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遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、バトルスピリッツに関する情報を配信していきます。 Twitterでも情報配信中です!


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posted 2024.05.15

ByLlenn


lieen_0515.jpg
【環境コラム】現環境の覇権 仇敵ハデス解説
はじめに
お疲れ様です。Llennです。
今回は現環境最上位デッキといっても過言ではない「仇敵ハデス」の解説になります。

通常の冥主デッキとは異なり、系統「仇敵」を持つカードを採用していることが特徴で、デザイナーズ構築にはない強みを持っているほか、本来は不利対面であるデッキに対しても有利に動くことができるようになっています。

組む予定の人はもちろん、組まない人であっても対面知識として必要になるので最後まで見ていってください。


デッキレシピ
仇敵ハデス
ネクサス
15



通常ハデスと異なる点
1.仮面ライダーエボル コブラフォーム[2]
系統「冥主」持ちのカウント増加&デッキ圧縮要員。

メインステップでカウントを盛る動きが強く、そのまま<魔導の契約神ハデス>の契約域条件を達成に貢献します。回収対象は自身も含まれているため2枚以上あれば毎ターン同じ効果を使うことが出来ます。

また、冥主デッキの問題点として以下の2つが挙げられます。
  • 強いバーストが無い
  • ネクサス除去が弱い

これらを解決する<無幻魔人ジャグラス ジャグラー[ウルトラ怪獣2020]>を何度も使いまわせる動きは本当に強いです。

2.無幻魔人ジャグラスジャグラー
このデッキへのメタカードである<蒸気都市スチームハイヴ><オリンスピア競技場>への解答となるカード。
上記のメタネクサスを採用しているデッキは、同時に3枚以上引けるドロソマジックを多く採用しているため、バースト効果を強く使うことが出来ます。


系統「冥主・仇敵」という最高のシナジーを持っており、神託の邪魔をせず<仮面ライダーエボル コブラフォーム [2]>の回収対象でもあります。

通常構築では不利対面である海賊キャスゴや、環境トップの1つであるアイボウに対しても有効なので環境的にも通りがいいです。


アタックステップ終了メタを何にするか
現在、ハデスデッキのアタックステップ終了メタ(<絶甲氷盾 Rv>・<アレックス Rv>対策)として挙げられるのは主に以下のものです。

1.魔界七将デストロードXV & リターンセブンショーグン
2.創界神ヘラ & カースレクイエム
3.碇シンジ -シンクロ率∞- & 裁きの神剣リ・ジェネシス
ここで、それぞれの長所短所について説明していきます。

1.魔界七将デストロードXV & リターンセブンショーグン
長所:<魔界七将デストロードXV>がデッキの確定枠であり<リターンセブンショーグン>が確実に手札に入るので1枚採用で良く、デッキの枠を用意しやすい。

短所:リターンセブンショーグンのコストと魔界七将デストロードXVLv2維持コストが重い。<闇輝石六将 砂海賊神ファラオム>を確実に踏む。

2.創界神ヘラ & カースレクイエム
長所:<創界神ヘラ>が序盤の足場になる。相手の誘発を踏まない。

短所:2種類のカードを同時に引き込む必要があるため難易度が高く、デッキの枠を多く必要とする。

3.碇シンジ -シンクロ率∞- & 裁きの神剣リ・ジェネシス
長所:他のライフ減少時誘発もケアすることができる。
創界神のコアを除去する効果があり、ミラーで詰める際に有効である。

短所:序盤に複数回殴る必要があり、アテナなどのリーサルが速いデッキの速度を上げてしまう。
神軽減を消されるとコストが一気に重くなる。


それぞれに異なる利点があるため、環境に合わせた運用が最も望ましいですが、僕は1.が最も強いと考えています。
というのも、今回の記事のテーマである「仇敵」カードが非常に強力で、最低でも五枚分の枠が必要です。

不利対面を捲ったり、母数の多いデッキに有利を付けるためにも必須のカードだと思うので枠を用意しやすい1.のメタを推奨します。


また、現在の環境では<絶甲氷盾 Rv>を採用していないデッキの母数が環境に多いため、アタックステップ終了メタがそもそも必要ない可能性すらあります。アルテミックシールド>のようなコストを支払う防御札のケアは冥主デッキにとっては容易です。


C7をメインステップ達成する必要はない
これは冥主デッキ初心者の方がよく陥りがちな罠です。

おそらく<魔導冥皇帝ダーク・クリュメノス>の顕現条件を満たそうとしていると思いますが、アタックステップ中に後出しで打点を増やせる手段である顕現をメインステップで行うことが非常にもったいないです。

リーサル時に魔導冥皇帝ダーク・クリュメノスを出す際は、<魔導の契約神ハデス>の契約域効果で召喚する動きの方が強いのでC5で十分です。

むしろ不必要にC7を達成しようとしてコアを浪費し、必要なコアを用意できずにリーサルを逃す可能性すらあります。


アタックステップに入れば契約技を1度使えばC7達成できるので、顕現と界放に必要なコアをしっかり残しておきましょう。



初動ネクサスについて
冥主デッキを使ったことがある人ならわかると思いますが、このデッキの勝率は序盤にどれだけ足場(そのほとんどが手札を伸ばせるので実質リソース確保の量も)を用意できるかでその後の動きに雲泥の差があります。

上記の4種類12枚は確定枠ですが、より安定性をもたせるに足場は15枚必要だと思います。

もう一種類増やすカードには僕は<暗黒の塔>を推奨します。
冥主デッキのメタである<ゴッドブレイク><闇輝石六将 砂海賊神ファラオム><蒸気都市スチームハイヴ>を採用しているアイボウ、造契約に対して有効なため採用。


創界神デッキに対しては効果がありませんが、獄契約などスピリット/アルティメット契約のデッキがまだ母数を多く残しているため採用する価値はあると考えています。

今後、環境の母数の中で創界神デッキが占める割合が多くなった場合は<ヴァンパイアミラージュ>や<旅団の摩天楼 Rv>などと差し替えてもいいかもしれません。


採用カード解説
魔導冥皇帝ダーク・クリュメノス
フィニッシュはこのカードを2~3枚並べて勝つことを意識します。


メインステップで顕現条件であるC7を達成する必要は無く、

≪メインステップ≫
魔導の契約神ハデス>のコアを支払って2体以上通常召喚する。
≪アタックステップ≫
契約技を使ってC7を達成→打点が足りなくなったら顕現を使う。


無理にC7を達成しようとコアを使いすぎてリーサルに必要なコアを用意できない状況にならないように注意してプレイしましょう。
特に顕現効果はできる限り温存するべきです。

魔導皇女フェンレーゼ
序盤は<魔導番犬ハウンド・ベロス>でカウント増加、終盤は<魔導冥皇帝ダーク・クリュメノス>を1コストで出すことができるのでゲーム中のどの段階でも絡む重要なカードです。

C5達成のために契約技を使いたい際は、アタックしなければならない場面があります。
この時に顕現を使うことでアタックキャンセルをする小技は頻出するので覚えましょう。

六冥魔導デルズ・ヴァジュラム
受け&打点です。

冥主デッキは打点の管理がシビアで、ライフ減少時の誘発マジックを絶対に踏んでしまいます。
覇王爆炎撃 Rv><フリージングピラー>の複数枚提示によって後続を消されてしまう場合に備えて、必ずトラッシュに置いてから攻めるようにしましょう。

動玩デッキに対してこのカードをLv2で立てておくと<大昂愚龍ジゴ・トゥール>以外で処理が出来ないため、「聖命・超聖命」を無効化出来るので積極的に狙いましょう。
魔導剣士ジャヴィル
契約スピリット/アルティメットは自壊することがほとんど出来ないため、召喚時を使える場面は多いです。

4コア乗せを強制できるので相手の動きの最大値を抑える役割が強く、召喚時を使えなくてもトラッシュに見えているだけで結構仕事をしてくれています。

Lv2の打点追加効果は魔導冥皇帝ダーク・クリュメノスを複数枚引けていないゲームでの貴重な打点になるので意識しましょう。

魔導鳥将ナベリダス
魔導の契約神ハデスとミラージュ効果を組み合わせることで一度のフラッシュで除去できるラインを4コアまで広げることができます。(主に獄契約の初動抑えに有効)

魔導の契約神ハデスのコスト支払い効果はトラッシュからの召喚でなければ使えないため、手札に残った魔導冥皇帝ダーク・クリュメノスなどをトラッシュに送る役割があります。

ミラージュを貼る際に手札から使ってしまうと、トラッシュから貼ることが出来た分リソース一枚分を損してしまうので基本はトラッシュからセットしましょう。

魔界七将デストロードXV
  • メインステップカウントを盛るカードが少ない
  • 打点管理が難しく、コアブして打点を多く並べたい
  • アタックステップ終了メタが欲しい
全てを一枚で解決してくれた冥主デッキの確定枠です。
軽減シンボルをどれだけ用意できるかでこのカードの強さが変わるので、構築の段階で足場を多く採用するようにしましょう。

魔導番犬ハウンド・ベロス
不確定な効果ではありますが、コストの低さとメインでカウントを盛れるメリットが大きいため確定枠。
ゴッドブレイク>を採用しているデッキに対しての回答になることもお忘れなく。

謎神メジェド
以前僕は<破壊の創界神シヴァ>を打点&足場として採用していたため、神託対象を確保するために採用していました。
現在は<暗黒の塔>を採用する枠の都合で抜いています。

しかし、このカードは<導倶の契約神キニチ・アハウ><魔導の契約神ハデス><炎輪の契約神アポローン>のような除去を行う創界神の契約技を打てる回数を減らすことができ、打点を稼ぐ動きが強かったので採用し続けています。

紫の世界 / ハデスの冥府神殿
特に重要なのはミラー対面で、コアを枯らされた後でも魔導の契約神ハデスと組み合わせて維持コアの要求値を上げる役割があります。

ゴッドブレイク>などのフィールド効果で神軽減が出来なくなった際に重要な足場になるので、対面によっては優先的にプレイしていきましょう。

聖皇ジークフリーデンXV>の採用が減ってきているので足場としての信頼も高いです。

魔導の契約神ハデス / ヴィオレ魔ゐ
魔導冥皇帝ダーク・クリュメノスに複数枚アクセスすることでリーサルの質が大きく上がるため、低コストでデッキを圧縮できるこの2枚は僕は確定3枚だと思っています。

魔導冥皇帝ダーク・クリュメノスのコストを創界神の上から払ったうえで、複数回分の界放のコアを残すには創界神の上に10個程度(3コスト+3コスト+2界放+2界放)必要になるので6枚体制が一番安定してると考えます。

暗黒の塔
契約創界神デッキが増えればやがて抜けると思いますが、現段階では僕は必要だと考えています。
微不利対面の造契約、メタカードを多く採用できるアイボウ、獄契約などその他多くの契約デッキの母数が多いため、まだ採用する価値が高いです。

ハデスディザスター
たまに採用枚数を減らしている構築を見かけますが、僕は現在の環境では3確枠だと考えています。

4コア以下のスピリット/アルティメットを一発で除去できる効果はアイボウや獄契約の初動を抑える上で非常に重要であり、機人デッキの早い段階での耐性持ちリーサルに対応するために初手に欲しいカードの1枚です。


立ち回り
VSアイボウ

VS獄契約
  • 魔導の契約神ハデス、魔導鳥将ナベリダス、ハデスの冥府神殿、<ハデスディザスター>で一度のフラッシュで除去できるラインを上げる。(アイボウと同様)
  • 魔導冥皇帝ダーク・クリュメノス>でコアを枯らせば誘発札でしか受け身を取れない。
  • 絶甲氷盾 Rv>をケアするための<リターンセブンショーグン>に必要なコアや、誘発除去札で打点を打点を減らされても足りるようにコアブースト&軽減を十分に確保する。
  • 無幻魔人ジャグラス ジャグラー[ウルトラ怪獣2020]を常に伏せる。
VS機人
VS造契約
  • 無幻魔人ジャグラス ジャグラー[ウルトラ怪獣2020]でメタネクサスを除去する。
  • 暗黒の塔で動きを遅らせる。
  • トラッシュが止められても魔導冥皇帝ダーク・クリュメノスにアクセス出来ればリソースを大きく増やせるので手札に抱えておく。
  • トラッシュを増やすのではなく、手札の総量を増やす意識で立ち回る。
  • ネクサスを除去できる前提でゲームを進めるのではなく、いつトラッシュを使えなくなってもおかしくないという前提でゲームを進める。
VS冥主
  • 紫の世界、魔導の契約神ハデス、無幻魔人ジャグラス ジャグラー[ウルトラ怪獣2020]を使ってコアが枯らされた状態でも受けを強くできるように備える。(特に紫の世界)
  • 謎神メジェド>でハデスを割られるので1つの魔導の契約神ハデスにコアが集中させないようにする。
  • 相手の魔導の契約神ハデスの契約技を全て打たれたうえで、盤面に残る打点が相手のライフ数に達しているかを計算して面を並べる。
  • 顕現と六冥魔導デルズ・ヴァジュラムの誘発効果はできる限り温存する。
最後に
ここまでお読みいただきありがとうございました。冥主デッキは今期のデッキの中で最もデッキパワーがあると思いますが、その分プレイ難易度もすごく高いです。


この記事が冥主デッキを使う皆さんのプレイングと構築の向上に少しでも役に立てば嬉しいです。
今後も環境の分析や話題のデッキの解説、考察を頑張っていきますのでぜひチェックしてください。それでは!

posted 2024.05.07

ByLlenn


lieen_0507.jpg
【環境コラム】環境メタ筆頭 造契約紹介
はじめに
お疲れ様です。Llennです。
今回は現環境で母数を伸ばしつつある造契約デッキの紹介記事です。

この記事では造契約が現在環境で母数を増やしている理由を他の環境デッキの特性も考えながら考察し、創界神環境でのデッキリストと採用理由について述べていきたいと思います。

デッキの構築論が「契約編:真 神々の戦い」発売以前とは大きく異なっているので最後まで見ていってください。


どうして今造契約が増えているのか
一言で言い表すのであればそれは環境トップのデッキとそれに対するメタデッキに造契約が有利だからではないでしょうか。

環境デッキといえばアイボウ突契約、獄契約、冥主デッキ、創界神デッキに有利を取りやすい海賊キャスゴが挙げられます。
それぞれに対する造契約の強みを考えてみましょう。

1.アイボウ突契約
2.獄契約
  • 造相棒レーヴのアタック時破壊効果で<相棒魔卿ジャバド>を毎ターン破壊できるため、リソースとカウントを伸ばさせない。
  • 複数回の契約煌臨が可能なので除去に強く、受けを突破しやすい。
3.冥主
  • 蒸気都市スチームハイヴ>によるトラッシュメタが非常に刺さり、冥主側にネクサス除去が少ない。
  • デッキを自ら破棄するデッキの特性上、LO勝ちが狙いやすい。
4.キャスゴ

このように現在の環境上位デッキに無理なくメタを詰むことができ、相性の段階でかなり有利に立つことが出来ています。


苦手なカードが環境から減りつつある
造契約の宿敵といえば<EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍->ではないでしょうか。

契約煌臨持ちスピリット全てが煌臨時効果を持っているので、序盤の復帰を潰されるとそのままジリ貧で負けてしまうことが一定数ありました。

しかし、契約創界神デッキの登場により神託条件に乗らなかったり縦引きが出来ないデッキにEVANGELION Mark.06 -カシウスの槍-が採用されず、安心して復帰できる場面が以前よりも多くなってきました。


また、<聖皇ジークフリーデンXV>は破壊効果が強制である<造相棒レーヴ>と相性が悪く、<星砕槌ダイダロッサ>のドロー元のネクサスを除去される場面がありました。
これもまた契約創界神の登場によって聖皇ジークフリーデンXVの採用が減ってきているため、ケアをする必要がなく盤面処理に集中できるようになったのは非常に大きいです。


造契約の構築論
造契約の弱点として<造相棒レーヴ>がデッキを掘り進めることが出来ず、初手にネクサス・ドロソマジック・復帰札を引き込めるかどうかによって勝率が変動することが弱点でした。
つまりやるべきこととしては、
  1. 足場ネクサスを十分に採用する。
  2. ドロソカードを増やす。
  3. 復帰札を増やす。
といったところでしょうか。


3.に関してはすでに優秀な2枚の復帰札が存在しているのでそこまで問題ではなく、<EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍->の数も減ってきている現環境では通りがいいです。


1.と2.に関してですが、足場とドロソそれぞれの枚数を増やそうとしても枠がなくどっちの条件も満たせるような都合のいいカードがないかなぁと考えていると、、
いたわ....


開きやすい発動条件に加えて手札交換と軽減シンボル確保を同時に行えるため、非常に使いやすかったです。
こうして無事に1.と2.を同時に満たせるカードが見つかり、納得のいくリストが完成しました。


デッキレシピ
造契約
ブレイヴ
3
マジック
10



採用カード解説
造相棒レーヴ
EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍->の採用が減っていたり、秘契約が環境にいないので1枚採用で大丈夫です。
初手には足場ネクサスとドロソマジックを持っておきたいのでリソースにならないこいつは削りました。

暗黒の塔>で復帰を阻害されると動きにくくなるので、対策札はこの後紹介します。

スチームタンク レーヴ / スチーム・タイファロー
中型復帰札。
引きすぎても弱いので5枚が適正と判断。

デイブレイカー レーヴ
面処理&ダークタワーすり抜け。

復帰がこいつしかないと事故要員になりかねないですが、それを差し引いてもこいつは3枚採用する価値があると思います。(主に獄契約)

聖皇ジークフリーデンXV>の数が減ったことで、盤面処理効果の価値が大きく上がっていると考えています。

砕星造神レーヴ・ダイダロス
ゴッドブレイク>が創界神環境で採用されるようになってきたので、確定でライフ貫通を入れることができる場面がまあまああります。

海賊キャスゴ対策で採用される<メビウスリング>も同様で、破棄メタに対しても強く出れるこいつは3枚確定です。

星砕槌ダイダロッサ
結誓ブレイヴ。

砕星造神レーヴ・ダイダロス>と合わせるとライフバーン効果に誘発で<白晶防壁>を使用した場合、その後のフラッシュで2枚目の白晶防壁を打てなくなるので確定リーサルを組みやすくなります。

創界神環境になったことで以前ほど合体結誓を強く使いにくいため、ネクサスの採用枚数を多くしています。

超幻獣王リーンドス
契約煌臨中の<造相棒レーヴ>が除去された後に次の復帰を探したり、次ターンに軽減シンボルを残したりとかなり使い勝手は良かったです。

手札交換と軽減シンボルの確保はドロソマジックとネクサス2枚分の役割を持っているため、デッキの再現性を高めるためにも必須枠だと思っています。

伝説王者タイタス・エル・グランデ
造相棒レーヴがコストアップ効果を持っているおかげで、中盤以降は全ての契約煌臨に乗ることが出来ます。

EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍->の枚数も減ってきて通りもいいので入れ得です。

三賢神ラルヴァンダード
後手1の動きかさ増し&暗黒の塔対策。

暗黒の塔採用型のアイボウへの解答になったり、<超幻獣王リーンドス>のライフ回復の弾に使います。

超幻獣王リーンドスの起爆剤になる点も高評価。

スチームクロックタワー / 蒸気都市スチームハイヴ
スチームクロックタワー>は契約スピリット/アルティメットに<蒸気都市スチームハイヴ>は冥主やキャスゴに有利を取れるメタ要素を持ちつつ、自身の最大値を上げてくれるのでカードパワーも高く優秀です。

今期は間違いなく3確。

青の世界
  • 10008.jpg
  • 10008.jpg
受け顕現を全否定して詰めることができるので今の環境的に通りが良く、転醒時効果は任意のため、復活で神託されないようにあえて破壊しない動きもあります。

ライフ減少時に転醒し、バーストメタを破壊してから超幻獣王リーンドスを開く動きも強いです。

ヴィルカイックビーチ
非常に強力なネクサス。入れ得。

ストリームドロー / スチームイノベーション
造相棒レーヴ自身がリソースを伸ばせないのでこいつらで復帰札を探しに行くのが基本方針です。
初手に1枚は欲しいのでより再現性が欲しい人は<ディープシードロー>の採用をオススメします。

白晶防壁Rv / 絶甲氷盾Rv
安定と信頼の防御札二大巨頭。

氷刃血解>も考えましたが、カウント奇数盛りは<青の世界>でできるので今回は採用を見送りました。


不採用カード
オラクル二十一柱 VI ザ・ラバーズ
機人デッキに対しては神技を打つ前にバトル終了を行ったり、他にアイボウや獄契約にも有効ですが、オープン枚数が少ないので他の誠巫デッキに比べて使いにくいと判断して抜きました。

聖皇ジークフリーデンXV
通常ネクサスを足場にするデッキが環境で大きく母数を減らしたので相対的に強さが下がった印象。
超幻獣王リーンドス>の方がコスト軽減のアドバンテージが取れ、リーサルにより早く結びつきやすいと見て採用を見送りました。


最後に
ここまでお読みいただきありがとうございました。

まだまだ契約編:真は始まったばっかりで環境が固まるまで時間がかかると思いますが、充分に活躍できるデッキなのでぜひ皆さんも組んでみてください!

それでは!

posted 2024.05.02

Byアルス


arusu_0502.jpg
【新弾コラム】デッキ紹介「宇宙海賊」
はじめに
こんにちは、アルスです。

今回は、新弾の「神々の戦い」で新規カードが登場した宇宙海賊デッキを紹介します。


デッキ概要
宇宙海賊は真・転醒編で登場したテーマで、創界神や召喚時効果に対するメタ効果が特徴でした(過去形)。

そのメタ効果があまりに強烈過ぎたため、契約創界神が登場することもあり関連カードが軒並み規制されてしまったのですが、新弾でまさかの強化カードが収録されました。
さらに新弾の目玉である<魔導の契約神ハデス>が、初手に紫シンボルを確保できる点やトラッシュを活用する点で相性が良かったため、これらを組み合わせたデッキを構築しました。


デッキレシピ
『宇宙海賊』
マジック
5


採用カード
魔導の契約神ハデス
このデッキの契約カード。
宇宙海賊は混色デッキの宿命として、タッチ色である紫の軽減確保に悩まされていましたが、その問題は契約創界神というシステムによって解決しました。

基本的にはハデス自身の効果を使うことはなく、シンボル確保と神託によるトラッシュ肥やし、後述する専用マジックの使用条件を満たすための採用です。


宇宙海賊アーマディロウ
かの<ボーンシャーク号>と同じメタ効果を持つカード。
あちらよりも除去されやすい一方でコストが軽く、また自己回収効果により使い回すことができます。

相手によっては初手で握りたい、でも刺さらない相手には刺さらないし、手札に重なっては欲しくない、そんなジレンマを抱えた2枚採用。


宇宙海賊カリ・ハリアス
コストが軽くて場持ちが良い新たな足場となる新規カードその1。
序盤はシンボル確保として、終盤は「宇宙海賊」の頭数を増やしつつ「ミラージュトランス」を発揮して決定力を高められる優秀なカードです。

フィールドには1枚あれば良く、使い回しも効くので2枚の採用に留めています。


宇宙海賊オペレーター・リシッツァ
アタックステップを終了させない効果と、アタックステップ開始時に手札交換しつつ、紫のミラージュを条件に「宇宙海賊」を蘇生する効果を持ちます。

リシッツァ>自身を<ヴァンパイアミラージュ>で蘇生できるため、相手に耐えられ盤面が除去されたとしても即座に立て直せることがこのデッキの強みです。
アタックステップ終了メタは占征スピリットがアタックしている間しか発揮しないため<氷刃血解>に対しては無力でしたが、新規カードによりある程度ケアすることができるようになりました。

二つの効果の対象が微妙に異なる点は注意が必要です。


宇宙海賊ギャリー・ハリアス|宇宙海賊 大船長ギャリー・ハリアス
ミラージュのセット、コアブ、ネクサスの配置、破壊、バーンと役割過多なこのデッキのエース。

リシッツァで蘇生できるほか、コストも重くないため手札から普通に召喚しても十分活躍してくれます。

全ての効果に「ターンに1回」の制限がないため、ボーンシャーク号で回復させればアドを稼ぎつつ早期決着も狙えます。


宇宙海賊キャプテン・ゴーゴルド
見た目通りの派手な効果を持つ新規カードその2。

「ミラージュ効果を持つ青/紫のネクサス」の多くはレベル2維持コアが4〜5と多めに設定されているのですが、その特性を逆に活かした面白い効果を持ちます。
最大限のリターンを得るためには準備が必要ですが、能動的に発動でき<ファントムミラージュ>のコストにもなるため、腐ることはあまりありません。
コストが重い分強力なネクサスのレベル2効果の発揮が狙えるうえ、広く耐性をばら撒ける優秀なカードです。
増やしたコアは相手ターンに受け札のコストとして使うと無駄がありません。

条件を満たした際に「ただちに発動できる」バーストである点と、耐性は「ターンに1回:同名」かつ強制で発揮する点は注意が必要です。


宇宙海賊キャプテン・シャークック
「ミラージュトランス」に加えハンデス、破壊、打点追加効果を持つサブエース。

ハンデス効果は占征を持つスピリットのバトル終了後に発揮されるため、<バジャーダレス>や<ヴァルダルム>がアタックした際にも使えます。
リシッツァのアタックステップ終了メタと合わせると、ライフを守る効果で耐えられた場合も相手の手札を枯らすことができます。

このカードの「ミラージュトランス」は相手ターンにも発揮する点は忘れないようにしましょう。

ややコストが重く、繰り返し蘇生もできるため2枚の採用。


幻惑の隠者騎士バジャーダレス
言わずと知れた強力なバーストですが、このデッキでは色が合うのに加えて系統:占征持ちであるために各種サポートが受けられ、更に強く使うことができます。


宇宙大海晶ヴァルダルム
本来の条件のほか「紫/青のミラージュをセットしたとき」にも発動できるバーストで、その場合自身を召喚する代わりに他のバーストをセットできます。

このデッキの優秀なドローソースで、ターンごとの制限もないため<ギャリー・ハリアス>と合わせて複数回発揮することも良くあります。


魔導鳥将ナベリダス
トラッシュからセットできる紫のミラージュというだけで採用価値のあるカード。
リシッツァの蘇生効果の条件を満たしたり、ヴァルダルムを発動したりできます。
地味ながらミラージュ効果もリシッツァで起動することができ、若干のシナジーがあります。

フィールドに出した場合も山札を掘ることができ、最低限以上の働きはしてくれます。

一枚トラッシュにあると動きが変わるカードなのでピン刺し。


宇宙海賊船ボーンシャーク号|宇宙海賊船ボーンシャーク号 -襲撃形態-
あまりに広い範囲への強烈なメタ効果を持ち制限行きとなってしまったカード。
メタ効果ばかり注目されがちですが、打点不足気味なこのデッキにおいては転醒後の効果も非常に重要です。

制限カード故基本的に転醒前と後は併用できないのですが、転醒後に自身を消滅させる形でギャリー・ハリアスを召喚し、あちらのアタック時に再配置する動きは必ず覚えておきましょう。


ヴァンパイアミラージュ
何故規制されていないのか分からないほど、強烈な創界神に対するメタ効果を持つネクサス。
このデッキではミラージュ効果も重要で、リシッツァを使い回すことで蘇生ループのような動きが可能となります。

ミラージュ・フィールド・手札に一枚ずつ欲しい場面も少なくないためフル投入しています。


ファントムミラージュ
2種の手札を増やす効果とトラッシュへのコアシュートを広い範囲に付与する効果を持ちます。

先攻1ターン目でも<契約神ハデス>と合わせてプレイできる点がこのデッキでは貴重です。


アビサルミラージュ
2種の妨害効果と手札保護効果を持ちます。
最近は手札保護が必要な場面が以前よりは少なくなったので2枚の採用に留めていますが、必要性が高ければ枚数を増やすのもアリです。


パイレーツミラージュ
青シンボルを持つ紫のミラージュネクサスというだけでも他のネクサスとは一線を画すほど重要なカードです。
序盤のシンボル確保から終盤のマジック封じと打点追加まで、常に役割があります。


プルトニックウォール
契約神ハデスの存在を条件にトラッシュからも使用できるマジックその1。
効果が重複することから、手札とトラッシュから2回使うことで抑止力をより高めることができます。
その分コアは必要ですが、それは<キャプテン・ゴーゴルド>が賄ってくる算段です。


ハデスディザスター
契約神ハデスの存在を条件にトラッシュからも使用できるマジックその2。

「防げない」除去は強力ですが、動き次第で相手にケアもされやすいので2枚のみの採用です。


デッキの回し方
各種メタ効果で相手の動きを遅らせつつ攻めるのが基本的な動きです。
メタ効果ありきのデッキなので、対面と引きによって刺さるカードを無理やり探しに行くか、受けるためにコアを残すか、もしくは早期決着を狙うかという択が発生します。
ヴァンパイアミラージュ>と<リシッツァ>を組み合わせた蘇生ループの動きは自分ターンでの基本展開である一方で、アタックステップ中は他のミラージュをセットしておきたいため、ミラージュ・フィールド・手札にそれぞれどのカードを抱えるかを常に意識することが重要です。

継戦能力に長ける分瞬間火力は高くはないため、勝つためには次のターンに可能な相手の動きとその次のターンに自分が出せる打点を計算しながら戦う必要がありますが、その分回していて楽しいデッキに仕上がりました。


終わりに
今回は新弾で登場した「宇宙海賊」と<契約神ハデス>を組み合わせたデッキを紹介しました。
最初は初手に紫シンボルを確定で置ける点のみに着目して組み合わせたのですが、ここでは紹介しきれなかったものも含めて細かいシナジーがある面白いデッキに仕上がりました。

契約神ハデスはもちろん純構築も強いですが、他にも色んなデッキと組み合わせられる遊び甲斐のあるカードと強く感じているので、皆さんも是非触ってみてください!

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