遊々亭攻略ブログ
ヴァイスシュヴァルツ 遊々亭Blogです。
遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、ヴァイスシュヴァルツに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!
posted 2023.02.07
Byさおり

ヴァイスシュヴァルツニュース (2023年1月)
ひと月にあったヴァイスシュヴァルツの出来事を分かりやすく紹介!ヴァイスシュヴァルツニュースの時間がやってまいりました。
ナビゲーターを務めます、さおりです。どうぞ、よろしくお願いします。
世の中大寒波!ということで寒いですね...。私は東北福島県におりますので、毎日のように車がこんなことになっています。
みなさんも無理な外出はせず、暖かいお家でヴァイスシュヴァルツしましょう!
ということで、そんな極寒の1月はどんな話題があったのか
早速一緒にチェックしていきましょう!
1月のラインナップです
1.今月のPRカード
追加されたPRカードの中から1枚ピックアップするこのコーナー。 1月はこちらPR アイノマテリアル/アイスドロップ |
【キャラクター/緑色】【レベル:2】【コスト:2】【トリガー:1】 【パワー:10000】【ソウル:2】【音楽・MOREMORE JUMP!】 |
【永】あなたの控え室のクライマックスが2枚以下なら、あなたの手札のこのカードのレベルを-1。 【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、他のあなたの(MOREMORE JUMP!)のキャラが2枚以上なら、あなたは自分のクロック置場のキャラを1枚選び、思い出にしてよい。 |
控え室のクライマックスが2枚以下なら早出し。
場に出た時他の特徴《MORE MORE JUMP!》(以下モモジャン)のキャラが2枚以上なら、クロック置き場のキャラを1枚思い出できる回復持ちです。
今よく使われているチョイス宝のプロセカの後列<キラキラレインボー♪ 鏡音リン>や<これがアイドルの極意よ! 桃井愛莉>がモモジャン特徴なので、新たな早出し回復枠として採用もアリだと思います。
モモジャン単だと初の早出し回復なので、活躍の機会は多そうです。
毎月のようにお送りしてきたプロセカCDPRシリーズですが、遂に来月で最後になります。既にカードは公開されているので、公式ページをチェックしてみて下さい!
1月は他にも「Key / Angel Beats!/クドわふたー」「ヘブンバーンズレッド」「五等分の花嫁」「転生したらスライムだった件」が追加されました。
2月からはショップ大会PRがPRパックになり、3タイトル収録、箔押しカードもありの豪華仕様になっています。参加してゲットしましょう!
2.ブシロード新春大発表会 2023 開催
1月9日にブシロード新春大発表会 2023が開催されました。BCF2023をはじめ様々な情報が公開されましたが、やはり気になるのは新規参戦タイトル。こちらです!
- ホロライブプロダクションVol.2
- Disney 100
- あやかしトライアングル
- ラブライブ!スクフェスシリーズ 10th Anniversary
- アリス・ギア・アイギス
- リコリス・リコイル
- SPY×FAMILY
- PUZZLE & DRAGONS
個人的には遂にミッキー参戦のDisney 100が熱いですね。レベルが100になるミッキーなど既にカードも公開されています!発売スケジュールもまとまっているので、公式ページを要チェックですよ!
ブシロード新春大発表会 2023 詳細リンク
3.ブースターパック「転生したらスライムだった件 Vol.3」発売
1月20日にブースターパック「転生したらスライムだった件 Vol.3」が発売されました。2021年3月以来の追加で、遂に3弾目の発売なった転スラ。発売される度に環境入りしていたタイトルともあり、注目度が高かったです。
今回のプールは、最近の追加弾に多い過去弾参照ではなく、全く新しい軸を中心に収録されています。緑色が新しく追加されたのは驚きました。
今まで転スラは<"爆炎の支配者" シズ>を中心とした思い出圧縮型。<"竜星拡散爆" ミリム>を中心とした電源軸。<受け取った姿 リムル>を中心とした8チョイスなど様々なデッキタイプがよく使われていましたが、今後はこれらを強化したデッキとVo.l3軸の新しいデッキがどちらも見られそうです。
今回の追加で「転スラはなんでも出来る器用なエキスパンションになった」という印象を受けました。
注目のカードはこちら
<静かなる怒り シュナ>が全体1000パンプと<囚われの魔法使い ミュウラン>がいるなら全ての《魔大陸》に選ばれないを与えます。
「選ばれない」はやっぱり滅茶苦茶強いんですよね。
<帰ってきた笑顔 美夏>系早出しメタ。<盾による対抗>や<精神操作の吐息 アウラ>系の防御札。キャラバウンスなどを全て防ぐことができるので、自分のやりたい動きが邪魔されません。
元々<中身は子供? ミリム>のストック入れ替え+詰めが強かったので、詰めを邪魔されない後列セットの追加は大きいです。
今の環境的に<魔導王 アインズ>のメタとして刷られたという声も多かったですね。
他にも魅力的なカードが沢山ある「転生したらスライムだった件 Vol.3」。
今後どのようなデッキが活躍するか楽しみですね。
他のブロガーの方が様々なデッキタイプをあげているので、そちらも是非チェックしてみて下さい。
(こうちゃ:デッキ紹介&レビュー 転生したらスライムだった件 Vol.3) (おるか:転スラvol.3雑記考察)
4.要チェック!更新情報
「生放送」や「ヴァイスシュヴァルツ公式ツイッター」などで更新される情報を、ピックアップするコーナー。今回はこちら!
|
参戦発表からなかなか動きがなかったので、嬉しかった方も多いと思います。私もその一人です。一部収録テキストが公開されていますが、原作再現に力を入れていそうな雰囲気がするのでとても楽しみですね。
アニメと漫画が凄く良かったので、発売カードでネタバレされる前に漫画を読むことを強くオススメします。今後の情報を待ちましょう!
5.一押し!今日のカード
最後に、今日のカードで私の一押しカードを紹介するこのコーナー。今回はこちら!!
N 究極の戦い キャプテン・アメリカ |
【キャラクター/青色】【レベル:1】【コスト:0】【トリガー:0】 【パワー:4500】【ソウル:1】【MARVEL】 |
【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、そのターン中、このカードのパワーを+X。Xはあなたの(MARVEL)のキャラ枚数×500に等しい。 【自】《CXコンボ》このカードがアタックした時、クライマックス置場に「時を超えた対峙」があり、他のあなたの(MARVEL)のキャラがいるなら、あなたは自分の山札の上から2枚を、控え室に置き、自分の控え室のレベルX以下の(MARVEL)のキャラを1枚まで選び、手札に戻す。Xはこの効果で控え室に置かれたカードのレベルの合計に等しい。(クライマックスのレベルは0として扱う) |
使いやすいレベル1のクライマックスコンボで門対応。
MARVELといえば<セレブヒーロー アイアンマン>がレベル1のクライマックスコンボとして多く使われていますが、こちらを軸としても良さそうですね。
そして今回のプレミアムブースターはイラストというか実写が凄いです。
公式ページで既にカードは公開されているので、是非イラストもチェックしてみてください!
まとめ
いかがでしたか?1月はブースターパック「転生したらスライムだった件 Vol.3」が発売。
ブシロード新春大発表会 2023開催。他にも新規発表や情報の更新が多く、新しい一年のスタートに相応しい月となりました。
2月は
ブースターパック&トライアルデッキ「ヘブンバーンズレッド」「ありふれた職業で世界最強」
プレミアムブースター 「MARVEL」「STAR WARS」
トライアルデッキ「D4DJ」3種同時発売
怒涛の発売ラッシュで熱い月になりそうです!
それではみなさん、2月も良きヴァイスシュヴァルツライフを!
ご意見ご感想があれば、是非参考にしたいのでツイッター等@saoriwsでお寄せ下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
posted 2023.01.31
ByK

8宝ディーサイド考察【7】
- デッキレシピ / デッキコンセプト / 採用カードについて
- 各レベル帯の動き
- プレイについて意識すること / 各イベントについての考え方 / 相性の良い相手には安定行動で / 負けパターン / Dサイドメタが回った環境の話
- 不採用カードについて 前編
- 不採用カードについて 後編
- 宝と門の比較
- 東京地区&全国大会使用レシピ
最終回の今回は、魔改造したレシピの話と、規制後の話をしようと思います。
東京地区&全国大会使用レシピ
環境終盤に使用したリストは以上の通りです。
経緯を説明しますと、今期は地区大会の日程が少し特殊でした。京都地区までは毎週地区大会がある詰まった日程である反面、最後の東京地区までは少し期間が開き、その次の週に全国大会という余裕の少ない日程でした。平日に調整出来るプレイヤーは多くないので、京都地区までで同じリスト、東京地区と全国大会で同じリストを使用したプレイヤーも多かったのかなと思います。
今回の魔改造は、この京都地区と東京地区の間の期間に行った変更になります。改良ではなく改造なのがポイントで、京都地区までのリストに欠陥があった訳ではありません。
今回行った変更はまさに魔改造で、デッキとしての安定感を落としつつ特定のデッキに対して相性を改善するような内容になっています。ネオスにおける安定感は非常に重要ですが、最後の地区に臨むにあたって尖らせた形になります。
そもそも先に述べたように、元のリストは地区大会の大部分を走り抜けたリストです。このリストに決定したのは地区の序盤で、その時点での環境を考えての構成になっています。
京都地区後に考えたのはもちろん京都地区決勝戦の敗因が1番ですが、それまでの地区で感じたことと、新しいデッキへの相性を考え直しました。
決勝の敗因は偶発的な物もありますが、電源系のデッキに対して配置依存が多くなるという点は1つ要因かなと考えました。また決勝トーナメントで当たった扉チョイスの虹もちゃんと<扉連動>を並べられたらきつかったでしょうし、そもそも決勝トーナメントに上がってくるD以外のデッキが、通常のDでは対応できない状況を作るのに優れたデッキばかりになってきたことも感じていました。
極めつけはこの間に追加されたオーバーロードというプールです。<緑アインズ>はデッキパワーが高く色々デッキに圧倒できるので乗り換える候補にすらなったくらいですが、宝Dの方が更に簡単に勝つことが出来る点や、山を作れるため直接対決が有利という点を加味してDを選びました。もっと存在感が大きかったのが8電源オーバーロードです。これは活躍できた時期が非常に短いこともあいまってデッキに関する記事がとても少ないので知名度もあまり高くないと思いますが、とにかくDに強い、完封できる程のデッキで、Dにとってはとても脅威でした。電源連動がどちらも非常にDに踏まれづらく、これらを維持すれば勝ちが転がり込んでくるリストになっていたことが要因です。
そこで白羽の矢がたったのが黄色の思い出セット。<海神>と同じエンジンがもう1つ存在しており、自分のリソースを稼ぐ<海神>と対照的にこちらは相手のリソースを削るデザイン。<海神>と比べるとデッキの主軸としてはとても劣りますが、1~2枚の採用であればこちらにもメリットがあります。
また副次的な効果が色々ありました。まずは<かなた><マリン>の<かなた>を1面ずつ処理していけるようになりました。また電源系のデッキ全般に対して手札アンコール各種を処理できるようになったのも大きいです。さらに<虹の扉連動>3面を崩せるようになったことも大きく、単純にデッキパワーは上がりました。
デメリットというかこれまで採用していなかった理由ですが、1に上がった時の色と、1/1がなかなか落ちない点が懸念になります。そしてこれらの問題は解決していないので、いかに受け入れられるかという話になってきます。
色の話は1に上がったターンに狙わないことで許容、落ちない問題は落ちるまで始動を遅らせることでカバーします。単純に欠陥を甘んじて受け入れる感じですね。それでもデッキパワーを優先して使えるタイミングで使うことに価値を見出している感じです。
2枚の枠は<1連動>1枚と<思い出3ルック>。連動の枚数は減りますがその分1/0を入れるので大枠は変わりません。もともと1面連動で強いので、2枚に減らしてもそこまで大きな影響はありませんでした。そして<思い出3ルック>ですが、こちらは記憶の為の思い出送りのカードが強くなったという認識です。もともと<海神>4枚のうち3枚を飛ばす難易度を考えて保険で入ってた思い出3ルックですが、黄色セットを採用することで切りました。3枚目の飛ばしやすさ自体は減りましたが、その分強い動きをしつつ3枚飛ばせる頻度が増えたので、あまり弱くなった印象はありません。ただ黄色を飛ばす重要性は上がっているので、より意識する必要はあります。
細かいところで2点。黄色を採用した事で<海神>3枚目を飛ばすのを保留する機会はかなり増えました。黄色が飛ばなくなることがデメリットになる相手には、<海神>を思い出に飛ばしては行けない場面も多い事は頭に入れておきたいです。
また主にひなろじの<夕子>対面で意識することですが、黄色の<1/0>が思い出に飛ばされないような立ち回りを意識することがとても大事です。黄色セットを採用することで相性が改善した相手のひとつが<夕子>で、いつでも処理できるのがマーカー圧縮を崩せないゲームを無くしてくれるので大きいです。ただし<1/0>と入れ替わった<1/1>でストック送りする時に<1/1>を思い出送りされると、<1/0>も思い出から帰ってこなくなり、次からの<夕子>処理手段がメインデッキから消えるので要注意です。基本的には思い出送り2面されなければ避けられるので、された場合は我慢比べになります。
さらに小技ですが、<1/0>で飛ばす必要は無くて、<1/1>素だしでも問題無い相手になります。処理できるだけで御の字ですし、思い出送りされたら<1/0>から出すことが出来ますし。また先に述べた<1/0>も<1/1>も思い出送りの状況が出来てしまった場合も、<収録中>で落とせるのでまだ諦めるのは早いです。<ヒール>や<擬似リフ>などひなろじ側が思い出送りしたいキャラを1枚送って貰うことで、<1/0>を控え室に落とせるので再起可能なわけです。
そういう意味だとひなろじ相手には<海神>3枚飛ばすのが安定かもしれません。思い出を3枚<海神>にしておけば、<1/1>を思い出送りされたら<1/0>で代用できますし、両方飛ばされたら<収録中>で戻せますからね。
最後に
連載中に使えなくなってしまったこのデッキの規制後の話をします。が、これは簡単で、普通に無理なんで規制緩和を待ちましょう。デッキコンセプトの<海神のチェンジ元>に加えて、そのストックをリソースに還元していた<擬似リフ>と<集中>が選抜入りしたのでとてもじゃないですけど再起不能です。3種のうち2種使えても魅力の少ないデッキになってしまうので再起は難しかったかなと思います。<門>軸のデッキはまだまだやれるという話も聞きますので、<門連動>に魅力を感じる方は試してみても良いかもしれません。また新たにデッキを組む際は、不採用カード一覧(前編後編)で大体のカードについてコメントしているので、是非参考になさってください。
ということでDの連載をこれで一旦終了したいと思います。半年間使い倒してきたデッキで、とても愛着のあるデッキでした。常にこのデッキ以外無いと思って走りきれた半年は非常に幸せでした。
既に次のパートナー探しははじまっているのですが、良いリストを見つけたいですね。
それではまた!
posted 2023.01.27
Byおるか

転スラvol.3雑記考察
今日は1/20に発売された転生したらスライムだった件vol.3のデッキ考察をしていきます。
転スラは元のプールが結構優秀な点に加えて新規で新しいコンセプトカードが発売されたため、デッキに起こすのと調整に時間がかかりいつもよりも遅くなりました。。。
注目カード紹介
さて、気を取り直して転スラvol.3の注目カードをいくつか紹介していきたいと思います。![]() | 自由を告げる鼓動 ミュウラン 公開当時からかなり話題になった2/1<アリス>連動の相互互換です。レベル2からしか連動ができない代わりに山サーチになっているのと専用のサーチカードが存在します。後述の後列セットと合わせて12500のラインはなかなか強固で、この盤面をフラットで超えられるデッキはかなり少なそうです。一方自身のパワーも連動込み13500なので、どんなデッキでも先に盤面を作られてカウンターを構えられるとその上からの突破はちょっと難しいです。使い方次第になりますが強力なコンセプトカードといえるでしょう。 |
![]() ![]() | 静かなる怒り シュナ / 囚われの魔法使い ミュウラン これらは二つで一つなので一度に紹介します。全体2000上昇と全体選択不可、山集中というセットでシステムとしてはかなりの性能です。1のキャラを並べているだけで相手の純正アタッカー以外には踏めない面になりますし先ほどの<ミュウラン>との相性も良いです。また、このカードの存在により転スラ全体の早出しレベル3キャラが早出しメタカウンターを受けなくなったため猛烈なバフを受けることになりました。早出しをするデッキには特に組み込んでいきたいギミックです。 環境的には<アインズ>メタとも言えるカードの擦り方で、そのほか相手を選択する防御札も防ぐことができます。 |
![]() | 迫られた選択 ミリム プロセカにも存在する<夏祭り>早出しの10500手アンでcip体数ルック(条件的に実質5ルック確定)という超絶スペックで、これだけでも魔王軸を組む価値があると思わせるほどのカードです。一方で前述の<シュナ>/<ミュウラン>とは特徴の関係で組み合わせづらく、展開後の圧殺も現実的ではないことから良調整と言えるでしょう。(早出しをした段階でこれに選べないが付与されていたら結構とんでもないことになっていたと思います) |
![]() | 駄々っ子 シオン 経験2色(=2以降しか使えない)という使いづらさと下馬評の<ミュウラン>の注目具合から若干注目が薄かった印象ですが、化け物カードです。 従来転スラはどのデッキも急場の山削りが苦手だったのと特に8チョイス構築におけるクライマックス獲得手段が限定的だったところに<小梅>はたとえ開放がレベル2からだったとしても値千金です。隠れた目玉カード。 |
![]() | 突然の申し出 シュナ ホロライブの<スバル>の相互互換です。こちらも山削り枠として非常に優秀なカードです。いわゆる<フカ次郎>というカードはpigテキストなので0で投げる分にはいいですが緊急脱出には使いづらい側面があります。一方こちらはcipなので即効性があります。 また、フカ次郎は0で投げても0が続いたときに次のキャラを持ってこれないことや自身を多投することでテキストのハズレが増えるなど微妙なアンチシナジーがありましたが、シュナは自分のテキストでシュナが取れるので連鎖もでき結構助かるシーンが多いです。また、後列セットのおかげで2以降は7000を要求することもできるため、プールとしても非常にありがたいカードです。 |
ここに挙げた以外にも0のイベント<3ルック>なども自由落下カードなのでいぶし銀に活躍してくれそうです。
さて、以上を踏まえていくつかデッキを考えてきたので順に紹介していきます。
なお環境的にSAO<アリス>軸や<アインズ>は意識せざるを得ないですが、特にアリスについてはプール上対抗する札がないので好き放題させて<光景>ルートがメインの勝ち筋になります。
デッキ紹介
まずは最も強化を受けたと思われる8チョイスの連パン軸です。8チョイス
過去弾の目玉アーキタイプに弱点補完が追加された純正強化デッキの立ち位置です。
改めて解説するほどのものもありませんが、7パンというのは通常耐えられるものではないため<光景>込みで発射すると大抵勝てます。4点回復しながら7回殴るという動きは言い換えると「1ターン必ず耐えられる防御札を構えて耐えた上でさらに連パンしている」のと同義ですし、「耐える」というリスクのあるプロセスをすっ飛ばしていわば「先に勝ちの抽選をしている」状態です、そりゃ強い。
また、<リムル>が2枚落とす都合でリフが絡みうまく連パンがしづらいという課題も<小梅>のおかげでアド損なく自由な枚数山が削れるためほぼほぼ解決したと言え、見た目以上に大きな強化を受けています。
続いて8スタンバイ軸です。
8スタンバイ
レベル0
計17枚
旧弾にもあったアーキタイプで当時は<ゲルド>を展開する動きが主流でしたが今回は新弾の<ベニマル>を採用しています。1は貧弱になっていますが、2以降前電源で取り返せるので概ね問題ないです。選択不可のおかげで安心してレベル3のキャラで戦えますね。
ダイレクトをもらえるともらった穴に集中を前進させて後列電源→返しに後列に出したやつを前進させて手から集中を補充みたいな動きもすることができます。引いている方のスタンバイに合わせて面を構成していきましょう。
ちなみに初弾の<レム>互換を出す軸も考えたのですが圧縮ターンが足りなかったため、即効性を重く見て難聴<リムル>を採用しています。
ここからは新弾のカードをコンセプトにしたデッキを紹介していきます。
今弾の目玉のひとつとも言える魔王軸です。
魔王軸
旧弾の2/1<ミリム>も検討していたのですが、<ユナ>のソウル減が解決できなかったことや<アリス>に拳を構えられるとそこそこきついなどうまく形にならなかったため方針を変えました。
早出しメタ拳を持たれない限りは<ミリム>の早出しでボードを少しずつ制圧して行くことができ、そうでないケースでも山ケアは非常に容易なため、大きく被弾だけしないようにして立ち回ります。結局のところ割れなくてストック圧縮を作られても光景から3面連動すれば高確率で倒せるので無理に<シュナ>/<ミュウラン>ギミックなどを取り入れず相手の圧縮も利用する形でまとめました。拳は3になってからは役に立たないですが道中では活躍するので入れておくと良いでしょう。
早出しメタ拳のある対面時の<島風>の寄せ先として2/1<ハクロウ>を投入するのもアリかもしれません
もう一つは2/1<ミュウラン>軸です。
ミュウラン軸
新弾に組み合わせたい連動がなかったので初弾の<扉連動>と組み合わせました。(ちなみにこのミリムは光るとただのチンピラになります。笑)
<クロアン>がかなり優秀で、ゲームにおける自身のクロックをコントロールしやすいのもポイントです。例えばですが自分が後手時、先手2ターン目に1000/1を貼られて3パンされて1-4になってしまった!という場合などにサーチをしつついっそ2に上がって2/1連動を打ってしまうパターンなどが考えられます。山を圧縮しながらリソースを伸ばせるので盛り返すプランとして覚えておくといいでしょう。
メインプランとしては3面連動13500で相手の面を割りに行くものになります。このプランは上述したように先に構えられてしまうと3タテするのは結構難しい一方で、ミュウランが<ガウル>条件でないことから1枚拳で守られても返しには12500のミュウランがちゃんと2枚残るため継戦能力は地味に高いです。ホロライブの<かなた>は先に構えてもサイドされてクロックを進められた上でこちらが行きで割れないケースが想定されるので集中をもう一枚余分に握るなど工夫が必要ですね。
いかがだったでしょうか。
今回は新弾のチョイス連動の<リムル>を使ったデッキが形になりきらず紹介できませんでしたが、手札7枚からクロックドローをしてリムル3面と新弾の<天城>2面の盤面だとアタックフェイズ開始時に手札9枚の状態を作れるので何とか形にしてみたいと思います。
それではまた次の記事でお会いしましょう。