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【デッキ紹介】緑単グランセクト
posted 2025.09.03
Byyoku

【デッキ紹介】緑単グランセクト
今回は7月19日(土)発売の愛感謝祭 ヒロインBESTで登場した新カードを採用したデッキを紹介していきたいと思います。
今回紹介するデッキは「緑単グランセクト」です。
愛感謝祭 ヒロインBESTでは歴代ヒロインが使用した5種族フィーチャーされているのですが、今回注目した種族は「グランセクト」です。
少し前の環境では<飛翔龍 5000VT>や<ブルー・インパルス|「真実を見極めよ、ジョニー!」>などを採用して青緑の2色で組まれることが多かったですが、今回のヒロインBESTによって新しいメタカード・初動・受け札・フィニッシャーを手に入れたことで、水文明に頼る必要が無くなり緑単色で組むことができるようになりました。
それでは各カードの紹介に移りたいと思います。
新カード紹介
大長老 アプル|「わたしが自然文明のプリンセス?」
1コストのサーチ札兼受け札です。特に強力なのが呪文面で、わずか1コストで山札の上から3枚見てパワー12000以上のクリーチャーを1枚手札に加えることができます。従来の構築ではデッキの回転を<ジャンボ・ラパダイス>に依存しており<ジャンボ・ラパダイス>が手札に入らなかった時にうまくデッキが回らないことがしばしばありました。
1コストで使えるので、<イチゴッチ・タンク|レッツ・ゴイチゴ>で1ブーストした後の余った1マナなどでプレイすることができるのでくっつきが良く、デッキの再現性が向上しました。
クイーン&かぼちゃうちゃう
たったの2コストでパワーが12000もある新しいメタカードです。比較しやすいクリーチャーとして<キャディ・ビートル>などがありますが、パワーが12000あるおかげでパワー参照による除去耐性はかなり高く、コスト指定でなければしぶとく場に残り続けることができます。
また、よく見るとメタ能力は相手ターン中だけでなく自分のターン中にも発動するので、攻撃中の「シールドトリガー」なども相手のマナにある枚数次第ではケアすることが可能となっています。
大虹帝 ミノガミ|「ミノマルちゃん!わたしがついてるわ!」
呪文面はただの2コストマナブーストですが、クリーチャー面がかなり強力です。<大虹帝 ミノガミ|「ミノマルちゃん!わたしがついてるわ!」>はターンの開始時に墓地にあり、自分のバトルゾーンにパワー12000以上のクリーチャーがあれば手札に戻すことができます。よくあるのが、<大虹帝 ミノガミ|「ミノマルちゃん!わたしがついてるわ!」>を使った後に<クイーン&かぼちゃうちゃう>を召喚して、次のターン以降毎ターン手札に回収してマナブーストを打っていく動きです。
また、<大虹帝 ミノガミ|「ミノマルちゃん!わたしがついてるわ!」>は「G-NEOクリーチャー」なので除去耐性持ちの追加打点として運用できたり、攻撃時に自分の場にいるツインパクトクリーチャーの呪文面をタダで使うことができるので、<地龍仙ロマネアース|仙なる大地>で手札から踏み倒したりする動きも強力です。
超時空罠 デンジャデオン|「トラップ?ちがうわ、お願いしてるだけ!」
盤面展開のサポート兼受け札です。呪文面相手のエレメントを2枚マナに送ることができる「S・トリガー」です。1枚のカードで2枚分マナに送るのも強力ですし、対象がエレメントなのでクリーチャー以外のカードもマナに送ることができるは非常に優秀です。
クリーチャー面は出た時に3ブーストできるので<キャベッジ・セッションズ|ソイルピンプ・キャベッジ>の踏み倒しを連鎖させるときの中継ぎとしてとても優秀です。また、各ターンに1度マナからクリーチャーを召喚できるので、盤面を展開した後に<うららかもも&ミノマル -献身のヒロイン->をマナから「G・ゼロ」で召喚したり、マナはあるけど手札が無いような時はマナから召喚して戦うことができたりと上下のどちらもデッキの貢献度が高い1枚となっております。
うららかもも&ミノマル -献身のヒロイン-
新しいフィニッシャー枠です。自分の場にパワー12000以上のクリーチャーが4体以上あれば「G・ゼロ」で召喚することができるので、「緑単グランセクト」にとっては簡単に達成できる条件となっています。<うららかもも&ミノマル -献身のヒロイン->の強力なロック能力を持っているのですが、それは各ターンに1度相手がクリーチャーではないカードを実行するときに代わりにマナに送ることができる能力です。これは場の<うららかもも&ミノマル -献身のヒロイン->1体につき1回なので、複数体場にいるとその数だけ相手はクリーチャー以外のカードがプレイできなくなってしまいます。また、この時に<地封龍 ギャイア>が場にいれば、相手はクリーチャーも出せなくなるので安全にダイレクトアタックまで持ち込むことが可能となっています。
デッキリスト
緑単グランセクト
ツインパクトカード
計23枚
採用カード
地封龍 ギャイア
フィニッシャーであり、まず最初に場に出すことを目指すクリーチャーです。「緑単グランセクト」の一番強い動きは<キャベッジ・セッションズ|ソイルピンプ・キャベッジ>の下面を打ってから<キャベッジ・セッションズ|ソイルピンプ・キャベッジ>の上面を召喚することですが、手札やマナの要求値がかなり高いのでまずは<地封龍 ギャイア>の着地を目指します。
<地封龍 ギャイア>を召喚できると、相手はまともにクリーチャーを召喚できなくなるので、除去をしようとしたりする間に数ターン稼ぐことができます。
その間にマナや手札を整えて<キャベッジ・セッションズ|ソイルピンプ・キャベッジ>へと繋げていきます。
地龍仙ロマネアース|仙なる大地
<キャベッジ・セッションズ|ソイルピンプ・キャベッジ>の盤面展開のサポートとして非常に強力です。<キャベッジ・セッションズ|ソイルピンプ・キャベッジ>を出した後に8コストのクリーチャーとしてマナから出すことで最大4枚までマナを補充しながら次の踏み倒し先を探しに行くことができます。そして、自分のターン終了時に呪文面をタダで使うことができるので、クリーチャーを1体マナに送って手札からクリーチャーを踏み倒すことで、<キャベッジ・セッションズ|ソイルピンプ・キャベッジ>が反応してさらに盤面を展開することができます。キャベッジ・セッションズ|ソイルピンプ・キャベッジ
「緑単グランセクト」のキーカードです。最終的には<キャベッジ・セッションズ|ソイルピンプ・キャベッジ>の召喚を基点にマナからの踏み倒しで大量に展開することを目指します。
マナに9・8・7・6コストのクリーチャーをそれぞれ事前に用意する必要はありますが、1度<キャベッジ・セッションズ|ソイルピンプ・キャベッジ>を召喚すると、これ以降に出てきたクリーチャー全てにマナからの踏み倒しが反応するので、盤面が0の状態からでも一気に強固な盤面を作ることが可能です。
盤面展開の仕方ですが<キャベッジ・セッションズ|ソイルピンプ・キャベッジ>の召喚をして、マナから8コストのクリーチャーを出し、次に7コスト、その次に6コストと続いていきます。5コストのクリーチャーは採用していないのでここで一旦止まるのですが、<超時空罠 デンジャデオン|「トラップ?ちがうわ、お願いしてるだけ!」>や<地封龍 ギャイア>のマナから召喚できる能力を使って<うららかもも&ミノマル -献身のヒロイン->を「G・ゼロ」で召喚することで、再度9コスト、8コストと踏み倒しの連鎖が発生します。
採用候補カード
Q.Q.G.QX.|「この子はさわらせないわ!」
メタ兼受け札です。<Q.Q.G.QX.|「この子はさわらせないわ!」>が特に活躍するのは「メクレイド」のような山札を見て戦うデッキです。しかし、コストが4なので<キャベッジ・セッションズ|ソイルピンプ・キャベッジ>との相性が少し悪い点から採用する場合は<クイーン&かぼちゃうちゃう>などの低コストクリーチャーの枚数に十分に気を付けましょう。
天地革命 バラギアラ
受け専用のカードです。「革命0トリガー」を持っているので、シールドに埋まっていなくても<大長老 アプル|「わたしが自然文明のプリンセス?」>や<ジャンボ・ラパダイス>で回収して使うことができる点が優秀です。
出た時に相手のクリーチャーを1体マナに送れるので除去として優秀だったり、相手のパワー5000以下のクリーチャーは自分を攻撃できなくなるので、環境次第では十分に採用されるカードです。
グレート・グラスパー
除去札兼盤面展開札です。「緑単グランセクト」は踏み倒しを多用するデッキなので、相手の踏み倒しメタをもろに受けやすいデッキです。そこで<グレート・グラスパー>を採用することで、出た時にメタクリーチャーを除去して自分の「NEOクリーチャー」が攻撃する度にそれよりパワーが小さいクリーチャーをマナから場に出して盤面展開していくことができます。
環境に踏み倒しメタが増えてきたなと感じた時に採用すると良いでしょう。
デッキの回し方
ゲームの序盤は基本的にマナを伸ばしていくことを意識します。しかし、相手が自分よりも早く動いてくるデッキの場合はマナブーストよりも<クイーン&かぼちゃうちゃう>の召喚を優先することがあります。「緑単グランセクト」は最終的に<キャベッジ・セッションズ|ソイルピンプ・キャベッジ>を召喚して大量展開することを目指すので、なるべくマナゾーンのコストに気を配れると良いでしょう。<キャベッジ・セッションズ|ソイルピンプ・キャベッジ>は自分のクリーチャーが出た時にそのクリーチャーよりもコストが1小さくパワーが12000以上のクリーチャーをマナから出すことができるので、なるべくマナにコストが9・8・7・6と揃っていることが好ましいです。ですので、手札からマナにカードを埋める時はマナにあるクリーチャーのコストと手札にあるクリーチャー」のコストをよく見比べながら選択していきましょう。
特に<地龍仙ロマネアース|仙なる大地>、<超時空罠 デンジャデオン|「トラップ?ちがうわ、お願いしてるだけ!」>、<コレンココ・タンク|ボント・プラントボ>のような出た時にマナブーストが出来るクリーチャーを優先したいです。
この時のマナブーストに関してですが、<地龍仙ロマネアース|仙なる大地>、<超時空罠 デンジャデオン|「トラップ?ちがうわ、お願いしてるだけ!」>は任意なのに対して<コレンココ・タンク|ボント・プラントボ>は強制効果なので、山札の枚数が減ってきたときには注意が必要です。
そして、最後は<地封龍 ギャイア>と<うららかもも&ミノマル -献身のヒロイン->を複数体並べてリーサルを狙っていきます。また、この時余裕があれば<龍装者 ジスタジオ>も一緒に添えることができると、自分のクリーチャーはバトルに負けた時以外離れなくなるのでより安全に詰めることができます。
最後に
いかがでしたでしょうか。明確なゴールがあることで非常に扱いやすいデッキでありながら、強力なメタクリーチャーがありつつ十分に受け札が採用されていたり詰め性能も高いデッキですので、特にデュエマを始めたばかりの方などにおすすめしたいデッキです。
採用するカードによってはどんな環境でも戦っていくことができるデッキですので、1つデッキを持っておくだけで長く遊べるのではないでしょうか。
ここまで読んでいただきありがとうございました。