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遊々亭攻略ブログ

Lycee Overture 遊々亭Blogです。
遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、Lycee Overtureに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!


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posted 2018.01.31

Byカツラギエース


皆さんこんにちは!カツラギエースです。先日行われたリセフェスタ広島は宙単が見事優勝でしたね。
環境全体を見ると、やはり宙が一歩リードしている印象を受けますが、入賞には雪単や花単、混色の月花や月宙なども居て、牙を研いでいる感じですね。

そこで今回は、ゆずソフト環境で行われた東京、大阪、広島のフェスタでの各属性使用率TOP3のカードを僕が寸評していきたいと思います。
デッキを組む際や環境全体を見たい場合などのご参考になれば光栄です。それでは見ていきましょう!

東京、大阪、広島フェスタトータル使用枚数TOP3!!
1位 冥鏡宝典「キャスター/ニトクリス」98枚
雪は基本的に小型の除去を苦手としていますが、<ニトクリス>を配置すれば対面の2コスト以下キャラをダメージ1受けることで止めることができます。
アイテムを持っている小型キャラや、DP2以上ある花の小型キャラ、<レオニダス>や<SR千歳 佐奈>などの前に出すのが理想。


2位 「心の欠片」 92枚+幻魔「綾地 寧々」92枚
ドローソースが少ない現環境で、ローリスクで1枚分のアドバンテージを稼げる強力な組み合わせ。
アドバンテージの差は試合が長引くほど顕著に現れるので、除去をしてゲームスピードを減速する雪のコンセプトとも合っています。

3位 ディスティニードロウ「ラストリゾート×デュエル」84枚
小型AFキャラが少ない雪において、貴重なEX2の実質3点(相手に4点、自分に1点)を見込めるカードです。APも3あります。
ただしEX1がめくれた場合は実質2点パンチャーになるので注意です。同じブレブレのカードの<ミストルテイン>との組み合わせが強力。

1位 星馳せる終幕の薔薇「セイバー/ネロ・クラウディウス〔ブライド〕」144枚
自身のスペック自体はそれほどではありません。しかし、能力が非常に強力で、攻撃の際は相手のAPを下げて前列を通す、防御の際は相手のDPを下げて相手を止めるといった動きができます。
また、中央DFに置いて隣のキャラにサポートすれば自身の参加してないバトルにも干渉が可能。
EXも2あるため、月属性が絡むデッキならまず4枚...ということでこの採用枚数なのでしょうね。

2位 千紫万紅・神便鬼毒「アサシン/酒呑童子」131枚
手札が3枚以上あれば、相手のDMGをまとめて低下させる恐ろしい能力を持っています。
自身のスペックもAP4/DP3/SP2と高く、月の濃いデッキでは採用しない理由が見当たりません。
ただ、EXが1なのと色拘束が厳しいため、混色での採用枚数減などから使用枚数は<ネロ>より下。

2位 修補すべき全ての疵「キャスター/メディア〔リリィ〕」131枚
月の1コストで場に出せる、SPが3ある、能力を生かして2列攻撃を通せる...という貴重なDFカード。
緋色さんがこちらの自己紹介記事で「等価交換を等価交換以上にできる」とおっしゃっていますが、このカード1枚で2枚、2列に対してといった感じで場に影響を及ぼせるのが非常に強力です。

1位 鮮血竜巻魔嬢「セイバー/エリザベート・バートリー〔ブレイブ〕」163枚
優秀な小型キャラを多く擁する花ですが、このカードは能力込みでのAPが3、DPが2、SP2に加えEXも2あると弱い点が少ないです。
SR常陸 茉子>などの登場で、FGO2.0環境よりは弱体化したと思いますが、それでも上記の条件を全て持つカードは他にありません。
AFキャラは基本的に前半から配置する=初手に欲しいため、4枚採用した人が多いということでしょうね。

2位 未知への探求「キャスター/エレナ・ブラヴァツキー」156枚
さきほど<メディア〔リリィ〕>の項でも書きましたが、このカードも1枚で他の複数枚に影響を及ぼせるカードですね。
AP止めされたAFキャラの攻撃を通す、自身のDPを上げて相手の攻撃をシャットするなど様々な使い方ができます。
DFキャラですが、スペックも合格点で能力が非常に強力なので花単の場合は4枚積む人がほとんどです。

3位 白き聖杯よ、謳え「キャスター/アイリスフィール〔天の衣〕」147枚
実はこのカードが3位なのは僕はちょっと意外でした。しかし、宙単(に入っている<クー・フーリン〔オルタ〕>)に対してこのカードは非常に有効なのです。
相手は4枚手札を使って出したDMG5の<クー・フーリン〔オルタ〕>を、このカード1枚で2回も止められるのです。
月の<万古不易の迷宮>がファッティに刺さるのを見ればいかにこのカードが強いかは一目瞭然でしょう。
そしてダウン時に誘発するような能力(<メディア〔リリィ〕>や<ネクロノミコン>など)も一度シャットダウンできるのも強いですね。
このように総括すると3位は妥当かもしれません。

1位 常在戦場「常陸 茉子」261枚
相手の行動を制限できる、EX2、合格点のスペックなど優秀な点が多いです。
ただ、宙は他にも優秀なキャラが多く、先手だとDMG4の<ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕>の方を置く人が多いのではないかと。
最近は<聖槍ロンゴミニアド>とこのカードを組み合わせたデッキも頭角を現してきています。色指定も薄く、将来性も抜群。

2位 妖狐「ムラサメ」244枚+「叢雨丸」213枚
FGO2.0までの時点で<カルデア戦闘服>が強かったのですから、DMGも増やせる<叢雨丸>も強いのは明らかですね。
またキャラクターの<Rムラサメ>も、2コストAP3と合格点のスペックを持っています。
相手キャラを止めておいて、突破されてしまったらアイテムになるという動きが理想でしょう。

3位 西住流「西住 みほ」206枚
AP5/DP4というお化けスペックに加え、未行動になって縦列を往復で動き回るというパワフルなカード。
このカードを放置すると永久に打点が止まって、2点の打点を刻み続けられるわけですから、出された側としては相討ちをしないと被害が広がっていきます。
ただし花単や日単のような優秀な小型を擁する属性の場合は、構わず攻撃してくるのでいまいち刺さりません。
3ハンドキャラが多い、宙ミラーや月単相手に特に刺さる1枚です。

ちなみに宙は4位が<ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕>、5位が<フィン・マックール>です。現環境の宙がいかにプールに恵まれているかがわかりますね。

1位 明るく素直「因幡 めぐる」115枚
配置制限がついて「アグレッシブ」を得れるようになった<ガラティーン>です(安直な表現)
序盤に出しても強いカードですが、能力の発動コストが軽いため、終盤の方が輝くカードではないでしょうか。
SP版のイラスト>が、舌をペロッと出しててかわいくないですか?(突然イラストの話題を挟む)

2位 マスコットガール「海老原 みなせ」85枚
この手の作品違いでスペックが同じカードを、同じ遊々亭ブロガーのらじおさんが「偽ロムルス」とか呼称してるのがちょっと面白いので好きです。
すみません、話が逸れましたが、このカードの全てはイベントカードの<光速のエビ>とのシナジーにあると思います。
日は<キノコリオン>以外にもこのような突発の打点が増えたので、終盤火力では全属性中抜きん出ています。
日単を相手にする場合は、他の属性より1ターン早いチャンプブロックが求められる場合もあります。この辺りは経験して覚えるのが一番なのですが。

3位 なんちゃってアイドル「エリナ・オレゴヴナ・アヴェーン」82枚
正直意外でした。決して弱いカードではないのですが、日にしては珍しい減速系のカードなので...。
SP2、「ステップ」は非常に優秀なのですが、DMG2がやはり足を引っ張っているように感じます。
こちらのAFのキャラが止まってる際にタップしてダメージ軽減や、滑り込みステップから打点を追加するって動きが理想でしょうか。

最後に
今回の全属性フェスタ使用枚数TOP3の寸評はいかがでしたか。この記事を書きながら、僕自身もカードの採用率を知るきっかけになりましたし、デッキ作成への意欲が湧いてきました。
記事を書いてて非常に楽しかったので、このコラムは今後もやっていきたいですね!
次の名古屋フェスタでのカードの使用率や結果はどのようになるのか、今から楽しみです。

記事の冒頭でも書きましたが、この記事を見てくださった方がデッキを作る際、少しでもご参考になれば幸いです。

それではここまでご覧くださりありがとうございました。ではまた!

posted 2018.01.30

Byでちん


どうも、いつもお世話になっております。でちんです。

次の名古屋フェスタが、ゆず環境における最後の大型大会となりました。
長いようで短かったゆず環境も、そろそろ終わりを迎えようとしています。

しかし、1シーズンに各地で4回も大型大会を開いてくださるのは、非常にありがたいですね。
それだけに、良環境(と、個人的には、思っているのですが。)が2ヶ月で終わってしまうのは、一抹の寂しさを憶えます。
今回は(前回もですが)スケジュール的にオープンもやらないでしょうし、3ヶ月に1回の発売ペースでもよいのでは?
...と思わなくも無いですが、ブレブレ環境みたいになったら血を吐くことになりますね...

話を戻しますが、2ヶ月の間に4回も大型大会が開かれることにより、
メタの変遷も目まぐるしく移り変わったように思えます。

初回の東京フェスタでは鞭宙単vs鞭宙単のぶつかり合いとなり、
次回の大阪フェスタでは花月vs雪単と、予想だにしなかった決勝戦となり、
前回の広島フェスタでは、鞭を抜いた宙単が花単を下して幕を降ろしました。

結果を鑑みると、決勝に残るに残らないにしても、
ゆず環境は宙を中心としたメタゲームが繰り広げられていたと思えます。

次の名古屋フェスタで何を握るか、もう決めている人も多いでしょうが、
この記事をご覧の皆様の中で、もしかしたら結論を出しかねている方もいらっしゃるかもしれません。

そういうわけで、今回はタイトル通り「名古屋フェスタに向けて」、カラーリング毎の強みと、
各色に相対した場合の動き、得手不得手なマッチアップについて...etcを、綴っていきたいと思います。

この記事が、名古屋へ向けて準備を進めている皆様の、プラスになれば幸いです。

そのまえに
さて、早速本題に入ろうかと思ったのですが、来月の大会参加新規プロモが公開されましたね。

ぱっと見、環境を激変させるようなカードは無さそうに思ったのですが、
そこら辺は実際に触ってみないとわからないところです。

新規プロモで名古屋環境が大きく変化するかは分かりませんが、記事の趣旨も踏まえ、
この場を借りてカードに対する個人的な感想を書いてみようかと思います。

ラストリゾート=ジョーカー
既存の宙にぽんと入れられるようなカードではありませんが、
中々面白い効果を持っていますね。

ただ、このカード自身を「エンゲージ」素材にしなければいけないので、
このカード以外にも「エンゲージ」持ちのカードを何枚かデッキに投入する必要があります。

また、このキャラを破棄して「エンゲージ」登場したキャラに「アグレッシブ」を付与することは出来...ない、はず?
だと思いますが、そこら辺は当日までにホームページのQAが更新されて欲しいところですね。
(このコンテンツはHPのQAに書いて有ることが一番信用出来るので)
戸隠瞳子/ようがす!
月単に入れる選択肢があるかどうかは...ちょっと微妙ですね。
普通に登場して爆散するだけなら、<アンデルセン(FGO2.0)>の方がずっと使い易いです。

ただ、<輪廻転生>デッキにおける後列キャラとしては一考の価値があると思います。
輪廻転生>を打つ前に相手のリソースを削る、先おきキャラとしていい感じなのではないでしょうか。

AP2/DP2でDMGが2あるのでAFにおけないことも無いですし、デッキを選びますが、
割りと悪くないカードなんじゃないかなあと言ったところでしょう。

千歳佐奈/体育祭
スペック的には<ハロエリ>互換ですね。

特定の能力に対するメタカードとしての役割と、そしてそれを果たさなくても、
AP3/DP1/SP2として働いてくれるところがよく似ています。

ただ、<ハロエリ>は対雪or月に対して明確な働きを見せてくれるのに対し、
このキャラは今のところ......<SR冷泉麻子>に刺さるかな?と言った感じですね。

名前を散らしたいと言った理由がない限りは、特別採用に至る理由も無いところでしょうか。
汎用性は高いですが、今現在は刺さる対象が少ないメタカードと言った評価で落ち着きそうです。

まあ、これから優秀なタッパーが台頭しても気軽にメタを貼れるので、
花を使う予定がある人は取り敢えず4枚確保していいと思います。

チミマル/先達
サイズが小さくなった<SRネロ>みたいなカードですね。
しかし何故EXを1に...?

結構小回りが効きそうなカードなので、能力だけ見ると悪くないのですが、
EX1なので気軽に投入はでき無さそうです。

まあ、そこら辺は使用感を鑑みて、このカードにEX1の枠を割いてでも投入したい!
ってなったら投入したらいいと思います。


そんな感じで、参加賞プロモについて徒然と書いてみました。

以下、本題に入っていきます。

さて、今回記事を書くにあたり、各色のマッチアップ時の有利・不利についても触れたいと思います。
基本的にはカラーリングごとの特徴/動向などを記載しつつ、そのカラーを用いたデッキを使い、
当たったデッキに対する相性を、僕の感性で書いてみます。(あくまで主観です)

大まかに、下記のような感じで記載していきます。
  • → 得意。出来るだけ落としたくないマッチングです。
  • → 概ね得意。順当に行けば勝てるが、ひっくり返される可能性もあります。
  • - → 拮抗。ミラーや、甲乙つけがたいマッチング等はこれに当たります。。
  • → 若干苦手。順当に行けば負けることもあるが、構築やプレイング差でひっくり返せる可能性もあります。
  • × → 苦手。苦しい戦いを強いられる可能性が高いです。
ぱっと見よくわからないかもですが、何はともあれ進めていきます。

また、混色については組む人/回す人によって感性が大きく異るのと、
正直に言って僕は、「綺麗な混色を組み、回し切る」自信が無いので、余計な口は出さないようにします。
(まあ単色の相性についても、僕の勝手な思い込みでしか無いかもしれませんが...)

宙についてspace.png
恵まれたスペック、高いDMG値等を持ったキャラを数多く擁する、ビートダウンに特化したデッキです。

レオニダス>のように突破力が高いハイスペックな2コストDMG3のキャラや、
自己パンプによってダウンしにくいDMG4の<ジャンヌオルタ>、
これぞファッティ!といった要素を体現したような<クーフーリンオルタ>等、殴り合いに特化したキャラが多いですね。
更に、従来より「オーダーステップ」を絡めて守りからの攻めも強いカラーでしたが、
SR西住みほ>、<SR茉子>等の防御性能も高く、攻めにも使えるカードも増えつつあります。
上記だけですとキャラ特化のカラーに見えてしまうかもしれませんが、
ファントムメイデン>や<護衛>等のサポート妨害、<念動力>のような優秀な防御(除去)カード、
叢雨丸>のような優秀なアイテム等、基本的にはバトルを介する札が多いですが、
総じて優秀なカードを多く擁しております。
欠点としてはキャラ全体におけるSPの低さですが、基本的に個々のパワーが高いので、
配置さえ気をつければ大きな問題にならないというのも、大きなメリットとなっています。

また、<神の鞭>のような盤外カードもありますが、
最近は雪の台頭・各種デッキのメタカード搭載・ミラーにおいてはあまり強く無い等の要因があり、
採用枚数だけで言えば、減少傾向にあると言っても過言では無いかもしれません。
実際、前回の広島フェスタで優勝された方のレシピを見ると、<>の枚数が0なのに対し、
ファントムメイデン>の採用や、<念動力>が少し多めに積まれている等、構築の変化が見られます。

前々回の大阪フェスタでも入賞した宙単プレイヤーの半分が<>を抜いていたので、
イージーゲームよりも安定した勝利を目指した人が増えてきたと言ったところでしょうか。

何にしても、<>のようなカードが無くてもデッキパワーのアベレージが高く、
ブレにくい確固とした強さを持ったカラーなので、次回の名古屋でも好成績を残していくと思います。

以下、各色のマッチングについての印象を記述していきます。

対花flower.png
相性:(概ね得意)
アンフェアなプレイですが、先攻取って<クーフーリンオルタ>を出せばそれだけで花はそのまま敗北します。
ただ、最近の環境は雪が台頭しているので、気軽にファッティを振っていけないのが難しいところですね。
特に<クーフーリンオルタ>はDP4なので、<断罪>が刺さりやすいのもネックです。

花の受け方はDP+SPでのDP止めが多く、APで止めに行く形があまり無いので、
ジャンヌオルタ>や<レオニダス>で強気に攻めて行くのが盤石でしょうか。
(<清姫>やAP5のキャラ等でAP止めするやりかたもありますが、<清姫>は<断罪>が刺さるので環境的には難しいところです。)

また、花は盤面を固めていく戦い方のプレイヤー/スタイルを取る人が多いので、
盤面が固まり切る前に殴り切りに行ったり、上手いこと<聖槍ロンゴミニアド>を打ったり、
ランサー/アルトリア・ペンドラゴン>でプレッシャーをかけるのも手ではあります。

また、サポートを基点にして戦うカラーリングなので、<ファントムメイデン>や<護衛>のようなカードもよく刺さりますね。

叢雨丸>を<散髪>で処られて計算が狂う等のハプニングがあるかもしれませんが、
基本的には有利なマッチングだと思います。

対月moon.png
相性:(概ね得意)
相手が先攻<マシュ><酒呑>!と月側がご機嫌な展開をしてきても、
マシュ>に<クーフーリンオルタ>を合わせたり、<ジャンヌオルタ>を出したりすれば、
相手が<マシュ>による恩恵を受けきる前に、デッキが底をついて敗北することもままあります。

酒呑>の効果を受けても高DMGを維持できるキャラを多く擁していること、
魔霧>を打たれても自己解決出来るアタッカーが多く、<ご褒美>によりキャラを守ることも容易なので、
強気に攻撃を通していけるのはメリットですね。
しかし、相手も<フランケンシュタイン>による間接打点や、<タケノコ>による詰め射程の長さ、
万古不易の迷宮>などによる誤魔化し等、素直に殴り合いをさせてくれない場合もあるので、
如何に自分のペースを保ってビートを刻めるかが重要かと思います。

対雪snow.png
相性:(若干苦手)
宙の主要アタッカーにおける3コスト以上のキャラにDP4が多いので、
断罪>を刺されやすいのがネックではあります。

また、先攻を取り、3コストキャラ×2で相手にターンを渡したとき、
場合によっては<山の翁>を出され、その1枚で先攻の優位さが瓦解してしまう可能性もあります。
また、<籠夏希(ペッパーくん)>のようなスペック操作キャラも多いので、
思ったようにアタックを通せず、苦しい思いをすることがあるかもしれません。

2コストアタッカーで攻めようにも、<ニトクリス>で止められることもあります。

しかし、絶対的に不利というわけでもないと思います。
というのも、雪側は<綾地さん>を初手に出せてないと動きが少し鈍くなるので、
その隙を突いて攻めきれれば全然チャンスはあると思います。

除去には限りがありますし、除去を打つ側の方が受け身になりがちなので、
アタッカーを切らさず、殴り抜けることが大事でしょう。

対日sun.png
相性:(得意)
環境に日単があまり居ないので、少々想像論が混じってしまうのですが、
日単側からすると、<SR茉子>や<R矢来>が出てくるだけで、<SRネロ>や各種「サイドステップ」キャラが殴りにくくなってしまうので、
正直言って、今までのような構築だとゲームにならないと思います。

なので「アグレッシブ」や小型を重視し、<謎のヒロインX>でサポートをする形が丸いと思うのですが、
だとしてもキャラの質は宙側が上質なので、よっぽど工夫しないと厳しい気がします。
(そもそも<謎のヒロインX>引けないとコンセプトが瓦解しますし)

それを考えると、普通に殴り合ってれば、相手が余程噛み合わないと負けるビジョンは見えませんが、
終盤の日単は平気で1ターンに10数点入れてくるので、油断は禁物です。

特に今回、「アグレッシブ」キャラも大分増量され、<キノコ>だけで無く<エビ>のような詰めイベントも増えたので、
初速のスピードで置いていかれ、いち早く詰めに持っていかれると、気づいたら敗北している可能性もあります。
むしろ、この環境で日単を握ってくるプレイヤーは相当構築やプレイに自信がある方だと思いますので、
マッチングした瞬間に気を引き締めた方が良いかもしれません。
店舗大会などであまり当たる機会も無いですし、意図しないやられ方をしてもおかしくはないので...

対宙space.png
相性:-(拮抗)
ミラーに関しては、先手後手・それに関わる初手の動きが重要になってきます。

...逆に言えば、先攻有利を引っくり返す方法が、<ご褒美>を綺麗に打てるかどうかとか、
ロンゴミニアド>をうまいこと差せるかどうかにかかってきてるように思えます。
あとは他の色と相対する上でも大切なのですが、何より重要なのが「ミスをしない」ことでしょう。
言葉にすると簡単に聞こえますが、この「ミスをしない」ってのは、大変に難しいことです。

僕なんかはむしろ、よくミスを犯してしまう人間なので、普段の店舗大会で出来るだけありがちなミスを踏み、
大型大会までにいろいろなケースを踏まえ、一つ一つミスを潰そうと心がけています。

僕もたまにはエアプで(あまり練習をせずに)壇上に上り詰められたらな~と思わなくもないのですが、、
一歩一歩石橋を叩いて渡らんと、酷いミスを犯して負けてしまうので、やってられんところですね。

...話がそれました。宙ミラーの話でしたね。
  • 基本的には先手が概ね有利、以降はお互いの引きによります。
  • バットリや除去イベントを綺麗に差せれば、先手後手の入れ替えは狙える?かも、です。
  • あとはミスをしないこと。ミスをしがちな人は、事前に勉強してから大型大会に臨みましょう。
そんな感じですかね。

大体のデッキには概ね有利を取れているはずなので、宙ミラーと対雪、対月花あたりが勝負どころでしょう。

宙単を握るプレイヤーは多いと思われますので、てっぺんを取るためには、日々練習...
だと思っているのですが、最近の優勝者は自称エアプの方が多いので、これもう分かんないですね...

雪についてsnow.png
ブレブレ時代は上位が雪一色になる位には世紀末アヴァロン伝を世に知らしめていたカラーですが、
ガルパン環境以降は一旦息を潜め、あまり派手な動きはありませんでした。
(まあ僕はガルパン環境一回目の東京フェスタ決勝で、雪単に負けたんですけどね...)
雪の特色としては、相手のキャラを除去出来るイベント/特殊能力を持ったキャラを多く擁していることでしょう。

FGO1.0の<荊軻>から始まり、ゆずでは多種多様な除去イベントが供給されました。
ただ、無条件で相手のキャラを破棄できるイベントは5コスト(<実力行使>/<魔剣破損>等)とコストの査定が厳しく、
殆どのイベント/特殊能力は、何らかの制約を受けています。

そんな中、対象を問わず、除去するキャラを選べる<山の翁>のパワーが突出していると思います。
まあ、<山の翁>の強さは前回の記事で散々書いたので、今回は割愛させて頂きます。
雪において、今弾で得た大きな収穫としては、やはり<綾地さん>でしょう。
このカードが初手にあるかないか、はたまた先手で着地させられるか否かで、
雪の勝率は大きく変わっていくと思います。
使えるコストが多くなるだけでより柔軟な動きを取ることが出来ますし、
デッキを圧縮することにより、有効牌を引く確率を気持ち上昇させることが出来ます。

ただし、初手に<綾地さん>を引く前提で構築をすると、引けなかった時に目も当てられなくなるので、
初手に<綾地さん>を持ってこれなかったときのプランも練る必要があります。
...これがまた、難しいんですけどね。

対宙space.png
相性:(概ね得意)
雪の台頭は、やはり宙へのメタをきっちり貼れるという点にあると思います。

断罪>による宙の主要カードへの回答を持っていること、アタッカーが3コスト主体の為、<山の翁>が刺さり易いこと等、
雪側からしてみれば、基本的には優位に立ち回れると思います。
(対宙を意強く識した構築にしても、歪にならないのはメリットですね。)
特に、先攻初手で<綾地さん>を引けていれば、大分コントールしやすくなると思います。

籠夏希(ペッパーくん)>により、通常止まりにくい<ジャンヌオルタ>等を2コストAP3キャラでAP止めしつつ、
相手が<ムラサメちゃん>(+<叢雨丸>)により無理矢理突破してこようとしても、返しに<山の翁>を出す...
そんなプレイも、<綾地さん>でリソースを確保できていれば、決して難しくはありません。

欠点としては、<綾地さん>を引けなかったときに相手に殴り切られる可能性があることですが、
そこら辺の誤魔化し方はきっちり考えておくべきでしょうね...

対花flower.png
相性:-(拮抗)
小型のアタッカー、いわゆるAP3/DP1/SP2を多く擁するカラーなので、除去が刺さりにくい傾向にあります。

また、宙対策に<断罪>が流行っていることもあり、<清姫>が抜かれている可能性が非常に高いので、
断罪>が完全に腐ってしまう可能性もあります。

基本的には先攻<綾地さん>スタートが出来れば御の字なのですが、
それができなかった場合、少々厳しい戦いになるかもしれません。

ただ、通常止まりにくいアタッカーである<SR佐奈>や<R莉音>等に対し、
ニトクリス>のように明確な回答を所持しているのは強みではありますね。
(それだけに、<ニトクリス>の切り方はしっかり考えた方がいいと思います。)
相手がAF全面にAP3/DP1を展開して来たら少々苦しいですが、こちらもAP3のキャラを合わせつつ、
相手が<エレナ>を追加した後、<籠夏希(ペッパーくん)>で<エレナ>を無力化出来ます。

まあ、花がボードで優位に取ろうと動いてくるのに対し、<籠夏希(ペッパーくん)>一枚で対策に成りえるので、
ものすごいハイペースで殴り来られない限りはどうにかなると思います。

更に、相手も全く3コストキャラを展開しないということはそうそうないので、
AP3のキャラに<山の翁>を合わせてサポートを強要させつつ、相手の3コストキャラを処理するというムーブで、
うまいことテンポを取っていければ良いんじゃないかと思います。

対月moon.png
相性:-(拮抗)
対月単への評価は、少々難しいですね。

多くのデッキが嫌がる<酒呑>を除去する手段が幾つかある代わりに、
相手も<マシュ>でコストをブーストしてきた場合、コストパフォーマンスが割りに合わない場面もあります。
その代わり、こちらが先攻で<綾地さん>を出せた場合、ハンド効率的には圧倒的優位に成り得ます。
月のアタッカーはAP3/DP1/SP2の二人組(<ミカ>・<プロトクーフーリン>)以外は基本的に3ハンドキャラ主体なので、
コストブーストをかけていられれば、効率よく除去を飛ばし、テンポを取ることは難しくありません。

相手の3ハンドアタッカーに関しても止まりにくいキャラが多いのですが、
籠夏希(ペッパーくん)>を用いれば、<酒呑>等のアタッカーも止めることが容易になります。
月は<SRネロ〔ブライド〕>や<SRオボロ>等でDP+1を付与することにより、AP止めに対して攻撃を通してくる事が多いため、
DPを一気に-2する<籠夏希(ペッパーくん)>に対して、2アクション以上を要求することが可能になります。

また、相手が<マシュ>→<酒呑>と展開して来ても、返しで<酒呑>の前に<山の翁>を出せれば、
相手のコストブーストを防ぎつつ、<酒呑>の攻撃を止めることも出来ます。
それが勝利に直結するかは別として、憶えておいて損は無いと思います。

対日sun.png
相性:×(苦手)
基本的に大体どのデッキ相手にも対等に戦える雪単ですが、
唯一ガン不利になるのが日単だと思います。

今の日単は「アグレッシブ」を多めに積んでいる可能性が高いので、除去を打とうにもワンテンポ遅れることが多く、
じゃあAP3を合わせるか!となっても、<謎のヒロインX>でリソースを確保し、次なるアグレに繋がる可能性もあります。

また、相手のキャラはダウンするのが前提で出てくる事が多いため、<籠夏希(ペッパーくん)>があまり刺さらず、
むしろ倒してくれてありがとう!と、嬉々として攻めてくる可能性もあります。
(そもそも、2コストでAFに出てくるキャラが総じてDP0ですし...)

こちらの取れる手段としては、<ミョルニル>等で"相打ちを取られること=こちらのダメージソースに転換する"等、
受け身に成りすぎないようにしつつ、かと言って相手の攻撃はある程度止めつつで進むといった、
ダメージコントロールが重要になってきそうです。
初手に<綾地さん>を出していればコストパフォーマンスで圧倒出来る場合もあるのですが、
「リカバリー」で「アグレッシブ」を得るキャラから<秋山殿>に繋げて6点を入れられ、その中で<心の欠片>を落とされる可能性もあります。
(この時点で先手後手が気持ち逆転しているので、<綾地さん>の効果を宣言出来る回数が減ってしまってもおかしくないですね)

それだけでなく、こちらがデッキを犠牲に加速していても、相手の攻撃の方が早すぎる場合もあり、
キノコ>や<エビ>でゴリッと詰め切られてしまう恐れもあります。

さらに、先程も書きましたが、今の環境で日単を握ってくるプレイヤーは相当な羅刹なので、
出来れば当たりたくない相手と言ったところですね...

対雪snow.png
相性:-(拮抗)
ミラーはあんまり書くことないですね...

基本的には先攻取って<綾地さん>出した方が正義だと思うのですが、
綾地さん>でブーストかけても有効牌を引けないともっさりした動きになってしまうこともあります。

そうなると、後手で相手も<綾地さん>を出していて、かつ相手の方が強めの動きをしてきた場合、
先攻・後攻差はひっくり返されるかれるかもしません。
(まあ、初手の質や、以降の引きが大事なのはどのミラーもかわりませんね...)

そういう意味では、<綾地さん>という明確な初手安定カードを擁している雪同士だと、
先攻/後攻差よりも、<綾地さん>の有無で勝負が別れるかもしれません。
また、雪には2コストでDMG3を出せる現実的なカードがないので、
アタッカーを並べるのがどうしてもゆったりしてしまう性質があります。

お互いコンスタントに除去を打てれば良いのですが、初動が遅くなり、盤面が固まってしまい、
お互いに殴れず、時間切れ...ということにはならないよう、十分に留意しましょう。

あと、他のデッキ相手にはきっちり働いてくれる<籠夏希(ペッパーくん)>ですが、
ミラーにおいては<断罪>の的になりがちなので、あまり気軽に振っていけないのがネックですね...


雪についてはそんな感じですかね。

総じて言えば、宙にメタを絞れば対性能は上がりますが、
当然他のデッキも当たる可能性があるので、そこら辺もケアする必要がありますね。

宙単ほど握ってて安定して勝てるといったアーキタイプでは無いですが、
その宙単に対して、ある程度有利に立ち回るように構築できるのは魅力的だと思います。

また、初手<綾地さん>を引ければ後々の展開が大分楽になりますが、
引けなかったら負けーとならないよう、自分の中でのプランBも練っていく必要はあると思います。

途中ですが
さて、記事の途中ですが、予想以上にボリューミーな文章量になってしまいました。

行程的には大体折り返しくらいなのですが、今までの記事の文字数を大分凌駕していますね。

一気に書き上げるのも悪くはないと思いますが、どうしても文章が煩雑になってしまうのと、
読む側からしても大変だと思いますので、ここで一旦切り上げようと思います。
(僕も推敲するのが厳しいですし......)

続きは近いうちに書き上げようと思っております。
少なくとも名古屋フェスタの前には(

それでは、今日もでちんはKOOLに去るぜ!

posted 2018.01.24

By緋色


どうも僕です。

遅くなってしまいましたが、新年明けましておめでとうございます。

遊々亭ブログでも告知させていただいたこともあって、先日7日の緋色杯(個人主催大会)はサポート真っ最中で新年の忙しい時期にも関わらず、30人近く参加していただけました。
今日は僕が使用したデッキについて紹介します。

デッキレシピ
MiX雪単 デッキ
緋色
EX1
12

ゲームの立ち回りとマリガン基準
基本的には<籠夏希>の能力でボードに圧を掛け、こちらだけ一方的に攻撃できるような場を作っていきましょう。
キャラを6体出す、
というよりしっかりAPDPで場面場面とめていく、ということを意識したいですね。
また、ある程度戦況が固まってからの<ミョルニル>は非常に強力で、本来なら等価交換のはずが払った対価以上になって返ってくるというのはもちろん、しっかりデッキを詰めることが出来て中盤以降からダメージレースでも圧を掛けていくことができるでしょう。
マリガンについては主に以下のカードの有無を意識しましょう。
綾地寧々>は序盤に出せれば手札差を大きくつけることが出来ます。<籠夏希>を主軸に据える以上、DFに手札を割くことが多くなってしまうこのデッキでは、貴重なAFキャラ兼ドローソースを担っています。
ミストルテイン>は事故防止や、当たらない相手への<断罪><パイロキネシス>をデッキに戻す役割、また手札に来てしまった<心の欠片>をデッキに戻すことで<綾地寧々>の能力の起動回数を実質的に増やすことが出来ます。
EX1まみれになって何も出来ずに敗北、という案件が一番いやな負け方なので、そういう意味でも場に出しておきたいですね。

理想のボード
180124 rise 1.jpg
籠夏希>を最大限に活かすため、DFには極力AP3を登場させておきたいです。
また、睨みあいになってから、登場しているとしていないでは大違いなので、積極的に<ミョルニル>も登場させていきたいですね。

公式から今後の各大会予定も発表され、早くもゆずソフト環境も残すところ一ヶ月となりました。
仕事が多忙で、更新頻度もリセをする機会も減り、二月に行われる名古屋フェスタに自分は参加できるかはわかりませんが、残すところ一ヶ月、まだまだ楽しみ甲斐のある環境だと思います。


是非皆さんも楽しいカードゲームライフを~
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