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【ミミグル】デッキ紹介
posted 2025.10.17
By鳩鷺

【ミミグル】デッキ紹介
【ミミグル】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
【ミミグル】は、「ワールドプレミアパック2025」でカテゴリ化した、レベル1モンスターは共通テキストを持つリバースモンスターである、地属性で統一されたリンクテーマです。
海外先行テーマではあるものの、マスターデュエルでは先行実装しておりましたが、今回満を持して来日したことで話題になっています。
このページでは、「ミミグル」を使用したデッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
このページを読めば、【ミミグル】デッキをどんなカードで、どのようにデッキを組めばいいのか、どのように強化・改造すればいいのかがわかります。
【ミミグル】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
デッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した【ミミグル】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。モンスター19枚・魔法13枚・罠8枚、合計40枚の【ミミグル】デッキです。
デッキレシピ
ミミグル
プレイヤー:鳩鷺
モンスター
計19枚
エクストラデッキ
計15枚
【ミミグル】デッキの回し方・動かし方
次は、【ミミグル】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。【ミミグル】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【ミミグル】デッキは、相手フィールドに「ミミグル」を展開し、固有効果で相手を抑制していきます。
相手フィールドで嫌がらせをした後、そそくさと自軍に戻ってくるかわいいヤツらですw
最終的には、帰ってきた「ミミグル」モンスターでエクシーズ召喚し、相手の展開を妨害しながら捲り勝ちを狙っていきます。
次に【ミミグル】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。
【ミミグル】デッキの回し方
ポイント1:「ミミグル」モンスターを紹介ポイント2:「ミミグル」カードによる初動例
ポイント3:エクシーズ召喚を介した展開例
ポイント1:「ミミグル」モンスターを紹介
【ミミグル】デッキの展開を進めるにあたって、まずは「ミミグル」モンスターを見ていきましょう。レベル1「ミミグル」モンスターは、大きく分けると、
タイプ(1):3つ効果を持ってるけど自分フィールドに特殊召喚する効果を持たないタイプ、
タイプ(2):2つ効果を持っており自分フィールドにも特殊召喚できるタイプ、
の2種類が存在します。
<ミミグル・ケルベロス><ミミグル・デーモン><ミミグル・ドラゴン>がタイプ(1)
<ミミグル・アーマー><ミミグル・スライム><ミミグル・フェアリー>がタイプ(2)に該当します。
基本的には相手フィールドに裏側守備表示で特殊召喚し、メインフェイズにリバースさせることで相手に妨害効果を発揮しつつ、自分フィールドに戻していく動きになります。
こちらでは、レベル1「ミミグル」モンスターのリバース展開時の固有効果をざっくりまとめました。
◆レベル1「ミミグル」モンスターリバース時の固有効果
- <ミミグル・ケルベロス>...デッキトップ3枚を除外し、モンスター1体を対面のフィールドに帰還
- <ミミグル・デーモン>...対面への1ドロー&自分の手札の1枚墓地送り
- <ミミグル・ドラゴン>...「ミミグル」以外の表側表示モンスターを全て破壊
- <ミミグル・アーマー>...「ミミグルモンスター」への戦闘破壊耐性付与
- <ミミグル・スライム>...対面が「ミミグル」をリクルートできる
- <ミミグル・フェアリー>...手札から特殊召喚したモンスターの効果発動不可
ここからは、これらに該当しない下級「ミミグル」モンスターである<ミミグル・マスター>をピックアップしてみていきましょう。
ミミグル・マスター
<ミミグル・マスター>は、召喚・特殊召喚に成功した場合、同名以外の「ミミグル」モンスター1体をサーチする効果を持ちます。サーチした「ミミグル」モンスターを相手フィールドに特殊召喚、(3)の効果で表示変更することで相手ターンにリバースさせ効果を使用しつつコントロールを奪えます。
通常召喚でもサーチ効果を使用可能ですが、<ミミグル・ドラゴン>のサーチ効果や、<ミミグル・デーモン>の表示形式変更効果に召喚権を温存していきたいので、特殊召喚を積極的に狙っていきましょう。
また、自分フィールドに同名以外の「ミミグル」モンスターが存在、または相手フィールドに裏側表示モンスターが存在する場合、自身に戦闘効果破壊耐性が付与されます。
割と付与される状況下になりやすい上、<ミミグル・ダンジョン>があれば攻撃力が3000にもなるので、主力アタッカーとしても優秀な1枚になります。
ポイント2:「ミミグル」カードによる初動例
新たな【ミミグル】デッキでは、「ミミグル」カードによる安定した初動が展開可能です。展開の要となる「ミミグル」カードは、こちらの<ミミグル・ダンジョン>です。
ミミグル・ダンジョン
<ミミグル・ダンジョン>は、「ミミグル」の元々の守備力の数値を攻撃力に加える効果を持ちます。この効果により、<ミミグル・ドラゴン>や<ミミグル・デーモン>といった下級モンスターもアタッカークラスとして充分機能します。
が、このターンに召喚・特殊召喚されていないという条件下に限られているので、前のターンまでに展開する必要があるのが難点です。
また、自分フィールドに裏側守備表示モンスターが存在するプレイヤーは召喚を行えず、このターン特殊召喚されたモンスターで攻撃宣言できなくなる効果が適応されます。
「ミミグル」を相手フィールドに特殊召喚できれば、通常召喚による初動を阻害し、相手の展開自体を妨げることが可能です。
しかしながら特殊召喚には攻撃制限しかかからないので、抜け穴もあることを把握したうえで発動していきましょう。
以上の効果は強力なものばかりですが、展開の軸となるのは「ミミグル」モンスターのサーチ・サルベージ効果です。
サーチ対象を<ミミグル・ドラゴン>にすることで
- <ミミグル・ダンジョン>を発動し<ミミグル・ドラゴン>をサーチ
- <ミミグル・ドラゴン>召喚→効果で<ミミグル・ルーム>をサーチ
- <ミミグル・ルーム>をセット
<ミミグル・ルーム>は、手札・デッキの「ミミグル」モンスター1体を自分フィールドに特殊召喚しつつ、フィールドの表側表示モンスター1体を裏側守備表示にできるので、こちらの展開を補助しつつ相手の展開を阻害できるお手軽妨害が可能です。
ポイント3:エクシーズ召喚を介した展開例
こちらでは、以上の紹介を踏まえた上で、「ミミグル」エクシーズモンスターを絡めた展開例を紹介します。今回、使用する「ミミグル」エクシーズモンスターはこちらの1枚です。
ミミグル・スローン
<ミミグル・スローン>は、エクシーズ素材を1つ取り除くことで、手札・デッキ・墓地から<ミミグル・マスター>1体を特殊召喚する効果を持ちます。かなり広範囲での特殊召喚に対応できるため、まず出てこないことはほとんどないでしょう。
<ミミグル・マスター>の特殊召喚自体も、後続サーチにつながる利点があります。
また、お互いのメインフェイズにこのカードを攻撃力1000強化の装備カード扱いで<ミミグル・マスター>に装備する効果を持ちます。
<ミミグル・ダンジョン>適応下では、攻撃力が4000にまで跳ね上がるので、レベル4モンスターとしては驚異の戦闘力を誇ります。
装備時、持っていたエクシーズ素材の数までフィールドのカードをバウンスする効果も持つので、最大火力によるダイレクトアタックも夢ではありません。
それでは、<ミミグル・メーカー>初動によるエクシーズ展開を見ていきましょう。
◆ミミグル・メーカー1枚によるエクシーズ展開
- <ミミグル・メーカー>を発動し<ミミグル・ドラゴン><ミミグル・デーモン>を選択
→(ランダムで<ミミグル・ドラゴン>が相手フィールドに特殊召喚され<ミミグル・デーモン>が手札に加わったと仮定) - <ミミグル・メーカー>追加効果で<ミミグル・デーモン>を特殊召喚→<ミミグル・デーモン>効果で相手フィールドの<ミミグル・ドラゴン>を表側表示変更
- <ミミグル・ドラゴン>リバース効果によりコントロールが自分に移る
- <ミミグル・デーモン><ミミグル・ドラゴン>で<ミミグル・スローン>をエクシーズ召喚
- <ミミグル・スローン>効果で<ミミグル・マスター>をリクルート→<ミミグル・マスター>効果でデッキから<ミミグル・ドラゴン>をサーチ
- <ミミグル・ドラゴン>を通常召喚→効果<ミミグル・ルーム>をサーチ
- <ミミグル・ドラゴン>で<リンクリボー>をリンク召喚
- <ミミグル・ルーム>をセット
このように手札1枚から、表示形式変更、攻撃力0にできる布陣を構えられます。
レベル1が複数体並びやすいことから<No.13 ケインズ・デビル>で表示形式変更の術を増やしたり、<LL-アセンブリー・ナイチンゲール>→<ダウナード・マジシャン>からの<天霆號アーゼウス>展開も行える仕様になっています。
まとめ
【ミミグル】デッキは、相手フィールドに展開からの嫌がらせで相手を抑制!【ミミグル】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方をまとめて解説しました。
シングル戦のマスターデュエルでは、「M∀LICE」や「ライゼオル」といった環境クラス相手にも十分に太刀打ちできるポテンシャルを秘めた海外先行テーマになっています。
気になる方は、ぜひ「ミミグル」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。