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環境デッキ考察「宝扉アサルトリリィ」

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環境デッキ考察「宝扉アサルトリリィ」

posted 2026.10.29

ByS-


WS20261029_S_midashi.jpg
環境デッキ考察「宝扉アサルトリリィ」
どーも!S-です。

今回は環境デッキ考察ということで、宝扉アサルトリリィについてです。
環境と言いつつ、若干下宝採用型は減っているような気もしますが、アサルトリリィ全体の強みや、上扉の共通的な強さから、丁寧に解説しようと思います。


デッキレシピ
環境デッキ考察「宝扉アサルトリリィ」
レベル1
計7枚
クライマックス
計8枚


まずは、アサルトリリィというプールの強みについて。色々な要素がありますが、低レベル帯から整理していきます。


【1】集中のおまけにしては強過ぎる「ラプラス」
<梨璃>の集中についてる追加テキスト「ラプラス」。メインフェイズはじめにストックの上から1枚を見て、そのままにするか控え室へ送り、控え室に送った場合は控え室の「カード」をストックの下に埋めることができます。
2面ラプラスにした場合、アタックで貯めたストックの2パン目以降にトリガーしたCXを控え室に落とし、控えの不要牌をストックにしまうことができます。1パン目に噛んでしまった場合も1回の集中で吐くことができ、他のデッキにありがちだった「1パン目のCXを吐くために3ストック分の動きを強要され、1ターン分の貯めたストックを無駄にし、最終ターンに向けて必要なリソースを貯めるためのターンが1ターン増える」であったり、「最終ターンに必要なリソースを貯め切るためにストックの下にCXを埋め込んで、結果山札が弱くなり、猶予のターンが1ターン少なくなる」みたいな状況が発生しづらくなります。
当然2週目以降の山札の圧縮にも貢献し、無理なく強いストックを積むという行為がしやすいのが偉いですね。また、トリッキーな技にはなりますが、このデッキはアタックフェイズ時に1〜3ストックあれば詰めに走ることができるので、あえて詰めの時だけ使う用のキーパーツを下から4番目とかに仕込むことで、迷子にならずキャラ展開をした後で控えから拾うことが出来るようになったりします。

【2】元祖アグロプランの神琳ドキテマ
最近は採用されなくなってきていますが、個人的には強いと思っています。連動のCXが手に来なかった場合も大してリソースを減らさず手札を維持しながら3パンを目指せるのが魅力。<神琳>で拾った不要牌は<ドキテマ>のツインドライブのコストにすることでストックに変換することも可能です。かつて選抜されただけのパワーを感じる足回りです。

【3】早出し展開にカウンターする大活躍+思い出拳
<扉卯月>デッキのような、2レベル帯でハイパワーなリソース獲得札で道中リソースを稼ぎつつ面を固め、複数ターンに渡りこのテキストを使うことでリソース差を広げて相手を封殺するタイプのデッキに対して、明確な回答を持たせることができます。他にもこの手のデッキに対しては、<鶴紗>の早出しヒールで思い出に送り込んだり、<ルナティックトランサー>で吹き飛ばしたり、山札が出来上がっていれば<雨嘉>で2面処理するなど選択肢は豊富です。デッキの空きスロットなどで選択肢を変更していきましょう。

【4】ヒールループによる光景ケア+レンジ外への耐久
ストックがターンを嵩んで積みすぎてしまい、ダメージレース的にもこの後相手が山崩し+3対応でロングレンジを決めるしかない状態になってしまうことがあります。この時、<一葉>の早出しヒールを圧殺し続けて効果で回収し続けることで、ストックを必要最低限にまで減らして<光景>や<魔石>のケアをしつつ、相手のレンジから逃げることが可能になります。

【5】相手の山札を確実に崩すクエレブレ蒔菜とメイン光景
<アタック時光景>だけでなく<メイン光景>があるタイトルというのは近年のカードパワーの上昇に伴い少なくなってきていまして、強力な詰めのあるプールにメイン光景がもらえるのは久しいです。それこそ規制前Keyアニバーサリーの<観鈴>+<光景>くらいだったのでは?
メイン光景の有名なケアとして、「山札1枚残し」があります。山札1枚だけ残して、次のストックを形成する山札の圧縮率をあえて下げることにより、被害を最小限にしようという作戦ですね。 しかし、この「山札1枚残し」に対しての回答としてクエレブレのメンバーが答えてくれます。お互いの山札を1枚破壊するというテキストにより、光景でストックを形成する山を強い状態にすることが可能です。採用率が高いのは0コスでプレイでき、当たり効果が控えからキャラ回収の<蒔菜>。道中でも、<アルベド>や<青豚の卯月>などによるトップCX仕込みに対して、手札リソースに変換しながら相手のキャンセルを減らすことができるので、ダメージレースの不利を作りにくいです。
アサルトリリィ共通の強みは大体この辺りになりますでしょうか。この中から環境に応じて取捨選択をすることもできます。さて、続いて上扉連動の強みを整理していきましょう。


上扉の強み
上扉は<梨璃>と<夢結>の2種類のCX連動により構成されます。
梨璃は対応CXの回収と、アタック終わりの連動による2枚回収、及び2枚のCXを残した逆圧縮。夢結は本体のアタックの実質的放棄の代わりに、アタック終わりに2コス2ハンで2点、3点、4点の3回攻撃を行います。

もう、これ、全てが強い!!

【1】1枚で9点という打点効率、さらに2点、3点、4点という分割
レベル3の対応でダメージが1枚で9点出せるのは、レベル3の2コス2ハンで出せる打点効率としてはトップクラスです。最近でいえば<無防備なあくび レム>がトップチェック成功時に与えることができるダメージが3点×2+本体3点の9点でした。同じコストでブレなく9点を与えることが出来るのは魅力です。また、まとめて1回9点ではなく、3回にばらけさせてるのも評価が高いでしょう。

【2】アタックの「実質的放棄」
今までのアタックを放棄するタイプの強い詰め(<めぐみん>や<彼方>、自分以外のパンチを削っているという意味では<観鈴>や<霊夢>、<オカルン>も含む)は、本当にアタックを放棄します。ストックはたまらず、トリガーによるハンド補強も狙えません。その分、効果は強力な上に防御札が効かない、または効きづらいです。
<夢結>は、ソウル-9という「実質的放棄」により、サイドアタックにすることでこれを実現しており、さらにストックや時にはハンドを増やしながら詰めを使うことができます。
さらに、相手の状況によっては12500で相手の盤面をフロントアタックで割ることも可能。返しに無理に3対応を残さなくても良いのは魅力です。

【3】控えから対応CXを拾えることによる柔軟性
<梨璃>の効果は出た時にCXを拾うかストックにすることができます。これがどうあっても優秀。
まず、構築段階で扉の枚数を絞ることにより、もう1CXコンボをギミックとして入れれること。これによりデッキの出力を1段階底上げすることができます。仮に1枚だけの扉がリフに巻き込まれそうになっても、そうなる前にラプラスでストックの下に仕込むことで回避ができる点も優秀です。
また、CXを4枚にする恩恵もあります。それは、ストックにすることで詰めのためのストックを1減らすことが出来る点。例えば「うっかり貫通してしまってあと1枚ストックが足りない!」みたいな時に上から扉をドローすることができれば、控え室の扉をストックにすることでストック不足を補うことができます。

【4】珍しい「2枚残し逆圧縮」
実は今まで2枚残し逆圧縮は5種しか存在しませんでした。1枚残し逆圧縮より、CXがもどる枚数が1枚少なく、逆圧縮としてのバリューが高いと言えます。これが、<クエレブレ>+<メイン光景>のあるプールに存在してしまっているのが本当に強い。相手が積んだ純ストックを控え室に用意した状態で、2枚残し逆圧縮を打ち込むことで相手の圧縮率を大きく下げることができます。ちなみにおまけで2枚回収がついているのも、詰めの要件を下げてくれるのでかなり強いです。

下宝の強み
1対応の<神琳>はアタック終わりに1コス払って5ルック1キャッチ1ストブ、しかもストックの上か下かを選べる柔軟性能。さらにサポートの<雨嘉>はアタック終わりに神琳のマーカーに入りながら、その神琳にソウルパンプをし、次のターンまでに擬似的なアンコールかストックブーストを与えるというテキストになっています。

【1】アイコンが宝であることと2種8枚積まれたツインドライブによるアクセスのしやすさ
今回のレシピには、<ドキテマ>に加えて<聖&汐里>も入っており、レベル0の段階で沢山トリガーチェックすることができます。これにより、他アイコンを使用した時や、他の下宝デッキに比べ、1対応の宝をさらに引き込みやすくなっております。最近採用率が低い<神琳>ドキテマセットを採用するのも、ドキテマのツインドライブ効果を重く見てのことです。

【2】5ルックという削り枚数による、緊急山破壊性能
殴りながらトリガーチェックで沢山CXが見えてしまい、山をリフレッシュまで持っていきたいシーンはよくあります。ルック連動共通の強みではありますが、このデッキの場合1面<雨嘉>になるので、5枚ルックであることにかなり意味があります。

【3】アタック終わりにコストを払うことによる、純ストック積み性能
トリガーしたCXを即座に吐けるだけでなく、宝で噛んだ未知札もその場で吐いて、何をストックに埋めたか把握することが可能です。<ラプラス>と合わせて、ストックの中身の完全把握も可能。次のターンに使いたいカードをストックの一番上に仕込んでおき、ラプラスで控え室に落とすことで集中で拾いに行くなどもできます。

【4】マーカー効果によるCXコンボ連打性能とダメージコントロール
宝というアイコンであることから、そもそもCXコンボの連打はある程度保証はされているのですが、さらにマーカー効果によって控え室に行った時に手札に帰ってくる擬似アンコール効果があるので、キャラをあえて回収しなくても連打することが可能です。
また、マーカー挿入時にはソウルパンプ効果がついているのですが、これにより相手のダメージコントロールがある程度可能。例えば、8フォーカスのフリーレン相手には6クロックで留めることでアラームを使わせないケアをすることが可能なのですが、相手のクロック状況により2点か3点か選ぶことが出来るのは、この6クロック止めを狙うにあたり便利な効果になります。


具体的な回し方
まずは、理想的な詰めの最終ストックとハンドを想定していきましょう。ストックは控えから扉を拾う想定なので、手札に扉があればストック-1の手札+1になります。

【1】梨璃+夢結×2(ミニマムプラン)→7ストック、余剰手札2枚の計5枚
最小のプランです。相手の3対応発砲後だとこのプランでも十分に相手を詰めることが出来ます。

【2】クエレブレ×1+光景+ 梨璃+夢結×2→10ストック、余剰手札2枚の計7枚
相手の山札が残1枚で、それを<クエレブレ>でクラッシュしたのちの<光景><逆圧縮>からバーンを叩き込むプラン。一番ロングシュートが狙え、このデッキのメインプランになります。目指すラインはここ。クロックが叩ければ手札は2枚増えるため、追加で2枚クエレブレを抱えることが出来ます。つまり相手の山札3枚残しまではノーリスクでクラッシュできるということ。

【3】夢結×3→9ストック、余剰手札6枚の計10枚(扉含む)
パンチ数だけで勝てそうな時に取るプラン。ちなみに<1対応>が手札に帰ってくる都合、実はクロック叩いた後10枚持ってる状態は結構あります。ゲーム展開によりどのルートを走るのか、余剰ストックの枚数次第で何回集中を使うのかなどが変わります。その辺を意識して回していきましょう。


マリガン&各レベル帯の動き
マリガン基準
0のアタッカー、<集中>と<1対応>はキープ、<宝>は1枚までキープ、<ドキテマ>が引けてれば受けを作るために0を1枚は切ってよし、という形ですが、<聖&汐里>で1ターン目に殴りたいため、0ばかりの時もキャラを1枚は控え室に用意しておきましょう。

レベル0
<聖&汐里>や<神琳><ドキテマ>で山上の宝を探しつつストックを積んでいきます。後列に<ラプラス>を2面用意して、雑に積んだストックの純度をあげていきましょう。ここで仮に3対応とかをストックに仕込んだとしてもゲーム中に吐き切れます。上振れると1に上がった時にストック6枚くらいあります。

レベル1
<宝対応>と<そのサポート>を並べながら山を削りつつ1周目の山の削り切り、純ストックを積み上げていきます。この辺りから不要牌になる<聖&汐里>や3枚目以降の集中などを<ラプラス>や1対応で仕込んでいきます。

レベル2
対面や状況により、<大活躍>+<思い出拳>するのか、<ヒール>耐久をするのか、さらに<1対応>を押し付けてリソース差を広げに行くのか選択します。ちなみに大活躍+思い出拳プランでなくても大活躍で2面分の1対応を守るだけでも結構強かったりします。この時も相手のクロック状況などから、詰めルートの選択をしていきます。

レベル3
選択したルートで相手を詰めます。特に意識することはありませんが、手札は割と余裕があることがあります。<梨璃>の回収分もあります。仮に詰めきれず、相手に面を割られるだけ割られてこちらも耐えた場合、ストックだけないので、手札から捨てるのは出すのにコストがかかるキャラを優先するのが良いでしょう。仮にターンをもらっても3面アタックが出来ないと悲しくなります。

対策
上扉連動を受ける側の対策として、山札を5枚残し(CX1枚残し)を目指すのはひとつの正解です。要するに<クエレブレ>の回数を多く要求することで、本体である<夢結>の回数を強い山でなんとか受けようという策ですね。
最多で相手はクロック後に10枚は手札があり、その中でクエレブレを持てる余裕は3枚。4枚目は上から引いてくるか、どちらかのCXをめくって4枚目を控えから拾ってくる必要があり、5枚目はさらにもう1枚拾う必要があります。
そのためには<ドキテマ>や<集中>などでリソースを削る必要があり、どこかに綻びが生まれるので、詰めの出力を下げることが出来ます。
まあ、それでもリソース過多の場合は無理矢理でも削ってきたり、山札が弱ければそのまま発砲されることもあるので難しいのですが。


まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

環境デッキがなぜ強いか、きっちり丁寧に説明できたと思います。ちなみにアサルトリリィは本当にプールの幅が広いので、ありとあらゆるメタに対応ができるのもオススメです。<ヒンメル>には思い出クラッシュかつ<フカジロウの梅>を刺せば良いし、もし今後<フォーカスのフリーレン>が流行れば<イベントメタ>を入れることもできます。早出し条件が<対象カード>を2回飛ばすことなのですが比較的軽く思い出圧縮が出来ます。
制限筆頭で今から揃えるのはなかなか難しいかもしれませんが、他のアーキタイプも面白いので、ぜひ手を出してみるのはいかがでしょうか。


それではまたの機会に。どーも、S-でした!
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