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デッキ0からの無限ループ!「ヘーベセラー」(不確定ループ版)
posted 2025.05.14
Byラストシュウ

デッキ0からの無限ループ!「ヘーベセラー」(不確定ループ版)
皆さんラッシュデュエル楽しんですか!?
今回は、以前投稿したループの記事の続編!
前回は確定札だけでできるループを紹介しましたが、今回は不確定要素が絡むものの強力なループを、その中でも特に強力な「ヘーベセラー」を紹介します!
前回と違い、相手のフィールドやカードの枚数などによる際限が一切なく、好きなだけループを決めることが可能!
決まれば勝利まで一直線なデッキなので、よかったら回してみてください!
目次
「ヘーベセラー」のループパターン
デッキ0枚の状態で相手フィールドのモンスターがどれか一体でも破壊可能orモンスターゾーンに空きがある状態、かつ自分フィールドに<星帝家臣ヘーベ>
<マレヴォレント・セラー>
<エンペラー・レルム>
を揃えればループが開始できます。
ループ手順は以下の通りです。
※()内にデッキ枚数の推移を書いてますので、見てください!
- <星帝家臣ヘーベ>の効果を、墓地の守備力1000のモンスターをデッキに戻して発動。相手の墓地からモンスター1体を相手フィールドに特殊召喚しつつ、自分の墓地の<治療の神童 ディアン・ケト>を手札に加える。(デッキ0→2)
- <マレヴォレント・セラー>の効果を発動。<星帝家臣ヘーベ>の効果で特殊召喚した相手モンスターを破壊しつつ、墓地の<貪欲な壺>を手札に加える。
- <貪欲な壺>を発動し、墓地のモンスター5体をデッキに戻して2枚ドロー(デッキ2→7→5)
- <治療の神童 ディアン・ケト>をアドバンス召喚して効果を発動。フィールド魔法があるため1枚ドローしお互い確認する。(デッキ5→4)
- <ピーコック・ハイトロン>をアドバンス召喚して効果を発動。デッキから2枚ドローし、デッキの上から2枚を墓地へ送る。(デッキ4→2→0)
- <星帝家臣ヘーベ>と<マレヴォレント・セラー>を召喚し、1.に戻る
デッキ枚数は+-0になるため、常にデッキ枚数0枚でループをすることが可能になります。
このループは、<星帝家臣ヘーベ>と<マレヴォレント・セラー>の2枚から、ループに必要なカードを除くと手札が2枚ずつ増えていくため、ループすればするほどこれらを手札に温存できることからループ成功率が上がり、目安として2回ループ成功すれば、ほぼ無限ループ確定なのが強みです!
その増えていく手札は<貪欲な壺>により戻したモンスターも含まれるため、手札に増えた好きな上級モンスターの効果を、ループパターンの4.と5.の間に挟むことで、無限にライフを回復したり、「帝王」などによる相手フィールドの除去を連打することができます。
ループに入るためのコツ
さて、こちらのループですが、最初のループが不確定なため、失敗すると即敗北に繋がります。あり得るパターンと、そうならないためのケアについて紹介します。
1.フィールド魔法がない時
フィールド魔法がないと、ドローする枚数が減り、ループ難易度が大きく上がります。そこで役立つのが<アドバンス・フォーム>です。このカードをデッキに戻してドローすることで、フィールド魔法<エンペラー・レルム>を墓地から手札に加えることができます。
<エンペラー・レルム>を発動する際、デッキの上から2枚墓地へ送るため、2回目のループまでに引ければループが安定します。
もしそれ以降に引くことがあっても、繰り返し<アドバンス・フォーム>をデッキに戻すことでデッキ枚数を減らすことが可能です。
2.最初のループが決まらない
実はこのループ、1回目がとても難しいです。<ピーコック・ハイトロン>が引けなければ、ループに繋げられず敗北してしまいます。
そうならないよう最後まで手札に<ピーコック・ハイトロン>を残すことが理想ですが、そう都合よくいかないため、<貪欲な壺>で戻す調整をしましょう。
<星帝家臣ヘーベ>で戻すモンスターを<星帝家臣ヘーベ>2枚、<貪欲な壺>で戻すモンスターを<マレヴォレント・セラー>2枚と<ピーコック・ハイトロン>3枚にするのがベストです。
3.途中のループで失敗
回数を増やすほどループ成功率は上がりますが、もちろん失敗のリスクもあります。そこで大活躍するのが、<メテオ・ドレイク>です。
デッキの上4枚を確認し、好きな順番で下に戻す効果を持っており、これでドローするカードを調整することが可能です。
上述のループパターンの4.の後に挟むことで、<ピーコック・ハイトロン>の効果でドローするカード・墓地へ送るカードを全て自由に選ぶことができます。
レベル5のため、モンスターを新たに展開しないことから<ピーコック・ハイトロン>と相性がよく、守備力1000のため、<貪欲な壺>ではなく<星帝家臣ヘーベ>の効果で戻すことが可能な点が魅力です。
4.失敗不可避パターン
途中から「ヘーベとセラー手札に余るようになったからループずっと成功できるな」と思うことがありますが、実はどれだけ手札が良くても、ほんのわずかながら、ループが途切れるルートがあります。それが、<ピーコック・ハイトロン>がデッキの下4枚の中に全て落ちてしまう場合です。
<貪欲な壺>を使った後、デッキの下に<ピーコック・ハイトロン>が3枚ある状態だと、たとえ<メテオ・ドレイク>を使ってもループを発生させることができなくなります。
ちなみに<マレヴォレント・セラー>や<星帝家臣ヘーベ>がデッキの下に3枚落ちる分には問題なくループできます(戻した7枚のうち5枚は引けるため)。
サンプルデッキレシピ
というわけで、説明だけでもデッキレシピが浮かびにくいループコンボのため、おすすめのサンプルレシピを紹介します!ちなみに今回の構築は、無限回復ループコンセプトにしております。攻撃して勝ちたいときは、<風帝ライザー>を採用しましょう!
回復後に遊ぶ場合は、ドロー枚数を減らしデッキ枚数を増やすことで、次のターン以降楽しむこともできます!
ヘーベセラー
プレイヤー:ラストシュウ
モンスター
計28枚
メインデッキ解説
星帝家臣ヘーベ×3
このデッキのコンセプトの要!実は<強欲で謙虚な壺>の発動ターンでも特殊召喚できるんです...!
マレヴォレント・セラー×3
同じく要となるモンスター!<カードガンナー>を手札に戻して、デッキ圧縮に使いましょう!
プライム・ディアン・ケト×2
ループ展開で邪魔となる相手のモンスターを破壊するためのアタッカー兼無限ライフ回復要員!増えた手札を減らすため、<星帝家臣ヘーベ>で戻すカードを確保できます!
治療の神童 ディアン・ケト×1
ループする時に必要なドローエンジン!<エンペラー・レルム>と合わせて使いましょう!
カードガンナー×1
デッキを0枚にするためには墓地肥やしが必要!大きく貢献してくれます!
<風帝ライザー>に変えることで、全除去ループに変えることも可能!
冥跡のジュンディー×3
墓地肥やし要員!ドローできたら、<ピーコック・ハイトロン>をデッキの下に戻しておくと、ループが可能です。
ピーコック・ハイトロン×3 / フェムトロン×3
ドロー加速要員兼、ループに大きく貢献します!そのデッキ減少枚数は4枚!強力です!
メテオ・ドレイク×1
デッキ下のカードを調整するためのカード!地属性だから<冥跡のジュンディー>に対応する点もポイント!
守備力1000という「帝王」ステータス!
流聖のプリアージュ×3
<はじまりの星>を手札に加えつつドローという、実質3枚デッキを掘ることが可能!守備力1000なので<星帝家臣ヘーベ>と相性満点!
プログレス・ポッター×2
墓地肥やしする際のリカバリー要員!<星帝家臣ヘーベ>や<マレヴォレント・セラー>が墓地に全部いかないよう、このカードでキープしましょう!
アドバンス・フォーム×1
フィールド魔法を戻す要員!相手の墓地のカードを戻す効果もあるので、妨害にも一役買ってくれます!
ささやきの妖精×1
コンタクトフュージョン要員!相手の罠カードを破壊することが可能です!
ギャラクティカ・ジャメイヴュ×1
強力な魔法を戻す要員!<コスモス姫のお戯れ>を戻し、ループを妨害されるリスクを減らしましょう!
貪欲な壺×1
無限ループの必須カード!序盤に墓地へ送れるようにしましょう!
エンペラー・レルム×1
「ディアン・ケト」モンスターの攻撃力を上げるカード!発動時の墓地肥やしが実は大事!
コスモス姫のお戯れ×1
ループを妨害されないためのカード!デッキ圧縮も大事なため、ドロー効果を狙いましょう!
強欲で謙虚な壺×3
特殊召喚をしないため、相性は抜群!取捨選択をし、一気にデッキを掘りましょう!
はじまりの星×3
墓地肥やし要員!<フュージョン>を加えて、強力モンスターを展開することにも役立ちます!
フュージョン×1
<綺羅流聖のプリアージュ>用のカード!昆虫族に変えられていたら、「夢中」モンスターのフュージョン召喚にも繋がります!
魔法石の採掘×1
手札を減らすことも、強力カードの回収もどちらもこなせます!必要なカードを揃えましょう!
邪神の大災害×1
<マレヴォレント・セラー>の効果に必要!終盤に発動して、相手の罠カードを破壊した後ループしましょう!
最後に
今回は以上になります!「決まれば勝ち」の良さ、味わっていただけますと幸いです!
以上、ラストシュウでした!