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エクストラの草の根メモ 第九葉「デッキの組み方(前編)」【よいち】

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エクストラの草の根メモ 第九葉「デッキの組み方(前編)」【よいち】

posted 2026.09.15

Byよいち


デッキの組み方(前編)
みなさんこんにちは、こんばんは。
道端の雑草、あるいは小石、「よいち」と申すものです。

今回は、私が普段デッキを作るときに行っている作業の流れや、意識していることを紹介します。

まず、大前提として、私がデッキを作るときに意識していることですが、「再現性の高さ」を最も意識しています。
というのも、私は勝つためのデッキというよりも、デッキの動きやコンビネーションがおもしろいデッキを中心に組んでいます。
なので、披露したい動きやネタがきちんと披露できるように組まないともったいないですよね。
特に序盤~中盤にかけての再現性を高くすることに重きを置いてデッキを作るようにしています。

そのこともちょっとだけ踏まえて、デッキを作る作業の流れを紹介します。


私は、デッキ構築をする作業には4つのフェーズがあると考えています。
とは言っても、みなさんおそらく無意識に流れでやっていることではあると思います。


作業の流れ
1.デッキコンセプトを決める
使いたいカード・デッキのメインとなるカードを選ぶところから始まり、
どのような攻め方をするデッキにするか・デッキのゴールをどこに置くかを決めるところまで。

2.デッキの組み方を決める
デッキのゴールに到達するための最適な組み方を決めます。
「デッキの基盤」などと呼ぶこともあります。
序盤~終盤まで、ゲームの進行度に応じたターンごとの目標があると思いますので、それが達成できるような最適な基盤を意識して決定します。

進化ポケモンを一度に展開したいから<グズマ&ハラ>から<ホルビー(XY5)>と<ワザマシン エヴォリューション>で展開しようとか、
グッズをたくさん使って展開するから<ランダムレシーバー>と<ヤーコン>で一気に必要札を集めようとか、
特性を持つポケモンを採用しないから<ブルーの探索>を軸にトレーナーズサーチから展開しようとか、
こういったことが基盤になります。

3.採用するカードを決め、60枚にする
ここまでに決めたメインのカードや組み方に合わせてカードを選択します。
一番難しく、一番おもしろく、デッキ作成者の自我が一番出る作業です。
基本的には相性の良いカードをどんどん選択していく形にはなります。

少し長くなりますが、一つ注意点があります。
それは、「シナジーが強いカードだからといって最適解とは限らない」という点です。
例えば、<むしとりセット>というカードがあります。
草タイプのポケモンや基本草エネルギーをたくさん採用するデッキであれば、1枚が2枚になりうるカードですし、思い通りのカードに触ることができれば非常に強力なカードと言えるでしょう。
ですが、このカードの落とし穴は「ランダムなサーチ」であるところにあります。つまり、目当てのカードに絶対に触れるわけではないわけです。なんなら、0ヒットの可能性だってあります。
そう考えると、ポケモンサーチについては<ハイパーボール>、エネルギーサーチについては<はかせのてがみ>などと分けて採用することが最適解である可能性も出てきます。
逆に考えると、山札から先に草タイプのポケモンと基本草エネルギー以外を抜いておくと、ヒットする可能性は上がります。
バトルコンプレッサー>で要らないカードや、トラッシュに置いておきたいカードを先に抜いておいてからむしとりセットを使うと、ヒット率は上がりそうですね。
山札の純度を高めるカードと他のカードとのシナジーが見込めるなら、併せてむしとりセットにサーチの役割を振ることも現実的になりそうですよね。

こういった細かい理由付けを経て、採用カードを決定していき、ついに60枚のデッキが完成します。

4.一人回し
完成した60枚のデッキが回るかどうかの確認をします。

ここまでの段階では、比較的相手のデッキからの妨害などは一旦無視した形で組んでいる場合が多いです。
再現性や序盤の安定性がしっかり担保されていることが確認出来たら、少しずつ対策カードなどと入れ替えて対応力を上げていくようなイメージです。


ここまでが、一人で行うデッキ構築の作業となります。
以降は、友人とのフリー対戦や、エクストラバトルの日などでの実践を経て細かい調整を行っていく形になります。


デッキを組めるようになるために
さて、デッキ構築の最初のハードルは、「組み方の選択」だと私は考えています。
「どうやってデッキを組んだらいいかわからない」という悩みのほとんどはここで困っているからなのではと思います。
正直ここは知識勝負なところがあると思っていて、組み方のレパートリーをどれだけ知っているかがデッキ構築体験を豊かにすると言っても過言ではありません。

私は、始めたての頃はとにかく他の人が作ったデッキリストをたくさん眺めるようにしていました。
そうすることで、まずは組み方のレパートリーを知識として蓄えるようにしていました。
また、いろんな種類のデッキを見ていくことで、「デッキのメイン」と「デッキの基盤」の組み合わせのパターンを学ぶことができます。
デッキのメインが同じでも基盤が異なるということも意外とありますし、メインのカードが異なっても攻め方が同じ系統なら同様の基盤が用いられていることもあったりと、多くの発見があります。

一人でデッキを組めるようになってからやっていることは、「カード検索」です。
これは、作業の流れの1.~3.までの全てに役立つ作業です。私は週に何度か、多いときは毎日やっています。
「カード名」での検索ではなく、カードの効果のテキストを対象にした「キーワード検索」です。
これを、テーマを決めたり、その時の思いつきなどから検索していきます。
例えば「相手の手札 トラッシュ」や、「山札の下にもどす」、「ポケモンとグッズ」などといった具合にです。
この作業をやっていると、相性の良いカード同士の組み合わせが見えてきますし、検索して出てきたカードの別なテキストから新たなひらめきを得たり、そこからさらに検索をしていって、蜘蛛の巣のように知見を広げていくことができます。
無理に一枚一枚覚えようとせず、眺めているだけでも効果があると思いますので、ぜひ実践してみてください。



改めてになりますが、私がデッキ構築で意識していることは、「再現性」です。
盤面に何かおもしろいを起こしたいな、の気持ちでデッキを作っていますし、せっかくいろんなカードが存在しているので、何かしら活躍のシーンを作りたいなと常々思っています。

さて、ざっくりした内容な上に文字だらけになってしまいましたが、ここまでを一旦前編とさせていただきまして、後編では記事内で実際にデッキを一つ組んでいく流れを紹介しますので、後編もご覧ください。
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