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リミットレギュレーション(2023年4月) 前編
posted 2023.04.11
Byメカヲタ

リミットレギュレーション(2023年4月) 前編
今回は新たに発表された2023年4月適用の制限改訂について考察していきます。
最後に、次環境を予想したデッキレシピをいくつか紹介しますので、ぜひご覧ください。
禁止カード
まずは禁止カード。 <スプライト・エルフ>が遂に禁止カードとなりました。使用デッキは多岐に渡り、【スプライト】はもちろんのこと、【リチュア】【深淵スプライト】等のその他「スプライト」系列、【ティアラメンツ】、【超重武者】、変わったところでは【メガリス】や【アダマシア】、一部の【ナチュル】にも使われていました。
素材にしたレベル2を即座に蘇生できるため、盤面の+1のモンスターを対象耐性付与モンスターに変換できるともいえます。<水晶機巧-ハリファイバー>や<ユニオン・キャリアー>と並ぶインフラ的モンスターでしたが、あまりに強すぎたため禁止は妥当かと思います。
制限カード
続いて制限カード。禁止からの緩和が2枚と、規制強化が9枚です。緩和されたのは<焔征竜ブラスター>と<グローアップ・バルブ>の2枚。シンクロ強化ではありますが、<ワン・フォー・ワン>、<ローンファイア・ブロッサム>対応の純粋なリンク値2で、各種墓地肥やしとも相性が良く、規制と解除を行き来しているカードでもあります。
環境では【罠型神碑】や【エルドリッチ】などでその他の永続系カードと共に使用されていたため、このカードが使えるかどうかが、罠デッキにおける一種のステータスにもなっていました。すり抜ける手段はあるとはいえ、1枚を処理したあとに2枚目を開かれた時の絶望感は凄まじく、そう考えると制限は妥当に思います。
準制限カード
続いて準制限カード。こちらは緩和組が多数を占めます。前回の改訂で復帰した<星守の騎士 プトレマイオス>、<BF-隠れ蓑のスチーム>、<魔導書の神判>
制限解除カード
そして制限解除カード。<オルフェゴール・ガラテア>、<閃刀姫-カガリ>、<呪われしエルドランド>はいずれも10期の代表的なカード群です。「ビーステッド」が大幅な規制を受けたためこれらのデッキにはかなり追い風ですが、果たして11期のパワーについていけるのか。【エルドリッチ】は緩和よりも、<スキルドレイン>の規制の方が痛手ですね。
次環境を予想したデッキレシピ紹介
最後に、改訂を受けて流行が予測されるデッキをいくつか紹介します。ピュアリィ
魔法
計21枚
エクストラデッキ
計15枚
まずは【ピュアリィ】。
前期から結果を出しているデッキですが、前環境にいたデッキのほとんどが規制を受けたため他デッキからパワーが突出し、トップメタに君臨しています。<エクスピュアリィ・ノアール>の圧倒的な妨害・耐久性能に加え、<エピュアリィ・ハピネス>などによる後手捲り性能の高さ、そして尖った対策カードをメインデッキから入れやすいといった性質も相俟って、非常に強力なデッキになっています。今期のデッキは「<エクスピュアリィ・ノアール>を越えられるか」または「成立させないための誘発等の枠を取れるか」が一種の指標になりそうなうえ、「壊獣」や<倶利伽羅天童>などの流行が予想されることから、単体の置物による制圧デッキは厳しい環境になりそうです。
こちらのブログは後編
リミットレギュレーション(2023年4月) 後編へ続きます。