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第一回ラッシュデュエルオンラインバトル優勝デッキ解説【カマクラル】

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第一回ラッシュデュエルオンラインバトル優勝デッキ解説【カマクラル】

posted 2021.11.22

Byカマクラル


第一回ラッシュデュエルオンラインバトル優勝デッキ解説【カマクラル】
どーも、こんにちは!
戦うデュエリーマンのカマクラルです。


11/13(土)にシングル戦トーナメントの第一回ラッシュデュエルオンラインバトルが開催されました!

デッキ改造パック 混沌のオメガライジング!!」の発売日から早2週間、いよいよ竜魔一強時代が瓦解し、群雄割拠な環境が始まったという認識が広まってきた頃のことです。

特に竜魔メタかのような新弾カードはデッキ構築にも大きな影響を与えました!

バックビート>は必殺カウンターである<ダーク・リベレイション>を無効化し、1ドローまで許してしまう恐れがありますし、<ハーディフェンス・ミッション>はノーコストで<連撃竜ドラギアス>や<青眼の白龍>を破壊することが出来るお手軽除去です!

また、汎用性の高いカードとして<シードラゴン・ナイト>という下級のバック破壊モンスターも登場しました!
墓地に落ちてしまったモンスターをデッキに戻しつつ、伏せカードを確認した上で、墓地に同名カードがあれば破壊するというハイスペックを誇ります!

新弾発売後はこれら新カードの動きを加味し、環境を読んだ上でデッキを構築しなければならないため、高い構築力が求められます。
特にシングル戦はマッチ戦と違って、相手のデッキを初見で見切れないといけません。
マッチ戦では相手のデッキ内容を把握した上でのプレイングが問われますが、シングル戦は少ない情報で決着をつけなければならないため、初見殺しという戦術も有効です。

今回は参加者18名のスイスドロー5回戦を全勝し、見事優勝を果たしたデッキを徹底解説していきます!

是非とも最後まで読んでいただければ幸いです。

それでは、早速どうぞ!

大会前の環境考察
上述の通り、今の環境は竜魔にとっては向かい風です。そこで、相対的に強くなるのが機械だと考えています。

現に11/7(日)に開催された第7回マキシマムブラザーズ杯では、40名の参加者の中で機械が優勝を飾りました!

シードラゴン・ナイト>や<シエスタトレーロ>、<最強旗獣サージバイコーン>のコストによる墓地戻し効果があり、<バックビート>が致命傷になりません。
また、プレイングによって墓地の枚数調整を行い、そもそもバックビートの発動すら許さないということも可能です。

そんな機械の弱点は<ダーク・リベレイション>なのですが、天敵の採用率が落ちたことでさらに機械が猛威を振るうかと思っていました。
そんな矢先での機械魔デッキの優勝!
これらの背景を踏まえて、優勝デッキレシピを解説いたします!

デッキレシピ
機械魔デッキ
プレイヤー:灰リンゴさん


各カード解説
【最上級モンスター】7枚
最強戦旗エースブレイカー...3枚
フュージョンモンスターであろうと、マキシマムモンスターであろうと、表側表示のモンスターであれば手札コスト2枚で何でも破壊してくれる唯一無二の効果を持つカード!
ミラー戦の場合は、最上級の機械族モンスターを破壊することで、<獣機界奥義 獣之拳>や<バトル左遷>を無効化することもできます!
ただし、元々の攻撃力2500持ちなので、<ハーディフェンス・ミッション>の効果を受けてしまう点には注意しましょう。

鋼機神ミラーイノベイター...3枚
このデッキのエースアタッカーです!
下級モンスターが機械族メインではないため、効果発動のコストは枯渇しがちです。
ターン中に墓地リソースを使い切るのか、次ターンのために取っておくのかなど、状況に応じたプレイングが求められます。
しかし、<ハーディフェンス・ミッション>で破壊されないことに加え、貫通を付与してガンガンライフを削ることができるため、かなり優秀なカードであることは間違いありません!
文句なしの3枚採用です!

セブンスロード・マジシャン...1枚
このデッキでは5属性が採用されているため、最大攻撃力は3600になります。
打たれ弱さはあるものの、突破力は環境随一であり、<セブンスロード・メイジ>とのコンボも現在です!
獣機界奥義 獣之拳>には対応していないものの、<ダーク・リベレイション>や<ハーディフェンス・ミッション>という強力な後ろ盾のおかげで、強気の攻めも可能になります!
セブンスロード・マジシャン>自体がハーディフェンス・ミッションで倒されないのも強いですね!
ダーク・リベレイションのコストにも使えるため無駄がないですが、元々の攻撃力が低く相手ターンの返しに弱いために1枚のみの採用です。

【下級モンスター】23枚
アクア・ソーサラー...3枚
下級1500アタッカーの一角。
今は汎用性の高い<シードラゴン・ナイト>や<アメイジング・ディーラー>の採用率が高まっていることから、そのメタとして<酢酸のたまった落とし穴>の採用が見られるようになりましたが、このカードには効きません。
さらに、上記のようなステータスの低いシステムモンスター達を上から倒せることも高評価です!
決勝戦ではそうしたヨミがドンピシャで刺さったようで、まさにヨミ勝ちだと感じました!

ダーク・ソーサラー、ライト・ソーサラー...各2枚
役割は上述した<アクア・ソーサラー>と同じですが、こちらは2枚ずつの採用。
好みの問題もありますが、<セブンスロード・マジシャン>との兼ね合いもあるため、デッキの属性バランスを見て枚数調整してもいいかもしれません。

キャノン・ソルジャー...3枚
下級事故を緩和したり、最上級モンスターを引けなかった際に<アメイジング・ディーラー>の棒立ちを防いでくれる優秀な下級モンスターです!
ステータスも優秀ですし、バーン効果は最後の詰めにも使えます!
自身をリリースすることで<鋼機神ミラーイノベイター>のコストにも使えるため、3枚必須です!

ミスティック・ディーラー...3枚
ドローを促進しながら墓地を肥やしてくれるデッキのエンジンです!
ダーク・リベレイション>のコストを稼ぐことにも貢献するため、文句なしの3枚採用です。

シードラゴン・ナイト...2枚
汎用性の高い伏せカードチェッカー!
どんなデッキにも出張する便利屋であり、このカードの登場によって罠の評価が少し下がったと思います。
強力なカードではありますが、墓地の魔法使い族のカードを減らす可能性がある点が少し噛み合い悪いために2枚の採用。

ささやきの妖精...2枚
お手軽な墓地メタカードです!
しかし、以前に比べると採用率は少し低下したように感じます。
似たような効果を持つ<海星の騎兵>が出たからでしょうか。
あちらはこのカードと違って手札コストが不要で、ステータスも少し高いです。
ささやきの妖精>の利点は魔法使い族であるということと、風属性ということでしょうか。
他のカードに比べて優先度は下がるために2枚の採用。

スパークハーツ・ガール... 2枚
キャノン・ソルジャー>同様、下級事故緩和に使える他、貴重な炎属性の魔法使い族としてのポジションもあります。
積極的に効果発動を狙うというよりは、壁やリリース要員としての役割の方が多そうです。

セブンスロード・メイジ...2枚
墓地を肥やしながら相手の最上級モンスターの打点を下げられる優秀な下級モンスターです!
手札を使わない分、<スパークハーツ・ガール>よりこちらの方が手軽ですし、<セブンスロード・マジシャン>とのコンボも可能です!
ただし、枠の都合上、2枚の採用。

アメイジング・ディーラー...2枚
もはや全デッキ必須クラスのシステムモンスターです!
今は墓地戻しのカードも多いため、中盤以降でも効果発動の機会があります。
ただし、一定のリスクがあることも事実なので、2枚の採用。

【魔法カード】5枚
マジカル・ストリーム...2枚
相手の魔法・罠カードと1:1交換できるバック除去カード!
機械の苦手とする海竜デッキ相手なら、相手の<>を割ることで<海竜-ダイダロス>の効果発動を防ぐことも出来ます!
デッキの約半分が魔法使い族なので、発動機会には困りません。
シードラゴン・ナイト>の効果で破壊されることを防ぐために<鉄の重撃>と散らしています。

鉄の重撃...1枚

同じ効果を持つ<マジカル・ストリーム>と散らすために1枚の採用。 機械族は9枚の採用なので、こちらが1枚です。

バックビート...1枚
機械の天敵である<ダーク・リベレイション>の発動を封じるカードです!
ミラー戦においてはこのカードの有無で流れが変わりそうです。
強力なカードではあるものの、ある程度相手を選ぶ効果なので1枚のみの採用です。

死者蘇生...1枚
最高の汎用性を誇るカードです!
バックビート>など、墓地を戻すカードの増加で使いにくくなった面も有りますが、効果が通った時の強さは別格です!
特に<最強戦旗エースブレイカー>の効果で墓地に送った最上級モンスターを復活できるところもかなり強いですね!
このカード1枚で手札3枚分の働きに相当するため、全レジェンドカードの中で、一番リターンを期待できる効果ではないでしょうか?
文句なしの採用です!

【罠カード】5枚
ダーク・リベレイション...3枚
言わずと知れた最強の罠カードです!
特にシングル戦においては、このカードが何枚採用されているかで攻め時の判断が大きく変わってきます。
マッチ戦では枚数を見破られることもありますが、枚数が分からない以上は警戒するしかなくなるため、存在が偉いです!
やはりこのカードが通った際のリターンが大きいため、3枚フル投入しました。

ハーディフェンス・ミッション...1枚
ノーコストで相手の攻め手を消せるカード!
レジェンドカードである<炸裂装甲>に比べると汎用性は下がるものの、それでも十分に強く評価の高いカードです!
複数枚の採用もアリですが、今回は<ダーク・リベレイション>を優先したことと、<シードラゴン・ナイト>での破壊を防ぐために1枚のみの採用。

獣機界奥義 獣之拳...1枚
強力な罠であることに変わりはないですが、<ハーディフェンス・ミッション>の登場によって一番のカモであった<連撃竜ドラギアス>の採用率が低下しています。
また、こちらの機械族の最上級モンスターを破壊されたり、バウンスされたり、裏守備にされたりと対抗策もバレているため、以前よりも効果が通り辛くなっていることも向かい風です。
そのため、1枚のみの採用に留めました。

このデッキの弱点
バックビート>に弱いです。
罠を<ダーク・リベレイション>に依存しがちなので、そこを封じられるとキツくなります。
また、罠を構えながら<鋼機神ミラーイノベイター>で攻めることが基本コンセプトなので、<海竜-ダイダロス>で場を一掃されることも苦手ですね。

プレイングのコツ
竜魔のドラゴン部分が機械になったかたちなので、ラッシュデュエル黎明期からプレイしてきた方ならすぐに馴染むと思います。
後ろを罠で固めながら、最上級モンスターと下級1500アタッカーで殴り勝つ感じですので、中・低速のミッドレンジ型と言えるでしょう。
バックビート>や<シードラゴン・ナイト>など、罠カードは対抗手段が増えているため、使い惜しみせずに発動できる時に使うのが良いと思います。

最後に
長文にお付き合いいただき誠にありがとうございました。

機械魔は私自身使ったことがあるので、強さのエッセンスがコンパクトにまとまった感じが気に入っています。
手札コストがかかることに加えて、事故要因にもなり得る<10sionMAX!!!>を入れずに済む点や、先攻後攻の有利不利をリセットできる<ダーク・リベレイション>など、使いこなせればどんなデッキ相手にも戦える自力の強さがあります!
一方でプレイングを要求されるデッキでもあるため、常に先の展開を見据えて場と墓地のカードをどのタイミングで使うか考えていないといけません。
単純なデッキと言うよりは玄人好みのデッキだと思います。

機械魔の次は海竜が流行るなど、環境がグルグル回っていきそうで今後が楽しみです!

カードプールが増えずとも、今あるカードだけで環境が変わる可能性があるのは良いことですね!
今後も色々試していきたいと思います!

それでは、またお会いしましょう!



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また、参加者400名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
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