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-THE HEROES- 新規サイバース族採用【M∀LICE】デッキ紹介
posted 2026.03.13
Byメカヲタ

-THE HEROES- 新規サイバース族採用【M∀LICE】デッキ紹介
今回は、新弾「LIMIT OVER COLLECTION -HEROS-」で登場した新規カードを採用した【M∀LICE】について解説します。
このパックはいわゆる「レアコレ枠」に位置するもので、過去カードの高レアリティ再録とともにアニメ主人公にフォーカスした新規カードで構成されています。
その中の1人、「遊戯王VRAINS」の主人公であるPlaymakerの使用する【サイバース族】にフィーチャーした新規カードが、同じくサイバース族テーマである【M∀LICE】でも有用で、規制によってパワーダウンした分を補完してくれることになっています。
それでは、各カードを見ていきます。
新規カード
今回のパックで【サイバース族】関連のカードは3枚。それぞれ見ていきます。
サイバース・コード・マジシャン
新たなサイバース族の儀式モンスター。儀式モンスターでありながら手札の自身をリンク素材とできる効果を持っており、儀式召喚する手間を省きつつ既存のサイバース族エースモンスターの強化に繋がります。
条件は「自分のLモンスターをサイバース族LモンスターのL素材とする場合」であり、【サイバース族】系統のデッキでは自然に条件を満たせます。
適当なリンク1から<サイバース・ウィキッド>などのリンク2へ繋ぐのはもちろんのこと、変わったところでは<大儺主水>などもL召喚可能。
種族の制約がある場合でもシンプルな除去札として運用ができます。
墓地効果として、手札・フィールドから墓地へ送られた場合にデッキからサイバース族モンスターを墓地へ送ることができ、<ドットスケーパー>をはじめとする墓地効果持ちを送るのはもちろん、<ウィザード@イグニスター>などの蘇生効果で蘇生したいモンスターを墓地へ送るなど柔軟な運用が可能。
L召喚後に墓地から特殊召喚できることで<サイバース・ウィキッド>の効果を即座に起動でき、あちらを絡めてさらなる展開に繋ぐことができます。
今まで同様の効果はリンク5である<ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード-ネオテンペスト>が担っていたことを考えるとかなり自然に展開に組み込めるようになっており、あちらの効果を妨害にフル活用することにも繋がっています。
ほとんど同時といえるタイミングで<スプラッシュ・メイジ>が禁止指定を受けており、このモンスターありきの規制であることが窺えます。
手札から素材にできる代わりに儀式召喚した際のメリットももちろんあり、墓地送りの代わりにリクルートになります。
効果無効もなく任意のレベルを特殊召喚というのはかなり破格で、この効果を目当てに儀式召喚する軸でルートを組むのもありですが、そのぶん手間は増えるため基本的には手札リンクとして運用するのでよさそうです。
この墓地送り・リクルート効果の使用後はサイバース族のみの特殊召喚制限がつきますが、このカードを活用するデッキであれば苦にはならないでしょう。
サイバース族の儀式モンスターということで既存の<コード・イグナイター>などからサーチできるのはもちろん、後述する新規Lモンスターからもアクセスできるため展開の幅が大きく広がりました。
サイバース・コントラクト・ウィッチ
新規のリンク2モンスター。
L召喚成功時に魔法カードをコストとすることで儀式モンスターをサーチできます。
召喚条件は同じ種族のモンスター2体であり、サーチ先も儀式モンスター全般なためある程度汎用性があり、適当なモンスター2体と魔法コストから<天羽々斬之巳剣>といった強力な儀式モンスターへと繋げられます。
サイバース族では既存のものはもちろん前述の<サイバース・コード・マジシャン>が有用なサーチ先で、あちらの手札リンク効果と合わせて即座にリンク3へ、墓地へ送ったモンスターによってはさらにリンク4以上へと展開可能。
リンク2ではあるものの<サイバース・ウィキッド>を出せば、墓地へ落とした<ドットスケーパー>の自己蘇生によりサイバースチューナーのサーチができ、<バックアップ@イグニスター>からさらなる展開も可能。
魔法コストは必要なものの、サイバース族であれば<転生炎獣ベイルリンクス>から<転生炎獣の聖域>が、<ダークインファント@イグニスター>であれば<イグニスターAiランド>がサーチでき、後者は再セット効果もあるのでコストにしても問題なく展開可能。
自然に絡めることができるため展開力の大幅な向上に繋がっています。
【M∀LICE】においてはリンク値が3あれば墓地へ落とした「M∀LICE」を<サイバース・ウィキッド>で除外する展開が可能で、ギミックゴリ押しでの展開合流がしやすくなりました。
同様に闇属性のサイバース族を落とすことで<ウィザード@イグニスター>による蘇生にも繋がり、総じて種族全体での展開力やゴリ押し性能強化に繋がっています。
既存のギミックが強固に繋がるタイプの新規はかなり嬉しいですね。
デコード・トーカー・インテグレーション
新たなリンク3のモンスター。本家<デコード・トーカー>と同じく効果モンスター2体以上という緩い召喚条件です。
EXゾーンに存在する限り、相手効果の対象にならず、自身以外のお互いのフィールド・墓地のLモンスターの数×500の自己強化を得ます。
適当に2、3体のリンクモンスターを並べるだけでもエース級の攻撃力になり、Lモンスター主体のデッキであれば一撃でライフを消し飛ばすようなレベルにまで成長することも。
また、フリーチェーンで自身のリンク先の自分モンスターをリリースすることでEXデッキからサイバース族モンスターを墓地へ送れ、さらにそのターンモンスターへの2回攻撃を得ます。
自己強化と攻撃回数増加は噛み合っておりモンスター限定とはいえ大幅なライフカットが可能で、攻撃面ではかなり優秀な性能をしています。
墓地へ送るサイバース族としては<メレオロジック・アグリゲーター>や<エニグマスター・パックビット>など<ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード-ネオテンペスト>と同様の運用が可能で、コストが必要とはいえ出すだけならこちらの方が出しやすく、攻撃力2300のサイバース族であることや「コード・トーカー」であることでサポートカードの差別化が可能です。
ただ、2回効果を使うにはコストが2体必要とリンク値的にはあちらと同じで、3回目以降はあちらのほうが効率的。
EXゾーンに出さないと効果が使いづらくバフもないことなどから実用上はあちらに軍配が上がりそうです。
<サイバネット・コンフリクト>などとの併用でこちらを使う意義もありはしますが、使いやすさでは劣るなんとも残念なモンスターといえますね。
今回【サイバース族】での新規は以上。
一応汎用の<W:Pファンシーボール>もサイバース族ですが、今回は割愛します。
デッキレシピ
新規カードを採用した【サイバース族】寄せ、ギミック多めの【M∀LICE】の構築がこちら。M∀LICE
プレイヤー:メカヲタ
モンスター
計25枚
エクストラデッキ
計15枚
着地狩り対策としての<繋がり-Ai->を採用しつつ、リンク値が劇的に伸びる要素である「ファイアウォール」を採用しました。
以前の【M∀LICE】と回し方自体はほぼ変わりませんが、規制によって消えた部分に<サイバース・コントラクト・ウィッチ>を混ぜつつ、基本展開で<M∀LICE〈Q〉HEARTS OF CRYPTER>を絡める点などが異なります。
<ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード-ネオテンペスト>を妨害に据えつつ展開に儀式モンスターが絡むようになったことで、今までは<死者蘇生>目的の置物であった<ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ>が最大2バウンスの妨害としても機能しており、その点も進化ポイントです。
「ファイアウォール」下級モンスターから「M∀LICE」へと繋ぐルートは、<転生炎獣ベイルリンクス>からコストを確保しつつ<サイバース・コード・マジシャン>を絡めて<サイバース・ウィキッド>を出し、<M∀LICE〈P〉Dormouse>を落としつつ<リンクデコーダー>を出すことで起動コストとして除外し、盤面に絡めていきます。
リンク値を並べられるだけ並べながら<M∀LICE〈C〉GWC-06>を確保しつつ、<アコード・トーカー@イグニスター><ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ><ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード-ネオテンペスト>から2~3体を並べます。
盤面に<ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ>を残すことを最低限意識しつつ、<コード・オブ・ソウル>を墓地へ置くことで相手ターンに他の大型モンスターを出すことも視野に入れるといいでしょう。
コストリリースなどでリンク先が墓地へ送られた際に<ファイアウォール・ドラゴン>を蘇生することで妨害の追加もでき、このあたりは規制前の【サイバース族】寄せの【M∀LICE】と変化はありません。
ドローと前後に散った妨害で捲り札受けの良さは変わらず、採用大型モンスターの変化により後手の打点突破なども別口でやりやすくなりました。
特に<ファイアウォール・ディフェンサー>による耐性付与はありがたいですね。
ギミック増加によって手数が増えたのは喜ばしいですが規制の影響は間違いなく受けており、特にサーチ効果が増えつつデッキ内アクセス手段の減少により相手のドロー系に対して手放しで<ドロール&ロックバード>を投げられるデッキではなくなりました。
投げるタイミングは適宜見極める必要があります。
また、採用ギミックの変化によって付随する<ドットスケーパー>の存在から<霊王の波動><霆王の閃光>を気軽に打つことができなくなり、その点でも不自由さは否めません。
実際はこれらの誘発を積みつつギミックは抑えめにし、EXに汎用Lを積んだ構築が丸くはあるでしょう。
ただ展開のパワーとゴリ押し力ではこの構築ならではの良さがあり、自分の好みに合うようチューニングしてください。
食らうと機能停止に陥りやすい先攻カードである<次元障壁>を受けず、盤面強度の高さ、ドローによる汎用の追加など強みはあるものの、環境全体で見た時には最上位から一歩引いた立ち位置にあることは間違いありませんが、その分明確なメタカードを積まれにくく、中堅上位デッキとしての立ち位置を得たように感じます。
L召喚主体の展開デッキとしてはやはり上位の存在であり、回していて非常に楽しいデッキです。
是非皆さんも組んでみてください。
ありがとうございました。













































