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第1回かせきアカツキ杯準優勝デッキ解説【カマクラル】
posted 2022.03.04
Byカマクラル

第1回かせきアカツキ杯準優勝デッキ解説【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回はギアスオーダーデッキをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ギアスオーダーデッキ解説【カマクラル】
パラレルオーダーやサンメロデッキの流行により、攻撃力2400の最上級通常モンスターや<火雷神サンダーボールド>が盤面に残りやすくなりました。
これにより、補助なしで<連撃竜ドラギアス>の2体取りが通りやすくなっています!
展開系デッキには罠が採用されるケースが少ないため、安全に攻撃を通すことができることも追い風ですね!
逆にこちらはダーク・リベレイションなどの罠で守りも固められるため、相性はとても良いと思います!
さて、今回は先日オンライン上で開催された第一回かせきアカツキ杯で準優勝した時のデッキを解説致します!
展開系のデッキパワーを持たせつつ、ドロー効果を持つ下級モンスターを大量投入したことで安定感を高めています。
それでは、早速どうぞ!
デッキレシピ
SDB(スーパードローボールド)
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計29枚
デッキコンセプト
「ドロー!ドロー!ドロー!」です!手札5枚を使って盤面を返し合うラッシュデュエルにおいて、こちらだけ手札6枚や7枚使えるとしたらかなり強いですよね!
このデッキは<ナリキング・レックス>と<リズミカル・パフォーマー>をフル投入することで手札枚数を増やし、展開の最大値を高めることを目指して組みました!
各カードの解説の方で詳しく書いていきます!
各カード解説
【最上級モンスター】11枚
最強戦旗タフストライカー / 火麺上忍ダイアップ / 幻刃破竜ドレイクラッシュ...各1枚
<潜入開始>とのコンボ以外で活躍する場が少なかったため、3枚の採用に留めました。
しかし、せっかく潜入開始を引いても対象がなくて発動できないケースが多々あったため、ここは4、5枚まで枚数を増やしても良いと思いました。
火雷神サンダーボールド...3枚
以前は種類を散らすために2枚の採用に留めていましたが、このカードへのアクセスは多い方が強いと考え直したために3枚フル投入としました!
CAN-Melo:D...2枚
使用感としては、このカードへのアクセス確率が増えたことでコンボの成功率は上がったように思います!
しかし、単体ではパワー不足であるところと、環境に罠の採用が減っていること、ライフ差が無ければ墓地からの回収効果が使えない点を考慮すると、1枚の採用で良かったかもと思いました。
雷闘騎トリガードラゴ...1枚
攻撃力2500ラインの並び合いになった際、バニラモンスターよりもこちらの方が強いと判断してのことでした。
ただ、実際はこのカード単体よりも<潜入開始>+バニラモンスターの方が強かったと感じました。
もちろん弱い訳ではないのですが、高打点は役割がかぶるために枠の兼ね合いから外さざるを得ない候補です。
連撃竜ドラギアス...1枚
盤面返しやライフカットなど、役割が多彩で唯一無二のカードです!
枠の兼ね合いから1枚のみの採用。
ビックリード・ドラゴン...1枚
打点が低いため返しに弱く、<透幻郷の万緑>発動時には壁としても機能しないために微妙なところもあるのですが、相手のマキシマム召喚が成立した場合、解決手段がなくなってしまうために1枚採用しました。
【下級モンスター】18枚
CAN:D...3枚
<ハウリングバード>ではなくこちらを採用したのは、後述する<JAM:Pセット!>とのコンボに他なりません!
ループコンボに必要なパーツは最大枚数入れたかったため3枚フル投入です!
シエスタトレーロ...3枚
また、最上級モンスター同士の戦闘においても、打点が並んだ際に一方的に戦闘破壊できるようになるため強いです!
デッキを掘り過ぎて、デッキ切れで負けることが無い役割も持っています。
コンボのサポートカードなので3枚採用しました。
センサー・ダックビル...3枚
文句なしで3枚採用です!
ナリキング・レックス...3枚
そこそこ高い確率で一方的に手札6枚でターンを進められるため、個人的には必須のカードです!
リズミカル・パフォーマー...3枚
ただ、当然ながらドローできないケースも多いです。
特にラッシュデュエルにおいてはデッキのモンスター比率が高い場合が多いため、依存は禁物です。
加えて、相手の墓地を肥やすことは塩を送ることにもつながるために注意が必要です。
ムラはあるものの、それでも手札を増やす夢を捨て切れずに3枚採用しました。
実際の使用感はドローできる時とできない時が半々くらいでした。
アメイジング・ディーラー...3枚
ただし、序盤のブーストだけでなく、中盤以降のもたつきも印象に残っています。
もちろん、序盤のもたつきは即負けにつながるために回避しなければなりませんが、全体を通じて活躍の機会が限られているために今後は採用するかどうか検討する必要があると感じました。
【魔法】11枚
潜入開始...3枚
このカードのためにわざわざバニラ最上級モンスターを入れています!
打点アップ+罠破壊耐性が最強なので3枚必須!
<魔法石の採掘>で回収するのはこのカードである場合が多いです!
七宝船...3枚
墓地にレベル7モンスターを送りながらドローにつなげられるため、デッキの方向性に完全に噛み合っています!
このカードのおかげで、最上級モンスターを11枚も積んでいるのにすんなりと回すことができていると思います。
文句なしの3枚採用。
魔法石の採掘...3枚
ある意味レジェンドカードを4枚積んでいるようなものですね。
引きたいカードかつ、余分な手札を墓地に送って次のターンのドロー枚数を増やしたいので強気の3枚採用です!
JAM:Pセット!...1枚
噛み合いが必要なカードですが、パラレルオーダーやサンメロデッキに対しては滅法強いカードです!
墓地に1枚あれば<魔法石の採掘>で使い回せると判断して1枚のみの採用に留めました。
天使の施し...1枚
他のレジェンドカード候補には<聖なるバリア -ミラーフォース->があると思いますが、<潜入開始>やサンメロデッキが多い環境では、致命的な一撃に成り得ないために採用を見送りました。
大会中はこのカードと最上級モンスター3枚をドローしたターンがあり、即座に発動させたことで最上級モンスターが4種類墓地に貯まり、<火雷神サンダーボールド>の効果を使って勝つことができました!
通常なら即負けするくらいの手札事故でしたが、このカードのおかげで動けないターンを減らすことができていると思います。
今はこのカード以外のレジェンドカードが信じられないくらいに、<天使の施し>の信者です!笑
不採用カード
ロマンス・ピック
このカードを採用するとサイキック族の比率を高めたくなってしまい、構築が歪むために今回は採用しませんでした。
ただ、間違いなくパワーカードなので、効果が不発だったとしてもかなり強いカードだと思います。
採用はかなりアリだと思います。
激鱗解放
ハンドアドバンテージが増えないことと、デッキ切れが起こりやすくなる点もマイナスです。
墓地を肥やして<火雷神サンダーボールド>の効果をいち早く通せるようになることと天秤にかけ、納得の上で採用するのもアリだと思います。
パラレルバース・ゲート
今回はあくまでもドロー枚数を増やして、手数を増やすという方向性だったために採用を見送りました。
ただし、決勝戦ではこのカードの強さを思い知らされたため、今は手札の枚数調整ができるようにデッキを回す練習をしています!笑
各デッキとの相性
対パラレルオーダー △五分
万緑型かどうかで変わってきます。<透幻郷の万緑>が採用されたタイプですと、打点が下がって戦線維持が厳しくなるため不利です。
それ以外であれば裏守備3セットで時間を稼ぐプレイができるため、こちらが有利です。
そのため、総合して五分という評価にいたしました。
対サンメロ ○やや有利
ミラー対決は先にループコンボを決めた方が勝つと思うので、コンボパーツの採用枚数の多いこちらの方がやや有利なのではないかと思います。お互いに妨害カードが<JAM:Pセット!>くらいしか入っていないことも追い風ですね。
正直、回ったもん勝ち環境です!笑
対カリギュレ竜魔 ○有利
ループコンボが得意なので、罠依存の相手にはかなり有利です!罠をどかせるようになるまではとにかく耐えます。
条件が整い次第、展開力を活かして圧勝していきましょう!
<エクディシス・カリギュレオン>対策として、<シエスタトレーロ>が活躍することも大きいですね!笑
このデッキの弱点
ズバリ、<JAM:Pセット!>に弱いです!<海星の騎兵>や<恵雷の精霊>では大した足止めになりません。
フィールドと墓地のカードをデッキバウンスして、やっと効果的ということです!
特に最上級通常モンスターを戻されるのが辛いですね。
プレイングのコツ
とにかくアド損しないこと。1ドローしかできない時は<七宝船>は伏せておきましょう。また、<魔法石の採掘>も場に伏せてから次のターンで使うことを推奨します。
また、盤面展開するときは最上級モンスターが攻撃表示で3体並ぶようにすること。
裏守備表示にしていると<CAN-Melo:D>で盤面が崩されてしまいます。
最上級モンスター3体を表側表示なら、ライフを削り切られて負けることは稀です。
ただし、<聖なるバリア -ミラーフォース->の一発には注意しましょう!
対策する場合は攻撃せずにターンを返してください。
ライフが残ってターンが返ってくれば、次のターンでまた展開できますので。
下手に相手モンスターと相殺させると次のターンで大ダメージをくらうこととなりますので注意しましょう!
最後に
長文にお付き合いいただき誠にありがとうございました。この構築が強い!!...というよりは、反省点の方が多かったです。
もっとこうすれば良かったなというのは、対戦を通じてしか見えてこないものですね...
まぁ、大会前はかなり強いという自信があったんですけどね!笑
新弾発売まではまだ時間があるため、構築がもっと洗練されていきそうで楽しみです!
大会で結果を出した際はまたご紹介したいと思います!
それでは、またお会いしましょう! カマクラルでした。
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