遊々亭攻略ブログ
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posted 2023.10.31
Byこうちゃ

新弾レビュー&デッキ紹介 ラブライブ!スクフェス2
目次
はじめに
こんにちは、こうちゃです。今回はラブライブスクールアイドルフェスティバル2の新弾レビューです。
今回の弾は複数のタイトル区分のカードが収録されているので、まずはそれぞれのタイトル区分に対しての印象を記載します。
ラブライブ
単体でデッキの軸になるほど強力なカードの追加はなさそうなので、元々のカードを活かしてデッキを組むことになりそうです。<白衣でキリっと 園田 海未><いらっしゃいませ 南 ことり>あたりは今までもありそうでなかった汎用カードなので重宝するかもしれません。L3には<"Happy maker!"星空 凛><"あなたへのプレゼント"絢瀬 絵里>などCXを必要としない強力なカードが既存プールに存在するので、 序盤~中盤を<一緒に歌おう 高坂 穂乃果> <夕暮れの生徒会室 絢瀬 絵里>で繋ぐようなデッキが良さそうな気がします。
サンシャイン
他タイトルでも採用頻度が高いような単体で強いカードが追加され足回りが大幅強化された印象です。(<おねぼうさん 黒澤 ルビィ>、<トリオの旋律 桜内梨子>、<姉の日課 黒澤 ダイヤ>)今までは8電源が主流だったかと思いますが、今回の強化で電源以外のCXを使ったデッキタイプも色々出てくるのかなと思います。
虹ヶ咲
新しいデッキタイプが生まれそうな印象です。 とくに<隣にいるよ 上原歩夢>や<精進あるのみ 三船 栞子>は新たなCXコンボ候補としてかなり有力かと思います。
既存強化の視点だと、8電源で<金糸雀かすみん 中須 かすみ> <紺碧のヒロイン 桜坂 しずく>で初ターンに1/1を手札から切りやすくなっていたり、<チェンジオブペース 宮下 愛>が電源に限らず様々なデッキで役立ちそうかなと感じます。
スーパースター
元々足回りはある程度強力であるものの、L3での詰めの選択肢が(規制により)少ない印象でした。この前提で今回の追加をカードを見てみると、<衣装スタイリスト 唐可可>が非常に優秀だと感じます。
手札コストが重い、追加打点の回数がブレるなど使う上での課題はありそうですが、上手くデッキに組み込むことができればかなり強くなりそうな予感がします。
スクフェス2
様々な方向性のカードが混ざったプールで、難しさもありつつ楽しそうな印象です。<練習帰りの談笑 高海千歌>を活かすように組むのが良い気がしますが、色々試行錯誤する必要がありそうです。
気になったカード
個別タイトル区分内の相性はとくに考慮せず、単体で気になったカードの紹介です。- 隣にいるよ 上原歩夢
- 山札を落下させつつキャラ回収可能なCXコンボキャラです。
CXコンボ自体は標準程度の効果ですが、CX不要で山上を2枚見て並び替える効果を同時に持っている点がかなり強力だと思います。
ストックの1枚目にCXが埋まる事を防いだり、次のキャラのアタック方法を山上を知った状態で決める事ができたり、3回目のアタック時にCXを山上に保存する事ができたりと常に便利な強テキストです。
- 姉妹の食卓 近江彼方
- 手札入れ替えが可能なサポートカードです。
単体でも行き3000のサポートカードとして運用可能で、盤面次第では必要な箇所にパワーを振ることができます。
デッキを組んでいる最中に手札が重くなりがちであればとりあえずこのカードを採用してみると良いと思います。
- たまにはキュート 朝香果林
- 山上2ルックをしつつ自由に落とす事も可能な非常便利なサポートカードです。
メインフェイズ中に山上を2枚確認出来る時点で次の動きを決める上でかなり強いのですが、落下まであると取れる選択肢が格段に多くなります。
赤いキャラがいないと2ルック効果が使えないので、採用する際はL0に赤を多めに採用する必要があるかもしれません。
デッキ案紹介
スクフェス2 8扉
<隣にいるよ 上原 歩夢>で序盤~中盤を繋ぎつつ、<練習帰りの談笑 高海 千歌>多面を狙うデッキです。
可能な限りクロック2ドローを<おうちで休憩 桜小路 きな子>で狙う事や、余裕があるときに3ルック集中の<先輩のステップ 嵐 千砂都>の集中効果を使うことで次のCXを手札に加えていきます。
スーパスター ストブ門
レベル0
計20枚
足回りは既存の"<島の露天風呂 かのん>"セットで、L3に新規の<可可>を入れた形です。
序盤~中盤はかのんセット、L3には新規可可+<ソングフォーオール!!>で全レベル帯強力な動きが狙えるデッキだと思います。
L1にはCXコンボがありませんが、<唐 可可デス!> <母の残した結ヶ丘 葉月 恋> +強力なL0で十分戦えるはずです。
虹ヶ咲 扉電源チョイス
レベル0
計20枚
<精進あるのみ 三船 栞子>多面 + 旧<電源連動>トリガー期待を狙うデッキです。
栞子はストック要求、電源トリガー時の再スタンドは手札コスト要求なのでかみ合っているかと思います。
<PRしよ子>は序盤をクロックアンコールで凌ぐ役割+栞子登場時にクロックがない場合にしよ子を対象にして山上からクロックを増やすことでクロックからのストブを不発にさせない役割があります(PRしよ子でないと担うことができない役割ですが、手元にない場合はとりあえずL1の<彼方>セットのどちらかを増量で良いと思います)
おわりに
今回はスクフェス2の新弾レビューとして、カードレビューと3タイトルのデッキ案紹介を行いました。ラブライブやサンシャインのデッキ案も掲載したかったのですが、今回だけで4タイトル分の追加+1つの新規タイトルなので、良さげなデッキ案を考える事さえ全然間に合っていないというのが正直なところです。今回紹介したタイトル以外でも良いデッキが出来たら何かしらの形で紹介したいと思います。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
posted 2023.10.23
Byイチ

新弾レビュー 灼眼のシャナ
ちなみにシャナは未視聴のため原作再現はほとんどわかっていません。巷ではシャナの髪色が変わる再現を<3連動>で再現しているのが面白いと評判でした。
では最後まで是非読んでいってください!
過去弾シャナの状況
電撃文庫の数種類の追加を除けば実に11年越しの追加となりました。もともと緑なし経験要求のデッキで特に特定のカードに触れるアド集中がないプールという認識が強かったです。そのためボードにかなりの比重を置くことが多く、<この刃に懸けて シャナ>や<『調律師』カムシン・ネブハーウ>を使ってボードを作ってハンドを稼いでいました。その後出てくるタイトルからは安定的にアド集中やヒールが刷られ始め、さらには今の連動ベースのデッキ作成に拍車がかかり、それに伴ったシステムキャラの強化を得て現代的なカードプールになってきていると考えています。今回のプレミアムの追加はまさに現代スペックになるためのカードプールが中心となっており、シャナ固有の効果を持つカードはほぼ無い状況です。そんな中でも環境が進むにつれて強化され続けている<変わった"トーチ"悠二>を軸に新規のカードも追加されているのが多いので、シャナのプールは「変わった"トーチ"悠二」を活かすデッキを組むか、それ以外のコンセプトを探すかから考え始めるのが良いと思います。
新弾プールの状況
過去弾での状況でも記載しましたが新しく追加されたカードの約9割が既存カードの互換となっています。状況としては「アド集中が追加されたこと」「ヒールカードの強化が入ったこと」「全体的なシステムやアタッカー、連動のテコ入れがきたこと」を踏まえ<変わった"トーチ"悠二>を入れて他タイトルと差別化して欲しいと勝手に解釈しています。直近デッキには珍しくストックを能動的に積む手段が無いので「アタック分だけストックが溜まる」という部分が特徴であり、ストックの管理には注意が必要だと改めて認識しました。
注目カード
- 変わった"トーチ"悠二
- このカード無くしてシャナは語れない1レべの応援です。現在の環境では<ネイ>や<アキ>、<ルーナ>など自動効果によって追加打点を作るキャラが多くデッキに採用されています。そのため、このカード一枚で封殺できる点がこのタイトルの強みです。一方、直近のタイトルは応援一枚で詰めがなくなるわけでなくバウンスや<ハイライト>互換、面の取り合いでも一級品のカードが勢ぞろいです。どこまでこのカードの強みを押し付けることができるか、使わない相手にどう対応していくかを必死に考えないといけないと思います。逆にこのカードが刺さって勝つ試合はイコールでイージーウィンを生み出しやすく、はまると環境の一角に出てくるスペックは秘めていると思います。
- シャナ&アラストール
- 11年ぶりにドロー以外のアド集中が刷られました。メインの色が赤や黄色になりがちなので単騎集中でクライマックスを持ってこられる点やイベントからキャラに繋がる点を考慮し評価は高めです。1レべ以降<トーチ>が置ければパンプもかけられますが、トーチを置くのが中盤から終盤の舞台になることからおまけ程度に考えてもらえればと思います。早出しヒールの条件になっていることから1枚は舞台に置き続けることになると思います。
- 対峙の時 ヘカテー
- シャナの中では連打しやすい門とキャラになります。リバース条件があるものの、ハンドの質を大幅に上昇できる連動です。<チェンジ元>を使えばある程度のラインも出せますし2レべ以降ではイベントのパンプもかけたり後列を焼いてリバースを取りやすくしたりできます。チェンジ元が炎を持っていない点がどの程度デッキに影響を与えるかはわかりませんがどれも炎を参照しているので苦しいデッキ作成になると思います。青自体は0に優秀なカードが多く、<アンコール付与>+<"祭礼の蛇" 坂井悠二>なんかも魅力的なパッケージなのでまとまったらいいなと思っています。
デッキレシピ
使いたいカードを入れ込みましたが作成段階でまだまだ検討が必要な部分が多いなーと感じました。
序盤
アタッカーを中心にリソースを稼いでいきます。現環境では<1レべ35の正面移動>は帰ってくることが多いですし、移動のパッケージでうまく立ち上げていきましょう。
<枝連動>を採用しているので準備ができ次第山札を削っていきましょう。序盤は相手のペースに合わせてとにかくハンドとストックを貯めていきましょう。中盤
<1相殺>と<枝連動>をベースに山札を削って早出しヒール2種<1><2>につなげていきましょう。このデッキはヒールも多いですしアクセスも多いので<バーンメタ>を立ててひたすらヒールを目指します。理想は相手のキルレンジに入らないことですが、打点が抜けても倒す火力はないバーンメタ+ヒールで耐久出来るので無理に突っ込まずとにかく面取りヒールを心掛けましょう。終盤
ヒールしてバーンメタで蓋して勝ち!となるのはおそらく一握りの試合でしょう。<扉連動>でゲームを決めきることも多いと思います。基本は2面を心掛けていき、倒せない場合は<逆圧縮>や3面できるような立ち回りを見つけて勝利しに行きましょう!
まとめ
現状拳やハンドカット手段をほとんどいれていないので対戦回数をこなす中でさらにデッキが変動していくと思いますが、第一段階としては目指すところがわかりやすいデッキにはなったんじゃないかなーと思っています。シャナについてはタイトル人気で使用者も一定数いますし<バーンメタ>は知らないといきなり不利なゲームになることもあるので改めて認知しておきましょう!
にしても11年ぶりの追加はなかなか熱いものがありますね......。今後も昔のタイトルが追加になることもあるので好きなデッキを持っておくのもいいかもしれませんね!
それではまた次回よろしくお願いいたします!!
posted 2023.10.20
Byおるか

雑記考察 灼眼のシャナ
最近忙しくて筆が止まっていたのですが、結構立ち位置がよさそうなのとそもそもかなり原作が好きなこともあり(
さて、シャナについて話すとするとなんといってもこの1枚から始まります。 今では見なくなったレベル2以上1000応援がついていたりと、カード自体はかなり昔のカードですが今回のプレミアムブースターでテキスト変わらずで再録されています。メインのテキストはもちろん自動ダメージメタ。
<トーチ>は<乙坂>などとは異なり(=<シロエ>などと同じで)、相手にだけ働く自動ダメージメタなので一方的に相手の勝ち筋を潰しつつこちらの勝ちの目は残っている状況を作り出せる存在であると言え、十分にコンセプトたりえるカードかなと思います。
現環境では<ネイ>や<アキ>などトップデッキに該当するデッキが自動ダメージメインでクロックを進めてくるデッキのためそこに刺さるのがよいですね。現実的には、現代のカードパワー前提で考えると1枚だとバウンスなどで処理されてしまうため、「受けるターン」には盤面に2枚以上配置する必要があり投入枚数は3枚くらいが適正になるのかなと思います。
さて、<トーチ>をデッキの根底に据えながら他で何をするかという話になるのですが、採用圏内のCX連動が意外と多く何をすべきか迷いました。
今回目指すところは発射しきって相手を倒すというよりは<トーチ>で相手に発射させず(or無理して<トーチ>を機能不全に陥らせてフルパワーからは程遠い発射をさせる⇒耐える)、こちらは一方的にヒール面取り続行や詰めを発射するというところを目指そうかなと思います。もちろん発射系連動にも魅力的なものはいくつかありますが、<シャナ&悠二>などクライマックスを介さない優秀なエンドカードもあるため今回はこの方向性で行こうかなと。
防御姿勢がとれそうな連動はこちら <ヘカテ―>は今回のパックで連動が門になったことで俄然評価の上がった1枚です。プレミアムブースター内にヒールがかなり収録されたことで1ターンに3-4点分クロックを戻すことが現実的になり受けの姿勢を取りやすくなったと言えます。面を開ける都合、<トーチ>と組み合わせる際には条件達成に気を使う必要があります。
<器>は受けるターンに3圧縮しながら連動CX以外の7戻りを目指せる連動で、受けた後にきちんとリソースが残ってる点が魅力ですね。
また、どちらにも言えることですがチェンジ(早出しが跋扈する中、チェンジというテキスト宣言自体が古代じみていますが笑)から出せることでレベル2から発動できるため防御姿勢をとるタイミングを選ばない点も魅力の一つといえます。
今回は、<器>がタイミングを選びやすい点を鑑み(シーンによっては自分で山を逆圧縮してしまうなど)いつでも強い2点ヒールの<ヘカテー>を軸に据えようと思います。
続いて下に据えるリソース連動ですね
こちらはおよそ4択でした。 門との相性を鑑みると相方は門か扉なのですが、全体的に検討してみましょう。
2帯でそれなりの精度でレベル3のカードを手に抱えておく必要がある都合、この時点で<紅蓮の双翼>は評価が少し下がりそうです。
抱えるという意味では<ヘカテー>が一番評価が高く、デッキのレベル3が多くなりそうなため時点で<守るべきものシャナ>というところでしょうか。
<0連動>に関していえば、決まれば強いのはもちろんなのですがロケットスタートを切ってゲームスピードが上がった時にこちらの準備ができていないのに受けさせられるケースは求めるゲーム像とかなり乖離してるためその点で「このデッキには合わない」という判断になりそうです。
結果として連動CXの食い合わせとデッキにあっているかも含めて門か扉の二択となりましたね笑。受け寄りのデッキを作りたいということで山が遅すぎるのは致命的なので今回は扉連動を選んでおきましょう。
上記内容をレシピに落とし込んでみたのがこの形。
デッキレシピ
レベル0
計19枚
数字経験+3色という高難度レベル置き場のため、レベル置き場入れ替えを採用するのもありかもしれませんが今回はたたき台ということで一旦シンプルに。
0は<移動>で躱しながら<1連動>の準備を進め、1連動⇒2ではヒール面取りに移行しながら受けの準備を進めます。クロックは相手のリーサルを意識しつつ低く保ちましょう。2-6まで行っても<通常ヒール>、チェンジ、連動で2-3まで戻せて自動ダメージを受けないため十分受けられると思います。
自分で言うのもなんですが、細かい微調整は必要なものの検討のたたき台としては十分なデッキになったかなと思います。
それではまた次回の記事でお会いしましょう