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遊々亭攻略ブログ

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遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、Lycee Overtureに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!


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posted 2019.03.22

Byらじお


【大会レポート】アイギス1.0環境 リセGP名古屋【らじお】
すっかり気候も春めいてきましたね。どうも、らじおです。
アイギス環境ももうすぐ一か月、そろそろ新カードにも慣れてきた頃合でしょうか。
今回はGP1stを幸運にも優勝という結果で終えられましたので、それに関しての振り返り記事となります。

使用したのは岡山フェスタでも使用した、大型キャラを中心とした月単です。

GP1stではアイギス発売直後の東京フェスタを制したアイギス花単、
その東京で人数が多かった小型を中心とした日単、
使用人数こそ少なかったものの上位に多く食い込んだ<輪廻転生>、
以前の名古屋フェスタで躍進した月単が多いと想定していました。

また、個人的な印象ですが、名古屋、大阪のフェスタでは限定構築デッキは少なめであること、
以前から名古屋の方が日単を使っているのをよく見かけたことからMIXの日単と月単は多いだろうという予想を立てました。

自分はこれらに加えて、小型中心ながら移動、自キャラのAP操作に優れたアイギス日単を使用することを考えて
東京フェスタ後から練習してました。

個人的に、デッキを選ぶ際には、終盤手札から打点に干渉できるカードが多いことを重要視しているため、
色々練習しながらも<輪廻>を使用すると考えてはいたのですが、
先も述べたとおり、前回の名古屋フェスタは<輪廻>が苦手とする月単が上位に上がったということが気になり、
直前で選択肢から外すこととしました。

今回使用した月単は前日調整で色々なデッキを対面に置いてみましたが、
大きく有利をつけることが難しかったため使用しました。
実際には日単やアイギス日単、上には挙げなかったVA雪単や中型中心の月単への理解が足りなかったため、
そこまで絶対的な立ち位置のデッキではないでしょう。
使い慣れてるしこれでいいかという安易な考えが混じっているのは否定できませんが、こういった場面で使い慣れていないデッキを使用するのには不安があるので、
実際そういったこともありアイギス日は使用を見送りました。

では以下が当日のレポートになります。

大会レポート
1回戦 輪廻転生 先攻 〇
なんと1回戦から同じ遊々亭ブロガーの楓月さんとの対戦となってしまいました。
初手は大型を1体プレイしたいので、<朱音>と除去対策がある手札をキープします。
相手は<SRかなで>と<友利>をプレイしてエンド。
このマッチで気を付けていることは、<朱音>や<酒呑>などの打点を抑えるカードを1体は出している状況を保つことです。
輪廻>は相手より少ない手札消費で相手と同程度の打点を保ちながら、
手札消費が激しくなったり、打点の差を保つという目的で<輪廻>を打つデッキなので、
そもそも手札消費が自分より少ないのに打点レースを維持できる<酒呑>と<朱音>が天敵と言えます。
今回もその例にもれず、<朱音>または<酒呑>が場にいる状況をカウンターで保ちつつ、
タケノコリオン>を構えて詰め手段をキープして打点有利の状況を続けることで勝利しました。

2回戦 日単ウィニー 先攻 〇
大型はいるがにいる状況をカウンターで保ちつつ、
タケノコ>が多く、後続に期待できない手札をマリガンし、<>と<酒呑>がいる手札をキープしました。
初手は<>エンド。相手は<SR鈴>と<アリス>と<ゆさ>を展開し「アグレッシブ」で2点パンチ、
コストに<みさ>が使われている為、<トワ>などの特殊登場をケアできています。もちろんスルーし、<ゆさ>が<みさ>に入れ替わってエンド。
こちらは<酒呑>を足し、打点レースを維持します。

次のターン、<>のアタックで鈴木が落ちて<酒呑>の前に登場、<砥ぎ>がなければ何の問題もなくアタックできますが、<酒呑>を失った場合打点レースが完全に不利になるので、<>で移動させてアタックを通します。
このように、<砥ぎ>によってAFを失うことを警戒しながら、DFに<カーマ>を足して、打点で負けないようにします。

終盤相手の<キノコリオン>を警戒しつつ、残った手札を<月のお姫様>や<億年の旅>で防御に使い、<タケノコ>と<カーマ>のバーンで削り切りました。

3回戦 VA雪 ○
いずみるきーさん。またお相手は遊々亭ブロガーの方ですね。<>とカウンターがある手札をキープ。初手は<>でエンド。
相手は<翼の少女>から<神奈備命>、<SRかなで>で<ハンドソニック>をサーチ。カウンターが豊富な月単ですが、VA雪は除去の量が多く、全てを捌ききるのは難しいです。特に<あゆ>は手札が整うまでAFとして打点を稼ぎつつ、十分に手札の枚数がそろったら能力で除去になり、能力宣言後発動する「ペナルティ」で次の除去をサーチできます。
こちらのカウンターの枚数を上回る除去で、不利なゲームになりましたが、手札を使い切りあった後に湧いた<酒呑>でなんとか打点を保ち、最後2ドローからDFが出たら負けという場面でDFが出ず、なんとか勝ちを拾いました。

4回戦 輪廻転生 ○
楓月さんのものとは違い、月が多めのデッキでした。<>からスタートしたのを<SRかなで>、<友利>で返されます。
月が多い場合、雪の除去が打ちづらい代わりに、新カードの<トワ>を採用できます。相手が<トワ>を警戒すると、サポート用にDFキャラを出さなければならないが、DFを出すと<輪廻>で損する、のような状況が理想的ですね。
しかし月単なら、相手の<トワ>が登場しても<邪竜>や<月のお姫様>で対応することも可能です。
実際今回のゲームでも、<酒呑>のアタックに<トワ>を合わされましたが、<月のお姫様>から<ネロブライド>を登場させて事なきを得ました。
5回戦 輪廻転生 ○
こちらは雪が多めですが、<トワ>も入ってるよくばり構築でした。
ですが、そんなこと知らない僕は通常の雪濃いめの<輪廻>相手同様、<酒呑>と<朱音>でバシバシ殴り合うことを選択、今回は<トワ>は登場しませんでしたが、今思うとヒヤヒヤしますね。
ゲームとしては今まで同様、<酒呑><朱音>で打点を抑えて、カウンターと<タケノコ>を構えるものになりました。
相手が<ハンドソニック>を3枚プレイしてきて、これに<あゆ>や<フィアッカ>が加わると厳しいゲームになりそうでしたが、打点を抑える体制が整ったのでなんとかなりました。

6回戦 アイギス日 ○
様々な方法でこちらのAFを落としてくるアイギス日ですが、今回はあまり経験を積まないままの対戦となりました。不安はあったので、APダウンの<刑部姫>を多く積んではいたのですが、結果的にこれはイマイチでしたね...。
確かにAP-2で通るようになる列はあったのですが、これを使って相打ちを取ったとしても2ハンドキャラを落とした程度では簡単におかわりが出て、使い切りの<刑部姫>では根本的な解決にならず、すぐ止まってしまいました。
使うのであれば、<刑部姫>を使わずとも相打ちを避けられる状態を作り、その上で<竜姫の復活>を打っても相打ちできないぞ、というダメ押しとして<刑部姫>を出さなければいけないと感じました。<刑部姫>以外の<北斎>、<ネロブライド>といった数値操作が必要ですね。

対戦内容に戻りましょう。<朱音>からスタートしましたが、<鬼刃姫>と<ディーナ>によってすぐストップ。<酒呑>を足して、これもAP3/DP0をあわされてストップ。
友利>を足しても相手もAFを足すので、常に相手が打点で上回っていますね......。<刑部姫>を追加して一回一方を取りましたが、すぐDFにAP3/DP1が登場。こちらも<クラマ>で<刑部姫>を使いまわそうとしますが、ここら辺でこれ無駄だなと気づき、方針を変更、<酒呑>と<朱音>で相手の打点も2か3に抑えられていたので、ここに<メルト>を足して<友利>で1点回復し、1点食らうだけのゲームを続けることに。打点は今まで取られた分も含めて不利なのですが、アイギス日は詰め手段になるのは移動だけで「アグレッシブ」などはなく、手札から打点計算を崩されることはまずないことは知っていたため、ここから何ターンかに1回<月のお姫様>から<ジェフティ>で防御、相手のDFを寝せて<朱音>で4点入れるようなゲームをし、ゆっくり打点を入れていきます。
結果的に、増えに増えた相手の手札を腐らせ続けて、<ジェフティ>と<タケノコ>による打点でなんとか勝利しました。

6戦分振り返ってみました。AFの引きもよく、会場にそれほど多くはいない<輪廻>との対戦を3回もやっているあたり、運はよかったと思いますが、ぎりぎりの対戦も多く、当日は緊張し通しでした。なんとか早い段階でGPファイナルへの参加権を手に入れられて本当によかったです。

デッキ内容
Mix月単 デッキ
EX1
12


デッキの大筋は岡山からあまり変更していませんが、
あえて言えばアイギスでの追加カードがあまり採用されていない点が特徴的かと思います。
なので大型月単で検討したアイギスの新カードについても触れておきます。

アイギスのカードについて
リンネ
待望の新ドローソース、のようなカードですが、
実際は自分が手札に帰ってくるためハンドの増え方は非常に緩やかです。
このカードをプレイして3ターンで手札は1枚増えますが、その後もう1枚手札を増やすにはまた3ターン必要です。
マシュ>ならその間に手札3枚分のコストを発生できます。
AP0/DP1/SP2が未行動状態で盤面で使えることをどの程度活かせるかが重要になるカードですね。
大型月単においてはこのカードをプレイできるタイミングが少なく、
先攻初手に大型と<リンネ>をプレイすると返しのターンにイベントカウンターを構えることが難しく、
以降もSPを活かすためにDFにキャラクターを展開することが難しいため、
リンネ>が盤面でできることがAFへのサポートのみ、というターンが長くなってしまいます。
大型月単は相手より盤面のキャラクターが少ないことを参照するカードも多く、
それらとも相性が悪いため、今回は採用を見送りました。

トワ
手札から飛び出すAP4/DP3/SP1「オーダーステップ」。
先ほど言った<リンネ>の横に飛び出すことでより強く使えますね。
なので、使う際にはバトルで相打ちまたは一方を狙うキャラの対面を開けつつ、
その隣に自然にSPを足しつつ、<トワ>がAFに上がっていける盤面を作っておくことが自然なデッキで使いたいと感じました。
1つ目は展開を控えめにする大型月単にはぴったりですが、2つ目、3つ目は大型月単の動きの中では難しく、
特にAFが大型で埋まりがちな関係で、相手も<トワ>を警戒した展開がしやすいと感じました。
こういったカードはカードプールに存在していることで相手が警戒する、ということが大きく、
実際に使用する必要はあまりなかったりもするので、思い切って0枚にしようかとも思いましたが、
ゴミ箱に1枚見えることによるプレッシャーを期待して1枚採用しました。
数値操作が多い中型月単ではより効果的でしょう。

クラマ
2コストにしては破格のスペックと、盤面からキャラを手札に戻すデメリットを持っています。
このデメリット、確かにデメリットですが、
単純にハンド消費が少ないキャラを戻して使うことで実質2コストキャラとして使う、
使い切りで能力を失うキャラを使いまわす、
除去対応で特殊登場させることで盤面のキャラを手札に戻しつつ盤面にキャラを残す、
移動キャラの隣接のキャラを手札に戻すことで滑り込みの状況を作る、
と用途は様々です。
今回のSRの中では一番動きの幅が広く、採用したいと感じましたが、
大型月単のメインの動きにおいてどうしても必要なカードでもないため今回は1枚のみの採用でした。

カヨウ
一回のみですが、能力によってAP6/DP4と宙のキャラのようなスペックになります。
邪竜>からの選択肢としては強力です。最悪何もいないときにAFキャラとして出しても、
宙の「オーダーステップ」持ちと同様の動きが保障されているので、
十分なパワーがあると思います。<邪竜>から出すカードとしての採用なので1枚のみです。

ウェンディ
新しい除去対策です。
ウェンディ>は今までのカウンターと比べると、<ゴール>や<暗黒騎士団の最期>、<遊佐>といったカウンターされた場合ハンド消費が少ない除去、
山の翁>や<岩沢>の今までのカウンターで対策できないカードに対しても使用することができます。
除去がないデッキに対しては<億年>や<千一鬼夜行>と比べると無力ですが、最悪キャラクターとして使用でき、スペックも高めです。

千一鬼夜行
月単で使う分には3コストになった<異議あり>。
打ちやすくなったので<異議あり>と差し替えました。

結局アイギスのSRをほとんど使用せずデッキを組んでしまいましたが、
GPの入賞デッキである中型中心の月単の中では相当数採用されているため、
大型月単でも動きを少し意識して採用すれば強く使用することができる範疇でしょう。
自分ももう少し中型を中心としたり、<クラマ>をよりうまく使える月単は使ってみたいですね。

総評
大会の結果としては月、日が多いものの、入賞したデッキは様々です。特に、日に関してはアイギス日が3人入賞とその力を見せつけました。4-2ラインにも日単は多く、mix、アイギス共に今後も使用されそうです。雪も最近は雪月<輪廻>に使用者が流れがちでしたが、VA雪単含めて上位に多いですね。
この2つが大きく勢力を増した背景に今まで人気だった花単の数が少々減ったことがありそうです。小型中心のデッキが減って、除去やコンバットトリックが有効になった結果と考えられます。もちろん花も有力なパーツは得ているし、アイギス花は前回優勝もしているので、今後どう変化するかにも期待ですね。
宙はそういったメタの被害を受けて結果は振るいませんでしたが、来月のオーガストスリーブの追加プロモは宙と日なので、そこでの強化に期待したいところです。

といった感じで今回のGPレポートとさせていただこうと思います。
自分の大会結果には大満足も大満足でしたが、GPファイナルまで大会参加を通してより腕を磨いていきたいですね。
ゆず発売までの公式イベントもシングルチーム戦をはじめ目白押しなので、結果から目が離せません。
それでは、みなさんも花粉に負けずリセをお楽しみください。ではでは。

posted 2019.03.21

ByタマーMAX


手札宣言カードの説明書
どうもタマーMAXです。新弾のアイギスが発売して、1ヶ月がたちそうになってきて環境にも慣れてきた所でしょうか。
今回はアイギスからはじめてくれた人やこれからはじめてみたいという人の為に『手札宣言』を持っているキャラクターを少し丁寧に説明してみたいと思います。

Q.手札宣言ってどんなカード?
A.キャラクターorイベントカードとしてプレイできるカード。
例として次のカードを見てみましょう。

例 R ウェンディ
①キャラクターとしてプレイする場合
190320 rise 2.jpg
190320 rise 1.jpg
ハンドから月2コストを払って登場。
これはFGO1.0の<シェイクスピア>をプレイしているのと似たような感じですね。
190318 rise2.jpg
②手札宣言をして、イベントとして使う場合
(※正確にはイベント効果ではなく手札宣言効果になります)
190320 rise 4.jpg
190320 rise 3.jpg
相手の<ハンドソニック>に対して、月4コストを払い手札宣言でプレイします。
その結果、<王子>を復活させる事ができます。

これはVA1.0の<億年の旅>(正確には少し違いますが)をプレイしているのと同じ感じになります。
190318 rise1.jpg
Q.デッキには何枚積めばいいの?
A.アイギス限定構築なら4枚(2019年3月現在)、MIX構築はその人の好みです。
ですのでMix構築にて最近あった話をもとに説明させて貰います。

例 R イングリッド
①イベント効果として採用
日単ウィニーを使ってるんだけど、花単アイギスの<ヒバリちゃん>を倒したいんだけど<砥ぎ>と<にごりざけ>を投入するにはEX1以下が多くて困ったなぁ
190320 rise 6.jpg
190320 rise 5.jpg
↑これをしたい。そいうえば手札宣言キャラに<イングリッド>があるやん。アタッカーのキャラを数枚<イングリッド>に変更してみよう。

OUT

IN
②キャラクターとして採用
デッキの中にDP0のアタッカーばっかりになって、相手の<キャリー>なんかで止められてDP1のアタッカー採用したいなぁ。
190320 rise 7.jpg
190320 rise 8.jpg
能力は最悪なくてもいいから中央におけるSP1持ちだと嬉しいなぁ。そういえば<イングリッド>があるやん。もしかしたら手札宣言の効果が使えるときもあるかもしれないし入れてみるか。
190320 rise 9.jpg190320 rise 10.jpg
190320 rise 7.jpg
190321 rise 15.jpg
といった感じで、イベントとしての効果を重視して、キャラクターのスペックを重視して、さらにいえば両方を加味してデッキに採用する可能性があると思います。デッキの主力カード達を支えるカード達だと思います。

Q.手札宣言で強力って言われてるトワってどうやって使うの?
A.アシュリーや王子を使いながら、一方的にダウンを目指していきましょう。
SR トワ 使用例
190321 rise 13.jpg
190321 rise 11.jpg
下のようにSPを足してさらに相手にプレッシャーをかけ相手キャラを一方的に倒せるように上手く誘導したいですね。
190321 rise 14.jpg
190321 rise 12.jpg
召還能力を持った、<エスタ>、<クーコ>、<レミィ>なども同じように一方的なダウンを狙いつつ相手にプレッシャーを与えていきましょう。
逆に考えると相手は、月属性が入っているデッキだとするとこういったカードを警戒していかないといけないのでSPを足したり対策をしていかないといけない場面も多くなると思います。
最後に
今回は、手札宣言について3項目に分けて説明させて頂きました。
ルールに凄く詳しいわけではありませんが、相談に乗る事もできるのでツイッターなどでコメント頂ければ可能な限り返信させてもらいます。
それでは~ノシ

posted 2019.03.19

Byカツラギエース


スプリングキャンペーン ロゴ1.jpg
【大会レポート】アイギス1.0環境 リセGP名古屋【カツラギエース】
皆さんこんにちは!カツラギエースです。
2019年最初のリセGPエリア決勝となる名古屋GP、参加してきました。
2017、2018と連続でGPファイナルに参加する事ができてとても楽しかったので、やはり3年目も出たいなぁと思うのがリセラーというもの。

アイギス発売2日後に遠征した東京フェスタはMIX花単を使って5-2と1敗ラインに後少し足りない感じでした。ここから環境を見据えてじっくりデッキ選択と調整をしていました。

この東京フェスタではMIX花単は5-2の人が他にも5人おり、安定した結果は出しているのですが、現環境では今一歩パワーが足りない...というのが僕の中での正直な感想でした。
さらにこのフェスタでは<輪廻転生>が使用者6人中3人も入賞しており、手札宣言カードで日単ウィニー対策、<千一鬼夜行>や<ウェンディ>でイベントカウンターや除去対策をして<輪廻>に対抗できそうな月単が台頭するだろう...という読みから、DP0のアタッカーを並べないといけない花単(月単の<エスタ>と<SR葛飾北斎>が非常に辛い)は今後さらに分が悪いだろう。と考えたので、別のデッキを模索する方向で考えていました。

それではデッキレシピをご覧ください。

デッキレシピ
Mix花単 デッキ
EX1
7


はい、MIX花単を使ってますね...。エイプリルフールにはちょっと早いので、まずデッキを選んだ経緯を書きたいと思います。
最初、名古屋GPの使用候補にしていたのは岡山フェスタでらじおさんが使用していたような大型月単、<SRアシュリー>や<SR北斎>で堅実に攻撃する中型の月単、<ミヤビ>や<クリッサ>の追加で大幅に強化された日単ウィニー、そして東京フェスタで優勝したアイギス花単のどれかを候補にしていました。

月単
月単は盤面にキャラを多く並べる必要が無く、たくさんの欲しいキャラを引かなくても良いため安定した戦いができるのがグッドでした。
しかし、アイギス花単の増加によって、たくさんの除去ができる雪単やVA雪単もやや増加しそうな事。そして日単ウィニーの<砥ぎ>や、アイギス日単の<竜姫の復活>などのコンバットトリックにより、態勢を崩されると建て直しにくそうな事などで×となりました。

日単ウィニー
日単ウィニーは<ミヤビ>による盤面入れ替えと、AP上昇で移動日単+FGO3.0までの日単ウィニーのような動きができるようになりました。しかし、<ミヤビ>を引けない時や<SR鈴木佳奈>が落ちない時に辛く、また詰めの打点が移動日単ほど伸びません。
そうなると終盤の火力は「アグレッシブ」や<キノコリオン>頼みになるのですが、日単ウィニーの場合はウィニー展開を目指すため序盤からどんどん盤面にキャラを並べます。同じく<タケノコリオン>を擁する月単の場合は、<酒呑童子>や<千里朱音>といったカードで手札を抱えたまま終盤まで持ち越せますが、日単の場合は序盤に来た<キノコリオン>がEX1として邪魔をして展開を遅らせてしまうのです。
さらに<キノコ>と<タケノコ>の2種類が環境に居る(きのこたけのこ戦争と私は呼んでいます)事で、<P朝霧麻衣>、<此花ルチア>、<水瀬秋子>といったイベントメタカードの採用率も上がると予想し、候補から外しました。

アイギス花単
アイギス花単はマッチアップによっては、相手の動きを完全に封殺して勝利する事ができます。しかしその分弱点も多いのです。
まず限定構築の宿命なのですが、同じ番号のカードを大量に積むため、同番号を引き過ぎてしまいキャラが出せないという事態をある程度覚悟しなければなりません。
また、アイギス花単はAFに置けるキャラの種類も少なく、ほぼ全てのAFキャラは3ハンドキャラです。これにより盤面の完成がもたつき、ウィニー系のデッキに殴りきられるリスクがある、月単と同じくコンバットトリックでAFキャラをダウンさせられた際に建て直しが難しい。そして<フレデリカ>や<ヒバリ>や<トトノ>を引けないと辛い場合が多く、6戦戦い抜くのは厳しいと感じました。
前回のフェスタ優勝デッキという事もあって、ばっちり他の人に対策されてそうというのもマイナスポイントでした。

これらを考慮すると、候補のデッキは結局どれも安定択ではない...と考えまして、他の方々の評価も低めで、マークが手薄なMIX花単に再び賭ける事にしたというわけです。

アイギスのカードの使用感/採用枚数について
LO-1473 政務官 アンナ 3枚
SRユースティア>と違いハンドを使わずにDPパンプが可能、また<Pニトクリス>と違い自身が寝る必要が無いのが強力です。
バトル中に使えないので、パンプできる列は1列だけですが...。
手札宣言から<エスタ>を出してくる月単相手には積極的に置きたいキャラです。また、日単ウィニーやアイギス日単相手にもある程度有効です。
日単ウィニーの場合は後列を<ミヤビ>、アイギス日単の場合は<ミヤビ>or<鬼刃姫>込みのAP止めで固めてくるため、<アンナ>能力込みで1点破棄させて<古河渚>や<R小山柚子>などで回復かバーンして打点差をつける動きがオススメです。
逆に言うとDPの上がる数値は1なので、現環境の花のAFキャラのDP値では<アンナ>だけで攻撃を永久に通し続けるのは難しいです。日単ウィニーのAPは4~5といったところなので、さきほどのような1点破棄+相討ちが取れれば御の字くらいに思っておきましょう。

LO-1474 聖女 イリス 3枚
書いてある事全てが強力です。今までの花単はAFが攻撃した場合、前のキャラのSPが後ろのDFに効かなくなり、<SRみほ>無しで守りを固めるのが難しい相手も居ました。
しかし<イリス>のおかげで、相手によってDFの配置を柔軟に選択できるようになりました。しかもコストはなんと花1コスト。
今までの花単は<SR桃>や<ハロエリ>が手札にダブついた時にEX1を使う方法が少なかったのですが、ナチュラルに強い盤面を作りながらEX1をコストにする事ができるようになりました。

また環境に多くいる日の<SRフランケンシュタイン>の能力などを喋り損にさせる事もできます。
アイギス花単の<ヒバリ>が1点破棄だけでバトルを中断してくるため、<イリス>や<P小毬>などの"ハンドを使わずにサポーターに近い動きのできるカード"が今環境では特に重要でした。

LO-1516 伏龍の軍師 アイシャ 2枚
キャラとしても場に出す事ができますが、主な仕事はやはり手札宣言によるダメージカットでしょう。
今環境だと<ジェフティ>や、<SR秋山優花里>の「エンゲージアグレッシブ」、<ソーマちゃん>による「オーダーチェンジ」に対して宣言する事が多いです。
役割は基本的に<指相撲>と似ているのですが、<指相撲>との違いは中盤辺りにも宣言する機会がある事でしょうか。

移動や「アグレッシブ」から攻撃してくる相手に対して、<SR紬ヴェンダース>が起き上がって防御したりすると一方落ちor相討ちするなんてパターンも結構あります。(<>の能力でバトル中断もできてしまう)
アイシャ>で破棄したデッキ1点が、<>の「ペナルティ」で帳消しになっているのもズルいです。

採用枚数は<指相撲>と常に迷い続けていたのですが、<輪廻>相手に<指相撲>のほうが強力で日にも刺さる事から今回は2枚採用としました。

アイギス以外のカードでピックアップ
LO-0986 朝霧 麻衣 3枚
キノコリオン>と<タケノコリオン>が環境の中心に居るので、<>のサーチ以外でも出す機会がかなり頻繁にあるため増量しました。
このカードはテキストだけ見ると単純にイベントを除外するだけに見えますが、真の強さは除外した事で相手の手札に使い道が無いEX1のカードが残る事にあります。
リセのルールにおいては、切れないEX1が手札に残る=手札を擬似的にハンデスしているという風に捉える事もできるのです。

イベント除外が不要な環境では<名雪>に立場を奪われがちでしたが、日単ウィニーのAPの数値は<名雪>でケアできる範囲を超えているため、こちらを増量した方が優位に戦えました。

LO-1165 古河 渚 3枚
基本的にリセにおいては、何も考えずに相討ちを繰り返しているとこちらの打点も止まっているし、テンポも取られているし...といった感じで良い事がありません。
しかし<>が居てくれれば、相討ちが打点(相手へのダメージではなくこちらの回復ではあるんですが)になってくれます。

FGO3.0環境では<SRマシュ>より評価が下でしたが、アイギス環境でAP止め環境になったため、評価が再度上昇しました。
また<R小山柚子>のようなバーンの場合、<ハロエリ>や<ドリー>にメタられ、"回復"の場合は宙の<Rスカサハ>に引っかかってしまいますが、<>のテキストは「デッキの下に置く」なので"回復"という扱いになりません。
スペックも頼もしく、大会前の調整や本戦でも大活躍でした。

LO-1299 神北 小毬 2枚
イリス>の解説でも書いたように、アイギス花単の盤面を崩すために投入しました。
ただし「サポーター」を持っているわけではないので、置いても強くないマッチアップももちろんあります。

今回はアイギス花単とマッチングしなかったので、あまり活躍しなかったのが残念ですね。

試合の振り返り
さて、結果ですが...
  • 一戦目:雪単
  • 二戦目:月単
  • 三戦目:月単×
  • 四戦目:日単ウィニー
  • 五戦目:死んだ世界戦線(AB単)
  • 六戦目:輪廻転生
5-1で入賞、今年もGPファイナルへの参加権を手に入れる事ができました!
メタ外のデッキだった事もあり、他の方にもあまり対策されてない事が多く、意表を突けたのも大きかったと思います。

主に対策したデッキは私自身が使用候補として挙げていた月単、日単ウィニー、アイギス花単です。
アイギス花単を意識して<ハロエリ>の増量や、<P小毬>を増量しましたが、アイギス花単と結果的にマッチしなかった(MIX花単の使用者が自分の想定より多かった事と、勝ち進む前に他のデッキに負けてしまっていたため)のでやや出番が少なかったのは残念です。

五戦目でAB単とやや苦手なデッキ且つ、メタ外であったデッキと対戦する事になりましたが、この<ハロエリ>がAB単の<ゆりっぺ>に対してやはり強く、<ハロエリ>を相手が優先して除去しないといけない→<ブレエリ>と<玉藻の前>が攻撃し続けられる状況を作れたのが勝利に繋がりましたね。

最後に
GPは参加プレイヤーの皆さんのレベルが高く、そう簡単にはGPファイナルの権利は取れないと思っていたので、今年1度目のGPで入賞する事ができて嬉しいです。
あとは...夢を大きく持つなら、GPファイナルの優勝を目標に据えたいですが。去年みたいな感じで、フェスタとかGPでどこかで1度くらい優勝できると良いですね。

アイギス環境の今後は札幌フェスタ、シングルオープン(チーム戦)、大阪フェスタが控えています。
4月にはシングルフリーバトルのお年玉景品プロモの追加も有り、同じアイギス環境でも若干の環境の変化はあると予想しています。

ここまで読んでくださりありがとうございました。そして第1回の東京フェスタから2年ぶりに優勝されたらじおさん、本当におめでとうございます。最近優勝決定戦負けが続いていたので、とても嬉しそうでなによりでした。

それでは失礼致します。またお会いしましょう!
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