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新規制限適用されるカードについて
posted 2025.04.18
Byくらげ

新規制限適用されるカードについて
ご挨拶
こんにちは。くらげと申します。
今回はタイトルにあるとおり、2025年4月21日(月)より適用される制限カードについて取り上げたいと思います。
ホロカでは前回は2024年12月20日(金)に適用されて以来の改訂になりますね。
自分が予想していた内容と、実際の内容を踏まえて色々と思うことを書いていこうかと思います。
それではよろしくお願いいたします。
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くらげの予想
まず、わたしの予想としてWGPやブルームカップにおいて、多くのシェアを占め、活躍をしていた「天音かなた」と「パヴォリア・レイネ」を主軸としたデッキのカードに何か規制が入るのではないかと考えていました。「天音かなた」について
「天音かなた」に関しては前回の改訂においても、「<お出かけ天使>」の天音かなたが制限カードに指定されましたが、それでも推しホロメンの「<天音かなた>」と漆黒の翼でのライフ2枚取り以上を可能にする「<2nd天音かなた>」が非常に強力で、ライフ5の相手に対する1-2-2の取り方を容易にしていました。とはいえ、推しホロメンはもともと1枚であることから可能性があるとすれば、エラッタか禁止になるのどちらかだとは思いますが、推しホロメンの調整はするとしても4弾以降ではないかなと考えていました。
エラッタ案について語られている中にはライフを4にする案やホロパワーの要求値を増やす、などを見かけました。
2ndかなたにしても、現在「天音かなた」には1stBuZZのカードはなく、2nd1種類のため、単体でデッキを組むことが難しくなることに対して踏み込んでくるのかどうか懐疑的でした。
そこで、わたしが考えていた規制カードはこちらです。
まず1枚目が「<うぱお>」になります。
アーツの威力を上げながら「天音かなた」についていたら追加能力としてダメージを受けた際に相手のセンターホロメンに特殊ダメージを与える効果を持っています。
序盤中盤終盤と隙がないカードで、これがあることで後攻1ターン目から50ダメージが出せること、「<石の斧>」+「お出かけ天使」で100ダメージ飛んでしまうゲームが1弾環境でもよく見かけられましたね。
そして特殊ダメージを与える効果も持っているため、うぱお付きを倒しても手負いになり、返しで倒されてしまう、2点を取られてしまうなどを実現していたカードです。
幸い、「うぱお」を確定サーチするカードはなく、ブルームエフェクト「<アイドルかなたそを>」でのサイコロ運によりますが、それでも引いて付けることができれば強いカードでした(ミラーだと特にエール貼り含めてつけ方が難しかったりしますが単純にスペックが高いです)
こちらを規制することにより、アーツ+10 特殊ダメージを生み出す回数が減り、ライフを取る進行速度が抑制できるのではと思いました。
2枚目はブルームエフェクト「エンジェルステージ」を持つ「<1st天音かなた>」になります。
Bloom後のHPはDebutから10しか上がっていませんが、このブルームエフェクトが強力でセンターホロメンに特殊ダメージ30を与えます。
1ターンで複数回飛ばされた・飛ばしたことがある皆さんも多いのではないでしょうか。
こちらも上記に触れたものと同様ライフを取る進行速度を抑制するためにかけるのではないかと思いました。
2エール始動のため基本的にはバックステージでの運用をわたしはしておりましたが、特殊ダメージ30+SP推しスキル+100+石の斧20+アーツ50で200ダメージまで飛ばせるので2ndホロメンをコラボせず単騎で倒せることもできるのが強いですね、特殊ダメージ30が本当にすごい。
「天音かなた」に対する規制は上記の2枚予想です。
「パヴォリア・レイネ」について
「パヴォリア・レイネ」を主軸としたデッキに関しては推しホロメンに「<クレイジー・オリー>」を採用し、「アイラニ・イオフィフティーン」と組み合わせたエールを多色にしたデッキ、「レイネイオフィ」が競技シーンでよくみかけられました。(イオレイネ、6Cレイネなど呼び方は色々ありますが、わたしはレイネイオフィが声に出して読みたい日本語のためその表記をしております)
<2ndレイネ>の「孔雀の舞」が非常に強力で、要求エールが緑無無無です。
何故緑エールの指定が1枚だけなんだ...と今でも思ったりします。
自分のステージのエール1色につきアーツの威力がアップします。
現在ホロカにおいてエールは6色でていることから、6色ステージにあれば220点を出すことができます。
大抵の2ndホロメンを1度で倒せるパワーを持っており、無理にコラボをしなくても単騎で攻めていくことで2面取りされてライフレースで後手をとる確率を減少できます。
また、推しホロメンが「クレイジー・オリー」の場合、推しスキルによりアーカイブからBloomできますので、一度落とされても再始動がしやすいことなどから耐久と火力を兼ね備えたデッキとして使用されていました。
その、耐久を支えるカードへの規制として考えていたのは「<Tatang>」になります。
ちなみに読み方は「タタン」です。
アーツ+10とレイネに付いていたらHP+30を付与するカードです。
マスコットの中でもかなり破格のスペックをしていると思います。
このカードによりDebutレイネに付けてもHP130
<1stレイネ>のブルームエフェクト「What AreYou Waiting For?」による確定サーチができることから先攻2ターン目にTatang込み70かつHP160をもらってしまう方も多かったのではないでしょうか。(思い返せばレイネイオフィ相手に先攻取れたシーンが少ない気がしてきました)
HP+30が本当に厄介で<1stバニラレイネ>に付いたらHP190となり、2ndホロメンのHPに匹敵するラインになります。
その間にイオフィや2ndレイネの準備をされ、倒され続けるといった場面をよく見ました。
今回、規制をかけることで、HP220は1度に届くことは難しいけど、HP190ならという場面は多いため、対2ndレイネに対して取りやすい戦い方ができるようになるのではないかと思いました。
例として<2ndマリン>の50ダメージ+アーツの80+20+20+20の190
<ロボ子さん>の特攻込み70+70+50の190など
「その他のカードや制限解除」について
「<星街すいせい>」「<小鳥遊キアラ>」などはエリートスパークでのカード追加により競技シーンにおいても多く見るデッキになりました。特にこの追加されたカードが両者ともかなり強力で4枚必須となっているカードです。しかしながら、発売間もないため、関連カードを含め今回の規制対象には入らないと思っていました。
また、制限解除に関しては「<七詩ムメイ>」が解除になるのではと思いました。1弾環境における「七詩ムメイ」は#Promiseを主軸としたデッキの基幹を担っているカードであり、こちらにより必要なホロメンをサーチすることと、ターン制限がないことからムメイからムメイ、その他カードサーチなど1stBloomを安定化させていました。
しかしながら、カードプールの増加と同型の効果を持つカードが見られつつあるので(ターン1制限などがかかっていますが)一度制限を解除して動きを見てみるのではと考えました。
残念ながら「<IRyS>」については、アーツの威力アップが強力なため、ムメイ共々解除してしまうのは難しいのではと思い、解除はムメイのみ予想としました。
従って、まとめると
制限 「<うぱお>」 「<天使のお仕事天音かなた>」 「<Tatang>」
解除 「<七詩ムメイ>」
制限追加3枚、解除1枚の計3枚です。
実際の発表
「<Tatang>」と「<七詩ムメイ>」については予想通りではありましたが、「<2ndかなた>」を規制するとは少し意外でした。
もちろん強力なカードではあるのですが、「天音かなた」単体でデッキを組むことが難しくなるのではないか、2ndにまで規制はまだかけないのではないかという少し甘い考えがあったかもしれません。
今回は運営側も苦渋の決断で規制を決めたことが伺えます。
理由について言及されておりますので、上記の発表をまだ読んでいない方は是非目を通してみてください。今後の商品展開で再び「天音かなた」を主軸としたデッキが組めるように計画されるようです。
また、天音かなたさんもこのことについて言及されています。
正直、わたしが以前嗜んでいたカードゲームにおいての規制は特に説明やコメントがないものだったので、運営側からの説明があるということだけでも自分の中で落とし込みやすいのかなと思ったりもします。
最初に作ったデッキがかなたで初のショップ大会、ブルームカップもかなた
各環境スタートでのショップ大会最初の優勝もかなた、エクストリーマーカップ予選もかなたと様々なシーンで活躍してもらいました。
「Tatang」と「七詩ムメイ」に関しては予想が当たったので、さようならTatang、ムメイおかえりと言った感情です。
レイネイオフィはわたしは全然使用しなかったので、HP190で戦いやすくなるという感情の部分が大きいです。使用者の皆さんはTatangの代わりをどのようなカードで補っていくのでしょうか。ドロー系なのか火力補助系なのか。
レイネのカードパワー自体は健在なのでシェアを大きく落とすわけではないと今わたしは考えていますが、今後に注目です。
かなたのリペアを考えてみよう
リペア(repair)は修繕・手直しなどを意味する言葉です。今回<2ndかなた>が制限カードとなることにより枠が空きます。
その組み方を含め、代替カードなどを考えてみようというものです。
上述のとおり、レイネイオフィについては使用者側では殆どなかったので、使っていたかなたでのリペアを考えてみます。
「スゴイパソコン・レトロパソコン」
一番考えられる候補かなと思います。
既に採用しているデッキもありますよね。
<スゴイパソコン>により、2ndかなたを手札に加えておくことでホロパワー落ちをケアしながら戦っていこうというプランです。
とはいえ、かなたにおいてエールで余剰が出ることがさほどないと思いますのでコラボエフェクトを持った<レイネ>などを組み合わせて使用していきたいですね。
<レトロパソコン>についてはホロパワー落ちしてしまい、推しスキルを使ったあとのケアや一度立てた2ndかなたがダウンした際の復活札として使用できます。
「バースデー白上フブキ」
最速SP推しスキルで2ndかなたを手札に加えることができます。
また、推しスキルもアーツの威力を上げることができるため、使い勝手はよいのではないでしょうか。
推しホロメンの「<天音かなた>」との比較についてはこれから練習をしてみないとわかりませんが、個人的にかなり注目しているカードです。
問題は入手難易度でしょうか。
(未開封を持っていますが封を切るのを躊躇しています)
「Spot天音かなた」「ホロキャップ」+「うぱお」
Spotホロメンの中では驚異のHPを有している<かなた>と<ホロキャップ>、<うぱお>を組み合わせて耐久しながらバックでかなたを育てていこうというプランです。
残念ながらSpotホロメンはライブスタート時にセンターに置けないのでどうしてもセンターに置くのであればバトンタッチが必要になってきますが、特殊ダメージを受けないHP180でうぱおの反射ダメージでちくちくしながらこちらはコラボ側で攻めようという発想です。
Spotかなたを使用しなくても<Debutかなた>につけてHP120にしながらうぱお込みでセンターに向けて50点を出していくのも面白いのではないかなと思ったりしています。
<石の斧>をつけることができなくなってしまうので、わたしの今の理想は
Spotかなた+ホロキャップ+うぱお(センター)
Spot以外のかなた+石の斧+うぱお
単純なリペアではなくこちらは大改造といった形だとは思いますが、ちょっとデッキを組んでみたいかなと思います。
他のホロメンを入れていくとなると「かなクロ」や「かなマリ」でしょうか。
「かなクロ」は見かける構築になりますが、「かなマリ」にして<2ndマリン>で<2ndかなた>を回収できれば面白いのではないかと思います。場合によっては「<天使のお仕事>」かなたを回収してマリンと併せて80ダメージを飛ばすプランでもいいと思います。
アーツを使うにしてもマリンの要求エールが赤無無と赤エール1枚でいいのが強いですよね。
簡単ではありますが今のリペアとして考えている案です。
バースデーフブキかSpotかなた+ホロキャップを形にしてみたいですね。
終わりに
いかがだったでしょうか。今回は制限カードについて色々と触れてみました。
4月に行われているブルームカップではみこちやころねだったりエリートスパークで登場したデッキが入賞したりしているので以前より使用デッキはばらけているのかなと思います。
この規制により、かなたとレイネのシェアがどうなっていくかわかりませんが、どんなデッキでも可能性があるため精一杯そのデッキを勝たせてあげられるように頑張っていきたいですね(わたしは今懸命にわためを研究しています)
制限改訂後の大会結果が非常に楽しみです。
5月のトリオのときどうなるかなぁとも思っています(トリオに出場予定なので会場でお会いしたときはよろしくお願いします!)
まだまだ年度当初で慌ただしい日々を送っていますが、ホロカに触れることが日々のモチベーションに繋がっているので今後も定期的に皆さんに見ていただけるように執筆したいと思います(何か書いてほしいものなどありましたらお気軽にXなんかにコメントくださいね)
最後までお読みいただきありがとうございました!
それではまた次回、お会いしましょう!
おつのまき~