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【剛鬼】デッキ紹介
posted 2025.09.24
By鳩鷺

【剛鬼】デッキ紹介
【剛鬼】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
【剛鬼】は、「コード・オブ・ザ・デュエリスト」でカテゴリ化した、地属性・戦士族のリンク・融合・シンクロテーマです。
最新ブースターパック「DOOM OF DIMENSIONS(ドゥーム・オブ・ディメンションズ)」に、新規カードが収録されたことで話題になっています。
このページでは、「剛鬼」を使用したデッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
【剛鬼】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
デッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した【剛鬼】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。モンスター30枚・魔法9枚・罠1枚、合計40枚の【純剛鬼】デッキです。
デッキレシピ
剛鬼
プレイヤー:鳩鷺
モンスター
計30枚
エクストラデッキ
計15枚
【剛鬼】デッキの回し方・動かし方
次は、【剛鬼】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。【剛鬼】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【剛鬼】デッキは、メインデッキの下級「剛鬼」を展開し、エクストラモンスターの素材確保をしていきます。
新規カードの登場によって融合・シンクロを介した展開が可能になりました。
最終的には、高馬力な「剛鬼」リンクモンスターを並べていき、向上した攻撃力による戦闘ダメージで勝利を目指します。
次に【剛鬼】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。
・ポイント1:新規「剛鬼」カードを紹介
・ポイント2:剛鬼マシン・スープレックスを絡めた展開例$
ポイント1:新規「剛鬼」カードを紹介
【剛鬼】デッキの展開を進めるにあたって、まずは新規「剛鬼」カードを見ていきましょう。「ドゥーム・オブ・ディメンションズ」にて新規収録された「剛鬼」関連カードは以下の5種です。
今回は、エクストラデッキで採用している新規「剛鬼」エクストラモンスターをピックアップして紹介していきます。
剛鬼ザ・タイラント・オーガ
<剛鬼ザ・タイラント・オーガ>は、融合召喚に成功した場合、融合素材とした「剛鬼」リンクモンスターのリンクマーカーの合計数までフィールドのカードを破壊する効果を持ちます。リンク3以上を経由すれば、対象にとるフィールドのカード効果のチェーン発動も封じつつ、破壊枚数も増せます。
とは言え、無効化されるとかなりのディスアドバンテージになりかねないので、手札誘発で効果を無効化してくる<エフェクト・ヴェーラー>などには特に注意が必要です。
また、自身が戦闘を行う場合、ダメージステップ終了時まで相手の効果発動を封じる効果を持ちます。
ちゃっかりモンスター効果も対策されているので、ダメージステップ時の増強などもケアできる点でかなり優秀です。
剛鬼ドラゴン・オーガ
<剛鬼ドラゴン・オーガ>は、シンクロ召喚に成功した場合、「剛鬼」魔法カード1枚をサーチする効果を持ちます。候補としては<剛鬼再戦>が筆頭で、シンクロ素材にした「剛鬼」モンスターをそのまま蘇生できます。
また、墓地に送られた場合、対象にとった自分フィールドの地属性モンスター1体より攻撃力が低い「剛鬼」モンスター1体をサルベージする効果を持ちます。
相手は対象のモンスター以外を攻撃選択できなくなるので、下級「剛鬼」モンスターや妨害効果を持つ<剛鬼ジャドウ・オーガ>の温存に効果的です。
シンクロ素材自体に縛りはありませんが、基本的にはレベル4チューナーである<剛鬼マシン・スープレックス>とレベル2非チューナーの「剛鬼」モンスターでシンクロ召喚する事になります。
剛鬼シーク・オーガ
<剛鬼シーク・オーガ>は、「剛鬼」モンスターがドロー以外の方法で手札に加わった場合、レベルの異なる「剛鬼」モンスターを任意の数手札から特殊召喚する効果を持ちます。リンク素材にした「剛鬼」モンスターの共通効果を利用することで、トリガーと特殊召喚する剛鬼の確保が両立でき、展開力が爆発的に加速します。
同レベルは展開できない点と、こちらの効果で特殊召喚したモンスターがフィールドに存在する限り「剛鬼」以外の特殊召喚が封じられますが、【剛鬼】デッキであれば特に気にすることもないでしょう。
また、メインフェイズに手札・フィールドのモンスターを融合素材として「剛鬼」融合モンスターを融合召喚する効果を持ちます。
①の効果で素材を確保しつつ、自身で「融合」カードを消費することなく融合召喚につなげられるので、テーマ内で<剛鬼ザ・タイラント・オーガ>の特殊召喚も容易になっています。
展開した「剛鬼」を状況に応じてリンク3以上か<剛鬼ザ・タイラント・オーガ>かに変換できるのもポイントですね。
ポイント2:剛鬼マシン・スープレックスを絡めた展開例
新たな【剛鬼】デッキでは、「剛鬼」チューナーモンスターの登場でシンクロモンスターによる先攻妨害展開が確立されました。展開の要となる「剛鬼」チューナーモンスターは、こちらの<剛鬼マシン・スープレックス>です。
剛鬼マシン・スープレックス
<剛鬼マシン・スープレックス>は、「剛鬼」初のチューナーモンスターです。それだけには収まらず、レベル4・地属性・戦士族としても初のチューナーでもあるので、一応<M.X-セイバー インヴォーカー>からのリクルートにも対応しています。
が、今回はレベル3をそろえる流れより「剛鬼」本来の持ち味での展開を進めていきたかったため<M.X-セイバー インヴォーカー>は不採用としました。
効果は、「剛鬼」共通のフィールドから墓地に送られた際の同名カード以外の「剛鬼」カード1枚サーチ効果に加え、手札公開した自身と他の「剛鬼」モンスター1体を特殊召喚する効果を持ちます。
リメイク前である<剛鬼スープレックス>の召喚時効果が、2体同時特殊召喚へと若干変更されています。
結局のところ総数は変わりませんが、通常召喚権を消費しなくとも動けるようになった点は強化といえるでしょう。
<剛鬼マシン・スープレックス>と「剛鬼」モンスター1体の計2枚が手札にあれば、<剛鬼シーク・オーガ>のリンク召喚を介することで
<剛鬼マシン・スープレックス>と「剛鬼」モンスター1体それぞれの墓地効果で後続「剛鬼」モンスター2体をサーチ→<剛鬼シーク・オーガ>効果でその2体を特殊召喚することができ、そのまま<剛鬼ザ・タイラント・オーガ>の融合召喚まで行えます。
対象効果耐性は付与されませんが、単に除去効果として利用するのであれば、召喚権を消費しなくても容易に出せる点は一目置かれるでしょう。
上記の他にも、先攻で活用できるシンクロ妨害展開が同じ札数で行えます。
こちらでは、<剛鬼マシン・スープレックス>と「剛鬼」モンスター1体の計2枚による別展開例を紹介します。
剛鬼マシン・スープレックス+「剛鬼」モンスター1体、計2枚による妨害展開
- <剛鬼マシン・スープレックス>効果で自身と「剛鬼」モンスター1体を手札から特殊召喚
- <剛鬼マシン・スープレックス>と「剛鬼」モンスターで<剛鬼シーク・オーガ>をリンク召喚→リンク素材にした<剛鬼マシン・スープレックス>と「剛鬼」モンスター効果で<剛鬼スープレックス>と<剛鬼ガッツ>(レベル1の剛鬼)をサーチ
- <剛鬼シーク・オーガ>効果で手札の<剛鬼スープレックス>と<剛鬼ガッツ>を特殊召喚→<剛鬼シーク・オーガ>と<剛鬼ガッツ>で<剛鬼サンダー・オーガ>をリンク召喚→<剛鬼ガッツ>効果で<剛鬼ムーンサルト>をサーチ
- <剛鬼ムーンサルト>効果で<剛鬼スープレックス>を手札に戻し自身を手札から特殊召喚。さらに<剛鬼ムーンサルト>効果で<剛鬼シーク・オーガ>をエクストラデッキに戻し<剛鬼マシン・スープレックス>をサルベージ
- <剛鬼サンダー・オーガ>効果で<剛鬼スープレックス>を追加通常召喚→<剛鬼スープレックス>効果で<剛鬼マシン・スープレックス>を手札から特殊召喚。<剛鬼ムーンサルト><剛鬼マシン・スープレックス>で<フルール・ド・バロネス>をシンクロ召喚
- <剛鬼サンダー・オーガ><剛鬼スープレックス>で<剛鬼ザ・ジャイアント・オーガ>をリンク召喚→<剛鬼スープレックス>効果で<剛鬼再戦>をサーチ
- <剛鬼再戦>を発動し<剛鬼マシン・スープレックス>と<剛鬼ガッツ>を蘇生
- <剛鬼マシン・スープレックス>と<剛鬼ガッツ>で<ナチュル・ビースト>をシンクロ召喚
<剛鬼マシン・スープレックス>の登場で<剛鬼再戦>による蘇生からシンクロ素材を地属性縛りにしている<ナチュル・ビースト>のシンクロ召喚に移行可能となり、魔法対策面で大幅な強化につながりました。
<剛鬼サンダー・オーガ>で効果でメインの通常召喚権を温存できているので、手札次第では更なる展開を広げていくこともできます。
まとめ
【剛鬼】デッキは、大量展開からのエクストラ召喚で相手を制圧!【剛鬼】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方をまとめて解説しました。
テーマ内で融合・シンクロ召喚が追加されたことで、「剛鬼」の展開力が大幅に向上しました。
気になる方は、ぜひ「剛鬼」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。