遊々亭攻略ブログ
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【DD】デッキ紹介
posted 2025.09.03
By鳩鷺

【DD】デッキ紹介
【DD】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
【DD】は、週刊少年ジャンプ(2014年36号)の<DDケルベロス>でカテゴリ化した、闇属性主体の融合・シンクロ・エクシーズ・ペンデュラム・リンクテーマです。
最新ブースターパック「DOOM OF DIMENSIONS(ドゥーム・オブ・ディメンションズ)」に、新規カードが収録されたことで話題になっています。
このページでは、「DD」を使用したデッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
【DD】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
デッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した【DD】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。モンスター27枚・魔法9枚・罠4枚、合計40枚の【DD】デッキです。
DD
プレイヤー:鳩鷺
モンスター
計27枚
エクストラデッキ
計15枚
【DD】デッキの回し方・動かし方
次は、【DD】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。【DD】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【DD】デッキは、メインデッキの下級「DD」を展開し、エクストラモンスターの素材の確保を優先的に行います。
既存「DD」による安定した1枚初動が新規カードの登場によって確立されました。
最終的には、高出力な「DD」エクストラモンスターで相手を妨害し、向上した攻撃力による戦闘ダメージで勝利を目指します。
次に【DD】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。
ポイント1:新規「DD」カードを紹介
ポイント2:DD魔導賢者ケプラーによる1枚初動
ポイント1:新規「DD」カードを紹介
【DD】デッキの展開を進めるにあたって、まずは新規「DD」関連カードを見ていきましょう。「ドゥーム・オブ・ディメンションズ」にて新規収録された「DD」関連カードは以下の9種です。
- <DDランス・ソルジャー>
- <DDディフェンス・ソルジャー>
- <DDD零死王ゼロ・マキナ>
- <DDDD偉次元王アーク・クライシス>
- <DDD創始王クロヴィス>
- <DDD智慧王ソロモン>
- <DDD天空王ゼウス・ラグナロク>
- <零王の契約書>
- <異次元の契約書>
DDD零死王ゼロ・マキナ
<DDD零死王ゼロ・マキナ>は、発動ターン中のメインフェイズに「契約書」永続魔法・罠1枚をデッキから表側表示で置くペンデュラム効果を持ちます。永続罠をタイムラグもなく使用できるうえ、直接置く効果のためサーチメタを受けることもないのが優秀さを物語っています。
<地獄門の契約書>でもサーチに対応しているので、使用頻度はかなり増えてくるでしょう。
残念ながら発動する必要があるので、自身の(2)のモンスター効果や<DDD深淵王ビルガメス>などで置いた場合には発動できない点は注意が必要です。
また、エクストラデッキに表側表示で存在する場合、同名以外のフィールド「DDD」か「契約書」カードが破壊された場合、自身を特殊召喚してフィールドのカード1枚を破壊する効果を持ちます。
<DDオルトロス>や<DD魔導賢者トーマス>、<DDD死謳王バイス・レクイエム>、<零王の契約書>で破壊につなげ特殊召喚していきましょう。
追加の破壊効果も対象に取らないので除去要員としても優秀な1枚です。
DDDD偉次元王アーク・クライシス
<DDDD偉次元王アーク・クライシス>は、悪魔族の融合・シンクロ・エクシーズ・ペンデュラムモンスターを1体ずつ計4体、自分のフィールド・墓地から除外した場合に特殊召喚できる融合モンスターです。正規融合でも可能ですが、墓地利用も可能なので妥協案としては割と出しやすい部類になっています。
特殊召喚に成功した場合も、相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果を無効化できるため、永続効果や誘発即時効果への対処においては充分なメタになります。
また、自分フィールドの「契約書」カードを任意の数だけ破壊することで、その数までデッキ・エクストラデッキから「死偉王」ペンデュラムモンスターを特殊召喚できるペンデュラム効果を持ちます。
「契約書」カードのデメリットを回避しつつ、火力の向上につなげていきたいですね。
高打点を備えているので、<DDD智慧王ソロモン><DDD創始王クロヴィス>を素材として除外することで、貫通と戦闘破壊時のバーンを付与していくことで勝利をつかみやすくなります。
DDD創始王クロヴィス
<DDD創始王クロヴィス>は、シンクロ召喚に成功した場合、「DD」モンスター1体を帰還できる効果を持ちます。<地獄門の契約書>でサーチした<DD魔導賢者コペルニクス>で墓地に送った<DDランス・ソルジャー>を自己蘇生とつなげることで、1枚からシンクロ召喚と帰還対象の確保までできます。
「契約書」が自分フィールドに存在すれば蘇生に変更もできるので、状況に応じた特殊召喚先の選択が可能です。
また、除外された場合「DD」モンスターに貫通効果を付与できるので、なるべく高打点の「DD」を選択して、有効活用していきましょう。
DDD智慧王ソロモン
<DDD智慧王ソロモン>は、エクシーズ素材を1つ取り除くことで、「DD」カード1枚をサーチする効果を持ちます。「DD」カードとサーチ範囲は非常に幅広く、モンスター以外にも魔法・罠カードも対応可能なので状況に応じた確保が可能です。
また除外された場合、自分フィールドの「DD」効果モンスター1体に、戦闘破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える誘発効果」を付与する効果を持ちます。
高ステータスな上、全体攻撃可能な<DDDD偉次元王アーク・クライシス>と相性は抜群で、相手モンスターの数だけ実質的に直接攻撃と同等なダメージを与えることができます。
必要なエクシーズ素材は、レベル4の「DD」モンスターと制限されているため、同ランクの<DDD怒濤王シーザー>と比べカテゴリ外の悪魔族モンスターが使えない欠点はありますが、【DD】では特に問題なく展開でき、サーチ手段として大いに貢献する1枚となるでしょう。
DDD天空王ゼウス・ラグナロク
<DDD天空王ゼウス・ラグナロク>は、自分フィールドの「DD」か「契約書」カード1枚を破壊することで、追加で「DD」モンスターのペンデュラム召喚を行える効果を持ちます。<DDD狙撃王テル>や<DDD零死王ゼロ・マキナ>といったフィールドからの破壊をトリガーにするものと相性も良く、ペンデュラムモンスターを破壊してエクストラデッキに送り再度ペンデュラム召喚といった再利用も可能です。
また、相手の手札のモンスター効果発動時、墓地の「DD」モンスター1体と「契約書」カード1枚を除外することで、その発動を無効にする効果を持ちます。
昨今では多様化する手札誘発モンスター対策は、展開・妨害ともに重要視される課題となっているので、重宝されること間違いない効果ですね。
(1)の効果で「契約書」を破壊すれば、ダメージデメリットを回避するのに加え、効果のコスト確保に繋がります。
基本的にはペンデュラムスケールを揃える効果を持つ<DDD深淵王ビルガメス>を経由し、もう1体とでリンク召喚する形になるため、「DD」モンスター側の発動コストも自ずと準備できます。
ポイント2:DD魔導賢者ケプラーによる1枚初動
新たな【DD】デッキでは、新規「DD」カードの登場で安定した1枚初動が確立されました。展開の軸となる「DD」モンスターはこちらの1枚です。
DD魔導賢者ケプラー
<DD魔導賢者ケプラー>は、召喚・特殊召喚に成功した場合、「契約書」カード1枚をサーチする効果を持ちます。ペンデュラムモンスターなので枠いっぱいに効果書いてありますが、これだけが重要です(笑)
追加でサーチ可能な<地獄門の契約書>とでリソースを確保していく流れになります。
以上を踏まえたうえで、<DD魔導賢者ケプラー>1枚による展開例を紹介します。
DD魔導賢者ケプラー、計1枚による妨害展開
- <DD魔導賢者ケプラー>を通常召喚→<DD魔導賢者ケプラー>効果で<地獄門の契約書>サーチ、<地獄門の契約書>を発動し<DDD零死王ゼロ・マキナ>サーチ、<DDD零死王ゼロ・マキナ>をペンデュラムゾーンにセッティングし<零王の契約書>を置く
- <零王の契約書>効果で<DDD零死王ゼロ・マキナ>を破壊し<DD魔導賢者コペルニクス>をリクルート→<DD魔導賢者コペルニクス>効果で<DDランス・ソルジャー>を墓地に送る、<DDランス・ソルジャー>効果で<地獄門の契約書>を破壊し自己蘇生、<DDランス・ソルジャー>効果で自身のレベルを2つ上げる
- <DD魔導賢者コペルニクス><DDランス・ソルジャー>で<DDD智慧王ソロモン>をエクシーズ召喚→<DDD智慧王ソロモン>効果で<DDスケール・サーベイヤー>をサーチ。<DDD智慧王ソロモン>の上に<DDD狙撃王テル>を重ねてエクシーズ召喚
- <DD魔導賢者ケプラー><DDD狙撃王テル>で<DDD深淵王ビルガメス>をリンク召喚→チェーン(1)<DDD狙撃王テル>効果で<DDネクロ・スライム>を墓地に送る、チェーン(2)<DDD深淵王ビルガメス>効果で<DDグリフォン><DDD壊薙王アビス・ラグナロク>をセッティングし1000ダメージ
- <DDネクロ・スライム>効果で墓地の自身と<DD魔導賢者コペルニクス>で<DDD烈火王テムジン>を融合召喚
- <DDスケール・サーベイヤー>効果で手札から特殊召喚し自身のレベルを4に変更、特殊召喚に反応した<DDD烈火王テムジン>効果で<DDD狙撃王テル>蘇生
- <DDD狙撃王テル><DDD深淵王ビルガメス>で<DDD天空王ゼウス・ラグナロク>をリンク召喚→チェーン(1)<DDD狙撃王テル>効果で<DDグリフォン>を墓地に送る、チェーン(2)<DDD壊薙王アビス・ラグナロク>効果で<DDランス・ソルジャー>蘇生し1000ダメージ
- <DDスケール・サーベイヤー><DDランス・ソルジャー>で<DDD創始王クロヴィス>をシンクロ召喚→<DDD創始王クロヴィス>効果で<DDグリフォン>を蘇生、<DDグリフォン>効果で<DDオルトロス>サーチ
- <DDD烈火王テムジン><DDD創始王クロヴィス>で<DDD怒涛大王エグゼクティブ・シーザー>をエクシーズ召喚
- <DDD天空王ゼウス・ラグナロク>効果で<DDグリフォン>を破壊しペンデュラム召喚権追加して、<DDスケール・サーベイヤー><DDグリフォン><DDオルトロス>をペンデュラム召喚。<DDグリフォン><DDオルトロス>で<DDD呪血王サイフリート>をシンクロ召喚
- 追加したペンデュラム召喚権で<DDグリフォン><DDオルトロス>をペンデュラム召喚。<DDグリフォン><DDオルトロス>で<DDD怒濤王シーザー>をエクシーズ召喚
- <DDスケール・サーベイヤー><DDD怒濤王シーザー>で<DDD深淵王ビルガメス>をリンク召喚→チェーン(1)<DDD怒濤王シーザー>効果で<戦乙女の契約書>をサーチ、チェーン(2)<DDスケール・サーベイヤー>効果でペンデュラムゾーンの<DDグリフォン>をバウンス
- <DDD深淵王ビルガメス>の上に<DDD赦チ王デス・マキナ>を重ねてエクシーズ召喚
初動になる<DD魔導賢者ケプラー>は<ナイトメア・スローン>でのサーチにも対応しているので、より安定性が向上しています。
まとめ
【DD】デッキは、大量展開からのエクストラ召喚で相手を制圧!【DD】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方をまとめて解説しました。
追加でペンデュラム召喚できるようになったことで、「DD」の展開力が大幅に跳ね上がりました。
気になる方は、ぜひ「DD」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。