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ダークマター【カマクラル】
posted 2024.06.07
Byカマクラル

ダークマター【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回はサイバースパイスの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
サイバースパイス【カマクラル】
デッキトップのピーピングという珍しい効果を持つテーマです!
相手の行動を予測しながら戦えるため、情報アドバンテージ的には非常に有利ですが、相手のデッキの意図を理解し、止めどころや攻めどころを判断しなければならないため、上級者向けのテーマだと思います。
全体的なカードパワーは低いため、プレイングによって如実に強弱が分かれそうですね。
自分のプレイングを磨くためにあえて握ってみるのも良いかもしれません!
さて、今回はダークマターを執筆いたしました!
アニメ遊戯王ゴーラッシュにて、今後のストーリーの鍵を握りそうなテーマであり、使用するプレイヤーも多いため、将来性は抜群です!
現時点では、環境デッキと比べると、まだカードプール不足な感が否めませんが、最低限のパーツは揃っていて、そこそこやれそうな感じもします!
今のうちから握って、使い慣れておくのも良いかもしれませんね!
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
ダークマター
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計27枚
2.デッキコンセプト
「墓地肥やし→フュージョン→ブラホ」です!今回は闇属性・ギャラクシー族テーマであるヴォイドヴェルグと混ぜた構築にしました!
ただし、ヴォイドヴェルグがレベル8モンスターで攻めていくのに対し、ダークマターは守備力1300の上級モンスターと下級モンスターでフュージョンを決めていくテーマとなっており噛み合いません。
そこで、下級モンスター同士でフュージョンできる<ヴォイドヴェルグ・アポカリプス>だけを採用し、フュージョン素材とともに<ブラック・ホール・デヴァイス>も入れました!
ダークマターはフュージョンが得意なテーマであり、<ダーク・プロフェット>のフュージョン回収と<ブラック・ホール・デヴァイス>の全破壊&サルベージ効果は非常にシナジーが強いです!
墓地が肥えていない事には始まらないため、序盤は墓地肥やし、中盤以降にフュージョンを決め、トドメは<ブラック・ホール・デヴァイス>からのダイレクトアタックというのが理想の動きです!
ただし、ダークマターのフュージョン体はあくまで「相手の効果で破壊されない」効果ですので、自分の<ブラック・ホール・デヴァイス>では破壊されてしまいます。
その点には注意しましょう!
それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
【上級モンスター】10枚
ダークマター・ハザードール...3枚
展開の起点となるモンスターです!ダークマターの上級モンスターの中で、このカードだけがスーパーレアかつシークレットレアになっているため、公式もキーカードである事を認めているといると思います。
墓地を3枚肥やしつつ、自身をダークマター・ミスト名称に変更しながら、墓地の<ダークマター・クレイドール>または<ダークマター・ロックドール>を回収できます!
回収できる下級モンスターは、いずれも自身をダークマター・ミストに名称変更できる効果を持っており、特に<ダークマター・クレイドール>は<フュージョン>を回収できるため、このカード1枚から即座にフュージョンに繋げる事も可能です!
墓地を肥やすコストと蘇生効果も噛み合っており、1枚で完結した強さを誇りますね!
当然3積み確定です!
ダークマター・フレイヤ...3枚
ノーコストでの貫通付与、相手フィールドのモンスターを裏側守備表示にする効果など、現環境でかなり強い効果を有しています!特に<ダークマター・ストリング>とのコンボが強力ですね!
<ダークマター・ストリング>の効果でこのカードを表側守備表示で特殊召喚すれば、効果でこのカードを攻撃表示に変更しつつ、<ダークマター・ストリング>2500打点に貫通を付与できます!
ただ、<ダークマター・デッドエール>では表側攻撃表示での特殊召喚に限定されるため、貫通付与効果を使うとこのカードは攻撃に参加できなくなるため注意しましょう。
貴重な貫通付与なので3枚採用しました!
ダークマター・ストリング...2枚
レベル5のダークマターの召喚コストを踏み倒しつつ、自身の打点を上げて攻撃力2500になれるエースアタッカーです!特に上述した<ダークマター・ハザードール>や<ダークマター・フレイヤ>とのコンボは強力ですね!
ただ、このカード単体でのパワーは今一つであり、コンボありきなのは否めません。
フュージョン素材にもならないため、2枚の採用にとどめました。
ダークマター・ナイト...1枚
<ダークマター・エニグナイト・ズウィーガー>のフュージョン素材となるモンスターです!最大3300打点になれるものの、主に自分が優勢の時に威力を発揮する効果なので、頻繁に引きたいカードではありません。
ただ、フュージョンを<ダークマター・エニグマータ>に依存してしまうと、欲しいタイミングでエクストラデッキが枯渇してしまう可能性があるため、第二のフュージョン先を確保するために1枚のみ採用しました。
風帝ライザー...1枚
最強のレジェンドモンスターです!現環境での採用率はトップだと思います。
前にも後ろにも触れられて、破壊耐性持ちもすり抜けられる上に打点まで高いとなれば唯一無二ですね!
闇属性・ギャラクシー族で統一した方が良いものの、汎用性の高いこのカードだけは例外的に採用しました!
【下級モンスター】16枚
ヴォイドヴェルグ・ペイルライダー...3枚
<ヴォイドヴェルグ・アポカリプス>のフュージョン素材となるモンスターです!ダークマター関連ではないですが、闇属性・ギャラクシー族というシナジーがあり、<ブラック・ホール・デヴァイス>を強く使うために採用しました!
磁石の戦士の登場で影は薄くなったものの、未だに下級モンスターの中ではトップクラスの打点を誇ります!
場合によっては守備力1500の最上級モンスターを倒せますし、ライフカット要員としても優秀なため、3枚採用しました!
ダークマター・クレイドール...3枚
ダークマターの下級モンスターの中で最も強いカードです!<ダークマター・ハザードール>同様、このカードだけがスーパーレアかつシークレットレアになっている下級モンスターのため、デッキのキーカードである事は間違いありません!
攻守ともに高めのスタッツもさることながら、500LPを払う事で墓地の<フュージョン>を回収できます!
ライフコストは決して安くないものの、<ダークマター・ハザードール>の効果でこのカードを回収し、墓地から<フュージョン>を回収する事で即座にフュージョン召喚できます!
3200打点かつ効果破壊耐性持ちの<ダークマター・エニグマータ>は突破が難しいため、上記の流れはかなり強いですね!
文句なしで3枚採用です!
ダークマター・ロックドール...3枚
自身の名称をダークマター・ミストに変更しつつ、1ドローできるモンスターです!ただし、手札コストを要求するため、やや使いにくいですね。
<ダークマター・クレイドール>と違って、こちらは手札が増えません。
追加の1ドローをしないとアド損となるため、余程の終盤でなければドローはした方がいいです。
自身の打点が800なので、<ダークマター・ハザードール>から回収した流れで<ダークマター・エニグマータ>を出しても2600打点と少し心許ないです。
新規カードが増えれば取り替えても良いかもしれませんが、現状ではダークマター・ミストになれるカードが少ないため3枚採用しました。
ダークマター・デッドエール...3枚
墓地が肥えていれば1枚初動となるモンスターです!効果で自身をリリースし、墓地の<ダークマター・ハザードール>を特殊召喚。効果で<ダークマター・クレイドール>を回収し、効果で墓地から<フュージョン>を回収。そのままフュージョンする事で3200打点の<ダークマター・エニグマータ>の完成です!
<ブラック・ホール・デヴァイス>で全破壊した後、墓地から回収するカードの筆頭ですね!
カードパワーが高いので3枚採用です!
ダーク・プロフェット...3枚
<ヴォイドヴェルグ・アポカリプス>のフュージョン素材となるモンスターです!デッキの消費が激しいため、3枚のモンスターをデッキに戻せる効果はなかなか強力ですね!
また、手札を減らさずに<フュージョン>を回収できる効果も優秀で、<ヴォイドヴェルグ・ペイルライダー>さえ引いていれば即座にフュージョン可能です!
スタッツが低く序盤では使い道が少ないものの、強力なサポートカードとして3枚採用しました。
メテオラーヴァ...2枚
この2枚の枠は何を採用すべきかけっこう迷いました。守備力1300のシナジーがあり、<ヴォイドヴェルグ・プロトスター>のフュージョン素材となる、<ヴォイドヴェルグ・グロビュール>や、<コスモス姫のお戯れ>なども考えました。
しかし、回していく中で、下級モンスターを引けずに上級モンスターが出せない事や、墓地のリソース不足で展開できないケースが多々見受けられました。
そのため、リリース要員の確保と墓地肥やしを優先し、こちらを採用しました。
ただし、あくまで補助の立ち位置なので、2枚の採用にとどめています。
【魔法】9枚
フュージョン...3枚
このカードを引くなり墓地に送らないと何も始まらないため、3積み必須です!オーバーラッシュ・ストーム...3枚
メインギミックでバックを除去後するカードが少なかったため採用しました!これだけギャラクシー族が多ければ<ユニヴァーストーム>の方が手っ取り早いですが、<七宝神ー良財>や<サンセットリバース>が流行っているため、こちらを優先して採用しました。
ブラック・ホール・デヴァイス...2枚
このデッキの切り札です!
フュージョンが得意なデッキなので、手札コストを払う事なく、レジェンドカードである<ブラック・ホール>のような運用が可能です!墓地から<ダークマター・デッドエール>を回収すれば、盤面の立て直しも容易ですね!
また、<ヴォイドヴェルグ・アポカリプス>とは相性抜群で、3500打点を残しつつの全破壊も可能です!
中盤以降に強力なカードなので、2枚の採用にとどめました。
天使の施し...1枚
コンボが決まる速度を早めてくれる最強のドローソースです!兎にも角にもコンボパーツが揃わない事には始まらないため、ドローに関わるカードは多いに越した事はありません。
特にこのデッキは墓地を肥やす事も重要なため、単純に手数を増やせる強欲な壺よりこちらを優先して採用したいですね!
個人的にはこれ一択です!
【罠】4枚
ダークマター・アサシネイト...3枚
ダークマター専用の罠カードです!非常に緩い条件で相手の盤面を1枚破壊できるため、破格の強さを誇る罠カードだと思います!
ただし、自分の場に守備力1300のモンスターを裏側守備表示でセットしておく必要があるため、無条件で打てる訳ではありません。
こちらが攻めている時は発動条件を満たせない場合があるため、注意しましょう。
テーマ専用の罠としてはかなり優秀なるため、強気の3枚投入しました!
魔法の筒...1枚
おそらく現環境において最も採用されているレジェンドカードです!効果破壊耐性持ちにも有効であり、直接相手のライフを詰められるカードですので、かなり強いです!
このカードのおかげで勝った試合も数知れずあるため、余程の理由が無い限りここは確定で良いと思います。
【エクストラデッキ】9枚
ダークマター・エニグマータ...3枚
フュージョン体の中で最も頻繁に出すモンスターです!<ダークマター・ハザードール>、<ダークマター・クレイドール>、<ダークマター・ロックドール>という3種類のモンスターがダークマター・ミストに名称変更できるため、フュージョンのハードルは低いです!
ただし、下級同士のフュージョンですと攻撃力2200になってしまうため、かなり心許ないです。
基本的に<ダークマター・ハザードール>をフュージョンに絡めると打点は上がるので意識すると良いです!
また、何も考えずに場に出し続けると、後でフュージョンしたい時に足りなくなってしまうため、こまめに墓地からエクストラデッキに戻したり、<ダークマター・エニグナイト・ズウィーガー>が出せる時はそちらを出すなどやりくりしましょう!
最後に、効果破壊耐性は自分フィールドに裏側守備表示モンスターが居る場合に限ります。
そのため、セットモンスターが居れば相手の<ブラック・ホール>で破壊されませんが、居ないとこのカードも破壊されるため注意しましょう。
もちろん3積み確定です!
ダークマター・エニグナイト・ズウィーガー...3枚
片方のフュージョン素材に<ダークマター・ナイト>を指定しているため、出しやすさはガクッと落ちます。こちらは2800打点に固定されているため、<ダークマター・ハザードール>+<ダークマター・ロックドール>よりは打点が高い一方、<ダークマター・ハザードール>+<ダークマター・クレイドール>の3200打点には敵いません。
ただ、出しにくい分は効果で補われており、永続効果で相手の効果では破壊されず、自分フィールドの裏側守備表示モンスター×1000ポイントの打点を下げます!
打点を下げるのは相手のレベル7〜9と決まっていますが、上級モンスターで突破されるようなステータスではないため、なかなか強力ですね!
出す頻度は低いものの、エクストラデッキの枠が空いているため3枚採用しました!
ヴォイドヴェルグ・アポカリプス...3枚
このデッキのフィニッシャーです!単に効果破壊耐性持ちの3500打点になるだけではなく、<ブラック・ホール・デヴァイス>回収からの即打ちにも対応しています!
このカードを盤面に残しつつ、回収した<ダークマター・デッドエール>から墓地を有効活用し、盤面がガラ空きになった相手に直接攻撃を叩き込みましょう!
4.各デッキとの相性
ダークマターはコンボデッキに分類されます。それぞれの相性を見ていきましょう!
ビートダウン(悪魔、ハーピィなど) 相性:×やや不利
展開の早いタイプではないため、速攻で攻め込まれると厳しいです。フュージョン体の打点もそこまで高くないため、<偉大魔獣 ガーゼット>や<ハーピィズフルドレス>で突破されるケースもあります。
序盤からフュージョンが決まって、罠を構えられていないとなかなか厳しいですね。
そのため、相性はやや不利と判断しました。
ミッドレンジ(爬虫類、磁石など) 相性:△五分
罠対策の<オーバーラッシュ・ストーム>、<ダークマター・アサシネイト>が決まれば優位に立てますが、逆にフュージョン体に<シャイニーシェイディー>を当てられるとキツいです。お互いにそこまで展開が早くはないと思いますが、どちらが先に動き出せるかの勝負となるため、相性は五分と判断しました!
コンボデッキ(セレブローズ、ワンダーなど) 相性:×やや不利
相手のフュージョン体やマキシマムに対して<ダークマター・アサシネイト>が無力な点がキツいです。もちろん、フュージョンやマキシマムが成立する前の動きを止めれば良いのですが、一度相手の展開が通った後は捲るのが難しいですね。
<ブラック・ホール・デヴァイス>頼みになるかもしれません。
そのため、相性はやや不利と判断しました!
5.最後に
個々のパーツは粒揃いな感じがしますが、やはり現状ではまだカードプール不足な感が否めません。しかし、2024年8月10日(土)発売予定の幻影のダークマターで強化が確定しています!
フュージョン魔法カードを使わない新システム「コンタクトフュージョン」も実装されるため、今後も要注目ですね!
これからも色々なデッキをご紹介していきたいと思いますので、是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- X(旧Twitter) @yugiohbar