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カオス・ソルジャーデッキ紹介【カマクラル】
posted 2025.10.22
Byカマクラル

カオス・ソルジャーデッキ紹介【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
2025年10月18日(土)に「オーバーラッシュパック3」が発売されました!
パッケージとなっている「カオス・ソルジャー」関連の収録をはじめ、「コスモス姫」のテーマ化、「メェ〜グ」の強化に加えて「レジェンド」や「風サイキック」も新規パーツが貰えました!
面白い効果を持つカードが多く、帝が環境トップの中でどこまで渡り合えるのか、今から楽しみです!
さて、今回はカオス・ソルジャーのデッキを組みました!
関連カードとしては、<カオスの儀式>を墓地から回収できる<洗礼の暗黒騎士ガイア>、レベル4/ATK500/DEF1000で統一された下級モンスター達がサポートとして収録されましたが、<混沌の翼竜>などと比較するとパワー不足に感じてしまい、これらのカードを使った強い構築を見つける事ができませんでした。
その点、<光を誘うグリフォール>が<カオス・ソルジャー>に対応した設計になっており、リミットレギュレーションで規制もされなかったため、ブラックカオスデッキに<カオスの儀式>を突っ込んだ構築に落ち着きました。
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
カオス・ソルジャー
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計26枚
エクストラデッキ
計15枚
2.デッキコンセプト
「平均打点の高さで勝負」です!<マジシャン・オブ・ブラックカオス>へのアクセスが下がった部分を<カオス・ソルジャー>で補った感じです。
以前にご紹介した新リミットレギュレーション対応のブラックカオスでは、<ノーバディ・スキャットシーフ>を採用する事でデッキの回転率を上げつつ、ダイレクトアタックによるダメージをカットして長期戦に持ち込み、じわじわと勝つスタイルでした。
ただ、最近は帝にも<ゴースト・サイクロン>が採用されており、バック頼みの戦術が通用しなくなってきた印象です。
それよりは平均打点を2400以上に保つ方が盤面突破されず、結果的にターンスキップできる気がします。
また、セットした<翻弄するエルフの剣士>が生き延びて、耐えれるシーンも多々ありますね!
<竜水の神子>も採用したいところではありましたが、レベル3である事と枠の捻出が厳しかったため、今回は採用を見送りました。
効果破壊耐性は無いものの、<カオス・ソルジャー>や<マジシャン・オブ・ブラックカオス>、守備表示の<セレモニアル・ソーサラー>と<セレモニアル・ナイト>は帝の2400打点では突破ができないため、出すだけで盤面返しのハードルを上げる事ができますね!
これだけリチュアル魔法を用意すれば、<帝王の凱歌>で墓地のリチュアル魔法を戻しきるのも困難ではないでしょうか。
それでは、デッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
【最上級モンスター】5枚
永劫の神導龍...3枚
もうすっかりお馴染みの万能除去カード!最上級モンスターで固定枠が無い場合、とりあえずこのモンスターを突っ込んでおけばパワーが上がります!
2500打点あるため、帝モンスターも戦闘破壊できますね!
レベル9なので、リチュアル素材もこれ一枚で事足ります!
<カオスの儀式>は手札のモンスターもリチュアル素材に使えるため、相性は抜群です!
当然3枚確定!
天導聖の見継ぎ人...2枚
<死者蘇生>の嵩増しなので強力です!<永劫の神導龍>と同じくレベル9ですので、リチュアル素材としても使いやすいですね!
ただ、帝モンスターを一方的に戦闘破壊できないステータスなのと、効果が1ターンに一度しか発動できない点から重ねて引きたくないため2枚の採用にとどめました。
【下級モンスター】21枚
暗黒の邪竜...3枚
墓地を2枚肥やしつつ、墓地から<永劫の神導龍>を回収できる優秀な下級モンスターです!基本的にこの6枚はセットありきの採用だと考えています。
ラッシュデュエルにおいて、これを超える汎用札はなかなか無いと思いますね。
テーマ縛りの薄いカオスだからこそ活きるカードですので、3積み必須!
バルーン・バティーア...3枚
墓地を2枚肥やしつつ、盤面にモンスターを展開できる可能性が高いカードです!どちらかだけでも非常に優秀ですが、その2つの役割を同時にこなせるので超優秀ですね!
召喚したターン以外でも効果を使えるだけでなく、"自分フィールドにこのカード以外のモンスターがいない場合"と言うような条件もありません!
汎用性の塊なので、文句なしで3枚フル投入!
冥跡のジュンディー...3枚
<混沌の翼竜>の素引きが減った分、アクセスを高めるためには墓地肥やしと墓地活用が必須となります!<竜帝リンドルム>や<帝王の凱歌>で墓地のリチュアル魔法などを戻されるのはキツイですが、それを上回る墓地肥やしを行う以外に対策のしようがありません!
そのため、召喚したターン以外でも生き残れば効果を発動でき、手札入れ替えの追加効果も持っているこのカードは必須です!
もちろん3枚確定!
希望のリーチェ...3枚
<カオス・ソルジャージ>も含めてリチュアル・モンスターの採用が12枚体制となったため、今まで以上に追加効果を使いやすくなったと思います!<暗黒の邪竜>や<バルーン・バティーア>と同様に、テーマ縛りの緩いカオスだからこそ3積みできるカードですね!
効果は制限指定されている<キャットロワ チョイス>みたいなものですので、弱い訳がありません!
序盤も全く使えない訳ではなく、中盤以降に真価を発揮するカードですので、強気の3枚採用!
光を誘うグリフォール...3枚
このカードの効果が<カオス・ソルジャー>にも対応しており、墓地のカオスの儀式をセットする事ができます!運営もそこを狙って、ここだけ規制をかけなかったのでしょうね!
攻守のスタッツも高く、生き残れば毎ターン効果を使えるため非常に優秀です!
当然3積み必須!
進軍するルイーズ...2枚
このカードの効果で蘇生できる対象が8枚から6枚に減ったため、パワーは下がりました。しかし、墓地の<混沌の翼竜>や<光を誘うグリフォール>を釣り上げる効果が弱いはずもなく、相変わらず高いパワーを誇ります!
<翻弄するエルフの剣士>も採用してヒット率を上げつつ、帝モンスターの効果で盤面を剥がされてもライフを取られないように工夫しました!
準制限なので2枚の採用。
翻弄するエルフの剣士...2枚
<進軍するルイーズ>の当たりを増やしつつ、盤面にカードを残してライフを守れるようにこのカードを採用しました!効果破壊やバウンス効果には無力ですが、僅かでも生存確率を上げられるのであれば入れ得だと思います!
複数採用は無いと思わせておいての2枚目が活きるシーンもあるため、2枚採用としました。
混沌の翼竜...1枚
制限指定されたこのデッキのキーカードです!<進軍するルイーズ>からこのカードを特殊召喚して効果を発動する事で、最大3枚のアドバンテージを稼げたため、規制されない方がおかしいですね!
リチュアル素材と<カオス-黒魔術の儀式>を準備できる頻度が減ったため、<マジシャン・オブ・ブラックカオス>へのアクセスは下がりましたが、その分は<カオス・ソルジャー>で補っていけば良いですね!
動き自体の強さは健在なので、もちろん採用!
カードガンナー...1枚
2025年度のギャラクシーカップでは<ザ・カリキュレーター>が採用されていましたが、低下したデッキの回転率を補うためにこちらを優先しました!<冥跡のジュンディー>の効果で墓地に送られてしまった際も、追加のドロー効果を使えるようになるため無駄がないですね!
帝の台頭で墓地メタが刺さりやすくなっているため、少しでも墓地肥やし要員を増やしたいというのもあります。
【魔法】13枚
カオスの儀式...3枚
<カオス-黒魔術の儀式>と同じく、手札や裏側表示のモンスターもリチュアル素材に使う事ができます!<カオス・ソルジャー>自体は効果を持たないモンスターですが、そのおかげで<シャイニーシェイディー>などの効果モンスターを対象とするカードの効果をくらわずに済みます!
攻守のスタッツも高く、単体での突破は困難であり、盤面を返す際のハードルを高められるのも高評価!
当然3枚確定!
カオス-黒魔術の儀式...3枚
<カオスの儀式>の登場によってパワー不足は補えたものの、それでも未だにこのデッキのキーカードです!このカードを引くか墓地に落とす事で展開の幅が広がるため3積み必須!
セレモニアル・ゲート...3枚
<カオスの儀式>、<カオス-黒魔術の儀式>と比べると素材の条件が厳しいですが、その代わりに2種類のリチュアルモンスターを状況に応じて使い分ける事ができます!どちらを出しても強力なモンスターですので、もちろん3枚フル投入!
レジェンド・ストライク...2枚
墓地のレベル4モンスター専用の蘇生札です!<暗黒の邪竜>、<冥跡のジュンディー>、<混沌の翼竜>といった強力なモンスターを引っ張ってこれるため非常に強力ですね!
場にセットしておけるモンスターカードとして汎用性も高いため、入れ得カードだと思います!
コスモス姫のお戯れ...1枚
デッキ内の手札の数を増やすカードは限られてはいるものの、他デッキと比較するとその数は多い方だと思います。やはりこのカードが通った試合は圧倒的優位に立てますので、入れ得カードという認識です。
デッキの回転率を高められるのも噛み合っていますね!
個人的には必須の一枚!
死者蘇生...1枚
帝の墓地メタによって多少威力は下がったかもしれませんが、それでも強力な札には変わりません!特に<天導聖の見継ぎ人>を特殊召喚すれば、効果でモンスター2体分を生み出す事ができます!
最上級モンスター2体をアドバンス召喚しようものなら手札6枚必要となるため、それを1枚で生み出せる可能性があるのはやはり強いです!
個人的にはこれ一択かと!
【罠】1枚
狡猾な落とし穴...1枚
リチュアル魔法の採用が増えた分、罠に割くスロットがなくなってしまったため、こちらを採用しました!墓地肥やしの際にこのカードが墓地へ送られる事で、他の罠の採用が無い事がバレてしまいますが、このカードが通った試合はほぼ勝てるため、そこは割り切りでも良いと考えています。
ただ、自分フィールドのモンスターも巻き込まれますが、<激流葬>でも良さそうです!
ここはプレイヤーの好みによって選ぶかたちで良いと思います!
【エクストラデッキ】15枚
カオス・ソルジャー...3枚
このデッキの新たなエースモンスターです!<セレモニアル・ソーサラー>とのシナジーは無く、<セレモニアル・ナイト>の追加効果も使えませんが、単体でのスタッツが高いため、盤面の圧をかける事が可能です!
当然3枚確定!
マジシャン・オブ・ブラックカオス...3枚
<カオス・ソルジャー>に継ぐ攻撃力の高さを誇り、帝モンスターに単体で突破されません!<混沌の翼竜>が制限カードに指定された事で出せる頻度は減りましたが、それでも強力なカードである事には変わりません!
もちろん3積み必須!
セレモニアル・ソーサラー...3枚
<マジシャン・オブ・ブラックカオス>へのアクセスが弱まりましたが、それでもこのカードの連打で相手の盤面を荒らすコンボは健在です!連打用に3枚フル投入!
セレモニアル・ナイト...3枚
効果を使う事で<カオス・ソルジャー>を上回る3300打点となるため非常に優秀です!また、<マジシャン・オブ・ブラックカオス>と下級モンスターを並べてから効果を発動する事で、8000以上のダメージを与えられるためワンキルも可能です!
絶対3枚確定!
竜騎士ブラック・マジシャン / 超魔導騎士-ブラック・キャバルリー / ウィスニャーリング・フェアリー...各1枚
<死者蘇生>が入っているため、相手のモンスターを蘇生して出せる可能性のあるモンスター達を念のため採用しました!ただ、使う可能性はほとんど無いため、最悪なくてもかまいません。
4.環境デッキとの戦い方
対帝
帝の打点では超えられない<カオス・ソルジャー>と<マジシャン・オブ・ブラックカオス>を盤面に出す事で優位に立てます!あとは盤面のカードの枚数を増やして、効果破壊されたりバウンスされないように立ち回ると良いでしょう!
<竜帝リンドルム>と<帝王の凱歌>による墓地メタには注意しつつ、なるべく短期で倒し切る事を意識したいですね!
対ハーピィ
<ハーピィ・レディ1・2・3>や<ハーピィ三姉妹・TB>のような高打点を出されると突破が厳しくなります。<永劫の神導龍>や<セレモニアル・ソーサラー>の破壊効果でうまく切り抜けていきたいですね!
罠に関しても上記のカードで破壊するか踏み越えるしかないため、ある程度の割り切りは必要です!
デッキパワーの高さを信じましょう!
対ブラックカオス
似たような型であればレジェンド罠のみの採用で基本はノーガードですので、先に攻めた方が有利だと思います!あとは相手盤面のモンスターを突破できるようにリチュアル魔法などの返し札は確保・温存するように意識しましょう!
5.最後に
10月1日からの新リミットレギュレーションに加えて、新弾カードの登場によってまた環境に変化が出そうです!帝の環境トップは揺らがないかと思いますが、それ以外のデッキがどう台頭してくるか、今から楽しみですね!
これからも様々なデッキをご紹介していきますのでお楽しみに!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- X(旧Twitter) @yugiohbar