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【デッキ紹介】デアリバイク
posted 2025.09.26
Byyoku

【デッキ紹介】デアリバイク
今回は9月21日(土)発売「王道W 第3弾邪神vs時皇 ~ビヨンド・ザ・タイム~」で登場した新カードを使ったデッキをご紹介していきたいと思います。
ご紹介するデッキは、新能力の「D・D・D」を最大限に活かして戦う「デアリバイク」です。
オリジナルやアドバンスでもかなりの活躍を期待できますが、その中でも特に今多くの人が熱を入れているであろう2ブロックフォーマットでの構築を紹介いたします。
店舗大会・エリア予選を勝ち抜けば日本一決定戦に参加することができるという、かなり夢のあるフォーマットですので、皆さんも今回ご紹介する「デアリバイク」を参考にして店舗大会・エリア予選へと参加していただければいいなと思っております。
それではまず、新能力の「D・D・D」から見ていきましょう。
新能力「D・D・D」
今回の「王道W 第3弾邪神vs時皇 ~ビヨンド・ザ・タイム~」で登場した新能力の「D・D・D」とは、自分のクリーチャーが攻撃する時、指定されたコストを支払うことでカードを使えるという新ギミックとなっています。似た能力として、2020年の十王篇第一弾で登場した「キリフダッシュ」があります。「キリフダッシュ」は自分のクリーチャーが攻撃した後に使う能力なので「シールド・トリガー」などによる除去から避けられるメリットはありましたが、能力発動の条件としてシールドをブレイクする必要があった為、クリーチャーの殴り返しでは発動しなかったりブロッカーに阻まれたりすることもあったりして攻撃をしても「キリフダッシュ」を使えるかどうか不確定であったことが懸念点でした。
これに対して「D・D・D」は自分のクリーチャーが攻撃する時にすぐ使えるので、相手クリーチャーの殴り返しをするタイミングや相手の盤面にブロッカーがいてもいつでも使用することができるようになり、非常に扱いやすい能力となっています。
「D・D・D」を使うことで正規のコストよりも少ないコストでプレイできたり、使える効果が増えるなど「D・D・D」による恩恵がかなりありますので、ぜひ実際にカードを使う時は「D・D・D」を駆使してガンガン攻撃していきましょう!
新カード紹介
轟速奪取 トップギジャ
<桜風妖精ステップル>に続く2コストで1ブーストできるクリーチャーです。<轟速奪取 トップギジャ>はマナブーストに加えて「ガードストライク」が付いたので、初動でありながら受け札にもなってくれます。2ブロック環境での初動として非常に優秀なのはもちろんですが、今後は2ブロック環境以外でも<桜風妖精ステップル>と合わせて合計8枚採用できるようになったりするのでこれから多くの活躍が期待されるクリーチャーです。
PP-「P」
自分と相手のターンの両方で発動するメタ能力に加えて、相手ターン終了時に相手のタップしているクリーチャーが無ければマナブーストとマナ回収を同時に行えるクリーチャーです。相手は自身のマナゾーンの枚数よりコストが大きいクリーチャーを出そうとするとかわりにマナに送られてしまうので、<轟く邪道 レッドゾーン>や<轟シャ合体 ゴルギーオージャー>などの早期着地を牽制することができます。また、この能力は自分のターン中にも発動するので<ストーム・ハイパーXX>や<逆転の影ガレック>のようなコストの大きい「S・トリガークリーチャー」は早い段階であれば攻撃中にシールドから使おうとしてもマナがまだ溜まっていないので代わりにマナに送ることができます。
そして、「超魂X」では相手ターン終了時にタップしている相手のクリーチャーが無ければ2枚マナブーストした後にマナからカードを1枚回収することができます。なので、相手は攻撃しなかったらマナブーストとマナ回収を許すことになるのでシールドに向かって攻撃してくるわけですが、そうするとシールドから1枚手札にカードが加わるので結局自分は手札が増えることになり、メタとドローを1枚で同時に行うことができるというわけです。
轟速 ジャ・レッド
「D・D・D」と非常に相性の良い4コストの「スピードアタッカー」です。自身のコストが4で攻撃時に4マナアンタップすることができるので、実質0コストで使える「スピードアタッカー」になってくれます。仮に自分のバトルゾーンにクリーチャーがいない状況だったとしても、<轟速 ジャ・レッド>があれば4マナで召喚して攻撃する時に4マナをアンタップして今起き上がった4マを使用し<轟く邪道 レッドゾーン>の「D・D・D4」を使うといった動きが可能になります。弐闘路と轟点火の決断
「D・D・D3」を持つ3色のパーフェクト呪文です。元のコストは5ですが、「D・D・D」を使用するとコストが2つも減りながら3つの中から2つを選択して使う効果が3つ全て使えるようになります。1つ目の効果は自分のクリーチャー1体にアンタップ能力を付与するので、単純に打点が伸びることになります。この時、<轟速 ジャ・レッド>のような攻撃時に能力が発動するようなクリーチャーを選択すると攻撃時の能力を2回使えるようになるので相性抜群です。2つ目の効果はマナアンタップです。4枚アンタップするので、<魔誕の封殺ディアス Z>や<轟く邪道 レッドゾーン>などを「D・D・D」で使用する分のマナをアンタップすることができます。3つ目は3枚墓地肥やしとクリーチャー回収です。<轟く邪道 レッドゾーン>のような手札に欲しいクリーチャーを回収できたり、<~墓碑に刻まれし魔弾の名~>や<魔誕の封殺ディアス Z>のような墓地蘇生用のクリーチャーを墓地に準備したりすることができます。
危険深淵 デンジャラス=ジャック
墓地からも「D・D・D」が使える5コストのアビスです。主な能力は相手のクリーチャーがタップして出てくるようになるというシンプルなものになっていますが、実戦で使用するとこの能力の強さは身に染みて感じられます。相手のクリーチャーはタップして出てくることになるので「スピードアタッカー」や「マッハファイター」が実質不発になってしまうことに加えて、このタップして出てきたクリーチャーに向かって次のターンこちらが殴り返しをしていくことができます。基本的に「デアリバイク」はガツガツシールドを割っていくことをコンセプトにしていますが、<危険深淵 デンジャラス=ジャック>を使うとコントロールプランも取れるようになります。
熱き邪道 レッドゾーンZ
ビートデッキにとってとてもありがたい「S・トリガー」ケアと手札補充を同時に行えるクリーチャーです。自分のターン中に<熱き邪道 レッドゾーンZ>以外に火のコマンドがあれば相手のクリーチャーは出る代わりに墓地に置かれるので、「S・トリガー」のクリーチャーは完全にケアすることが可能です。<轟く邪道 レッドゾーン>で「ガードストライク」をケアして<熱き邪道 レッドゾーンZ>で「S・トリガー」のクリーチャーをケアすることで、様々な受け札を貫通して攻撃していくことが可能です。そして、<熱き邪道 レッドゾーンZ>がバトルゾーンにいる時に相手のシールドが離れるとカードを1枚引くことができます。「デアリバイク」の大きな弱点として手札補充が乏しい点が挙げられますが、<熱き邪道 レッドゾーンZ>を使って攻撃していくことで手札を補充しながら戦えるのは非常に強力です。
魔誕の封殺ディアス Z
「デアリバイク」のフィニッシャーその1です。「D・D・D4」で召喚することができ、攻撃の終わりにコスト5以下のクリーチャーを墓地かマナから出して「スピードアタッカー」を与えます。2ターン目マナブーストから3ターン目に「D・D・D4」で召喚し、バトルゾーンを広げながらいきなりシールドを割っていくことができます。さらに<弐闘路と轟点火の決断>で2回攻撃できるようにしながら墓地肥やしで<魔誕の封殺ディアス Z>からの蘇生先を作ったり、<~墓碑に刻まれし魔弾の名~>でハンデスして墓地肥やししてから<~墓碑に刻まれし魔弾の名~>の上に<魔誕の封殺ディアス Z>を進化させて攻撃することで<~墓碑に刻まれし魔弾の名~>と<魔誕の封殺ディアス Z>の両方で踏み倒しながら攻撃していく動きもかなり強力です。
轟く邪道 レッドゾーン
「デアリバイク」のフィニッシャーその2です。「D・D・D4」で召喚することができ、出た時にアンタップしてから出た時と攻撃するときに相手のパワーが1番小さいクリーチャーを全て破壊することができます。なので、出た時と攻撃時の2回盤面除去をしながら攻撃していくことができます。さらに、<轟く邪道 レッドゾーン>がいる間は自分のクリーチャーは全て相手のカードによる攻撃できない効果を無視して攻撃することができるようになります。ですので、相手の「ガードストライク」や<自由の逆転撃>などの攻撃できなくする効果を無視して攻撃していくことができます。
デッキリスト
デアリバイク
クリーチャー
計36枚
デッキの回し方
「デアリバイク」は4マナ域から強力な動きが非常に強力なデッキですので、ゲーム序盤は<轟速奪取 トップギジャ>や<ROYAL-減亜5>で2ターン目からマナブーストしていき、まずは4マナ域に到達することを目指します。 4マナへ到達したら、<魔誕の封殺ディアス Z>や<轟く邪道 レッドゾーン>を「D・D・D4」で召喚することを目指しますが、手札に<轟速 ジャ・レッド>や<~墓碑に刻まれし魔弾の名~>がある時は先に出すことによって打点の増加が期待できます。<轟速 ジャ・レッド>があれば攻撃時に4マナアンタップするので<轟速 ジャ・レッド>の能力でアンタップしたマナを使って<魔誕の封殺ディアス Z>や<轟く邪道 レッドゾーン>を召喚することができます。 <~墓碑に刻まれし魔弾の名~>があればハンデスして妨害しながら墓地を肥やしておき、次のターンに<~墓碑に刻まれし魔弾の名~>で攻撃するときに<魔誕の封殺ディアス Z>や<轟く邪道 レッドゾーン>を進化させることで<~墓碑に刻まれし魔弾の名~>の蘇生能力で墓地からコスト5以下のクリーチャーを蘇生し、そのクリーチャーはこのターン相手プレイヤーを攻撃できるので、アタッカーを1人増やすことができます。<轟速 ジャ・レッド>と<~墓碑に刻まれし魔弾の名~>を使い分ける判断基準は、相手のビックアクションが近づいているか、まだ時間に余裕があるかで判断します。この後ターンを返すと相手にビックアクションを取られてしまう時は<轟速 ジャ・レッド>でこちらが先に攻撃を仕掛けるプレイが好ましいです。
逆に、相手がゆっくりしたデッキでまだ時間に余裕がありそうな時は<~墓碑に刻まれし魔弾の名~>を召喚して次のターンに<~墓碑に刻まれし魔弾の名~>の蘇生能力を活かしつつ攻撃していくことで、より多くの打点を作ることができます。
最後に
いかがでしたでしょうか。今回ご紹介した「デアリバイク」は2ブロックで非常に立ち位置が良いのはもちろんのこと、オリジナルやアドバンスフォーマットでも猛威を振るうほどの強さを持った新デッキとなっています。
「デアリバイク」を一つ持っておくだけでどんなフォーマットであっても遊べるのはとても魅力的ですので、新しくデッキを組もうと考えている人は「デアリバイク」を選択しみてはどうでしょうか。
ここまで読んでいただきありがとうございました。