定すると思います。

宇宙のはじまり
以前<Heaven's Door>が登場したように、天使を軸に据えた構築が存在しますが、今回はクラス「宇宙」を軸とした構築のサポートカードが登場しました。

パラダイスうちゅう
10004.jpg
参照するレベルを1に変えられるということで、過去に登場した<羅星姫 カシオペヤ><羅星姫 リーブラー>といったシグニの能力を補助できます。
デッキ内を宇宙シグニとLv1シグニのみで構成すれば、参照するカード全てをLv1に統一することが可能です。

新弾でも<羅星姫 イクリプス>と<ムーン・バイツ>が登場し、前者は全てがLv1なら確定で1エナ10000マイナスが可能、後者は<イクリプス>を回収することで計2エナ12000マイナスが可能となります。
また、<羅星姫 ドラコ>も強力で、アタック開始時にトップ5枚が全てLv1シグニであれば1エナで12000以下のシグニをバニッシュできます。
一気に除去力の上がった宇宙シグニですが、過去弾でも強力な除去能力を持つオススメの1枚があります。

羅星 カリーナ
アタック時除去で、除去ラインも8000以下とLv2シグニではトップクラスの除去効率です。
宇宙軸の色構成は一概には定まっていませんが、<ドラコ>が採用できることと併せ、赤は是非採用したいですね。

後はセンタールリグですが、<パラダイスうちゅう>との相性だと、
がオススメです。
ルリグアタック時の捲りに運要素が強く、前弾では安定しませんでしたが、参照シグニが全てLv1になれば、ルリグアタック時に毎回1ドローできます。
更にサーバントが捲れれば追加アタック1回ということで、約10%のお楽しみもあると思うと個人的に一気に評価が上がりました。

1点注意事項として、パラダイスうちゅうはデッキ、トラッシュの参照レベルが変わるのみで、例えば手札の参照レベルは変わりません
手札2枚で1面バニッシュできる<羅星 キャンサー>は除去効率としてはなかなか優秀ですが、元々Lv1であるシグニしかコストに使えない点に注意しましょう。

2.新規ルリグ
今回は新規が豪華で、きゅるきゅる~んと過去ルリグのリメイク版が6人登場します。
この記事では大まかに各ルリグの特色をご紹介します。

きゅるきゅる〜ん
今弾で登場する新チームです。
みこみこ☆さ〜ん>のテキスト、青・黒・白の色配分を見た瞬間に、<ホタルイカ>と<ZrO2>でハンデスするデッキなんだろうなと思いました。
しかし、新弾発売直前に専用SRシグニが公開された時、フルハンデス以外の可能性も感じました。
上の自動能力を見ると分かる通り、むしろフルハンデスせずに一定手札を残した方が、相手のリソースを奪うことができます。
また、アタック開始時にピーピングハンデスできるため、相手にある程度手札を残しても、相手の動きを一定抑制することができます。
構築をハンデスに寄せると除去が薄くなるため、<ハニートアイス>以外のカードは除去に寄せ、妨害は<ハニートアイス>に専念させるという構築案もあるのでは、と思います。
みこみこ☆さ〜ん>のゲーム1起動もピーピングハンデスであることを考えると、手札の「量」ではなく「質」を奪う時代が来たのかもしれません。

また、きゅるきゅる〜んはチームのデッキを組む以外の人にとっても注目すべき要素があります。
それは、アシストルリグです。
Lv2のアシストルリグの効果を見ると、単純なアタック防止・除去の効果は無く、個性に溢れて面白いなと思いました。
以下、一部をご紹介します。

ゆかゆか☆ぶっぶー>:最大3面アタック止めができますが、相手のリソース量依存で、リソースが少ない時にグロウすると威力を発揮します。フルハンデス狙いの構築と相性が良いでしょう。
ゆかゆか☆ずばばー>:相手が場に出せるシグニの数を制限でき、3面要求された時にグロウすれば1面防御できます。フルハンデスでリソースを絞ると、相手が3面要求できずに腐る場合が多いため、妨害は<ハニートアイス>の手札交換のみとする構築と相性が良いでしょう。
ゆかゆか☆ぴーひゃら>:リミットが増えるという個性的な効果を持ちます。<エクシア>・<アークゲイン>3面で耐える構築が生まれるかもしれません。後はオールスターの速攻デッキで、レベル3・リミット7のルリグでLv3×3体の盤面でショットを仕掛ける案もあり、可能性を感じます。
まほまほ☆ずどどーん>:毎ターンデッキを削れます。ディーセレは5ターン程度でゲームが終わるため、2ターン目にグロウすれば4×4=16枚程度削れ、十分リフレッシュの補助ができる性能です。リフレッシュで累計1点入れられ、早期グロウでリミットを増やせると思えば、珍しい効果ながら実戦でも通用する気がします。

ヒラナ
元々ゲーム1起動はチームNo Limitでなくても使用でき、以前からチームを崩す構築が存在していたヒラナですが、より汎用的な効果を持ってリメイクされました。
出現時に1ドロー1エナチャージ、起動で2ドロー2エナチャージでき、赤デッキにしては珍しくエナが伸ばしやすいルリグとなっています。
エナが伸ばせれば<ノブナガ>+<アレキサンドライト>といった特攻策が取りやすくなる等、戦い方の幅が広がります。

個人的に注目したいのは常時+3000の部分です。
この能力に着目することで、赤要素で火力に振るのとはまた違った構築も可能となります。
以前のヒラナは+2000で惜しくも届きませんでしたが、今回は+3000で<アシレン>の1ハンデス条件を満たせます。
後は<レイ*無我斬>と組み合わせると、

3ターン目:<Glory Grow>でガード不可2点を入れつつ、<アシレン>で殴って1ハンデス
4ターン目:レイにグロウして残った手札を刈り取り、サーバントを捨てさせることで更にルリパンを通す

という戦い方が可能です。
レイは好きなタイミングでグロウできるので、上記に限らず、相手が次ターンに備えて手札を構えたタイミングでハンデスを入れられるのは強いです。

以前からチームを崩す機会の多かったヒラナで、敢えて原点回帰、チームNo Limitでも組めますよという可能性の紹介でした。

WOLF
ゲーム1起動でマルチエナに変える効果が特徴的です。
ディーセレは色構成を柔軟に組めるようにという配慮のため、無色エナ要求のカードが多いですが、今後コスト色指定のカードが増えるとより個性を発揮するでしょう。
現状最もマルチエナ化を有効に使えるのがこちらのカードです。
ディーセレは3色構成しか出来ず、サーバントをエナに置くことも難しいため、5色コストを支払うことは困難でしたが、WOLFのゲーム1起動を使えば任意の5エナを払うことで使用できます。
新弾では<翠天姫 ガイア>が登場し、<ガイア>+<ゲイン>・<エクシア>のような盤面で、ゲイン>・<エクシア>が除去されても終了時に復活するという相手から見ると悪夢の鉄壁盤面を組むことも可能となっており、緑を入れた天使軸構築は有力に思えます。
ハーモニーのために青要素を採用する必要がありますが、火力面では<翠天姫 デメテル>も有力です。

ノヴァ
トラッシュのシグニをデッキトップに置くという、元のルリグの個性を受け継ぎつつも、チームを崩して柔軟に構成できる形に仕上がっています。
最大枚数ルリグの下に敷ければ、トップに置いたシグニをそのままドローすることも可能でしたが、本ルリグはデッキトップに設置するのみです。
基本的には次のターンの攻め手を設置するとか、今手札にサーバントがあるが、次ターンの防御も用意したいのでサーバントを置くという使い道になるでしょう。
タマゴ=ジェットスティック>のようにドロー効果持ちのアシストルリグを採用しておくと、トップに置いたサーバントをドローしてガードするという動きができるためオススメです。

ノヴァはデッキトップ操作で安定した動きができ、前ルリグ同様堅実な強さを発揮するかと思いますが、対策も存在します。
毎ターンデッキトップをトラッシュに送るため、設置したカードが泣く泣くトラッシュに送られてしまいます。
もしノヴァが流行ることがあれば、まほまほを採用したデッキ削り系のデッキが対抗馬になるかもしれませんね。

ムジカ
元のムジカの個性を受け継ぎ、アシストルリグを回収する効果を持っています。
元はLv1ルリグが回収対象でしたが、今回はグロウコストが0以外のルリグということで、主にLv2ルリグが回収対象となり、より強力なルリグが再利用できるようになっています。

アタックフェイズにグロウできないルリグが対象ということで、基本的には<【アシスト】アンジュ レベル2>や<【アシスト】とこ レベル2>といった除去効果持ちが中心となるでしょう。
特にアンジュは色が白で、盤面は<アークゲイン>・<エクシア>といった耐性持ちで固められるため、アシストで除去力を補う動きと噛み合っています。
アシストグロウ時にムジカの自動能力で5000マイナスできるため、<DJ.LOVIT-MIX>のような3面要求までは過剰で、2面除去効果が丁度良いかと思います。

後は今後の可能性ですが、防御に繋がるアシストルリグを回収できると、より活躍の幅を広げられる期待が持てます。
具体的には<マキナリペア>や<バン=ソロ>で、自分のターンにグロウしつつ、相手ターンの防御に繋げられるルリグを想定しています。
残念ながら、これらはグロウコストが0なので再利用できませんが、類似の効果でグロウコストを要するルリグが出れば、新たなムジカの構築が生まれそうです。
後は<ムジカ//グルーヴィ>のように、デッキ削りを行うアシストルリグも居ます。
これまたグロウコスト0・ムジカの同名だから使えない現況ではありますが、今後アシストルリグが追加される際は、「グロウコストが必要か?」「メインフェイズのみか?」という部分に注目し、ムジカへの採用可能性を検討すると面白いかもしれません。

あまり具体性の無い紹介文となりましたが、最後にお勧めの編成例をご説明します。
ムジカ・サンガ・マドカ
要はチームDIAGRAMです。ムジカの回収対象に<サンガ//リブート>が存在しており、1面除去しつつエナから後続を回収できます。
また、片方のLv2アシストを攻撃に回すと防御が手薄になりがちですが、<マドカ//クラップ>のお陰で3面防御が可能です。
後は<salvage the future>や<ドライ=ランリョウオー>といったチーム指定のカードが使えるので、敢えてチームで固めるのもアリかと思います。

タウィル
元ルリグ同様、ゲーム1起動にタイミングは変われど3枚回収の効果を持ちつつ、そこにエナチャ効果が追加され、更にリソース獲得能力が上がりました。
世界逆流>という強力なチームピースが存在することを活かし、チームアンサプで組むも良いし、チームを崩して新たな可能性を模索するも良しです。

チームアンサプで維持すると<シュブニグラ>を採用することができ、<シュブニグラ>+<アレキサンドライト>のWダブクラ盤面を作れます。
一方チームを崩す時に有力なのが<RED ZONE>です。
手札交換の役割をピースが担うことで、元のタウィル同様、円滑に手札交換を行い、サーバントを抱える戦い方が可能となります。

ウムル
過去ルリグの個性を上手く引継ぎルリグが多いという印象ですが、新規ウムルはキーセレ時代の個性まで引き継いでいます。
キーセレ時代のゲートのように、「<ハスターリク>」をシグニゾーンに設置することで、相手が設置されたゾーンにシグニを配置した時に妨害を行うことができます。

その他2つの能力は、<コードラビラント ヨグソトス>の能力とよく噛み合っています。
シグニゾーン交換効果は<ヨグソトス>の自動能力を補助でき、厄介なハンデスを安定的に飛ばせます。
出現時のハンデスは選ばれた手札がトラッシュではなくデッキ下に移るため、後で同名シグニが出てきた場合、起動能力で除去することができます。
出現時はサーバントを奪うことが基本となるでしょうが、サーバントが無い時、サーバント以上に相手の核となるカードがある時は、積極的にデッキ下固定を狙いたいですね。


以上大まかなご紹介となりますが、CURIOSITY DIVAの解説でした。
今後は実際に構築したデッキをご紹介する予定です。
新規ルリグが多く、宇宙軸といった新たな構築の可能性も広がっていますので、色々な構築案が出ると面白そうですね!
では(^^)/

posted 2021.08.18

Byからばこ


タイトルトップ.jpg
要対策!?ディーセレ注目ルリグ集〜VERTEX DIVA編〜
はいこんにちは、からばこです。お久しぶりです。毎回頭に「お久しぶりです」って書いている気がしますね。
今回は6月に書いた「ディーセレ注目ルリグ3選」の続編になります。6月末にDXMが参戦し、一通りセレモニーが行われたこともあって、最新版をお届けしようかなという次第です。
私の住む関東は時勢柄セレモニーがなく、再開の目処は立ちそうにありませんが、WIXOSSBOXの編集などを通して感じたことをベースに書いてきます。個人的に注目しているルリグ、デッキの動きや強み、対策方法などを紹介していきますので、よければお楽しみください。

エクス〜「劇中最強」に偽りなし
最初に紹介するのは当然このルリグ。「劇中最強」「クラスA」と散々盛り上げられていたDXMですが、それに恥じない活躍をしています。特にエクスはDMXの看板として、7月のセレモニーで見ない日はほぼありませんでした。

エクスの大きな強みはエナ破壊(ランデス)です。<キントキ>を筆頭に<イワトオシ><カモツ>といったシグニを駆使してエナを焼き、アシストルリグのグロウや追加効果の発動を縛っていきます。<キントキ>2面と<イワトオシ>で最大3エナ破壊で、特に<キントキ>は実質ノーコストでエナを焼けるのが強み。<キントキ>自身がアサシンを持っており、<イワトオシ>もソウルを付与ればアタッカーになれるので、「3ランデス3面要求アタック!」なんてことはザラです。デウス・マキナと異なり、エクスは<キントキ>を2枚並べられるのもより強力。エクス対面で重いアシストルリグは機能しないと思ったほうがいいでしょう。

DXM勢の共通効果としては、「ソウル」と「ピース破棄」が挙げられます。ソウルはさておき、強力なのがピース破棄。デウスはシグニ回収、エクスは2面アサシン、マキナは2面除去と、どれも火力に特化した能力になっており、不要なピースをそのまま火力に変換できます。除外するピースに制約はないため、<ゼノ・クラスタ><END OF THE TURN>といった、いわゆるメタカード(特定のデッキやカードへの対策となるカード)としてのピースをデッキに採用しやすいのが魅力。ハンデス対面であれば<ゼノ・クラスタ>を温存して<TRIGGER OF VICTORY>をコストに充てたり、ピース破棄を使わなくて良いゲーム展開であればピースを2枚とも使ったりと、柔軟なデッキ構築・ゲーム展開ができます。DXMは対応力と火力を兼ね備えた、まさに新時代の速攻デッキといえるでしょう。

エナ破壊が台頭してきたことで、グロウコストが重いアシストルリグや、追加の出現時能力を使うのに4〜5エナ近くかかるアシストルリグは、強く縛られる環境になりました。私がよく使っている純DIAGRAMのマドカでは、アシストのムジカを<ストンピング>から<スプリット>に戻しています。エクスに先攻を取られて先にレベル3にグロウされた場合、エナを滅茶苦茶に焼かれて<ストンピング>にグロウできない、なんてことが割と起こったんですよね。
また、多くのデッキのピース構成が「チーム限定ピースor色限定ピース(<ホワイトヘブン>など)+<ゼノ・クラスタ>」になってきました。<ゼノクラ>の枠はこれまで<END OF THE TURN>や<祝福の鍵の音>などでしたが、エナ破壊が台頭したことで、この枠に<ゼノ・クラスタ>を採用する率がどんどん上がっているようです。DXM自身もミラー対策として<ゼノ・クラスタ>を採用することが多いようです。腐ったら破棄すればいいですし。

このようにエクスは登場以降、従来の勢力図をガラッと変えました。ヒラナやレイといった従来の速攻系ルリグは積極的なランデスが<Go To>以外でさほどできないため、ノヴァやマドカといった遅いデッキは立ち回り如何で、アシストルリグをフルに使うことで耐え抜くことも可能でした。しかしエクスはその速攻に加えてランデスができたり、<キントキ>のアサシンで<エクシア><アークゲイン>をすっ飛ばしたりと、遅めのデッキの防御手段を貫通する手段を多く持っています。ノヴァが活躍しづらかったのも、その影響があるのかなという印象です。

WOLF〜ジョッキーの時代がやってきた?
そんな環境に適応したのがCard Jockeyでした。ここではWOLFを挙げていますが、LIONやLOVITも台頭しつつあります。大きな理由が2つあり、そのどちらもがDXMの登場によるものです。
一つは<ゼノ・クラスタ>が主流となり、<END OF THE TURN>が数を減らしたこと。これで<グッド・ディグ>が通りやすくなったため、ハンデスからの復帰やデッキの調整、盤面の形成がしやすくなりました。WOLFとLIONは<ゼノ・クラスタ>が刺さりにくいデッキでもあり、LOVITもエナ破壊を使わなければいいため、これまで以上に自分のやりたいことができる環境になっているといえます。
もう一つはDXMの弱点を的確につけるということ。DXMは火力こそ高いですが耐久力はさほどなく、特にサーバントを能動的に確保することはまずできない、という弱点を持ちます。通常のドロー以外にサーバントを意図して確保する手段はまずなく、<ENDLESS-PUNCHLINE>やLIONの連続ルリグアタックが他のルリグ以上に直撃しやすいです。

WOLFはジョッキー勢の中でも期待値の高いルリグです。自身の起動能力でエナをガンガン伸ばせるため、<キントキ>たちでのランデスが追いつかず、アシストルリグをフルスペックで使いやすくなっています。LIONも引き続き強力で、<エクシア><アークゲイン>といった堅牢な白シグニの後ろからルリグで殴る、というプランがより安定しています。<キントキ>のアサシンこそ厳しいですが、そこは強力なルリグアタックでカバー、ですね。

WOLFのようにエナを無尽蔵に増やすことができればランデスの対策になりますが、他ルリグでやるのは難しいです。
対策を挙げるとすれば、エナの使い道をよく考える、ということに尽きます。<キントキ>や<イワトオシ>をフルに使われた際に自分のアシストルリグでどこまで守ることができるのか、そのために何エナ必要なのか、という逆算をしながら、スペルやシグニにエナを使っていかなければいけません。<TRIGGER OF VICTORY>を使われれば1エナ増えますが、使われない前提でエナを確保したほうがいいでしょう。
またランデス対面では、思い切ってライフバーストに賭けるという戦術も有効です。ランデスの立場にしてみれば、「相手がエナを使う」ことこそ最大のエナ破壊です。ランデス側が次のターン確実に守れるのであれば、多少火力を温存しながら要求して「アシストルリグをこのターンでちゃんと使わないと負けちゃうよ」と脅す、という立ち回りも十分ありえます。それに対して「ライフバーストで受ける!」と突っぱねれば、ランデス側の計算もゲームもひっくり返せます。
運次第とはいえ公開領域やデッキの残り枚数を天秤にかければ、分の悪い賭けではない、なんてことも。私も練習ではよくやりますし、負けた時は「これがもし〜」と感想戦をすることで、賭けに値するものであったかを振り返っています。デッキのライフバーストをしっかり覚えるのはもちろん、実戦では勇気がいる決断にはなりますが、選択肢として入れておくといいかもしれません。

混成チームの現在地
今弾から登場した2周目ルリグをセンターに置く「混成チーム」の入賞も見られます。センターとしては<マドカ><タマゴ>など、ハンデス・コントロール系のルリグが多い印象。アシストはデウス、マキナ、LION、アンジュなど多岐に渡りますが、白・黒のルリグが人気のようです。
マドカとタマゴの記事を書かせていただき、今弾は特にマドカを使っていたのですが、DXMやジョッキー勢としっかり戦うのはなかなか大変でした。というのもエナ焼き対策として使われている<ゼノ・クラスタ>が、ハンデスのメタも兼ねているんですよね。手札ぽいぽいしても3ドローさせてサーバントを引かれて、ついでに返しの火力も引かれて......。ハンデスの宿命ですが、DXMはドロー力がさほど高くないため、<ゼノクラ>後に再度ハンデスをすれば何とかなったりもします。戦えないわけではないですが、苦しいバトルが多かった印象です。

また意外なところでしたが、<デウス・スリー>をセンターに置いた混成チームの入賞も見られます。ソウルはどちらもアタック時除去で、ピース破棄ではガードを持たないシグニを3枚回収できるため、火力を保ちながら必要な盤面を形成しやすいという点が混成チームで便利なようです。例えば<アークゲイン>にソウルを付与すれば、アタック時にマイナス10000をするゲインの完成、と具合ですね。
デウスは純DXMで組んでももちろん強いのですが、ランデスを含む火力ではエクスに軍配が上がりそうなところ。そこを混成チームで防御力や安定感を補ってあげた、という形でしょうか。マキナはまだ開拓中のようですが、エクスはデウスとは違った道も見えてきました。

混成チームには<サマーライブブルーズ><ホワイトヘブン><DEATH DECK>といった色限定ピースの登場で、追い風が吹いているのは確かです。黒アシストとして非常に使い勝手のいい<マキナウィングスラッシュ><スマッシュ>の登場や、強力なLBを持つバニラシグニのリリースで、チームに縛られないデッキ構築がしやすくなっています。次弾では色限定ピースに緑と赤が登場します。緑の「DANCE IN THE LANCE」は緑2エナで、「4エナチャージ後にエナから2枚までカード回収or緑のシグニ2体までにランサー付与」で、赤の「RED ZONE」は赤2エナで、「赤シグニ1体にアサシンを付与し、手札を3枚まで捨て、捨てた枚数+2枚ドロー」という能力を持っています。緑と赤は攻めの色なので、速攻系の混成チームの台頭にも期待したいところ。
次弾ではアシストにまほまほ、ゆかゆかが、センターは計7人が追加されるので、混成チームの追い上げはこれから、というところでしょう。

まとめ
というわけで、3行でわかる4弾環境。
  • エクスのエナ破壊がすごい。重いアシストは向かい風。<ゼノ・クラスタ>強い。
  • ゼノクラ>が主流になったから、ジョッキーが台頭。LIONは俄然強いがWOLFは要注目。
  • 混成はまだまだ伸びしろあり。遅いデッキをやるなら混成?
ルリグごとの対策というよりは環境の総括みたいな記事になりましたが、これはこれで面白いのではないでしょうか。
関東は緊急事態宣言のため、大会が再開されないまま4弾環境を終えます。大会には出たいのですが感染状況がとんでもないことになっているので、おとなしく家にいます。
WIXOSSBOXの編集は続けますので、他地域のセレモニーの結果を楽しみに待っています。セレモニーを開催される店舗様や、セレモニーに参加された方はぜひ、優勝・入賞したデッキレシピをツイートしていただければと存じます。どうぞお力添えのほど、よろしくお願いします。

おまけ:オールスターとキーセレの今
オールスターとキーセレについても簡単に。
オールスターは<ヒナニギス>禁止後、多くのデッキが台頭してきました。注目度第1位は「ワルエンユキ」こと<清心の巫女 ユキ>です。以前から土台は存在していましたが、デッキリストが洗練され、一気にトップデッキに駆け上がっている様子です。
まず<清心ユキ>と<ルーブル>でシグニの能力が全部消えます。スペル連打は<メンダコギロチン>で止めますし、<アヴァロン・スロー>があるので<メンダコ>も<プリンセス・ディフェンス>も再利用できます。<ワールド・エンド>のデッキバウンスが<ルーブル>と噛み合っており、除去の多くがデッキバウンスなのでエナも与えません。総じてバランスの良い、きれいな中速デッキに仕上がりました。他は<祝輪タマ><5アン>といった面々が揃います。
キーセレは<糾う者>の入賞が目立ちます。従来の糾うミュウはもちろん、ウムルやユキからグロウするタイプも確認されています。<エクシア>を筆頭に硬いレベル3シグニの登場もあり、かなり遅い環境になっているようです。次点でレイラですね。

WIXOSSBOXの編集経験から、オールスターは中部地方(愛知県・三重県・岐阜県)、キーセレクションは九州地方(福岡県・熊本県・鹿児島県)で大きなセレモニーが定期的に開催され、結果がツイッターに公開されているという状況です。「このルリグが強い!」というよりは「このプレイヤーが強い!」という側面が顕著なため、この結果が他地域にそのまま当てはまるかは不明です。だから他地域の結果が知りたいんですよね......。
参考程度にとどめていただければ......と言いたいところですが、ワルエンユキは相当強力なので、シグニ以外での除去手段を忍ばせておきましょう。私は何度も完封されました。

というわけで今回はこれまで。久しぶりの長文執筆でした。
大会に出られていない身で環境を分析するのはおこがましいことこの上なしですが、現役引退したスポーツ選手がオリンピックの解説をやるような感じで、大目に見てください。
ではまた次回の更新でー。お体にはお気をつけてお過ごしくださいね。
Icon