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【攻略コラム】きゃべつそふと限定構築月単デッキについて【かきみ】

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【攻略コラム】きゃべつそふと限定構築月単デッキについて【かきみ】

posted 2025.08.21

Byかきみ


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【攻略コラム】きゃべつそふと限定構築月単デッキについて【かきみ】
こんにちは!かきみです。
いつのまにか新弾のきゃべつそふと1.0発売からも少し時が経ち、大型大会も2回ほど開催されましたね。
そんな中、今回は大型大会で活躍しているきゃべつそふと限定構築月単について解説していきます!

きゃべつそふと限定構築月単デッキについて
きゃべつそふと限定構築月単デッキ
リーダー
1
1枚
EX2
59
SR所長
4枚
4枚
R所長
4枚
4枚
4枚
4枚
4枚
4枚
4枚
4枚
4枚
2枚
1枚


きゃべつそふと1.0で登場したさくらの雲*スカアレットの恋のカードのみで構成されたデッキですね、「きゃべつ月」「さくレット単」などの愛称で呼ばれています。

Mix構築でもおなじみの<大正のシャーロック・ホームズ/所長>&<チェリイ探偵事務所>の2種を中心としたハンデス(相手の手札を減らす)&バウンス(相手キャラを手札に戻す)戦略で相手の動きを妨害しながら、限定構築ならではのリーダーキャラ<未来から来た探偵助手/風見 司>&<歴史の歪み>の2種で「歪み」置き場のカードを増やしていき、「歪み」置き場のカードが指定の枚数以上あると追加効果を発動できるカード達を使って相手を追い詰めるデッキになります。
相手を妨害する時にハンデスをするかバウンスをするかで相手がその後に取れる行動が大きく変わる事が多いので、ここでこうしたらどうなるんだろう?と一手二手先を読んで行動するのが大切なデッキとなります。

デッキリストについては上記の公式サンプルレシピで大体問題は無いのですが、大会プロモの<見目麗しい英国人/所長>は1枚でもいいので追加で入れれたらなお良いと思います(1枚でも入っていればサーチできるので)。
終盤に手札が余って困る事が多いようなら<名(迷)推理>を採用しても良いでしょう。
デッキから代わりに抜く候補としては<特ダネを追う新米記者/三枝 マイ>、<オカルト好きな占術師/鳳凰ヶ原 ヒミコ>、<生真面目な鉄道員/櫻井 雪葉>あたりが良いと思います。

キーカードについて
大正のシャーロック・ホームズ/所長
チェリイ探偵事務所
2枚揃っていると相手の妨害をしながら自分はドローができる、このデッキのエンジンとなる2枚ですね

大正のシャーロック・ホームズ/所長>は場にいるだけで相手の行動に勝手に反応してハンデスしてくれる能力を持っていて、回数制限こそありますが<チェリイ探偵事務所>の「解決」置き場を破棄する効果を使えば最大で5枚までハンデスをしてくれます。
ハンデスキャラとしては破格のスペックですし、場にいる限り<チェリイ探偵事務所>からのサポートも受けれるのでなるべく場から離れないように、または離れてもすぐ出し直せるようにしましょう。

チェリイ探偵事務所>は<大正のシャーロック・ホームズ/所長>をサポートしてくれるエリア兼このデッキのドローソースですね。
相手の手札が自分の効果で増減した時(つまりハンデスやバウンスなどをした時)、2回に1回ドローができて、自分のターン中に相手の手札にカードが入る効果を処理すると(自分の効果でも相手の効果でも)<大正のシャーロック・ホームズ/所長>にチャージを1枚溜めれます。

この2枚を実際に使ってみるとお互いの効果がお互いの誘発に反応して難解なドミノ倒しみたいな処理になる事が多いのですが、使っているうちにパターンに慣れればなんということはないと思うので慣れるまでは指差し確認で気を付けましょう。

未来から来た探偵助手/風見 司
歴史の歪み
このデッキのリーダーと、そこから配置できるエリアですね。

未来から来た探偵助手/風見 司>はリーダーということで、1ターン目にほぼ必ず登場させたいキャラになります、登場時のサーチとチャージ破棄のドローを2回すれば実質タダのキャラになってくれます。
ダウンや除去で場から離れても<歴史の歪み>の効果で何度でも蘇れるので、日単のような相打ちを仕掛けてくる相手に対してはかなり攻撃しやすいキャラになっていますね。
歴史の歪み>から再登場した場合、登場時のサーチはできませんがチャージを2枚付け直せるので大体は実質タダで甦れます。

また、このデッキの鍵となる「歪み」置き場の半分(端数切り捨て)の数だけ0宣言で数値操作ができるのですが月属性では珍しく0宣言なのにAPとDPの両方を下げてくれます、「歪み」置き場は最高で9枚まで溜められるのでその半分(端数切捨て)つまり最大でAP4/DP4下げまでできるんですね、その代わりに「歪み」置き場が最低でと2枚溜まるまでは数値操作ができないのでなるべく迅速に「歪み」置き場を溜めたいです。

「歪み」置き場はターン開始時に<歴史の歪み>の効果で増やせる他、<未来から来た探偵助手/風見 司>の攻撃で相手にダメージを与える事でも増やすことができるので積極的に攻撃を通していきたいです、逆に相手目線だとできるだけ<未来から来た探偵助手/風見 司>の攻撃は防ぎたいので、如何に相手が防御しにくい状況を作るかが大事です。

僕は原作未プレイなのですが、過去に来てしまった主人公が行動(ターンが経過する、相手にダメージを与える)すればするほど歴史の「歪み」が強くなって主人公の影響力(数値操作)が強くなるというのは原作再現っぽさを感じれて良いですね。

平行世界の観測者/アララギ
「歪み」置き場が5枚上になると<歴史の歪み>の効果で登場できるようになるキャラです。
ステータス自体はかよわいですが、能力は強力で月月コストから無償で出てくるキャラとしては破格のスペックです。
登場してバウンス能力を使った後は防御やサポート用のキャラとして使っても良いですし、場合によっては<千里眼の少女/メリッサ>のようなエンゲージの追加効果を使うためにエンゲージ破棄してしまっても良いでしょう。
DMGはありませんが配置制限も無いので、すぐにエンゲージ破棄する前提でAFに登場する事もあります。

自称正統派ヴィクトリアン・メイド/メリッサ
通常レアリティの中では最高レアのSRなだけあって破格のコスパを誇るキャラですね。
他のキャラでは三択から一つしか選べない事が多いところをチャージ破棄でなんと毎ターン1つずつ選ぶ形で最終的には3つとも選ぶする事ができて、場合によってはチャージ破棄で数値操作をする事もできます、とてもカードパワーが高くて強いカードです。

千里眼の少女/メリッサ
チェリイ探偵事務所の名誉ぱとろん/不知出 遠子
このデッキの頼れる数値操作要因達ですね、相手を妨害すると溜まるチャージを消費してたくさん数値操作をしてくれます。

登場時誘発は1ドローか妨害かの選択肢から1つを選ぶのですが妨害の内容が<千里眼の少女/メリッサ>はハンデス、<チェリイ探偵事務所の名誉ぱとろん/不知出 遠子>はバウンスと決まっているので都合良くその時にしたい妨害ができる方を引かないと使い難いのですが、とはいえ最大で普通のキャラの4倍の数値操作ができるのは普通に強いので一度場に出れば場の制圧にかなり貢献してくれます。

正義感の強い刑事/柳楽刑事
このデッキ...というか月属性全体でもなかなか見ない相手キャラを破棄する能力持ちのキャラですね。
条件も「歪み」置き場が5枚以上なら〜と使いやすい条件なので順調に試合を進めれていればすぐ使えるようになります。
APとDPもそれなりにあるので序盤にとりあえずDFを埋めたいときに出しておいて、その1〜2ターン後に「歪み」置き場5枚を達成して能力を使用するようなことも多いです。
バウンスでは無いので他のカードとのシナジーはほぼありませんが、それはそれとして相手キャラを破棄するのは普通に強力です。

帝国陸軍憲兵隊の"魔人"/加藤大尉
歴史の歪み>の効果以外で「歪み」置き場を増やせる貴重なキャラですね。

試合中絶対出したいキャラというわけではありませんが、宙単相手などにAP5/DP5という恵まれたステータスと<未来から来た探偵助手/風見 司>の両面数値操作を合わせて相手の大型アタッカーを止める動きは結構強かったです。

見目麗しい英国人/所長
パックには入っていない、大会などで配られるプロモカードですね。

バーン、アグレッシブ、中型花等にそれぞれのメタを持っています。
メタ能力が効果覿面な相手以外には出さない事が多いキャラですが、名称が「所長」なので<下町育ちの女学生/水神 蓮>と<チェリイ探偵事務所の迷探偵/所長>の2種からサーチできるのが偉いので最低でも1枚は採用しておきたいです。
最低限のスペックを持ちつつエンゲージでシールドを2枚増やせるのも偉いので、メタが刺さらない対面でもたまに使う事があります。

マリガン基準・展開方法等
マリガン基準については先攻の場合は 上記のどちらか片方がいればキープして大丈夫です。
足りない方はリーダーの<未来から来た探偵助手/風見 司>からサーチしましょう。
後攻の場合はそれに加えて軽量ハンデスキャラ3種(<下町育ちの女学生/水神 蓮>、<恋に憧れるお年頃/水神 蓮>、<浮世離れしたお嬢様/不知出 遠子>)の内1枚が追加で欲しいです。

先攻1ターン目は この三体を展開して手札を使い切って、<自称正統派ヴィクトリアン・メイド/メリッサ>でハンデスをしてターンを終了しましょう。

後攻の場合も1ターン目には先攻の時と同じキャラを展開するのですが、相手の場に除去したいキャラがいれば<自称正統派ヴィクトリアン・メイド/メリッサ>でバウンスをする択が生まれます、ハンデスした方が良いかバウンスした方が良いかは場合によって異なるのでなんとも言い切れませんが、相手の手札が2枚あり相手の盤面が完成していない時などはハンデスを選択してから追加で軽量ハンデスキャラを出して合わせて2ハンデスして手札を狩り切るのが良いと思います。


中盤以降はハンデスとバウンスどちらをするかでその後の展開が大きく変わる事が多いので、慎重に考えて試合を進めていきましょう。
大会の負けられない試合とかで無ければ、とりあえず練習で手当たり次第いろんな手を試してみても良いかもしれません。

ハンデスとバウンスを選択する事以外にも、<未来から来た探偵助手/風見 司>の攻撃を通して「歪み」置き場を順調に貯めれているかによってもゲーム展開は大きく変わるので、如何に攻撃を通せるかは使い手の腕の見せ所ですね。

終わりに
というわけできゃべつそふと限定月単の解説でした!
大型大会の結果を見ると複数好成績を残していますし、やはりリーダーの<未来から来た探偵助手/風見 司>が強いのでMix環境でもシングル環境でも強い部類のデッキになるのかなと思います(滑り込み攻撃へのメタがほぼ無いので日属性に弱いのだけは玉に瑕ですが...)

さくらの雲*スカアレットの恋が好きな人はもちろん、月属性の妨害デッキが組みたい方や手軽にリセを始めてみたい方にもオススメできるデッキです!
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