遊々亭攻略ブログ
ヴァイスシュヴァルツ 遊々亭Blogです。
遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、ヴァイスシュヴァルツに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!
posted 2025.04.28
ByK

メモリアル2016(オールドスクールパーティ2016)考察
環境考察
2015年はかなり色々なタイトルが居る良環境でした。規制で弱体化したタイトルも特になくそのまま2016年に突入する訳ですが、年初に物語シリーズが発売され、ここから2016年環境がスタートすることになります。物語シリーズは収録カードのカードパワーが全体的に高いプールで、それまでのタイトルに比べてかなり魅力的なプールでした。<島風>や<暁>、<神原>周りや<虎>など枚挙に暇が無いですが、全体的に2つ以上テキストを持ったカードが多く収録されているのが大きいかなと思います。また2014年からはじまった現代WSに対する強烈なメタとなる、<中学生>の収録は、他のリバース要求タイトル全てに強かったと思います。リバース要求を避けて相手のアドバンテージを減らしつつ自分はカードパワーの高い動きをするというのが物語シリーズの強みでした。 <島風>を使ったショット型や新しい扉連動を使った形、<神原>周りで面取りに寄せた形などいくつもデッキタイプが存在しましたが、やはり中心は<羽川>を軸としたカナンと呼ばれる形です。下を強力なシステムで固め、宝連動で一気にストックを作りつつ面形成、最後は貯めたストックで<真宵>連打の動きは、とてつもなく強力でした。この話は記事を当時書いているので、そちらを参照ください。前期に2種選抜になりますが、関係なく後期も強かったと思います。 2016年を語るのに忘れてはいけないタイトルがもうひとつ。アイドルマスターシンデレラガールズです。追加によってTPというデッキタイプが生まれ、面取りやアドバンテージ、山調整やヒールなど多くの面で他のデッキを圧倒していた環境デッキです。<5枚集中>や<暁>、<小梅>や<TP凛>など強みは沢山ありますが、なかでも<TP加蓮>という後列連動+<木山>が驚異的で、連動の安定感と面の安定感という点でかなり強力でした。後列連動のため比較的<中学生>にも強いという側面があり、面でも物語シリーズと戦えるので、このふたつが環境の中心でした。 これら2つのタイトルはどちらも活躍していたため、前期で共に規制されることになりますが、結果的には後期もこれらのリペアが活躍し続けました。メモリアルカップはこれらが規制されていない状態で行うので、これら2つに対する答えを用意するのが、2016では大切かなと思います。
上で紹介した二つのデッキについては当時書きましたので、今回はこれらを見たデッキ、映画の追加が来て生まれ変わったラブライブのデッキを紹介しようと思います。
【参考】
・宝物語(カナン)考察
・Triad Primus デッキ紹介
デッキレシピ
レベル0
計18枚
デッキコンセプト
デッキコンセプトは<光景><逆圧縮>を選択肢として持てるビートダウンです。この組み合わせは未だにごく少数のタイトルしか許されていない組み合わせで、山破壊の最高峰と言えます。ストックを控え室に落とすことで控え室が弱くなり、山からストブすることで山の総数が少なくなる<光景>。この少なくなった山に2枚残しの<逆圧縮>は、とてつもなく強力な山崩しとなります。これには合計6コストが必要なので毎ゲーム決めるのは難しいところもありますが、クロックシュートのにこと合わせて3-3-3の1シュートを作ると、3-0からはまず耐えないというような状況になるのでそれを狙います。 ビートダウンという表現をしましたが、このデッキは3種共通連動が強力です。クライマックスのトリガーは<宝>の他に<扉>や<門>も選べますし、連動キャラもどれも強力です。連動してるだけで優位になるを絵に書いたようなデッキで、当時は共通連動がかなり希少でしたから、他のデッキに比べて共通連動であることもラブライブの強みのひとつです。回し方
連動が強力なのが強みなので、0はアグレッシブに動くことはしません。1連動でアドバンテージをしっかり取れるよう、パンチ数を絞ってアタックしていきます。構築によりますが、このレシピでは<プロモのにこ>を採用しています。応援込4000レベル1というステータスは、物語シリーズやTPに対して非常に強力なので、これでアドバンテージを狙います。1では<真姫>で連動を狙います。<真姫>自体はあまり行きの数字が出ないので、基本は相手の0を<真姫>で踏み、相手の1は他のアタッカーで触りたいところ。連動が宝なのでキャラを切らさなければ毎ターン連動が狙えるのが魅力です。
2では相手に合わせて動きます。基本的には1レベのキャラでアタックを継続したいですが、相手に合わせて各2レベアタッカーを登場させていきます。TPには<ガッツンダー>が強く、<羽川>には<2相打ち>が強い感じです。3レベでビッグアクションを取りたいので、基本はまだまだリソースを貯めるフェーズです。
3になったら<光景>や<逆圧縮>、<宝連動>で詰めましょう。この頃のクロックシュートはかなり強いので、派手さは無いですが確実な強さがあります。
採用カード紹介
"Angelic Angel"矢澤 にこ (緑新婚)
このデッキを支える重要な後列。クライマックスの色が縛られた代わりに1500触れるようになった<新婚>ですが、行きの数字が大事なこのデッキにとってはかなり重要で必ず配置したい1枚です。500応援もこのデッキでは重要で、0で4000を作るのはもちろん、1以降も行きの数字として、返しの数字としても活躍します。数字しか書いてないのにこんなに強い純応援はなかなか他に思い当たりません。自慢の作詞 にこ(にこ拳)
年末に<ココア拳>、通称コ拳が登場するのですが、それに先立って刷られた<にこ拳>です。コストは異なるものの効果は同じで、相手のレベル0蘇生を許す代わりに1コスト軽くなっている早出しメタです。この系統は軽いコストで相手の早出しを牽制出来る点が強く、ある程度重い早出しキャラは、このカード1枚で存在意義を揺るがされてしまいます。<にこ拳>はそういった経緯で採用されています。相手の3は<ガッツンダー>で触れますし、もっと強いキャラにも<にこ拳>が用意されているということで、なかなか舞台を取らせないような立ち回りが出来るようになります。ラブライブの強みと言える1枚なので必ず採用したい1枚です。ちなみに修正値が気になるかもしれませんが、このデッキにおける<にこ拳>は後列が強いので普通に拳としても活躍できます。強すぎる。
"僕たちはひとつの光"西木野 真姫&"Angelic Angel"南 ことり&"僕たちはひとつの光"矢澤 にこ
今でこそ共通連動は珍しくもないですが、当時は明らかに並外れたカードパワーでした。1、2、3の3種連動な上に全て強いので、今考えればもっと流行っても良かったと思います。これらが優秀なのは特に連動以外のテキストで、そもそも連動以外のテキストが使いやすいテキストなので、デッキの枠を見つけやすく、連動の恩恵を効率よく受けることができます。2レベも<ガッツンダー>につけたの天才だと思うんですよね。褒めちぎってもアレなので、これらの弱点を2つ。ひとつは色です。3種連動ですが3色にまたがるので、存分に使おうとすると色が難しいことになります。まぁここは存分に使おうと思って組まれているレシピなので、ちゃんと意識すれば比較的上手くいくでしょう。ビルダーありがとう。
もうひとつは、実は1連動がリバース要求ってところ。この時代はリバース要求しかないので当たり前といえば当たり前ですが。ここが少しネックで、TPに<助太刀>を構えられたり物語シリーズに<中学生>を配置されたりすると結構序盤は苦しくなることもあります。展開次第では連動に頼らない戦い方をする必要があります。
史実ではそもそもラブライブが流行ったのはこのふたつが弱体化した後期なんですよね。TPは<オカケン>を使えなくなったので安定感が下がりましたし、物語シリーズは<中学生>を採用できなくなってるんですよね。ところが今回のメモリアルではこれらが入ったフルパワーのこれらが相手なので、1連動は少し厳しい立場になっています。とはいえ上が強いのでちゃんと下を乗り切れば勝ち負けまで行けると思ってます。(やったことないから分からないというのがより正しい)
ということで今回は2016年の考察でした。他にミルキーも<光景>があって良い感じの立ち位置だったので紹介しようか迷いましたが、ともかく<羽川>に自由に動かれず、TP相手でもしっかり面のやり取りができるデッキが、2016年では強いのかなと思います。
posted 2025.04.28
ByK

メモリアル2015(オールドスクールパーティ2015)考察
環境考察
2015年は、2014年の環境の中心と言えるニセコイが規制され、比較的軽傷だった規制後艦これから環境がスタートしています。<冬のひととき 暁>という強烈なシステムのおかげでこの上ない安定感を手に入れており、特に前期はかなり愛用していました。ちなみにこの年度は少し特殊で、2014年12月の制限改定の後、2015年3月頭の制限改定があり、それとは別に8月末にも制限改定もありました。特に12月から2月までの短い期間しか存在しなかった幻のデッキがあるのですが、この話はまた別の機会でしたいと思います。この艦隊環境に待ったをかけたのが、夏のGF第二弾の追加です。元々カードパワー高めの第一弾に、当時としてはカードパワー高めの<島風>と<飛龍>、そして今でも強いのではと思う<かぼちゃ><セット>の入った青フレが、環境を席巻することになります。艦隊の強みが0の安定感だったのですが、それをカウンターするような1以降の安定感を強みとした青フレの登場で、環境はガラリと変わることになります。青フレは<飛龍>がとにかく安定して大きく、その稼いだリソースを<かぼちゃ>に回す動きが強力で、以後の環境は青フレ中心に回っていくことになります。
結果的に年末時点では、かなり色々なデッキが存在する良環境だったと思います。青フレに対して風で対抗するToLOVEる、島風を許さないギルクラ、圧縮で対抗する錬金術シンフォギアや禁書など、他にも沢山存在した環境で、これは今回のメモリアルカップも同じかなと思っています。
メモリアルカップ2015では、青フレに勝てる算段がある、自分の動きが強いデッキを使うのがオススメです。
デッキレシピ
レベル0
計16枚
東京地区で使ったレシピです。
デッキコンセプト
1枚になっても<万里花>強いよねというグッドスタッフです。全盛期から比べると手痛い規制を喰らっていてかなり制限がありますが、この環境でも強みを見出して、ちゃんと<万里花>で勝つをコンセプトにしています。当時も規制後ニセコイを使うプレイヤーは少なからずいて、青フレ以降雑多環境になったことで、<万里花>という強みも環境内で確立出来た形になります。回し方
基本的には採用されているカードを素直にプレイしていくことになります。それほど特徴的なカードは無く素直なカードが多いので、手なりで回してもしっかりと回ると思います。このデッキの目指す動きは、レベル2で<小野寺>2面です。この10500多面を容易に処理できるデッキはなかなか無いので、これで面をとるのが、2015年におけるニセコイの強みです。
あまりストックを溜め込むデッキでは無いので、ストックの使い方が重要です。<小野寺>2面には4ストック必要であり、上位後列込みだと5ストックです。早出し条件がペンダント2枚なので、逆算するとレベル2までに7ストック必要な計算です。これが実は結構難しく、5~6で2になることも多いので、上位後列を諦めたりゲームスピードをコントロールしたりということが必要になってきます。
マリガンで残すのは<移動>と<楽>と<修羅場>の3種7枚です。他はペンダントや扉も含めて全て切ります。これはニセコイは1周目が長いからだったり、<移動>が引きたいからだったりします。扉は積極的に打ちたいカードではなく、ペンダントは絆で回収出来るので、とにかく<移動>を引きに行きます。<楽>だけはアンコールが優秀であり、半永久的にアタックし続けることが可能なので、マリガン前からキープで良いです。 レベル0はとにかく<移動>以外でアタックしないことが大切です。手札アドバンテージの観点では環境内の他のデッキに劣るので、ゲームスピードを上げてアドバンテージ勝負にしてしまうと強みが生かされません。クライマックスはクロックに叩き、スローゲームを心がけましょう。また相手のキャラをリバースさせずに移動でダイレクトするのは良くないです。中央移動なので高確率で<移動>は帰ってこないですし、相手にキャラを返しているのが良くないです。行きに相打ちを狙うのが正着です。
パンチ数を絞るのでレベル1に先上がりすることが多いです。相手の面が埋まったレベル1のタイミングでは手札のクライマックスを添えてソウル2でアタックするのが基本の動きです。ダメージレースの観点でここでソウル2にするのが重要です。ただし狙って1連動をしたいのでは無いので、レベル0の間はクライマックスはクロックに置き、なるべく打たないで済むような手札作りをしていくことも大切です。それでもクロックするとクライマックスを引くことが多いので、それをここで貼りましょう。アドリブはストックが溜まる点が強いので積極的に打ちたいですが、扉は欠損になってしまうので<修羅場>と合わせて使いましょう。ここで使いたいのでマリガン前からキープしています。ペンダントが絡めば2面連動が狙えます。
レベル2ではペンダント2枚を満たしつつ<小野寺>多面を狙っていきます。リフ後に2面展開し山から抜きつつ面を作る動きが優秀です。<小野寺>から<美夏>を持ってきて構えやすいのもニセコイの強みです。この山ぬきした周は山が強いので、この山で長く戦うことが大切です。集中でいたずらに削らないようにしましょう。またレベル1や2のタイミングで<万里花>を手に加えておくことも大切です。ストックやクロックに行ってしまうとレベル3の動きが極端に弱くなるので、1枚しか入っていない<万里花>は早い段階で手札にキープしておくことが大切です。 レベル3では<万里花>で毎ターンアタックすることを意識します。なるべく長く<万里花>でアタックしたいのでクロックして3-0での<万里花>配置も狙います。<レベル応援>がめちゃくちゃ強いクロックの喰らい方を出来るので、頭に入れておきましょう。<万里花>は基本上位後列+<美夏>で守ります。3コストアンコールする価値も十二分にあるので、絶対に維持するようにしましょう。ただ連パンはコストが重いので、基本的にはファイナルターンに行いましょう。余程<小野寺>でアドバンテージが取れてると2回連パン出来ることもありますが、そういうゲームではそもそも1回目で勝ってたりします。
採用カード紹介
乙女心 万里花
全盛期ニセコイを支えた立役者。記憶は軽い条件ではありませんが、満たせれば毎ターンバーンが飛ぶ強さがあります。全盛期は多面してのワンショットが基本でしたが、このデッキでは長く維持してのアドバンテージを狙います。バニラサイズしかないのでしっかり他で支える必要がありますが、逆に支えてあげればこの時代に<万里花>を無力化できるカードはとても少ないので、強力なフィニッシャーとして運用することができます。乙女心 小咲
このデッキを支えるニセコイの強み。記憶条件での早出しですが、満たせれば山に関係なくオーバースペックを並べることが出来るのが強み。特に<美夏>まで構えられるところが強力で、青フレ相手にもサイドアタックして睨み合いをすることが可能です。そもそもこのサイズを踏むのが一苦労のデッキが多いので、毎ゲーム2面を目指しましょう。スタイル抜群! 千棘
全盛期に居なかったカードで、これのおかげで<小野寺>多面の制圧力が上がりました。<万里花>に<美夏>で15000という数字も大きく、今回のデッキコンセプトに非常にマッチした1枚です。ということで今回はニセコイの解説でした。2015年は本当に良い環境で、多くのデッキが別々の特色を武器に活躍した環境なので、是非とも参加してみて体感してもらえればと思います。
posted 2025.04.25

各年度デッキ紹介「オールドスクールパーティ」
こんにちは!遊々亭@ヴァイス担当です!
今回は5月4日にしろくろフェス2025内で行われる「オールドスクールパーティ」について、遊々亭ブロガーさん達に各年度で使用できるデッキの紹介をしていただきましたのでご紹介します!
デッキレシピも載ってますので、是非ご覧ください。
「オールドスクールパーティ」 デッキ紹介記事リンク
詳しいレギュレーションや大会の日程などは公式ホームページをチェック!
遊々亭公式X(Twitter)、ヴァイスシュヴァルツ担当X(Twitter)では、更新情報や、X(Twitter)限定のお買い得情報等々、リアルタイムに情報を発信しています!
【遊々亭 公式X(Twitter)】 @yuyuteiNews
【遊々亭 ヴァイスシュヴァルツ担当X(Twitter)】 @yuyuWstcg