遊々亭攻略ブログ
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【イベントレポート】WGP2025 in 千葉 デッキ紹介「そらフブさん」@推しホロメンときのそら+参加レポート
posted 2025.01.31
Byくらげ

WGP2025 in 千葉 デッキ紹介「そらフブさん」@推しホロメンときのそら+参加レポート
くらげと申します。
1月18日に行われたWGP2025 in 千葉およびブルームカップDX in WGP2025 千葉に参加された皆さん、お疲れ様でした!
ありがたいことに、こちらでレポートを書かせていただけることになりました。
WGPと会場内で奇跡の繰り上げ当選を果たしたブルームカップについて取り上げたいと思います。
WGPとブルームカップの2つにわけてレポートいたします。
今回はWGP編になります。デッキも違うものを使用しています。
それでは前置きが長くなりましたが、本日もよろしくお願いいたします。
通常のコラムと比べ、所々文体など違う場合がありますが、ご了承ください。
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推しホロメン選抜を考える
デッキ選択について考えるとともに、今回は大会のルールの中に「推しホロメン選抜」があります。推しホロメン選抜についてはこちらのツイートを参照ください。
【 #ホロカ WGP2025情報】
— hololive OFFICIAL CARD GAME【公式】 (@hololive_OCG) January 17, 2025
ワールドグランプリ2025前期大会の物販情報および、推しホロメン選抜の実施例を更新しました。
詳細はこちらhttps://t.co/sUH6gtzCFV
※実際に行われるWGP2025大会本戦では、推しホロメン選抜により決勝ラウンドへ16名選出されます。#ホロ活 pic.twitter.com/VoDHyxUA9B
【非常に高い】
クレイジー・オリー...「レイネイオフィ」「ポルカキアラ」
天音かなた...「かなた単」「フブミオ」「ノエぺこ」
【高い】
宝鐘マリン・・・「ぺこマリ」「マリン単」
紫咲シオン・・・「シオン単」「塩シャチ」
小鳥遊キアラ・・・「ポルカ単」「ポルカキアラ」
【一定数ある】
星街すいせい・・・「星ムーナ」「すいござ」
沙花叉クロヱ・・・「沙花叉単」
白上フブキ・・・「フブキ単」
上記を考えながら、デッキと推しホロメンを選択します。
まず、デッキタイプから私の中で選択肢から外れたのは「レイネイオフィ」「沙花叉」を主軸としたデッキです。
「レイネイオフィ」は現在の環境で非常に強力なデッキだとは思いますが、私の中では手になじまないところがあり、1弾環境でも七詩ムメイ、IRySを主軸とした「Promise」のデッキを使用しなかった性格上もあるからか「レイネイオフィ」は使わないことにしました。
また、後手ミラーとなったときに先に出た相手の2ndレイネをうまく処理できる自信がなかったことも一因です。
「沙花叉」については回し方に自信がないこと、連戦の中で最適解を探し続けることができないと判断したためです。
「天音かなた」についてはホロライブのメンバーとして特にわためとかなたが好きですし、1弾環境から使用し続けている推しホロメン・デッキタイプです。
ただ、今回はずっと使い続けているからこそ、あえて違うデッキを使ってみようと思い、「かなた単」は選択肢から外れました。
使用し続けたかなたを使用しなくなるとするならば、どのデッキにしようと悩み、「マリン」や「すいせい」もずっと試していました。
そんな中、1弾環境でのブルームカップでは「かなそら」を使用し、「ときのそら」についてもとても気に入っていること、赤特攻を持つことから「マリン」に対して強く出られる可能性があること、そして紫特攻を持つ同じ白である「白上フブキ」に着目しました。
使用率が高いと私の中で考えていた「宝鐘マリン」「紫咲シオン」の両デッキを意識できるデッキタイプとして、今回「ときのそら」と「白上フブキ」を合わせた「そらフブさん」としてデッキを組むことにしました。
そして、推しホロメンについても火力の補助とするならば「天音かなた」、マスコットを呼び込みながらSP推しスキルで2枚取りできる可能性ができる「白上フブキ」も考えられましたが、今回推しホロメンとして「ときのそら」を選択しました。
「ときのそら」を選んだ理由の中にポジティブな理由とネガティブな理由が混在しています。
ネガティブな理由としてはデッキとしてもそうなのですが、私は6戦勝ち切る自信が正直言ってありませんでした。 推しホロメン選抜を考えたときに、「クレイジー・オリー」のレイネイオフィや「天音かなた」のかなた単であれば基本的に全勝が決勝ラウンドへは必要かなと思いました。
もし何かDebutが引けないなどの事故が1試合発生したとしても1敗ラインであれば拾われる可能性もあるだろうと考えたためです。こちらが少しネガティブな理由です。
ただし、もちろん「ときのそら」を選んだ理由はポジティブな部分が多いです。それは推しスキル・SP推しスキルともに非常に優秀な点です。
1.[ホロパワー:-1]
リプレイスメント
[ターンに1回]自分のステージのエール1枚を、自分のホロメンに付け替える。
2.[ホロパワー:-2]
じゃあ敵だね?
[ゲームに1回]相手のセンターホロメンとバックホロメン1人を交代させる。その後、このターンの間、自分の白センターホロメンのアーツ+50。
1.について、基本的にセンターホロメンとコラボホロメンのダメージを合わせて落としていくため、次ターンでお休み中になったコラボホロメンについていたエールを別のホロメンにつけかえて、コラボしてサイクルできます。
また、カードを引きに行ってから手札に応じてプラン変更もできるため、非常に強力です。
2.について、「じゃあ敵だね?」が強いことは言うまでもありませんが、このデッキはマスコットに10枚程度割くことから入れるスペースがないのが現状です。
しかしながら、SP推しスキルが「<じゃあ敵だね>」の役割を果たすことから実質51枚目のカードとして機能します。併せて、アーツ+50がとても大きく、例えば先攻2ターン目で後ろのDebutイオフィを引っ張り出して加速手段を数ターン遅らせるなどできますし、終盤の詰めにも使うことができます。
特に、1弾環境よりDebutホロメンのHPが高く、バックホロメンで2ndBloomまで整えるターンがデッキタイプによって多いため+50のおかげで取ることができるという点が非常に大きいです。
注意する点があるとすれば、アーツ+50はセンターホロメン限定であること、こちらの2ndホロメンを相手の2ndホロメンで落とされた場合などの返しでは結局後ろを倒して別のホロメンをダウンさせてもまた2ndホロメンにダウンさせられてしまう可能性もあるため、劣勢時になると殆ど機能しなくなてしまいます。
詰めで使うことにとても大きなバリューがあるのは事実ですが、序盤、中盤でテンポをとりにいったほうがいい場面も多々あるかと思います。自身と相手の場を見ながらプレイしていきましょう。
序盤、中盤、終盤隙が無い動き方を徹底したいです。
このSP推しスキルを使うタイミングは相手のデッキタイプなどによって大きく異なる部分です。そらちゃんを使う場合、しっかり練習していきたいです。
デッキ紹介と採用カード解説
デッキ紹介です。そらフブさん
ブシナビのデッキコードは「5NG7N」になります。
デッキ紹介では一番手に入りやすいレアリティで紹介しておりますが、当日実際に使用したデッキはこちらになります。各カードのレアリティ統一を意識して組みました。
ときのそら関係
今回、<Debutのエクストラホロメンのときのそら>を3枚<1stのときのそら>を4枚
<2ndのときのそら>を2枚
そして、マスコットの<あん肝>を2枚
ときのそら関係として計11枚採用しています。
当初はDebutが5枚 1stが4枚 2ndが3枚 そしてあん肝を3枚と、ときのそらについてはDebut→1s→2ndが階段になるような採用をしていましたが、単デッキではない弱点として欲しいBloomラインが引けないことが多々ありました。
また、当初は「ときのそら」も積極的にコラボさせながら動かしていくプランを考えていましたが、役割としてドロー加速にもう少し重きをおく意識をもつために、よりサポート寄りの採用を意識して枚数を減らしました。
Debut3枚→1st4枚はよくエール加速を行うホロメンとして採用されるラインだと思います。(例として「ぺこマリ」の<hBP01-041兎田ぺこら>、「塩シャチ」「かなけん」などの<hBP02-038 沙花叉クロヱ>)
そして、この場合は2ndまでは採用しないことが多いです。
今回、2ndを採用していることからこの3-4-2ラインが機能するか、直前まで非常に悩みました。
赤特攻という部分を活かすためにも、できる限り2ndまでBloomしていきたい、「あん肝」のおかげで要求3エールが2エール+「あん肝」となることから、センターホロメンとして前に置いておくと「紫咲シオン」のデッキに対しても微力ながらも被ダメージを軽減でき、アーツ「止まらねえぞ」によるサイコロ次第ではどんなにHPが残っているホロメンであっても無限の勝ち筋も狙えることからせめてDebutは4枚にしておこうかなど葛藤していました。
しかしながら、「ときのそら」を盤面に置く場合、私の構想の中では基本的には1枚であること、1stBloomを最低1枚は重ねること(1stが2枚すでに手札にあり、Debut2枚目を探しにいって次ターンにダブルBloomを狙う場合は別)から少し通常とは変わった形になるかもしれませんが、3→4→2で採用することを決断しました。
白上フブキ関係
マスコットは後述の【マスコット】にて述べたいと思います。<Debutのエクストラホロメンの白上フブキ>を10枚
<1stフブキ(白上から目をそらしちゃ)>を4枚
<1stフブキ(ちょっと動かしますね)>を3枚
<2ndフブキ>を4枚採用しています。
ときのそらのラインを5-4-3としていた時はDebutのフブキは9枚 1stは3枚ずつの6枚 2ndは3枚と運用していました。
ただし、「ときのそら」の枚数が減ったため、必然的に「白上フブキ」を増やすこととなりました。
やはり、打点の面ではメインアタッカーの役割は「白上フブキ」になること、マスコットの追加効果の関係上、枚数が多いほうが強く動く選択肢が増えます。
「ちょっと動かしますね」のフブキは2エール要求ながらも、マスコットがついていれば70ダメージ出すことができます。
「白上から目をそらしちゃ」のフブキもマスコットサーチ、1エールで40ダメージを出すことができるため、非常に扱いやすいカードです。
マスコット関係
<あん肝>2枚<おるやんけ>3枚
<ネジマキツネ>3枚
<フブチュン>1枚
計9枚採用しています。
当初は「あん肝」3枚 「おるやんけ」3枚 「ネジマキツネ」3枚 だったり、「ネジマキツネ」の3枚が「ネジマキツネ」2枚 「フブラ」1枚などになっていました。
「フブラ」はアーカイブするエールはステージ上であれば自身でなくてもいいのですが、50アップはフブラがついてるフブキでないといけないため、<2ndフブキ>とはあまり噛み合わないかと思います(基本的にマスコットの中では「おるやんけ」と「ネジマキツネ」が非常に強力だと思っていて2ndフブキの着地ではこの2枚がついていることが多い)
どちらかというとSP推しスキルと合わせて計100ダメージ追加を狙い、Debutホロメンでも1stホロメンを落とせる奇襲の役割かなと思いました。
1度フブラが有効だった場面はあったのですが、逆に言い換えると1回しかなかったため抜くことにしました。
「おるやんけ」のドローは言わずもがなです。どの場面でもコラボしながらドローは強いと思いますが、初手でできるとなお良しです。
「ネジマキツネ」については、今回は「フブミオ」ではないためエール加速手段がない中でダウン時にエールをつけることができるこのカードは非常に役に立ちます。
ダウン時にエールつけかえ、ライフ処理、次ターンのエール処理で3エール揃うため、エールがついていない状態からでも<2ndそら>と2ndフブキがアーツ使用可能になります。
採用は4枚してもよかったかなと思いました。
マスコットについては基本的に2ndフブキのアーツの想定火力を120(マスコット3枚)としています。
コラボの2ndそらを合わせれば200~
コラボも2ndフブキであれば240~と単騎で戦って叩くというより推しホロメンで説明したように、コラボと合わせてとっていくことを狙うデッキなのでマスコットでの打点上昇は高望みはしないことが大切です。
2ndフブキに2枚ずつ、そらにあん肝が1枚ついて5枚などが理想的な枚数となるのではないでしょうか。
「フブチュン」は雑に使ってしまった「おるやんけ」や序盤で落ちてしまった「ネジマキツネ」やマスコットを戻すのに#白上'sキャラクターの縛りがないため、「あん肝」も回収することができます。 特に、「あん肝」は白エールの代わりになることから「ときのそら」には極力つけておきたいものになります。
その他のカード
<みっころね24>を3枚<春先のどか>を4枚
<マネちゃん>を3枚
<ふつうのパソコン>を1枚
ドロー系を10枚+パソコン1枚としています。
春先のどかについては現時点で一番安定して使うことができるドローサポートだと思います。
マネちゃんについてもマスコットをうまくステージにつけることができれば少なくなった手札を一気に補充できます。
また、<1stフブキ>の「ちょっと動かしますね」があるため、まだついていないホロメンに対してつけかえが可能です。
ただし、<2ndフブキ>への着地が見えない状態でマスコットをつけすぎるとダウンしたホロメンとともにマスコットもアーカイブにいき、 回収が<フブチュン>頼みになるため、無理につけようとせずあえて戻して、ブルームエフェクトからサーチしてくる方法もあるかと思います。 ブルームエフェクトで対象なしとなるとこれ以上マスコットの枚数がないということがバレてしまう可能性もあります。 (公開情報で見えている枚数と非公開情報ではあるが手札の枚数である程度推察されてしまう)
1枚ないしは2枚程度は残した状態で「マネちゃん」の5枚ドローをする局面があってもいいと私は考えています。
デッキに戻すため引き直した5枚の中にまた入っている確率もないことはないですが、何枚今自分が手元に引き込みたいカードがあるのかを考えて、 「マネちゃん」を打ちにいくのか、あるいは「春先のどか」や「みっころね24」なのか頭の中で整理しておきましょう。
「みっころね24」も「ふつうのパソコン」も<1stそら>が見えている場合は基本的に「ときのそら」を持ってくることを意識しましょう。
ただし、手札に1stフブキが複数あるが、まだフブキが1枚しかステージに立っていないなどはフブキを置いて、「おるやんけ」などがあればそちらの方でドローをしていきたいです。
採用ラインは3-1にしましたが、2-2がよかったのか、Debutを減らしながら4-3や3-3、3-4などにしてもよかったのか、こちらについてはまだ私の中で悩んでいるところです。 「みっころね24」や「ふつうのパソコン」ありきでDebutを著しく減らしてしまうとマリガンの基準もかなりシビアになってくるかなと思っているため、Debut13枚体制でも少し不安を覚えているところです。
会場レポート
さて、ここまでデッキについて説明いたしましたが、いったんWGPの当日レポートを行いたいと思います。会場は幕張メッセです。
展示物がたくさんあったりとみているだけでも気分が高揚します。
位置情報チェックインも済ませ、あとは戦うのみです!
1試合目
いよいよ、待ちに待った1試合目がはじまります!始まる前の仮マッチングも無事成功したため、本マッチングが行われ席に着席します。
アナウンスでライブスタート前までの状態にお互いしてください、となり、入念なデッキシャッフルや先攻後攻を決めるじゃんけんが行われます。
一方、私はというと...なんと対戦相手が来ません。
マッチングはしているということはチェックインはしているはず...
初戦がこれはついているのか、ついていないのか??
なるほどなるほど...と思っていると試合開始に先駆けスペシャルゲストのアナウンスが...
なんと、博衣こよりさんからサプライズアナウンスがありました。
結局、5分経っても対戦相手の方が現れなかったため、私のWGP初戦はまさかの「不戦勝」という形で終わりました。
今大会は最大6試合予選ラウンドがありますが、2敗すると強制ドロップのため、とても貴重な1勝ではあるのですが、私の中で色々と複雑でした。
2試合目
今回は無事、対戦相手がお見えになりました。実質初戦です!
<推しすいせい>【すいせい沙花叉】後攻
マリガンを選択しました。
マリガン後の手札
<Debutフブ>が3枚
<1st ときのそら>が1枚
<1stフブキ(白上から目をそらしちゃ)>が1枚
<1stフブキ(ちょっと動かしますね)>が1枚
<マネちゃん>が1枚
さて...どう動かしていこうか...
お相手は<AZKi>入りでコラボエフェクトでエール加速
コラボエフェクト持ち<2ドローのすいせい>に貼り、私のターンに、トップは<2ndフブキ>
Bloomラインはそろっているのですが、マスコットや<春先のどか>を引きたかったところです。
とりあえずフブキをコラボさせながらダメージをセンターに与えてターンを返したのですが、コラボエフェクトすいせいから2ドロー、<1stすいせい>にブルームしてバックのフブキに20+ほうき星を切られて50ダメージも受けて70ダメージに。
その後1stBloomしながらもなかなかドローサポート、マスコットを引くことがうまく嚙み合わずに相手は沙花叉も展開し、<2nd沙花叉>まで着地します。さらにシューティングスターで2枚取りも的確にされ、ライフレースでも差がついていきます。
2ndフブキを着地しましたが、最終的には<2ndすいせい>の輝く彗星を止めることができずに負けてしまいました。
やりたいことができず悔しい...そして棚から牡丹餅で勝ち取った1勝ですが、もう後がなくなってしまいました。
3試合目
勝って次に繋げるか、それとも終わってしまうのか。運命の1戦です。
<推しオリー>【レイネイオフィ】後攻
正直動きとしてはそらフブさんでやりたかったことの8割はできていたと思います。
<おるやんけ><1st ときのそら>でドローを進めていきながら、<2ndフブキ>に着地する、<2ndそら>も用意でき、やりたいことを押し付けることはできたのですが、<2ndレイネ>と<2ndイオフィ>を越えることができませんでした。
レイネの白特攻がわかってはいながらもどうしようもなかったですね。
イオフィがいなければレイネについてるエールを一気に剥がして次ターンの相手の攻めは控えめになるかなと思ったのですが、ライフ処理・エールステップ・<コラボエフェクトイオフィ>・ゾンビ戦術で2ndレイネBloomエフェクトであっと言う間に盤面をもとに戻されるので、処理が間に合わなかったです。
1stイオフィまでの間にSP推しスキルを使って叩いていく決断をしきれなかったのが自分の弱さがでた部分です。
また、今回もマリガンを選択しましたが、なかなかDebutから呼び込むことができず、手札に1stホロメンが重なり続ける苦しい展開が序盤は続きました。中盤はドローやマスコットサーチ、2ndフブキ着地などやりたいことをできました。
最終的にこちらは2ndフブキと2ndそらを並べることができましたが、その時点でライフは残り1、相手のセンター2ndレイネ、コラボには2ndイオフィ、バックホロメンにも2ndレイネが構えられており、無限の勝ち筋を拾える「止まらねぇぞ」も残念ながら偶数となり、連続アーツもできず返しのターンでライフを削られて負けてしまいました。
この時点で1-2です。
私のWGP千葉は終わってしまいました。
このデッキの魅力
最善手を考えながらやりたいことの実現のために動いていく部分にとても楽しさを感じます。ブルームエフェクトやコラボエフェクトによるドロー加速、ドロー前に考えていたルートを推しスキルで変更し、別の処理ルートを選択したり、ダウンの恐れがあるホロメンのエールをバックホロメンに付け替えてエールロスを極力減らしたり、カードが躍動するというんでしょうか、使っていて考えることは多いのですが、様々な発想が生まれてきます。
このデッキの弱点
このデッキの弱点の中に、アーツの火力が全体的に乏しい形になります。DebutホロメンのHP130やアーツ効果を持たないバニラ1stホロメンを立てられるとなかなかとることができません。
WGPではマッチングしませんでしたが、事前の練習で当たった<白銀聖騎士団>をつけた<Debutの白銀ノエル>は硬すぎて落とすことに大苦戦しました。
「ときのそら」「白上フブキ」の1st、1エール40打点は非常に軽いため、コラボしながら2ターン続けてようやく160まで到達する形になりますので、テンポロスが生まれかねません。
1stBloom後のターンは2ndホロメンに着地できるような手札にしておきたいです。
素早く手札に呼び込むためのドロー加速要素を含めていますが、引き込めないこともあります。手札がたくさんあっても勝てるとは限らないところがホロカの面白いところでもあり、難しいところでもあるかなと思っています。
相手のデッキも速いデッキではなく、ある程度時間を貯めてから攻めてくるデッキにはこちらもコントロール系のデッキなので比較的戦えるかと思います(例として挙げるとするならば、「マリン」「すいござ」、「シオン」あたりでしょうか)
エール加速や一度に火力が高いものを押し付けられるとどうしても後手後手になってきます。特に後攻をとってしまうと顕著に表れてきます。(例として「星ムーナ」、「レイネイオフィ」「かなた単」)
環境で多く見かけるデッキ2つに対して不利をとるデッキを選択したことに後悔はしていませんが、明確な勝てるルートを自分の中で組み立てることができず、結果的に上手にデッキを使うことができなかった部分はとても後悔しています。
もう少し、自分の中で構築や処理ルートを考えておくべきだったかなと思います。
マリガンの目安
<Debutフブキ>が3枚、マスコット(<おるやんけ>か<ネジマキツネ>)、1stフブ、ドローサポートあるいはDebutフブキ2枚、<そら>1枚、<1stそら>、ドローサポート
基本的にDebutは3枚で動かしていきたいところではありますが、Debut2枚でもセンターフブキにマスコットをつけてHP120を作れるようであれば後攻1ターン目に落とされることは基本的には120は考えにくいので、スタートしてもいいかもしれません。
WGP後
意気消沈していましたが、その後併設イベントのカジュアルトーナメントに参加し、その組で優勝しました。この時、使用したデッキは「ミオポル」になります。
X(旧Twitter)で公開しておりますので、よかったらみてやってください。
ポルカ単とはまた違った2ターン目の火力がでます。使っていて楽しいですよ。
そして、カジュアルトーナメントに参加中に、ブルームカップも会場で繰り上がり当選を果たしたのでブルームカップも参加することになりました。
ブルームカップについては次回、デッキ紹介等を含めたレポートをしたいと思っていますので、そちらも併せてご覧いただけると幸いです。
またWGPの興奮冷めやらぬ感覚で思った以上に筆が進み、かなりの長文となってしまいました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
何か気になることがあればお気軽に聞いてくださいね。
次回、ブルームカップ編でお会いしましょう!