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【ヘカトンケイル】デッキ紹介
posted 2025.08.29
ByHearth

【ヘカトンケイル】デッキ紹介
遊戯王に限らず、「カードゲームのデッキ選びで重要なファクターはなに?」と聞かれたらなんと答えるでしょうか。
環境における強さ、カード効果の独自性、そして何よりカードデザイン。
イラストが自分の琴線に刺さり、どうしても活かしてやりたいと四苦八苦することもこのゲームでは珍しくありません。
今回は私がイラストに一目惚れした『デッキビルドパック ファントム・リベンジャーズ』で登場した【ヘカトンケイル】を紹介していきます。
ルビの時点でおしゃれが過ぎます。
カード紹介
見えざる手ヤドエル / 見えざる手イブエル
まずは<見えざる手ヤドエル><見えざる手イブエル>の2枚。2枚ともLv6のモンスターですが、初動のカードとなります。
- 手札から自身を見せ、そのままデッキに戻したあと、
<見えざる手ヤドエル>はデッキから「ヘカトンケイル」魔法・罠カードを1枚サーチ。
<見えざる手イブエル>はデッキから同名以外の「ヘカトンケイル」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する効果を持っています。 - 幻想魔族特有の、戦闘を行う際、そのモンスター双方が破壊されない効果
- 墓地へ送られた場合に、
<見えざる手ヤドエル>は自分の墓地の「ヘカトンケイル」魔法・罠の再セット。
<見えざる手イブエル>は自分の墓地の「ヘカトンケイル」モンスター1体を特殊召喚する効果
この2枚のカードの強さに関しては、サーチしたり特殊召喚したりする先のカードと一緒に語っていきましょう。
見えざる手ガイガス / 見えざる手ゴッドス / 見えざる手ブレアス
続いて<見えざる手ガイガス><見えざる手ゴッドス><見えざる手ブレアス>の3枚。これらはLv7のモンスターで、基本的に<見えざる手イブエル>で特殊召喚するカードたちとなります。
- ドローフェイズ以外で相手の手札にカードが加わった場合に自身を特殊召喚する共通効果。
- 幻想魔族特有の、戦闘を行う際、そのモンスター双方が破壊されない効果。
<見えざる手ガイガス>は自分メインフェイズに、相手のデッキの上からカードを3枚めくり、その中のモンスター1体を自身の場に特殊召喚する効果(残りのカードはデッキに戻す)。
<見えざる手ゴッドス>は、相手メインフェイズに、相手の墓地のモンスター1体を対象に、そのモンスター1体を自身の場に特殊召喚する効果(この効果で特殊召喚したモンスターは、場を離れた場合に除外される)。
<見えざる手ブレアス>は、自分メインフェイズに、相手の手札をランダムに1枚確認し、それがモンスターだった場合、自分のフィールドに特殊召喚する効果
をそれぞれ持っています。
展開での優先度でいうと、先攻からでも使いやすい<見えざる手ガイガス><見えざる手ブレアス><見えざる手ゴッドス>の順となるでしょう。
ただ、自己特殊召喚を持っているとはいえ条件が受動的なので採用枚数には気をつけなくてはりません。
展開でいうと、<見えざる手イブエル>で<見えざる手ガイガス>を特殊召喚→<見えざる手ガイガス>効果で相手のデッキからモンスターを特殊召喚が1つのルートとなります。
そしてそこから更に展開するのがこちら。
見えざる神ジャウザー
「ヘカトンケイル」モンスターと幻想魔族で融合するか、自分フィールドの幻想魔族モンスター1体ともともとの持ち主が相手である表側表示モンスター1体をリリースした場合に特殊召喚できる融合モンスターです。見た目がめちゃくちゃいい。幻想魔族特有の戦闘耐性と、
自分メインフェイズに、デッキ・墓地から「ヘカトンケイル」カード1枚を手札に加える効果を併せ持ちます。
基本的には相手のモンスターを<見えざる手ガイガス>で奪い取って、そのままリリースして出すカードとなります。
サーチ先としては、このあと紹介するカウンター罠が強力なので、先攻ではジャウザー+カウンター罠2枚を目指します。
見えざる神ゼノ
「ヘカトンケイル」モンスター3体を素材に要求する融合モンスター。融合条件は結構重め。今後デッキ融合でも出たらかなり強力な1枚になりそうです。
幻想魔族特有の戦闘耐性と、
お互いのメインフェイズに、相手のEXデッキの裏側のカードをランダムに2枚確認し、自分フィールドに特殊召喚できる効果。
融合召喚したこのカードが相手の効果で破壊された場合に、相手フィールドのモンスターを任意の数だけ選びコントロールを得る効果があります。
挙動があまりにも面白いカード。
ランダムに2枚のため、安定するとはいい難いですが相手のEXデッキから展開に必要なカードを奪い取れるというのは他には例がありません。
破壊された場合の効果も、事実上の効果破壊耐性として機能するため場に出るとイメージ以上に厄介な1枚になるでしょう。
ここからは、そんな「ヘカトンケイル」を支える魔法罠たちを紹介。
こちらもかなりおしゃれな名前とイラストになっています。
神の見えざる手
これでヘカトンケイルと読むあまりに中二心をくすぐられるカード。流石に良すぎます。そして何よりこのデッキ最強の初動となります。
自分フィールドの他のカード1枚を墓地へ送って発動することができる効果外テキストと、
デッキから「ヘカトンケイル」モンスター1体をサーチしつつ、カードを墓地に送って発動した場合、更に同名以外の「ヘカトンケイル」魔法・罠1枚を自分フィールドにセットできる効果と、
墓地の自身を除外して、相手に1ドロー1ディスを行わせる効果を持っています。
先程も触れましたが「ヘカトンケイル」にはカウンター罠があるため、先攻ではこのカードを経由することでジャウザーと合わせカウンター罠2枚が理想となります。墓地へ送るカードはなんでもいいので、最悪召喚権を切って場から手札誘発を墓地に送るという動きもいいでしょう。
相手に手札交換を行わせるのは、レベル7ヘカトンケイルの条件を満たすための効果です。
特にモンスターを相手が捨てれば<ゴッドス>でそのまま奪うことができます。
見えざる幽獄
2つの効果から1つを選択して発動できる(それぞれ1ターンに1度しか選択できない)、最近良く見かけるようになったタイプの速攻魔法です。- 自分の場に「ヘカトンケイル」モンスターが存在する場合、相手フィールドの魔法・罠1枚を手札にバウンスする効果
- 自分のフィールド・墓地のモンスターを融合素材として除外し「ヘカトンケイル」融合モンスター1体を融合召喚する効果(元々の持ち主が相手であり自分フィールドの表側表示モンスターを融合素材とする場合「ヘカトンケイル」モンスターとして扱うことができる)
融合は墓地のモンスターも使えたり、相手からパクったモンスターも「ヘカトンケイル」として扱えるため、かなり<見えざる神ゼノ>をアシストする1枚になっています。
ただ現状墓地にモンスターを貯める手段に乏しいので、このあたりに強化きてくれると嬉しいですね。
見えざる誘い手 / 見えざる招き手
それぞれ自分フィールドに「ヘカトンケイル」モンスターが存在する場合に誘い手:相手モンスターの効果の発動を無効にし破壊。その破壊したモンスターを自分フィールドに特殊召喚
招き手:相手の魔法・罠の発動を無効にし破壊。その破壊したカードを自分フィールドにセット
と、強力な妨害を行いながらそのカードを奪い取って逆に利用できる面白いカウンター罠たちです。
相手の墓地にいかないため再利用や墓地効果の利用を阻止することができるのも魅力ですね。
展開と相性の良いカード紹介
基本展開は先程話した通りかなり単純で、- <神の見えざる手>でカード1枚を墓地へ送りながら<見えざる手イブエル>と片方のカウンター罠をサーチ。
- <見えざる手イブエル>の効果で<見えざる手ガイガス>を特殊召喚。
- <見えざる手ガイガス>の効果で相手のデッキ上3枚から自身の場にモンスターを特殊召喚。
- 場の2体で<見えざる神ジャウザー>を融合召喚。効果でもう片方のカウンター罠をサーチ。
召喚権を使わないので混ぜものがしやすく、【千年】との混合構築で現在結果を残されているようですが【勇者】やその他スロットがコンパクトなテーマと混ぜてみるのも面白いでしょう。
<見えざる手ガイガス>の効果でモンスターが引けなかった場合は...手札によってはリカバリー可能ですが、なかなかそうは行きません。ここの運ゲーには勝ちましょう。
相性の良いカードとしては下記のとおりです。
幻惑の見習い魔術師
召喚権を使わず初動をサーチできる上、<神の見えざる手>の墓地送りのコストにもなってくれます。3投推奨
真血公ヴァンパイア
汎用墓地肥やしカードと侮るなかれ。ヘカトンケイルではこのカードで奪った相手モンスターを<ジャウザー>の素材にできます。確率論でいうと3枚見る<見えざる手ガイガス>より4枚見るこちらのほうが安定するため、召喚権を使わずこのカードを出力できる【千年】ギミックが重宝されています。
影法師トップハットヘア
このカードの真髄はリンク召喚で出せる幻想魔族という点にあります。<ジャウザー>を出すのには幻想魔族を要求されるのに対し、現状リンクモンスターの幻想魔族はこのカードしかいません。
途中で経由したら<碑像の天使-アズルーン>をセットでき、妨害数を増やせるのもグッド
デッキレシピ
ヘカトンケイル
プレイヤー:Hearth
モンスター
計26枚
エクストラデッキ
計15枚
デッキレシピ解説
こちらは【千年】ギミックを搭載した<真血公ヴァンパイア>を活用するデッキです。初動は<千年の眠りから覚めし原人>か<千年の宝を守りしゴーレム>。 今回は<千年の眠りから覚めし原人>からの動きを紹介します。
- <千年の眠りから覚めし原人>を自身の効果で特殊召喚し、<千年の宝を守りしゴーレム>をサーチ。
- <千年の宝を守りしゴーレム>を自身の効果で特殊召喚し、<石版の神殿>をサーチ。
- <石版の神殿>の効果で2枚、表側でモンスターを魔法・罠ゾーンにセット。 魔法・罠ゾーンの2枚で<蛇眼の原罪龍>を融合召喚。
- 場のレベル8の2体で、<真血公ヴァンパイア>をX召喚し、効果でデッキから4枚をお互いに墓地へ送り、相手のモンスターを墓地から特殊召喚。
- <真血公ヴァンパイア><千年の宝を守りしゴーレム>を素材に<影法師トップハットヘア>をL召喚。 <碑像の天使-アズルーン>をサーチしつつ、場の2体で<見えざる神ジャウザー>を融合召喚。
- <見えざる神ジャウザー>で<神の見えざる手>をサーチ。
- フィールド魔法を墓地へ送りつつ<神の見えざる手>を発動、<見えざる手ヤドエル>とカウンター罠1枚をサーチ。
- <見えざる手ヤドエル>でさらにもう1枚カウンター罠サーチ。
まとめ
いかがだったでしょうか。相手のモンスターをどこからでも奪い取ることを執念にしているテーマ【ヘカトンケイル】でした。
召喚権を使わず展開・妨害をすることが可能な性質上、色々なテーマと混合構築が狙えます。
今回お話した【千年】より良い相性を持つテーマもまだあるかもしれないので、ぜひ模索してみてはいかがでしょうか。
そして何より、奪ったカードの返却忘れにはお気をつけを。
ではまた次回の記事でお会いいたしましょう。
ご拝読ありがとうございました。