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posted 2022.06.07

Byもっさ


第11回 あなたにストーンギフト!「大会レポート(7) アルセウスバレット」
ごきげんよう、もっさ(@Mawssa2000)です。

今回は先日参加しました50人規模の海外大会で準優勝することができたので、大会レポートをしようとおもいます。レギュレーションはツツジ等がまだ出ていない状態、要するに日本ではCL愛知にツツジが無い程度の環境です。
日本のように<ミュウVMAX>が蔓延る環境と思いきや、海外では大アルセウス時代が到来しており、どの相方を選択するかのバトルになっています。その中で注目されているのが、<ギャラドスVMAX>や<リザードンVSTAR>などです。
オリジンパルキアVSTAR>が居ないので、炎の活躍も見られてとても面白い環境になっています。相方が違うだけのほぼアルセウスのミラーマッチが一つの大会で何度も繰り広げられます。また、【うらこうさく】をストップするべく、<サンダース>+<メモリーカプセル>の組み合わせも大流行中です。

以上の環境から、【うらこうさく】を使わないことと、色々なタイプのアルセウス系統のデッキに勝てるようにするべく、私が大会で選択したのが様々なタイプのVポケモンを相方にする『アルセウスバレット』でした。

CL横浜で結果を出されていた方のレシピとあまり変わらないので、見覚えのある方も多いかとは思います。
私はこのようなアルセウスのラインが少ないデッキにあまり好感をもてていませんでした。理由は単純で安定感に欠けるからです。
アルセウスVSTAR>に加え、【うらこうさく】が採用されているようなデッキも多い中で、そういったデッキにまずスタートから不本意な盤面になるケースの多いこのデッキをぶつけることはとても不安です。
ただし、このようなデッキで結果を出している方は多く、実際に使ってみてからこうしたタイプのデッキの強さを判断してみようと思い、一度も回したことはありませんでしたが、ぶっつけ本番で使ってみることにしました。海外大会参加もCLの練習があったので数週間ぶりでした。

それではレシピとレポートをどうぞ。
特に、アルセウスを置けているか、アルセウスを使っているか、などどのように試合が展開していったかを見ていただけると、良いかと思います。

デッキレシピ
アルセウスバレット
プレイヤー:もっさ
サポート
11
スタジアム
3

大会レポート(予選6回戦BO1→8人残りトナメBO3)
予選
(1)エルフーンVSTAR 後攻 ×
しっかり<アルセウスV>スタートをし、ベンチにも加速先を用意できましたが「トリニティチャージ」から入れず出遅れ。
「トリックウインド」を使われてしまうと特殊エネルギーが貼れないので、「トリニティチャージ」から入りたかったです。
その後<クラッシュハンマー>も全部表を出されてしまい、殴り出しが遅れ敗戦。

しかし、お相手の<ビッパ>に<ボスの指令>を打てば、そのビッパが逃げれないので山札切れで勝てることが相手のレシピが公開されている大会故、分かっていました。
結果としては打てませんでしたが、<ビーダル>軸のデッキは<ふうせん>の枚数や<ダブルターボエネルギー>の枚数に気を付けてプレイすることが大切です。
後々逃げることができる展開でも一度、時間を作られてしまって負けることもありえるので、注意が必要だと思います。

(2)インテレオンVMAX 後攻 〇
アルセウスV>スタートは出来ませんでしたが、<ガラルサンダーV>スタートで<クイックボール>を持っていたため、<アルセウスV>をベンチに置きました。そして運よく<インテレオンV>を倒すことができたので、その後は<ライコウV>を起動させてイージーウィン。
雪道インテレオンというデッキはベンチを絞りながらのプレイは少々きつそうな印象でした。

(3)ハピナスV 後攻 〇
CLチャンピオンとの対戦。
ノコッチ>が採用されておらず、海外では<ミルタンク>も居ないので、シンプルに<ハピナスV>+<タフネスマント>+<頂への雪道>+回復札によって耐久しつつ相手を吹っ飛ばすデッキになります。
このマッチは当然<ガラルサンダーV>を上手く使って弱点をついていきたい試合になります。
ここで重要になってくるのは、
・「ガラルサンダーV」のサイド落ち確認
・<メタモンV>の起動を視野に入れたプレイング
・相手の「頂への雪道」を割るためにスタジアムの母数確認及び温存
といったところになります。

しかし、この試合ではサイドに1枚スタジアムがいっている状況で先に攻撃を受けたくない「ガラルサンダーV」でスタート。また、手札には<博士の研究>とスタジアムが2枚あり、厳しい展開でした。
アルセウスV>を置くことができたのと、お相手が2匹目の「ハピナスV」を置いたので、手張りの位置に悩むことになります。2エネで「らいめいげり」を打てるようになったからです。
相手目線では一応置けるときに置けないと、<ダブルターボエネルギー>+<基本闘エネルギー>で「らいめいげり」を打ててしまうので、2体目のハピナスを展開する判断になったのでしょう。また、先1で雪道を置けていたことも要素になるでしょう。
結局「博士の研究」を打たず、エネルギーを<ガラルサンダーV>に手張りして番を返し、次のターンからスタジアムを張り替えつつ、【スターバース】から「らいめいげり」を宣言し、サイドをとります。
相手の「頂への雪道」の方が母数が多く、<マリィ>が連打されることによって「らいめいげり」一点にプランを絞ることは危険性がありましたし、相手に回復されないようにするためにも自身で「マリィ」をプレイしたい展開だったので、<バケッチャ>用にベンチは一枠空けつつ、HPの高い<クロバットVMAX>等も何かあれば最低でも<キバナ>から起動できるように準備。
その結果4枚「ガラルサンダーV」でサイドを取れましたが、やはり最後の2枚は用意しておいた<エンテイV>と「クロバットVMAX」によってサイドを取り切ることになり、その際「マリィ」を連打出来たので、相手の回復も追いつかず、勝利できました。

(4)アルセウスVSTAR+ギャラドスVMAX 後攻 〇
アルセウスギャラドスというデッキは海外でかなりの勝率を誇ります。この記事を書いている時に開催されていたリージョナルでも準優勝しています。
私がこのデッキを選択した理由の大きな一つに「ギャラドス相手にイージーウィンしたい」ということがありました。
その目論見通り、後攻ではありましたが、<アルセウスVSTAR>2体を<ガラルサンダーV>+<タフネスマント>の組み合わせで倒し、<ギャラドスVMAX>を<ライコウV>で倒して勝利しました。

(5)れんげきウーラオスVMAX+悪タイプのポケモンたち 後攻 〇
れんげきウーラオスV>に頑張って先殴りして相手が入れ替えれないなど運の良さを発揮して勝利しました。
この試合も最初に手張りはできませんでしたが、<アルセウスV>をプレイできたので、<エネルギーつけかえ>+手張りでどうにか攻撃することができ、【スターバース】の器用さを実感しました。通常は不利マッチになる上、海外環境ではやや広範に分布するデッキなので、<フーパV>を採用するべきでした。

(6)ドンファン+ガラルファイヤー ID
最終戦時点でトップカット進出が確定するので、ID(合意による引き分け)しました。
当然対戦することになれば、不利マッチだと思います。
ただ、<キルクス温泉>や<タフネスマント>、<マリィ>によって、サイド2枚分のVやVSTARが最低2枚で3枚ほどサイドを取れれば勝機がないわけではないでしょう。
クロバットVMAX>の「ステルスポイズン」でサイドを取りつつ、別のポケモンでダメージだけは受けて<ボスの指令>を要求する動きも要検討ですが、非ルールのポケモンが<バケッチャ>しかいないので、やや難しめ(相手のサイドプランを楽にさせてしまう可能性もあるため)であるといえます。


予選8位通過。
お気づきの方もいるかとは思いますが、予選はずっと後攻だったので、無事通過出来て安堵していました。
トップカットは前述の通りBO3です。

BO3 トーナメント
(1)ミュウVMAX 2-0
じゃんけんにも勝ち、先攻→後攻の2試合でした。
一試合目は<アルセウスV>スタートで手張りをし、後手1を凌いで、2ターン目から<クロバットV>と<エンテイV>にエネルギーを貼ることができつつ、サイドを2枚取れたので、順当に勝利。
二試合目は<タフネスマント>と<キルクス温泉>を貼った「アルセウスV」があと一枚のタブレット要求で耐え、ベンチの<エンテイV>にも「タフネスマント」をはりつつ、初動で「クロバットV」をプレイできていたので、倒される前に<クロバットVMAX>を用意でき、勝利できました。
対ミュウを非常に不安視していましたが、ミュウ側にかなり大きなハードルを押し付けることができるので、とても対戦していて楽しかったです。

(2)アルセウスVSTAR+リザードンVMAX 2-1
1試合は完全に事故で落としました。やはり、ごちゃごちゃしてしまうこともあるようです。このマッチはなぜか全試合<バケッチャ>スタートすることになったのですが、かえってサイド1から相手が進むのでやりやすかった側面もあり面白かったです。
また、このデッキもリージョナルにもTop32に入るほど力のあるレシピで、増えていると考えており、そのために<スイクンV>を採用していました。<ネオラントV>のワザでサイドを取る場面もありました。今回はその2枚の活躍でこれまたイージーウィンできたと言えます。

(3)アルセウスVSTAR+ジュラルドンVMAX 1-2
ワザを使う際にほとんどの場合、特殊エネルギーを付ける事になるのでかなりの不利マッチです。
1試合目の後攻のゲームを落とし、2試合目の先攻のゲームは<ガラルサンダーV>+<タフネスマント>を上手く通すことができたので、そこから<ガラルファイヤーV>、<クロバットVMAX>など基本エネルギーで起動できるポケモンを中心に回して<マリィ>を挟んで勝利。
最終ゲームは基本エネルギーが闘エネルギーを含めて3枚サイド落ち、お相手が「マリィ」で<ツールジャマー>をひけてしまい、2試合目のプランが全く通せず、ほぼ負けという状態になりましたが、<メタモンV>を駆使して、最後【しゅんそく】で残り山札4枚から<エネルギーつけかえ>が引ければ勝ちというところまで行けたので満足でした。
不利対面を覆せそうだっただけに悔しさも少し残りました。
このようなデッキは山をどんどん薄くして最後走った時に全て引き切るくらいにしておきたいデッキですが、圧縮がへたくそだったのだろうと思います。中盤に【しゅんそく】をもう少し使う立ち回りに出来たかなと思います。
よってまた優勝を逃し、以前のサンダースの記事と同様2位という結果になりました。

おわりに
いかがだったでしょうか。

アルセウスラインがすくないデッキではありましたが、BO3でもなかなかの高アベレージでした。
何より、「弱点をつく」というポケモンらしい戦法で戦うことができるのが楽しい上に、プラン自体は明確なので、プレイングの難しさも思っているほどなく、イージーウィンできる機会も多いので、長期戦にも思っていた以上に対応出来たと思います。


気になった方は是非試してみてください。それでは。

posted 2022.06.02

Byもっさ


第10回 あなたにストーンギフト!「大会レポート(6) ダイケンキファイヤー」
ごきげんよう、もっさ(@Mawssa2000)です。

新弾発売前になりますが、先日シティリーグに出場したのでその時の大会レポートになります。結果は2-2でした。
使用デッキは元ポケカ四天王の方のゼラオラファイヤー(<ゼラオラ>+<ガラルファイヤー>のデッキ)を参考に組んだ<ヒスイダイケンキVSTAR>+ガラルファイヤー(以下通称ダイケンキファイヤー)のデッキになります。
使用動機としましては、私自身S6のCSPの有無によってJCSの権利や世界権利に届くことが無かったので、奇抜なデッキを実戦の場で使ってみたかったというのが一番で、その中で何を使うか考えたときの候補が以下の3つでした。

  1. アルセウスVSTAR>+<ディアルガVSTAR>のデッキ
  2. CL横浜で使用した「アルセウスVSTAR」+【うらこうさく】のデッキをより攻めた形にしたもの(最後に掲載)
  3. 今回使用したダイケンキファイヤー
1については構築が定まらず、<オリジンパルキアVSTAR>に対する勝率はそこそこ高かったのですが、<ミュウVMAX>に対する勝率がいまいちであったため、見送りました。もう少し考えてみたいです。
2については、攻めた形にしようにも、やはりどこか置きに行った構築になってしまいました。また、数枚変更しても結局はCLで使用したものと使い方は変わらないので、別のデッキを使いたいという気持ちが強かったです。
よって前日から当日にかけての夜にダイケンキファイヤーを組むことを決めました。

前日までは1のアルセウスディアルガデッキを使用しようと思っていたので急なデッキ変更に不安で一杯でしたが、遂行できるかは置いておいて「ミュウとパルキアに対するプランがある程度わかりやすい」点が1に比べて安心材料となりました。
また、詳しいデッキレシピは存じ上げないのですが、先日行われたCL横浜にて予選1位通過したデッキがヒスイダイケンキVSTARとゼラオラを組み合わせたデッキだったそうなので、実力者のデッキにどれだけ近いものを作れるか、というわくわく感がありました。

前置きが長くなりましたが、以下デッキレシピです。

デッキレシピ
ダイケンキファイヤー
プレイヤー:もっさ
サポート
11
スタジアム
1

ヒスイダイケンキにした理由
以前にも「フーパファイヤー」というデッキを投稿したのですが、このデッキはアルセウス登場前後あたりの環境で友人らとかなり考察したデッキタイプでした。
しかし、実力者の揃うチーム戦の大会に全員でフーパファイヤーを持ち込んだ際に、「アルセウスがきつい」、もっといえば「VSTARがきつい」ということを痛感しました。
環境の初期から<アルセウスVSTAR>+【うらこうさく】のデッキを完成させ、<チェレンの気くばり>でアルセウスを回収するプレイをしてきた世界を代表する選手とも対戦させていただき、「サイドが取り切れない」という経験をしました。
また、弱点を付ける<ミュウVMAX>に対しても明確に有利というわけではないです。プラン自体は明確なのですが、やはり適切なタイミングに「サイコジャンプ」を通されると厳しいです。

こうしたHPの高いVSTARや<ミュウVMAX>、最近増加傾向にある<ジュラルドンVMAX>に対して、2-2交換や2-3交換をしてくれやすそうなのが、<ヒスイダイケンキVSTAR>でした。
特に、数を増やしまくっている「ジュラルドンVMAX」には強いデッキを使いたかったです。

ガラルサンダーV>でアルセウスをみる構築が一般的に思えますが、以前使っていたものに比べて<トレーニングコート>の枚数が減っており、<頂への雪道>や<タフネスマント>、<キバナ>といったカードを上手く使いながら即起動してアルセウスを倒す動きが苦手であったことと、特にミュウやパルキア相手にスタートした際に大きな負け筋になりやすいこと、見ることのできる範囲が「ヒスイダイケンキVSTAR」の方が広かったことから採用を見送りました。当然割かなければならない枠は多くなってしまいましたが。
繰り返しにはなりますが、やはりジュラルドンに強そうなデッキにしたかったです。

対戦を通じて改良できそうなポイント
原案に比べて基本悪エネルギーを使いそう(ダイケンキを使うので)だったため、もう一枚増やそうとはしましたが、枠の都合で増やせませんでした。
エネルギーの母数も原案に比べて使用することがなくなった<基本闘エネルギー>1枚分少なくなっています。
エネルギー転送>のおかげでそこまでエネルギーで困ったことはありませんでしたが、枠があれば基本悪エネルギーがもう1枚あると良いと思います。

また、こうした非ルールメインのデッキは【うらこうさく】主体のデッキとはいえ、<博士の研究>をしっかり打てなければなりません。展開のために必要なカードが多いからです。
ですが、後で使いたいサポートを博士の研究でトラッシュしてしまう事が多々あります。エネルギーやポケモンであれば<クララ>というカードが優秀なのですが、サポートはそうもいかないので<ともだちてちょう>の採用は良いと思います。
今回も<ボスの指令>がサイド落ちとトラッシュで上手く使えない試合が多かったと思います。<ガラルマタドガス>というカードはやはり「ボスの指令」と組み合わせて縛れることによって価値は上がると思うので、もう少し打てるようにしたかったです。

「あなぬけのひも」も候補に入ってきます。ヒスイダイケンキを出した際に「ボスの指令」で縛られると、逃げづらくそのままヒスイダイケンキで戦うことになります。
また、<回収ネット>を3枚に絞っている事もあり非Vポケモンを入れ替える手段としても有効です。
また、上記の通り「ボスの指令」が上手く使いづらいデッキなので、サポート権を使わず相手のバトルポケモンをベンチに戻す手段としても有効です。

ソニア>も採用候補に入ると思います。
御覧の通りガチャガチャしたポケモンの配分になっていますし、エネルギーを2枚持ってこれる点も相性がよいので、ぜひ検討したいカードになります。

ツツジへの耐性について
やってみるとわかりますが、思ったより工夫ができます。
マリィ>があまり飛んでこない環境なので、<ツツジ>がされそうなタイミングで2面アタッカー(パルキア相手なら<ライコウV>と<ガラルファイヤー>など)を作って置いたり、そもそも<ヒスイダイケンキVSTAR>の場持ちが良くツツジの返しに解決できなくても一応攻撃はできて助かったり、そもそもデッキに<回収ネット>やボールが多いので、ツツジの後に場に【うらこうさく】ラインさえあれば解決する可能性はとても高いです。 <シロナの覇気>や序盤ボールを使わずに展開ができる「どんどんよぶ」などもあり、相手のツツジの際に山に解決札が案外多く残っている試合は多い印象でした。それよりも序盤のマリィがやはりドキドキです。

大会レポート
(1)アルセウスVSTAR+ヒスイヌメルゴンVSTAR 後攻 ×
こちらが<ゼラオラ>スタートし、相手が<アルセウスV>スタートで、<ダブルターボエネルギー>を手貼りして番を返してきたので、ベンチに<メッソン>をならべつつ、<ドガース>を出し「かくせい」を使って<ガラルマタドガス>に進化します
ダブルターボエネルギーがついたアルセウスVは「パワーエッジ」でガラルマタドガスを倒すことができないことは結構ポイントで、ここで特性が止まり進化できなかったらかなりチャンスとなります。お相手止まったものの、ボールから<ヌメルゴンV>を持ってきて、「トリニティチャージ」を使用します。
こうした耐久の高いアタッカーを相手にしたときのために<ヒスイダイケンキVSTAR>を採用していましたが、-80ダメージ+回復札は硬すぎました。「バッドポイズン」込みでヒスイダイケンキで倒せるようにダメージ調整し、バッドポイズン+<ツツジ>をしましたが、相手の手札に<ボスの指令>が2枚あったようで、裏のダイケンキに先殴りをされて敗戦。 しょうがない不利マッチともいえますが、あと一歩だったので悔しかったです。

(2)アルセウスVSTAR+オリジンディアルガVSTAR 後攻 ×
またもや不利対面になってしまいます。<ジメレオン>が3枚サイドに落ちているのにもかかわらず、<レベルボール>を少し雑に使ってしまったことから<マリィ>でやや止まってしまいました。とはいえ、【スターバース】や「トリニティノヴァ」をする前に<ヒスイダイケンキVSTAR>で<アルセウスVSTAR>を突破することができ、裏にも2体目のヒスイダイケンキVを用意できました。
しかし、前のヒスイダイケンキが倒されてから、「バッドポイズン」+マリィの返しになんやかんやあって<ボスの指令>からVSTARパワー「スタークロノス」を使われてヒスイダイケンキが倒されたため、場にディアルガの攻撃を耐えれるポケモンがいなくなり敗北。
またも不利マッチでしたが、もうすこし序盤丁寧にプレイできたと思いました。

(3)レジギガスバレット 先攻 〇
こちら<ゼラオラ>スタート
しかし手札に<キバナ>2枚、<ボスの指令>1枚、使える札が<レベルボール>1枚と<基本悪エネルギー>のみという絶望的な手札で、とりあえず相手がレジ系とわかり<ガラルマタドガス>で何かがくるまで粘る選択肢をとろうと思いました。
ここでレベルボールから<メッソン>を持ってきて、「どんどんよぶ」から<ジメレオン>等を引き事故を解決出来るまで待つ、という選択肢が安定そうだとも思ったのですが、相手のデッキが非Vのポケモン中心でサイドを1枚ずつしかとれない事もあり、先にサイドを取り進められてしまうと勝てないと思いましたし、そういった状況で一匹でもレジにエネルギーがたまってしまうと、後から「バッドポイズン」をしても効かないと思ったので、何もできずに負けてしまう可能性もありましたがこの選択をとりました。
その結果、相手は後手1で盤面いっぱいにレジを並べることに成功していたもののギリギリエネルギーがトラッシュに送れず番が返ってきました。そこでトップが<しんかのおこう>だったので、「かくせい」ではなく「バッドポイズン」から入ることに成功します。これが大きかったように思えました。
ただ、レジ系統のデッキは<回収ネット>が採用されているうえ、ほとんどのポケモンがHP130でどくの40ダメージずつでは処理までにターン数が必要になります。
ただ、そこで「回収ネット」を使用してもらえたこともあり、3ターン目くらいに引けた<マリィ>から自身も【うらこうさく】を準備することができ、ヒスイダイケンキを立てて【ザンゲツスター】で回収ネットされる前に落としつつ、前のガラルマタドガスが相手の手張りだけで作られたレジに倒されたタイミングで一度<ヒスイダイケンキVSTAR>を挟み、複数サイドをとってくれたことでサイドレース優位な状況で試合を進め、最後はボスで相手のレジギガスを呼び出し、「バッドポイズン」からLO(山札切れ勝ち)に成功しました。

「ヒスイダイケンキVSTAR」の器用さが出た試合になりました。こうした非ルール相手の細かい試合でも強さを発揮してくれるのは事前の採用理由には無かったので新たな魅力を発見できました。
ただ、【クイックシューター】+【ザンゲツスター】でメッソンを取る動きは結構しょっちゅうあるので、覚えておくと良いと思います。

(4)こくばバドレックスVMAX 先攻 〇
前半の不利マッチの運が収束して、空前の有利マッチが訪れます。とはいえ、<ヒスイダイケンキV>スタートで運が良かったとは思います。
相手がスタンダードなこくばデッキで、<マリィ>を3ターンくらい連続で打たれて思うように【うらこうさく】はできませんでした。こくば側も弱点を分散させることや、非ルールのポケモンを挟むこと自体は可能なので、もしかしたら<ヒスイダイケンキVSTAR>が居なければ負けていたかもしれません。
【クイックシューター】が上手く立たず打点が足りなかったのですが、<ばつぐんグラス>のおかげで2体目をワンパンできたのが気持ちよかったです。

おわりに
いかがだったでしょうか。今回はシティリーグの大会レポート記事でした。
私自身<ヒスイダイケンキVSTAR>と<ガラルマタドガス>に現環境大きな可能性を感じているので、もう少し色々試してみたいと思っています。
今回は既存の「ゼラオラファイヤー」「フーパファイヤー」といったデッキに「ヒスイダイケンキVSTAR」を突っ込んだだけという形だったので、もっとヒスイダイケンキメインに据えたデッキも使っていきたいと思います。
とはいえ、ガラルマタドガスを使用する際に安定感を出すことがとても難しいと感じています。「バッドポイズン」が通るか通らないかはあくまで「【うらこうさく」が多いと通りやすい」にすぎず、普通にエネルギーを貼られて攻撃されるだけでもきつかったりします。
依然として悪タイプは環境的に優秀ですから、もう少し研究できればとおもいます。
それでは。

最後におまけでCL横浜で5-3と成績はよろしくなかったですが、構築自体は満足できている<アルセウスVSTAR>のデッキを掲載して締めようと思います。

デッキレシピ
アルセウスVSTAR
プレイヤー:もっさ
ポケモン
17
スタジアム
3


posted 2022.05.27

Byまーにん


ポケカブ!第52話「ヒスイゾロアークVSTAR」
皆さんこんにちはまーにんです。
僕は夏が好きです。皆さんはどうでしょうか。

今回は新弾で登場したヒスイゾロアークVSTARをメインアタッカーに据えたデッキをご紹介できればと思います。


■デッキレシピ
ヒスイゾロアークVSTAR
プレイヤー:まーにん
スタジアム
4
4枚
エネルギー
4
■キーカード
ゾロアークVSTAR
最大300ダメージが出るワザ「のろいをきざむ」と<博士の研究>と同じ効果のVSTARパワー【ファントムスター】を持っています。
ベンチを並べないと最大火力を出せない点は、現在の環境の一角である<オリジンパルキアVSTAR>と相性が悪いですが、条件を満たせばVSTARを<ダブルターボエネルギー>1枚でワンパンできるのは大きな強みです。

ヒスイゾロアークV
エネルギーなしでダメージを与えつつベンチに下がれる「うつろがえり」が強いです。
今回は非採用ですが、<ディアンシー【プリンセスカーテン】>をバトル場に出すとベンチのヒスイゾロアークVを守れるため、サイドレース的にもおいしい展開にできます。
同じ理屈で<ガラルマタドガス【かがくへんかガス】>を採用してもおもしろいかもしれません。

ゲンガー・ダメージポンプ
ヒスイゾロアークVSTAR>のワザのダメージを上げるためにデザインされたカードです。
ゲンガーも4枚採用したかったのですが、4枚で回したところ少しノイズであったため採用を見送りました。

かがやくサーナイト
ディアンシー>と迷ったのですがディアンシーは後攻1ターン目にしかほぼ使わないことと<ヒスイゾロアークVSTAR>を守れないので、後から出てもヒスイゾロアークVSTARを守れるかがやくサーナイトにしました。
どちらも強力なのでお試しください。


■立ち回り
基本的に最初のターンに<ヒスイゾロアークV>を2体~3体並べられれば十分です。
大切なのは<ゾロアークVSTAR>が立ち攻撃できるようになってからでありそこを目指して1ターン目は動きましょう。
このデッキはエネルギーが少なく長期戦に向いていないためサイドを最速で取りに行きたいです

博士の研究>や特性【ファントムスター】でエネルギーや<ボスの指令>をまとめてトラッシュしてしまうことありえますが。エネルギーさえあればチャンスはあるのである程度は割り切っていきたいです。
この構築では<ジュラルドンVMAX>相手は諦めています。
対策したい場合は<キャンセルコロン>を複数枚採用する事で対処できます。


■相性のいいカード
やまびこホーン
【うらこうさく】+VSTAR・VMAXのようなデッキに対してサイドを取りやすくなるので強力です。

かがやくルチャブル
こだわりベルト>込みでVMAXをワンパンできます。
環境によって<かがやくサーナイト>と入れ替えましょう。

基本超エネルギ―
ゲンガー>で攻撃出来るようになります。
これもプランとしては強く、サイドをずらす、ダメージではなく効果なのでダメージ軽減系を貫通することも大きいです。

ディアンシー・キャンセルコロン
ディアンシーは上述した通り、<ヒスイゾロアークV>と非常に相性の良いカードです。
キャンセルコロンは<ジュラルドンVMAX>や<ミルタンク>を倒すことができるようになるので、こちらも環境次第ですね。

ファイヤー・かがやくヒードラン・マグマの滝壺
マグマの滝壺でファイヤー・かがやくヒードランなどのサイドを1枚しか取られない炎ポケモンにダメカンを乗せながら動かし、それら+<ヒスイゾロアークVSTAR>でアタッカーを入れ替えながら戦っていくデッキになります。
今回のデッキとは大きく内容が変わってくるので別の機会にご紹介できればと思います。


今回は以上です。
ありがとうございました。
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