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罠型OTSデッキ紹介【カマクラル】
posted 2025.11.05
Byカマクラル

罠型OTSデッキ紹介【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回はエクスキューティーの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
エクスキューティーデッキ紹介【カマクラル】
一時期は環境を風靡したデッキながら、未だに強化パーツをもらえる根強い人気のテーマです!
抜群の安定感と対応力の高さがウリで、幅広い対面に五分以上で戦えるデッキだと思います!
平均打点の低さもコンタクトフュージョン体によって多少はカバーされましたね!
キーパーツが規制緩和されているデッキですので、今後の規制も考えにくく、長く遊べるテーマとなりそうです!
さて、今回はOTSデッキをご紹介いたします!
OTSの下級モンスターとフュージョン体が増えた事で、戦略の幅が広がった印象です!
当初は魔法カードを多めに採用し、OTSリバース・ドメインを使った展開型に寄せていたのですが、フィールド魔法を3積みしないといけない点が気になったのと、帝の墓地メタによって<OTSレインペイル>や<OTSバースト・オブリビオン>をデッキに戻されると厳しくなるため、型を変える事にしました。
今回の罠型は、攻める速度やパワーは下がるものの、対応力はアップします!
規制の入ったハーピィのようなイメージですが、<エンドレス・ドゥーム・オブリビオン>は<ハーピィ・レディ1・2・3>なみのパワーを持っているため、それで攻め切って勝つかたちです!
圧倒的なパワーで相手をねじ伏せましょう!
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
罠型OTS
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計26枚
罠
計9枚
エクストラデッキ
計15枚
2.デッキコンセプト
「序盤は耐えて中盤以降でフュージョン!」です!<OTSリバース・ドメイン>は重ねて引くと弱い点と、帝が環境トップで墓地メタがキツイと感じて採用を断念しました。
その代わり、罠を大量に採用して、序盤は下級と罠をセットして耐えつつ、ある程度墓地が肥えたタイミングからフュージョン召喚を決めて反撃していくスタイルにしました!
<OTSエンドレス・ドゥーム・オブリビオン>さえ出せれば、大抵の相手には勝つ事ができますね!
それでは、デッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
【最上級モンスター】3枚
OTSバースト・オブリビオン...3枚
<OTSエンドレス・ドゥーム・オブリビオン>のフュージョン素材となるモンスターです!このカードの効果で<OTSレインペイル>を蘇生し、そのままフュージョンに繋げられますね!
仮にフュージョンに繋げられなくとも、墓地のOTSモンスターを蘇生して、複数体で攻撃してライフと盤面を取りに行けます!
このカードの効果で蘇生したモンスターには700打点アップと罠破壊耐性が付くため、ワンランク上のモンスターでも戦闘破壊できますね!
<OTSニードルメイカー>でリリースコストを軽減できるのも強いです!
このデッキの核となるため3枚確定!
【上級モンスター】1枚
OTSシルフィー・セイファート...1枚
自軍の全てのモンスターを属性の数×200バフする強力な効果を持つモンスターです!特に<OTSエンドレス・ドゥーム・オブリビオン>の打点を上げる事で大ダメージを期待できますね!
リリース要員が必要な点がややネックではありますが、手札消費なしで墓地を肥やせる点は優秀です!
攻め手は基本的にフュージョン体となるため、事故要因となり得る上級モンスターの採用は最低限に抑えたく思い、1枚にとどめました。
【下級モンスター】22枚
OTSレインペイル...3枚
このデッキのキーカードです!このカードの効果でフュージョン召喚し、状況に応じた攻め手を作っていきます!
墓地を2枚肥やせる点と、手札のモンスターもフュージョン素材にできる点が優秀ですね!
ただし、フュージョン効果を発動したターンはギャラクシー族以外で攻撃できなくなるため、<OTSエンドレス・ドゥーム・オブリビオン>等を出す時には注意しましょう。
基本的にOTSのフュージョン体は効果を使わないとギャラクシー族にできないため、攻撃できなくなります...
このカードを軸に展開していくため、絶対3積み必須!
OTSアシッドブロブ...3枚
<OTSトキシックブロブ>のフュージョン素材となるモンスターです!相手モンスターの攻守を500ダウンする効果を持っているため、攻撃力を下げた後にフュージョンし、<OTSトキシックブロブ>の効果で攻撃力の下がったモンスターを破壊する事ができます!
効果の墓地コストには、フュージョン素材にした2体のモンスターを使用すれば無駄がないですね!
もちろん3枚フル投入!
OTSバグファンガス...3枚
最新弾にて登場した<OTSマザーファンガス>のフュージョン素材となるモンスターです!新規フュージョン体のおかげで役割が増えましたね!
もともとは相手の裏側守備表示モンスターを確認する効果ですが、墓地に5体以上のOTSがいれば、そのまま破壊できます!
特にフュージョン体は今までメインギミックに無かったバック破壊効果を有するため、素材となるこのカードは3枚確定!
OTSニードルメイカー...3枚
OTSの下級モンスターの中で、最も多い3枚の墓地を肥やせるモンスターです!召喚・特殊召喚したターン以外に効果を使えるのも地味に強いですね!
<OTSバースト・オブリビオン>を召喚する際に2体分のリリースにできる効果を持ちますが、ギャラクシー族以外で攻撃できなくなるデメリットが発生します。
基本的には問題ないかと思いますが、一応効果を発動するタイミングには注意しましょう!
当然3積み必須!
OTSアヌビスター...3枚
相手フィールドの攻撃表示モンスターを表側守備表示に変更する効果を持っています!環境トップの帝モンスターは守備力1000と低いため、守備表示に変更する事で盤面突破しやすくなりますね!
墓地を肥やせるのは1枚のみで名称指定のフュージョン体も出ていませんが、切り札である<OTSエンドレス・ドゥーム・オブリビオン>の墓地コスト5枚を確保する意味でもOTS名称になれるカードはなるべく多く採用したいです。
そのため3枚採用!
OTSダイレクトドライバー...3枚
新しく登場したOTSの下級モンスターです!マキシマム関連の下級モンスターでは能動的に墓地を肥やせないため、こちらを優先した次第です。
効果もなかなか強く、自分フィールドのレベル4/ギャラクシー族2体がダイレクトアタックできるようになります!
レベル4限定かつ必ず2体を選ぶ必要がありますが、このカード自身がレベル4のギャラクシー族になりますし、<OTSレインペイル>、<OTSニードルメイカー>、<OTSアヌビスター>を含めて12枚が対象となります!
最も攻撃力の低い<OTSアヌビスター>でも1000打点ですので、2200の戦闘ダメージを与えられますね!
最後の詰めやエキストラターン、エキストラデュエルでも重宝する効果ですので3積み必須!
舞踊る恵雷の精霊...3枚
罠型にした事でキルスピードが遅くなったため、ゲームレンジ的にこのカードも採用できるようになりました。中・長期戦を想定しているため、強力な墓地のカードをデッキに戻して使い回す事も可能ですね!
OTSの下級モンスター達は墓地肥やしに長けているため、後攻1ターン目から効果を発動してアドを稼いでいけるのも強いです!
地属性なのでフュージョン素材にも使えますね!
相手のバックを剥がしつつ、デッキ枚数も回復できる<竜水の神子>も採用候補ではありましたが、今回は手数を増やせる可能性のあるこちらを採用しました!
カードガンナー...1枚
<邪帝ガイウス>とどちらを採用するか悩みましたが、ギャラクシー族以外は攻撃できなくなるデメリットと相性が悪い事からこちらを採用しました!やはりこのデッキは墓地が肥えない事には何も始まらないため、3枚の墓地肥やしと1ドローでデッキをガンガン回していきましょう!
使うタイミングで困る事はほとんどないため、魔法カードのような感覚で使えます!
【魔法】5枚
傲慢な壺...3枚
もはや罠型デッキのお供ですね!やっている事はレジェンドカードの<強欲な壺>と同じなので、弱いはずがないです!
このカードを発動したターンは魔法カードが使えなくなりますが、そのために魔法カードの採用を必要最低限に抑えています。
正直、デメリットよりもメリットの方が大きいため、文句なしで3枚フル投入!
コスモス姫のお戯れ...1枚
ドローして即撃ちは厳しいのですが、<サンセットリバース>を採用したため、幾分か使いやすくなりました!場にセットしておき、<サンセットリバース>で守り、次の返しのターンで発動すると強いですね!
やはりパワーカードなので強気の採用!
強欲な壺...1枚
手札消費の激しいデッキですので、このカードで少しでもアドを稼いでおきたいです!<死者蘇生>と迷いましたが、<帝王の凱歌>で墓地メタされる点と、<サンセットリバース>での蘇生を考慮してこちらを採用しました。
ただ、ここはプレイヤーの考えによって入れ替えても良いと思います。
【罠】9枚
OTSダイバーシティ・スクリーム...2枚
帝デッキに対して攻撃反応型の罠は使いにくいですが、決まった際のリターンが大きいため、<サンセットリバース>での防御と合わせて採用しました!相手に罠を読まれにくくするため、あえて散らしたので2枚の採用です。
OTSデトネーション・フュージョン...2枚
発動タイミングはやや遅いものの、それでも墓地フュージョンはやはり強力です!出したフュージョンモンスターが壁となって相手の攻撃を止めてくれる場合も多々あります!
一応、相手の<聖なるバリア -ミラーフォース->をくらった時にも発動できますが、<OTSレインペイル>の効果を使ってフュージョン召喚したターンはギャラクシー族しか攻撃できないため、<OTSエンドレス・ドゥーム・オブリビオン>を出しても効果未使用の場合は炎族ですので、追撃はできません。
この辺りは流石に調整されていますね。
序盤に引いても使い道が無いので2枚の採用にとどめました。
ノーバディ・スキャットシーフ...2枚
ダメージカットと墓地肥やしを担うカードです!どうしても発動タイミングは遅めになりますが、決まった際のリターンは大きいですね!
一応、<サンセットリバース>を採用している兼ね合いから、多少は打ちやすくなっているはずです!
罠を散らして読まれにくくしたかったので2枚の採用。
サンセットリバース...2枚
少し前に比べると、最近は採用率が下がってきたカードではありますが、バックに破壊耐性を付与しつつ、<OTSバースト・オブリビオン>やフュージョン体を復活できると強いです!<舞踊る恵雷の精霊>でデッキに戻して使い回すのも良いですね!
準制限カードなので2枚の採用。
聖なるバリア -ミラーフォース-...1枚
どの罠を採用すべきか迷いましたが、通った際に一番リターンの大きいこのカードを採用しました!<サンセットリバース>が無ければ召喚反応型にしていたと思います。
ただ、<落とし穴>は少しパワーが低いですし、<激流葬>は自軍のモンスターも巻き込んでしまう点がネックでした。
ここもプレイヤーの考えによって入れ替えて良い自由枠だと思います。
【エクストラデッキ】15枚
OTSエンドレス・ドゥーム・オブリビオン...3枚
このデッキのフィニッシャーです!フュージョンのバリエーションが増えたものの、フュージョン体の中で最も高いパワーを持つ事には変わりありません。
その分コストの要求値も高いため、十分に墓地を肥やしておいて、効果発動できる状況を作っておく必要がありますね!
<OTSレインペイル>の効果を使ってこのカードを出した場合、墓地のOTSを5体デッキに戻さないとギャラクシー族に変換できないため攻撃できません。
この点は見落としがちなので注意しましょう!
もちろん3枚確定!
OTSトキシックブロブ...3枚
素材指定の緩いフュージョンモンスターです!元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つモンスターを破壊するという効果ですが、フュージョン素材の<OTSアシッドブロブ>の効果を使えば簡単に条件を満たせます!
2600打点あるのも2500ラインに負けなくて良いですね!
手札消費なしで盤面のカードを破壊できるのは強力なので、当然3積み必須!
OTSマザーファンガス...3枚
<OTSトキシックブロブ>同様、こちらも素材指定の緩いフュージョンモンスターです!OTSに欠けていたメインギミックでのバック破壊であり、このカードのおかげで無理に<コーリング・ダーク・メテオ>などを積まずに済むようになりました!
2500打点なので帝モンスターを一方的に戦闘破壊できますし、墓地コストさえあれば毎ターン効果を発動できますね!
絶対3枚フル投入!
アルケミカライズ・オーブ...3枚
<OTSレインペイル>の効果はフュージョン先の指定が無いため、<OTSバースト・オブリビオン>と<OTSレインペイル>の組み合わせでこのカードをフュージョン召喚する事が可能です!デッキトップを墓地に送りながら、モンスター1体に貫通を付与し、相手フィールドの魔法・罠カード1枚をデッキの上に戻せる効果なのでかなり強力ですね!
しかし、<OTSレインペイル>の効果の制約によって、効果を使ったターンはギャラクシー族しか攻撃できなくなるため、炎族であるこのカードは攻撃できません。
<OTSマザーファンガス>が登場した現状においては、自分のモンスターに貫通が付与できて、相手のバックをバウンスできれば勝ち確定というシーン以外では使わないと思いますが、エクストラデッキの枠が空いている以上、万が一に備えて入れておくに越した事はありません。
正直なくても問題はないと思いますが、枠があるので3枚採用。
伝導士アルケミカライザー・スイライ...3枚
上述した<アルケミカライズ・オーブ>よりもっと出す頻度の低いモンスターです。<OTSレインペイル>と<OTSアシッドブロブ>の組み合わせで出せますが、それなら<OTSトキシックブロブ>を出した方が断然強いですね...
ただ、万が一でも出す可能性があるのであれば、何も入れないよりはマシだと思い3枚採用しました。
ここは<アルケミカライズ・オーブ>以上になくても大丈夫です。
4.環境デッキとの戦い方
対帝
序盤は下級と罠をセットして耐えながら墓地を肥やし、中盤以降でフュージョンに繋げて勝つイメージです!序盤から無理にフュージョンしてしまうと、効果破壊されたりバウンスされたり、墓地コストが足りずに反撃できなかったりと散々な目に合います。
攻め急がず、イケると確信が持ててから動いた方が良いと思います。
対ハーピィ
こちらがバックを破壊する手段は限られているため、ある程度くらう事を想定して攻めないといけません。かと言ってモンスターを横に並べ過ぎると<ハーピィ・レディ1・2・3>の餌食になりますので、罠で守れないターンは無理に攻めない方が良いですね。
下級モンスターのスタッツは相手の方が上ですので、こちらは下級モンスターでは無理に攻めない方が良いでしょう。
対ブラックカオス
やはり王道は<OTSエンドレス・ドゥーム・オブリビオン>で相手が展開したリチュアルモンスター達を一掃する事です!枠の兼ね合いで罠はほとんど採用されていないと思いますので、イケる時は強気で攻めた方が良いですね!
ブラックカオスに対して<サンセットリバース>が有効にはたらくため、割と有利な対面なのではないでしょうか。
5.最後に
OTSは登場時から注目していたテーマでしたが、下級とフュージョンモンスターが増えた事で強さが一段階上がった印象です!真紅眼の時もそうでしたが、環境に入るかどうかというクラスの強化が来た時が一番ワクワクしますね!
流石にこれで終わりという事は無いと思いますので、今後の強化にも期待大です!
これからも様々なデッキをご紹介していきますのでお楽しみに!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- X(旧Twitter) @yugiohbar



























