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3×3東京ハーピィデッキ紹介(後編)【カマクラル】
posted 2025.05.02
Byカマクラル

3×3東京ハーピィデッキ紹介(後編)【カマクラル】
目次
5.サイドデッキ解説
【下級モンスター】3枚
マッドレア・アクエラ...3枚
HEROとエクスキューティー相手に先攻後攻どちらも採用します!また、対アニマジカの後攻時に下級モンスターと<虚無魔人>対策として入れるつもりでしたが、大会では当たらなかったため使用感は分かりません。
<ハーピィ・レディ1・2・3>と並べて出す事で1300×2回のダイレクトアタックまたは1900×2回のダイレクトアタックを狙えるため、戦闘ダメージを稼ぐ意味でも強いカードだと思います!
【魔法】5枚
メイドのいたずら...3枚
主にアニマジカ対策のために入れていました!ハーピィは専用のドロー魔法が無いため、そこを補ってデッキの回転力を上げるだけでも強いですね!
<アニマジカ・シューター>や<アニマジカ・ウィップ>をデッキに戻す事で<アニマジカ・ガードナー>からの再利用を防げます!
ただし、デッキバウンスしたカードを素引きされる可能性もあるため、過信は禁物です。
今回はアニマジカに当たらず使いませんでした。
ハリケーン...1枚
夢中とHERO以外の後攻時に採用していたカードです!<夢中のラーヴァ>、<カードディフェンダー>が居ると無効化されるためですね。
<ハリケーン>の方が擬似ロックをかけられるため、わざわざ<ハーピィの羽根帚>と分けて採用していましたが、今思えば少し勿体なかったと思います...
それなら<ブラック・ホール>を採用していた方が良かったかもしれません。
ハーピィの羽根帚...1枚
HEROの後攻時に採用していました!夢中は当たらなかったため今回は使いませんでしたが、罠の採用が少ない印象なので、こちらよりも<強欲な壺>で手数を増やす方が有効かもしれません。
そうなるとHEROのためだけにこのカードを採用するのは勿体無いため、今後は<ハリケーン>を抜いてこちらだけにするかたちになると思います。
【罠】7枚
トラディショナル・タックス...3枚
夢中、HERO、アニマジカなどメインデッキに6枚以上のドローカードを採用しているデッキに対して先攻時に入れていました!相手の手札が5枚なら、3枚に減らす事ができるため、返しのパワーを下げられますね!強気の3枚採用です!
シャイニーシェイディー...3枚
ハーピィ、サイバー・ドラゴン、セレブローズといった展開系のフュージョンデッキ相手に採用していました!やはり手札コストが重たく感じたため、メインでは不採用に。
ただ、ミラー戦を強く意識するなら、このカードはメインから厚く積むべきでした。
この辺りは練習不足だったかなと思います。
砂塵のバリア -ダスト・フォース-...1枚
対アニマジカやED突入時に<強制脱出装置>と交換して入れようとしていました。相手の攻撃を確実に止めつつ、返しのターンで<ハーピィ・レディ1・2・3>+<ハーピィズフルドレス>の3パンで勝つのが狙いです!
ただ、今回はアニマジカと当たらず、EDも無かったため使う機会はありませんでした。
6.サイドチェンジ解説
ここでは現環境における各デッキとのサイドチェンジについてまとめました。構築段階では割と納得がいっていたため、デッキ内のバランスを崩さないようにサイドチェンジは必要最低限に考えていました。
ハーピィ、サイバー、セレブ
先攻
in 3枚3<シャイニーシェイディー>
out 3枚
3<ゴースト・サイクロン>
後攻
in 1枚1<ハリケーン>
out 1枚
1<強欲な壺>
先攻時は相手の展開を妨害するために<シャイニーシェイディー>を採用。
後攻時はサイドチェンジで積まれるであろう罠を対策したかったため、<ハリケーン>に入れ替えていました。
大会では4回戦以降ずっとミラー戦でしたが、2勝1敗で何とか勝ち越せたかたちです。
しっかり対策できていたかは何とも言えないため、今後も要調整ですね。
夢中
先攻
in 3枚3<トラディショナル・タックス>
out 3枚
3<ゴースト・サイクロン>
後攻
in 1枚1<ハーピィの羽根帚>
out 1枚
1<強欲な壺>
後攻時はサイドチェンジ無しでも良いかもしれませんが、今回は当たらなかったため不明です。
HERO
先攻
in 6枚3<マッドレア・アクエラ>
3<トラディショナル・タックス>
out 6枚
3<ハーピィ・シニョーラ>
3<ゴースト・サイクロン>
後攻
in 3枚3<マッドレア・アクエラ>
out 3枚
3<ハーピィ・シニョーラ>
サイドチェンジも含めると、比較的得意な対面という認識でした。
大会でも後攻からのスト勝ちだったため、相性は有利だと思います。
アニマジカ
先攻
in 4枚3<トラディショナル・タックス>
1 <砂塵のバリア -ダスト・フォース->
out 4枚
3<ゴースト・サイクロン>
1 <強制脱出装置>
後攻
in 5枚3<メイドのいたずら>
1<ハリケーン>
1 <砂塵のバリア -ダスト・フォース->
out 5枚
3<ハーピィ・シニョーラ>
1<強欲な壺>
1 <強制脱出装置>
自分もギリギリまで握ろうとしていたデッキであり、ハーピィに対して<アニマジカ・マジェスティ>が刺さる事も分かっていました。
ただ、相手の行動を1ターン封じたところで次のターンに勝ち切れる事は稀であり、何度か罠を当ててターンを跨いでようやく勝ち越せる印象でした。
<ハーピィ・レディ1・2・3>の攻撃でこちらの前盤面が壊滅する様を何度も見た結果、心折れてハーピィに乗り換えたかたちです。
そのため、自分の中ではハーピィ有利の印象ですね。
罠でこちらの動きを止められても、次のターンで耐えられるようなサイドチェンジを意識しました。
エクス
先攻
in 7枚3<マッドレア・アクエラ>
3<トラディショナル・タックス>
1 <砂塵のバリア -ダスト・フォース->
out 7枚
3<ハーピィ・シニョーラ>
3<ゴースト・サイクロン>
1<強制脱出装置>
後攻
in 5枚3<マッドレア・アクエラ>
1<ハリケーン>
1 <砂塵のバリア -ダスト・フォース->
out 5枚
3<ハーピィ・シニョーラ>
1<強欲な壺>
1<強制脱出装置>
基本はHEROのサイドチェンジと同じです。
大会では当たりませんでしたが、HEROと同じならこちらが有利の認識です。
ガイア、サイバー・スパイス
先攻
in 3枚3<トラディショナル・タックス>
out 3枚
3<ゴースト・サイクロン>
後攻
in 4枚3<メイドのいたずら>
1<ハリケーン>
out 4枚
3<ハーピィ・シニョーラ>
1<強欲な壺>
基本はアニマジカのサイドチェンジと同じです。
分布的に多くないと予想していましたが、大会では当たりませんでした。
7.不採用カード解説
一般的には採用されている事の多いカードの不採用理由をまとめました。全て書こうとするとキリが無いため、主要なカードのみまとめています。
セイント・バード
調整では何回か試して入れていましたが、最終的に単体でアドを稼げる<ハーピィ・シニョーラ>を入れました。ただ、上位入賞者のレシピを見るとこちらが入っている事が多く、正解はこちらだったのだと思います。
魔法の筒
丸いカードではありますが、攻撃反応型なので遅い印象でした。それなら召喚反応時に打てる<強制脱出装置>の方がアニマジカ以外の広い対面に有効だと判断しました。
最終的に、対アニマジカしか使わないなら<砂塵のバリア -ダスト・フォース->の方が盤面にカードが残せると思い、サイドデッキからも抜けていきました。
8.大会当日の戦績
メモを残していたため、それを記載いたします。マッチ5勝1敗(11勝5敗)
1回戦:古代の機械
先×序盤に<古代の機械超巨人>と<支援ユニット-クマミミ>を出され、貫通付きの2回攻撃をくらって負け。
<ハーピィ三姉妹>の墓地コストが足りず、返しで1200ライフを削り切れなかった。
先○
今回も序盤に<古代の機械超巨人>を出されたが、貫通はなし。攻撃された時にフュージョン体へ<スプレンディッド・スラッシュ>を当ててそのまま勝ち。
後○
<ハーピィ・レディ1・2・3>で戦闘ダメージを取りつつ盤面を返して勝ち!
途中、<救惺望御>の発動を忘れて<ハーピィ・レディ1>から殴って与えるダメージを少なくしたプレイミスがあったが、デッキパワーの高さで何とかなったかたち。
2回戦:サイバー・ドラゴン
後×相手モンスター1体セットとバック3伏せでエンド。返しのターンでライフを削ろうと展開するも、波紋のバリアーウェーブ・フォースーをくらって先攻2ターン目で負け。
先○
<ハーピィ三姉妹・TB>に<ハーピィズフルドレス>を装備してそのまま勝ち。
後○
相手モンスター3体セット1伏せに対して<ハーピィ・レディ1・2・3>+<ハーピィズフルドレス>が決まって勝ち!
3回戦: HERO
後○初動が<ゴースト・サイクロン>からスタート!後攻1ターン目で4100までライフを削れた!返しの<E・HERO バースト・ウィングマン>に<強制脱出装置>を当て、次のターンに<救惺望御>を打たれるも<ハーピィ三姉妹・TB>に<ハーピィズフルドレス>を装備した4200打点のダイレクトアタックが決まって勝ち!
後○
相手が手札事故でフィールド魔法とバック3伏せエンド。<ハーピィ・レディ2・3>から入って召喚反応型の罠を防ぎつつライフ削り。
返しのターンでバックが動かなかったため、盤面のモンスターを<スプレンディッド・スラッシュ>と<ハーピィ・レディ・PM>で処理してライフ取り切って勝ち!
4回戦:ハーピィ
先×相手の<ハーピィ・レディ1・2・3>を止められなくて負け。
先○
<ハーピィ三姉妹・TB>を返されるも、<ハーピィ・レディ1・2・3>が通って勝ち!
後○
ETに突入して、相手の<ハーピィ・レディ1・2・3>に<強制脱出装置>を当てて勝ち!
伏せカードがレジェンド罠以外だったら負けていたため、本当に紙一重の試合だった!
5回戦:ハーピィ
後○相手の手札事故で詰まっている間に攻め切って勝ち。
後○
<ハリケーン>をくらうも<ハーピィ三姉妹・TB>で返して相手の<ハーピィ三姉妹・TB>を<ハーピィ・レディ・PM>で返して勝ち!
6回戦:ハーピィ
後×お互い攻め手に欠けて膠着状態が続くも、相手の<ハーピィの羽根帚>から盤面を崩されて負け。
<ハーピィズフルドレス>を3枚引き込んでしまい、盤面が詰まった事が敗因。
先○
先攻有利を活かして順当に勝ち。
後×
相手の先攻でモンスター3体セットと2伏せエンド。こちらの初手がハーピィ・レディ名称になれるモンスター×3、<ハーピィズフルドレス>、<ハーピィ・レジーナ>で後攻1キルの要件を満たしていた。
バック2枚のケアができなかったが、5枚のドローなので割り切るしかないと攻撃するも<聖なるバリア-ミラーフォース->をくらって負け。
9.最後に
今回、全国大会に進出した12名のうち、10名がハーピィだった事から、ギャラクシーカップ予選の序盤はハーピィだらけになる事が予想されます。デッキの大枠は固まっているため、どのように差別化していくかがプレイヤーの腕の見せ所ですね!
昨年は全国に駒を進められなかったため、今年はリベンジしてまた全国大会に出場したいです!
これからも様々なデッキをご紹介していくのでお楽しみに!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- X(旧Twitter) @yugiohbar