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火闇バイク解説【アドバンス】
posted 2026.08.06
Bysword

火闇バイク解説【アドバンス】
今回は、アドバンスフォーマットの【火闇バイク】について解説させていただきます。
今回ご紹介するアドバンスのバイクはオリジナルとは展開もデッキパワーも全く違います。
アドバンスのこのデッキが変わる転機となったのは「パンドラウォーズ」発売による跳次元戦略の確立です。
「パンドラウォーズ」によって火闇バイクには後述する"跳次元型"の他に<キルホール>から<多禍の泥粋>を出してハンデスコントロールを仕掛けられる"ハンデス型"という2種類の型が存在します。
今回紹介するのは前者の方で、<轟く跳躍 テレポートゾーン>と<斬速 ザ・マンマ|レッド・テレポートホール>の2種類によって新たな展開ルートである跳次元戦略を主軸としたバイクデッキが完成していました。 しかし、展開する上でコマンドが常に出てしまうことによって<禁断 ~封印されしX~>の封印が非常に簡単に剥がれやすく、コマンドの調整を怠ると<伝説の禁断 ドキンダムX>に禁断解放してしまってすぐに除去されてしまうという負け筋があるのがこの跳次元型バイクの大きな弱点でした。
しかし、このデッキがアドバンス環境で暴れるきっかけとなったのは<燃える禁断 ドルマゲドンW>の登場です。
手札を回すルーターとしての役割も持ちながら、自身に封印を付ける効果が<禁断 ~封印されしX~>の封印を剥がす枚数を調整することができるようになり、バイクとしての出力をそれまで以上に発揮できるようになりました。
そして先日発売された「悪感謝祭 カリスマBEST」によって<轟速 ザ・ドック>という超魂Xのメタ効果持ち下バイクが登場したことによって基盤にも新たな見直しが入りました。
こうして【火闇バイク】というデッキはこの1年で遥かなる進化を遂げたのです。
そんな1年間進化を続けたバイクデッキの集大成は、こちらのリストとなっております。
デッキリスト
火闇バイク
クリーチャー
計31枚
超次元ゾーン
計8枚
デッキコンセプト
今回紹介する跳次元軸の火闇バイクは、主に「跳次元召喚」という能力を駆使して戦うビートデッキになります。「跳次元召喚」は自分のマナと同じ文明のクリーチャーを超次元ゾーンから指定コスト以下でコストを支払ったものとして召喚できる能力で、<斬速 ザ・マンマ>の「スマッシュ・バースト」や<轟く跳躍 テレポートゾーン>の除去能力と合わせることによって、攻撃しながらも更なる展開力を発揮する【バイク】デッキの革新的なギミックとなっております。
そこに<燃える禁断 ドルマゲドンW>が登場したことによって手札交換をしながら封印の剥がし先を新しく作れる上に、剥がれ切れば攻撃時相手のクリーチャーに封印を付けられるT・ブレイカーのコマンドになるため、実質公開領域を7枚増やしながら侵略のタイミング次第で自由に打点も増やせるというまさにバイクのために生まれたカードと言って良いでしょう。
このカードと跳次元召喚の展開ギミックが非常に相性が良いのもこのデッキの大きな強みだと考えています。
ただ手札から侵略して相手のシールドを割り切るだけだった【赤侵略】と呼ばれていた時代からおよそ11年経ち、現代の【火闇バイク】はアドバンス環境で大活躍しております。
8月にはアドバンスでの大型大会である『超CSⅨ福岡』が開催されますので、是非このデッキのことを知っていただけたらと思います。
では最後に、注目カード紹介へ参ります。
注目カード紹介
轟く跳躍 テレポートゾーン
除去と展開を兼ね備えたこのデッキを使う理由となる重要な侵略先-上バイクになります。相手のクリーチャーを超次元ゾーン送りにするのも強力ですが、場に残った状況で相手が何かしらで超次元ゾーンにカードを置いた時にも跳次元召喚が誘発されるため、状況によっては相手の死角から盤面を作るカウンターのような動きも可能となっております。
跳次元召喚はマナの文明を参照するため、<芸魔温泉!オンセン・ガロウズ>を出すためにできるだけ水マナを作る意識を持ちましょう。
斬速 ザ・マンマ|レッド・テレポートホール
少なくともこの跳次元型においては過剰打点を生み出せる最強の侵略元-下バイクです。序盤はやはり3コストのホール呪文として使うことが多いため基本的には<特攻の忠剣ハチ公>から走ることもありますが、稀に<勝首領龍 カツドン>を出すパターンがあります。
そうすることによって、次のターンの動きに<ドキンダムの禁炎霊>があった場合にそのまま<斬速 ザ・マンマ>へと進化させ、そして攻撃時の「スマッシュ・バースト」と上バイクの侵略を組み合わせることによって<勝首領龍 カツドン>の覚醒効果が2回以上ストックされます。
そして盤面を展開しきった時にストックされた覚醒効果を解決して<最終勝首領 カツマスター>へと覚醒、そして「ファイナル・ドロン」を解決することによって攻撃中のクリーチャーをアンタップさせながら道中で広げた盤面を全てに「スピードアタッカー」を付与することにより4ターン目にとてつもない過剰打点を生み出す動きが可能となっているのです。
燃える禁断 ドルマゲドンW
出る際の封印1枚と出た時の2ドロー、そして封印4枚でこの1枚だけで公開領域を一気に7枚広げられる上に剥がし切れば打点にもなるという、できればこのバイクを動かす時に確実に1枚は絡めたい非常に優秀な初動です。特に<禁断 ~封印されしX~>の封印枚数を調整できるようになったのはバイクデッキにおける革新となっており、今まで最大打点を作るために展開し過ぎると勝手に禁断解放してしまって<伝説の禁断 ドキンダムX>が簡単に除去されてしまう大きな負け筋が存在していたのですが、このカードの存在によってその負け筋を抑えるだけでなく打点と除去を後出しで簡単に用意できる点が非常に強力です。
剥がし切るタイミングを調整することで相手のトリガーをケアできる場面もあるので殴り方の味も出やすく、このデッキととても噛み合っていて楽しいカードとなっております。
禁断の超轟速 バイオレットゾーン
「ますますつよいパック 25の援軍」によって追加された新たな上バイクです。出た時に1枚ハンデスを仕掛けて捨てたカードが呪文だった場合、それを自分が無料で使えるという凶悪なカードです。
オリジナルでは対面次第でカードそのものの評価はまあまあなイメージですが、超次元呪文やGR召喚する呪文が使われることが多いこのアドバンスにおいては更なる脅威となります。
特にアドバンスで母数が多い<鬼修羅と跳次元の決断>を軸としたデッキに対してこのカードが非常に活躍します。
余談ですが、こういう全ての外部ゾーンに触れる可能性があるカードを使う際は絶対に超次元ゾーンと超GRゾーンの用意をお忘れなく。
轟速 ザ・ドック
「カリスマBEST」に登場した新しい下バイクで、相手のエレメントが手札以外から出た時に破壊するメタ能力を「超魂X」で持っています。つまり、このカードに侵略しても進化元として生き残り続ける限り永続でこのメタ効果を発揮し続けます。
この下バイクが超次元ゾーンから踏み倒すトリガー全般に対して非常に強く、特に<超次元サプライズ・ホール>から<時空のコスモ アンタッチャブル>などで受け切られる展開もこの1枚でほとんど封殺できます。
ただ、"出た時に破壊する"というテキストの都合上たまに蘇生系のトリガーで逆利用される場合がありますので、状況を見て別の下バイクと使い分けることを意識しましょう。
(ミラーの<ドキンダムの禁炎霊>には特に注意しましょう!!)
最後に
いかがでしたでしょうか。これがこの1年で強化され続けてアドバンスのビートデッキで最強となったバイクデッキとなります。
多角的な展開力かつ非常に安定性のある打点生成力を持ったこのデッキは、非常にやれることが多くなったためちょっと前までのバイクデッキからすればプレイがかなり難しくなっています。しかし、回し続けてある程度慣れるようになってからのこのデッキは、さらに味が出るようになるため回してて非常に楽しいので、これからアドバンスをやりたいと思っている方には本当におすすめできるデッキとなっております。
8月にアドバンスフォーマットの大型大会である『超CSⅨ 福岡』があったり、DMPランキング後期以降では念願のアドバンスフォーマット専用ベスト8プロモが配布されるため、これからどんどんアドバンスが盛り上がっていくことになると思われます。
是非皆様もアドバンスに触れて、オリジナルよりも高いカードパワーを感じられる一味も二味も違うデュエルマスターズを楽しんでいただけたらも思います!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!!






























