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【じょーじ】12弾環境振り返り

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【じょーじ】12弾環境振り返り

posted 2025.08.20

Byじょーじ


【じょーじ】12弾環境振り返り
こんにちは、じょーじです。
5月31日に発売したブースターパック12弾「師弟の絆」から3か月が経過し、8月23日にはブースターパック13弾「受け継がれる意志」が発売となります。
今回は、13弾発売前に、12弾環境を振り返っていこうと思います。


5月31日 ブースターパック12弾「師弟の絆」発売
様々なデッキに強い<青紫ルフィ>vs青紫ルフィに対して強い<赤黄ベロ・ベティ>という構図が目立つ11弾環境でしたが、12弾では<8ミホーク>、<亡者戯>、<1ペローナ>を始めとした強力なカードが追加されたことで、緑系のデッキが注目されていきました。
緑系のデッキが大幅に強化された影響で、<緑紫ルフィ>や<赤緑スモーカー>のような、元々強かったデッキが環境上位と言われるようになり、新弾リーダーの中でも、緑系のリーダーである<緑ゾロ>が注目されるようになりました。
「緑ゾロ」は、リーダー効果によってキャラとリーダーへの2回アタックが毎ターン可能で、キャラを守る手札リソースが無いようなデッキに対しては、毎ターン、ノーコストで1体除去をできるようなリーダーです。
性質上、「赤黄ベロ・ベティ」のような中型キャラを活かして戦うデッキに対して非常に強く、これが環境の使用率上位になった結果、「赤黄ベロ・ベティ」の使用率が非常に低下することになりました。

......そして、「赤黄ベロ・ベティ」という天敵が減ったことで、「青紫ルフィ」の立ち位置が良くなり、環境の王者の座を取り返すことになったのです。
発売から暫くの間は、12弾の新リーダーを使用している人も多かったですが、発売から1週間ほどで、すぐに「青紫ルフィ」、「緑紫ルフィ」、「緑ゾロ」の3つのデッキの使用率が多いような環境にまとまっていきました。


チャンピオンシップ25-26 Season 1 北海道エリア大会 開催
12弾環境初となる大型大会が開催となりました。
店舗大会でトップ3に入賞したプレイヤーのみが出場できる大会で、エリア大会の上位入賞者は全国大会への切符を手に入れられるという、非常に競技性の高い大会です。
今回の大会からは参加者全体の使用デッキの分布が公開されるようになりましたので、さっそく強豪プレイヤーたちが、どんなデッキを選択したのか見ていきましょう。
  • 使用率1位 青紫ルフィ 21.1%
  • 使用率2位 緑ゾロ 18.7%
  • 使用率3位 黄エネル 6.4%
  • 使用率3位 緑紫ルフィ 6.4%
  • 使用率5位 青クザン 5.3%
  • 使用率5位 緑ボニー 5.3%
  • 使用率7位 赤レイリー 4.7%
  • 使用率8位 赤黄ベティ 4,1%
  • 使用率9位 黒ルッチ 3.5%
  • 使用率9位 赤ゾロ3.5%
使用率1位は、11弾環境から変わらず<青紫ルフィ>で、全体の1/5をこのデッキが占めています。
新弾発売直後の大会ということもあったので、新たに組んだデッキを使うよりも、元々使っていた練度が高いデッキを使ったという見方もできそうです。
使用率2位は<緑ゾロ>。
3位と大きく離れての2位で、「青紫ルフィ」と殆ど変わらない人数の方が使用しています。新規参戦して間もないにも関わらず、この使用者数を見ると、プレイヤーの方々の評価の高さが伺えますね。
3位は<黄エネル>と<緑紫ルフィ>。
「緑紫ルフィ」はともかく「黄エネル」は意外でしたが、黄色も<バーソロミュー・くま>が追加されたことでライフの回復のしやすさが上がっており、元々の人気も相まってこの位置まで使用率を伸ばしたのかと思われます。
その他、新弾リーダーの中では<青クザン>と<赤レイリー>がそれぞれ使用率5位と7位になっており、活躍の兆しを見せています。
全体使用率については、これら2種のリーダーを含め、今後の大会でも細かい入れ替わりはあるものの大きく変化することはなく、「青紫ルフィ」、「緑ゾロ」、「緑紫ルフィ」の3種が多いという環境が最後まで続いていきました。

さて、初めてのエリア大会で、BEST8に入賞したプレイヤーの方々が使用したデッキはこちらです。
  • 青紫ルフィ 4名
  • 緑ゾロ 3名
  • 赤ゾロ 1名
使用率1位の「青紫ルフィ」と2位の「緑ゾロ」がそのまま上位の殆どを占めることになりました。
元々の分布の多さによるものもありますが、「赤黄ベティ」を始めとする「青紫ルフィ」にとって天敵だったデッキを使う方が少なくなった影響で「青紫ルフィ」自体の勝率も以前より高くなっていたのではないかと思います。
この環境で優勝となったのは、<赤ゾロ>デッキ。準優勝は「緑ゾロ」デッキとなります。

速攻系のデッキである「赤ゾロ」が、青紫ルフィや緑ゾロを抑え、12弾環境最初の王者に。
まさかのゾロ2種がワンツーフィニッシュで、しかも初弾の方が優勝するという大波乱の幕開けとなりました。


チャンピオンシップ25-26 Season 1 京都エリア大会 開催
「ワンピースマガジン別冊」が発売され、カードプールに<少女>が追加となりました。
登場時に手札交換ができる小型キャラというだけでも使いやすいカードですが、場にいるだけで毎ターンリーダーの「ナミ」に1ドン!!を付与できるようになり、効果を使うために1ドン!!付与が必要だった<青黄ナミ>と<青ナミ>の両方がしっかりと強化されました。
特に発売直後は、使用率がかなり増えていたように感じます。

そんな環境変化があった12弾環境エリア大会の2つ目は京都の舞台で行われました。
BEST16になったのは次のデッキとなります。
  • 青紫ルフィ 8名
  • 緑紫ルフィ 3名
  • 赤レイリー 2名
  • 青ナミ 1名
  • 青黄ナミ 1名
  • 黒ルッチ 1名
前回大会と同じく<青紫ルフィ>が上位入賞の半分を占めており、前回大会で猛威を振るっていた<緑ゾロ>は1名も残らない結果に。 その代わりに新弾からは<赤レイリー>が活躍し、前述した「少女」を手に入れた「青黄ナミ」と「青ナミ」が早速トーナメントに残る形になりました。 この環境で優勝となったのは、「青ナミ」デッキ。準優勝は<黒ルッチ>デッキとなります。
どちらも過去弾の環境では強かったですが、最近の大会では息を潜めていたデッキですね。
「黒ルッチ」は<8モリア>や<氷河時代>を禁止制限で失ったことで弱体化したデッキですが、それでも相手のキャラを除去することに関しては随一の強さを持っている非常に強力なデッキです。
「青ナミ」は自身を山札切れさせることで特殊勝利を狙うという特殊なリーダーで、ドロー系のカードを活かして山札を掘り進めていくデッキです。
速攻系のデッキには弱いですが、動きの遅い相手に対しては非常に強く、「青紫ルフィ」に対しても有利に立ち回ることができます。速攻系のデッキが少なくなった環境に刺さり、見事優勝となりました。


チャンピオンシップ25-26 Season 1 東京第二エリア大会 開催
前回大会では<青ナミ>が優勝しましたが、フラッグシップバトルやスタンダードバトルなどで使用率が増えることはなく、依然として「ルフィ」「ゾロ」環境となっていました。
ただ、環境に少なかった速攻系デッキの枠として<赤レイリー>が流行り始めた頃になります。

そんな環境に少しの変化が訪れ始めた12弾環境エリア大会の3つ目は東京で行われました。BEST16になったのは次のデッキとなります。
  • 青紫ルフィ 5名
  • 緑紫ルフィ 4名
  • 赤レイリー 1名
  • 赤緑スモーカー 1名
  • 緑ゾロ 1名
  • 緑黄ロー 1名
  • 黒ティーチ 1名
  • 黄キッド 1名
上位入賞は依然として<青紫ルフィ>と<緑紫ルフィ>が多くを占めている状態となります。
しかし、1名進出のリーダーはかなりバラけており、初めて上位進出するデッキも現れるようになりました。
この大会で優勝となったのは、「赤レイリー」デッキ。準優勝は<黄キッド>デッキとなります。
毎回違うリーダーが上位入賞しているのがすごいですね。
優勝の「赤レイリー」は、この東京第二大会前後のタイミングで構築が固まり、非公認大会などでも優勝する機会が多く見られるようになったデッキです。
速攻の動きが「青紫ルフィ」や「緑紫ルフィ」に対して有利を取りやすく、見事優勝に輝きました。
そして、準優勝は「黄キッド」。守りを徹底していく<黄エネル>と比べると少し攻めに寄った黄色デッキですね。
12弾で<6バーソロミュー・くま>を手に入れたことでリーダー効果の使いやすさが跳ねあがり、非常に強くなってはいたのですが、まさか準優勝まで勝ち上がると思っていたプレイヤーはいなかったでしょう。


スタートデッキ6種発売
スタートデッキ<赤シャンクス><緑ボニー><青バギー><紫黒ルフィ><黒ティーチ><緑黄ヤマト>が発売されました。
どのデッキも相性のよいカードが追加されたことで強化されていましたが、その中でも「青バギー」と「黒ティーチ」の強化幅が非常に大きく、発売直後からかなり注目されていました。
特に<青紫ルフィ>に対して強いとされていた「青バギー」は非公認大会などを中心に上位に多く入賞しており、今後の大型大会でも猛威を奮うのではないかと囁かれていました。 また、各種スタートデッキは所謂"パーツ取り"としても優秀で、特に「緑ボニー」のデッキに収録されていた<2キッド&キラー>や<5ドレーク>などは斬属性の優秀なカードということで様々なデッキに出張するので、「緑ボニー」だけ売り切れている店舗も存在していましたね。


チャンピオンシップ25-26 Season 1 広島大会 開催
スタートデッキ6種が発売となりましたが、発売から1週間の間は使用できないため、この大会はまだ12弾までの環境となります。
まずはBEST16になったデッキを見ていきましょう。
  • 青紫ルフィ 7名
  • 青紫サンジ 2名
  • 緑紫ルフィ 1名
  • 赤緑スモーカー 1名
  • 緑ゾロ 1名
  • 緑黄ロー 1名
  • 緑ボニー 1名
  • 黒ルッチ 1名
  • 赤黄ベティ 1名
再び<青紫ルフィ>がトップを占める形に。流石は環境王者といったところでしょうか。
上位進出率2位は、ここまでの大会では息を潜めていた<青紫サンジ>。2名同時に進出となりました。
「青紫サンジ」は山札の半分以上がイベントカードで埋まっているというかなり異質なデッキですが、フラッグシップバトルなどでは密かに活躍していた、玄人に人気のデッキです。1名だけの進出であれば運とも言えますが、2名同時に進出しているとなると、デッキの強さを認めざるを得ないという印象ですね。
しかし、この大会で優勝となったのは、<黒ルッチ>デッキ。準優勝は「青紫ルフィ」デッキとなります。
「黒ルッチ」は北海道エリア大会での雪辱を晴らし優勝となりました。
「青紫ルフィ」は上位入賞の数は多いものの、ここで初めての準優勝以上の獲得です。
ワンピカードは昔からTier1と言われているデッキが優勝しないジンクスが存在しており、「青紫ルフィ」もまた、そのジンクスに捉われてしまっていますね。


チャンピオンシップ25-26 Season 1 福岡大会 開催
この大会より、スタートデッキ6種の使用が解禁されました。
いわゆる、12.5弾環境と呼ばれる環境ですね。
カードプールが変化したため、今回は全体使用分布の方から見ていきましょう。
  • 使用率1位 青紫ルフィ 22.1%
  • 使用率2位 緑ゾロ 14.3%
  • 使用率3位 緑紫ルフィ 12.2%
  • 使用率4位 黒ティーチ 6.3%
  • 使用率5位 紫黒ルフィ 5.9%
  • 使用率6位 赤シャンクス 4.7%
  • 使用率7位 青バギー 4,5%
  • 使用率8位 緑ボニー 3.3%
  • 使用率9位 黒ルッチ3.1%
  • 使用率10位 赤緑スモーカー 2.8%
使用率のTOP3は12弾環境から変わらず<青紫ルフィ><緑ゾロ><緑紫ルフィ>の3種。
スタートデッキ6種からは、<緑黄ヤマト>以外の5種のデッキがまとめてTOP10入りをしています。
スタートデッキがしっかりと環境に影響を与えているのは、他のTCGと比べても少し珍しいですね。

続いて、BEST16を見ていきましょう。
  • 青紫ルフィ 6名
  • 緑ゾロ 5名
  • 赤レイリー 1名
  • 緑黄ロー 1名
  • 緑青ゾロサンジ 1名
  • 紫ルフィ 1名
  • 黒ティーチ 1名
北海道エリア大会以来でしょうか、「緑ゾロ」がかなりの活躍を見せています。
「緑ゾロ」は元々あった使用率の高さに加えて、新規のスタートデッキ6種のほぼすべてに有利が取れるため、環境での立ち位置が良くなったことで、この結果に繋がったのではないかと思われます。
また、「緑青ゾロサンジ」という古い方のスタートデッキが突如入賞。過去の大型大会を含めてもかなり珍しいリーダーが活躍しましたね。
この大会で優勝となったのは、<緑黄ロー>デッキ。準優勝は<青緑ゾロサンジ>デッキとなります。
「緑黄ロー」は、元々デッキが回った時の出力が高いものの、事故を起こしやすいというデッキだったのですが、スタートデッキ緑ボニーに収録されていた<2キッド&キラー>によってサーチカードが増えたことでデッキの安定感が上がったことで大幅な強化を受けたデッキです。
スタートデッキの恩恵を受けたデッキが早くも入賞となりました。
「緑青ゾロサンジ」に関してはスタートデッキによる強化はありませんでしたが、使用者が多い「青紫ルフィ」や「緑ゾロ」の両方に有利が取れるような構築をしており、環境に適したデッキ選択が準優勝に繋がったのではないかと思います。


チャンピオンシップ25-26 Season 1 宮城大会 開催
12.5弾環境2回目の大会であり、また、「チャンピオンシップ25-26 Season 1」を締める最後の大会でもあります。
相変わらずの3デッキの立ち位置が揺るがないまま、行われた宮城大会のBEST16の方が使ったデッキはこちらになります。
  • 青紫ルフィ 4名
  • 緑ゾロ 4名
  • 赤緑スモーカー 3名
  • 緑紫ルフィ 2名
  • 赤レイリー 1名
  • 緑ボニー 1名
  • 黄キッド 1名
上位組は安定して入賞していますが、次点で活躍しているのは<赤緑スモーカー>。
これまでの大会でも何人かは入賞していましたが、一度に3名入ったのは初めてですね。
「赤緑スモーカー」は、12弾の緑系のカードの追加の恩恵を大きく受けたデッキですが、構築の自由度がとても高く、発売から1ヶ月以上経ったことで、ようやく構築が固まってきたというのが活躍の理由なのかなと思います。
この大会で優勝したのは<緑ゾロ>、準優勝となったのは「赤緑スモーカー」となりました。
12弾で一番注目されていたデッキが、最後のエリア大会でついに優勝に輝きました。
12弾初期と比べると構築がガラリと変わっており、元々は、<7ホーディ>や<5スモーカー>などの強力なカウンターレス系のカード採用しつつ、<8ミホーク>と<桃源白滝>のコンボで相手のアタックを凌いでいく構築が主流だったのですが、
優勝者の構築はデッキ内のカウンターレスのカードを極限まで抑えた安定性のある構築になっていました。
元々は飛び道具的なカードによって強さをかさまししないといけない環境でしたが、環境内に有利なデッキが増えたことで、自分のデッキの強みをしっかりと出せば勝てる環境に変化していったのではないかと思われます。

チャンピオンシップ25-26 Season 1 エリア大会 総括
さて、ぱっと見からして<青紫ルフィ>の独壇場というような状態でしたが、全体の上位入賞者数をカウントすると、どれほどこのデッキが突出していたのか見ていきたいと思います。
累計:88名(6大会分の累計)
1位
  • 青紫ルフィ 34名(38%)
2位
  • 緑ゾロ 14名(16%)
3位
  • 緑紫ルフィ 10名(11%)
4位タイ
  • 赤レイリー 5名(5%)
  • 赤緑スモーカー 5名(5%)
6位
  • 緑黄ロー 3名(3%)
7位タイ
  • 黒ルッチ 2名(2%)
  • 黒ティーチ 2名
  • 緑ボニー 2名
  • 青紫サンジ 2名
  • 黄キッド 2名
12位タイ
  • 赤ゾロ 1名(1%)
  • 青ナミ 1名
  • 青黄ナミ 1名
  • 赤黄ベティ 1名
  • 緑青ゾロサンジ 1名
  • 紫ルフィ 1名
ということで、入賞率2位の<緑ゾロ>にくらべても2倍以上の差を付けて、「青紫ルフィ」が圧倒的な1位となります。
まさに12弾環境は「青紫ルフィ」一色の環境と言える状況ですが、それでも、優勝自体は1度もしていないのが面白いところですね。


7月26日 ONE PIECE CARD THE BEST vol.2 発売
一年に一度の再録パック、「THE BEST2」が発売されました。
スタートデッキ6種の強化カードを始めとした過去弾を強化できる新規カードが18種類追加され、12.75環境がスタートしました。
緑ボニー>、<紫カタクリ>、<紫黄プリン>、<紫黒ルフィ>などなど、追加カードによって特に注目されたデッキは多くありましたが、その中でも一番注目されたのは<緑紫ルフィ>。
サーチ能力を持つ<2ナミ>の追加により、各種強力なカードにアクセスできる確率が上がったことで、これまで抱えていたデッキの出力の不安定さが払拭されました。
これによって全国のフラッグシップバトルでは、「青紫ルフィ」の優勝報告数を超える日もあるほどの活躍をしており、「青紫ルフィ」に並ぶTier1リーダーと言って良いほど使用率の高いデッキになりました。

チャンピオンシップ 決勝大会 開催
エリア大会を勝ち抜いた猛者のみが出場できる、2025年前期のチャンピオンシップの最後の大会、決勝大会が開催されました。
今回は、環境が変わり、「THE BEST vol.2」環境となっていますので、デッキ分布から見ていきましょう。
  • 使用率1位 青紫ルフィ 31.4%
  • 使用率2位 緑紫ルフィ 23.4%
  • 使用率3位 緑ゾロ 7.3%
  • 使用率4位 黒ティーチ 5.8%
  • 使用率4位 赤緑スモーカー 5.8%
  • 使用率6位 赤レイリー 4.4%
  • 使用率7位 緑ボニー 3.6%
  • 使用率7位 赤黄ベティ 3.6%
使用率1位は12.5弾環境からも変わらず<青紫ルフィ>。なんと、使用率は驚異の30%越え。
新弾強化が無い状態であるにも関わらず、これまでのエリア予選と比べて使用率最高値をたたき出しています。
使用率2位は、「THE BEST vol.2」で強化された<緑紫ルフィ>がランクイン。<緑ゾロ>との順位の入れ替わりが起きているだけでなく、使用率も23%と、エリア予選に於ける「青紫ルフィ」と同じレベルまで使用者が増えています。
「青紫ルフィ」と「緑紫ルフィ」の2種で全体の半分以上を占めており、3位の「緑ゾロ」でさえ、「緑紫ルフィ」の3分の1にも満たない使用者数になっています。
良いか悪いかはさておき、非常に偏った環境と言えますね。

続いて、BEST32を見ていきましょう。
  • 青紫ルフィ 12名
  • 緑紫ルフィ 5名
  • 赤レイリー 4名
  • 緑黄ロー 2名
  • 黒ティーチ 2名
  • 黒ルッチ 2名
  • 赤シャンクス 1名
  • 赤緑スモーカー 1名
  • 赤黄ベティ 1名
  • 青紫サンジ 1名
  • 青黄ナミ 1名
使用率と同じく、上位進出数も「青紫ルフィ」がトップになり、その後に「緑紫ルフィ」、<赤レイリー>と続いていきます。
上位層こそ固まっているものの、しっかりと様々なデッキが進出しており、<青紫サンジ>や<青黄ナミ>など、使用率が1名しかいないのではないかと思えるようなリーダーも上位に入賞しています。
しかし、逆に全体使用率3位だった「緑ゾロ」は一人もBEST32に残っていないことには驚きですね。

そんな決勝大会で優勝したのは「赤レイリー」、準優勝となったのは「緑紫ルフィ」となりました。
「緑紫ルフィ」は前述したように「THE BEST vol.2」で大幅に強化されたデッキです。
使用者が増加して以来、初めての大型大会でしたが、しっかりと結果を残しましたね。
「赤レイリー」は、東京第二エリア大会以来の、2度目の優勝ですね。
こちらは強化が入っていないデッキですが、「緑紫ルフィ」「緑ゾロ」「黒ティーチ」などの、使用率が高いデッキに対して有利が取れる速攻デッキなので、デッキの全体分布からしてもかなり立ち位置の良いリーダーだったのではないかと思います。
優勝おめでとうございます!


おわりに
ということで、12弾環境の総括でした。
12弾環境は、<緑ゾロ>と<青クザン>から始まり、<青バギー>や<緑紫ルフィ>などなど、様々なデッキが注目されることはありましたが、なんだかんだ<青紫ルフィ>が一貫して強いとされる環境だったかなと思います。
しかし、そんな「青紫ルフィ」も、大型大会では一度も優勝していないのが不思議でなりませんね......。
優勝・準優勝リーダーだけ見るとかなりバラエティに富んでおり、バランスの取れた環境に見えます。

今週8月20日には禁止改定発表が、8月23日には13弾が発売されます。
次の弾は「黒イム」「赤青エース」を始めとした、恐ろしいほど強いリーダーが追加されますので、さすがに環境は大きく変わるのではないかと思います。
禁止改定も含め、今後の環境に追いつけるように情報を追っていきましょう!


それでは、また次回に。
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