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2023年9月度ラッシュデュエル大会環境デッキ 前編【カマクラル】
posted 2023.09.06
Byカマクラル

2023年9月度ラッシュデュエル大会環境デッキ前編【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
8/11(土)に轟炎のフェニックスが発売され、エリアナンバー1決勝戦で使用できるカードプールがほぼ全て出揃いました!
最強ジャンプの付属カードなど、一部未判明のカードもありますが、その1枚で環境が大幅に変わることも無いため、現カードプールで確定したと考えて差し支えないでしょう。
しかし、エリアナンバー1決勝戦を控えた今のタイミングでは、優勝したデッキレシピが公開されないケースも増えており、X等では強いデッキレシピを入手しづらくなっています。
僕は抽選に落ちてしまったため、隠すべきデッキレシピもなくなってしまいました。
そのため、>7月の時と同様に今期の環境デッキタイプとそのサンプルレシピを公開いたします!
これから一つずつ解説していきますので、参考にしていただければ幸いです!
目次
それでは、早速参りましょう!1.環境考察
8月のギャラクシーカップ2023は海竜マキシマムが優勝、ハーピィが準優勝という結果になりました!私は7、8割のプレイヤーがワンダーを握ってくるだろうと予想していましたが、実際は6割弱だったらしいです。
つまり、思った以上にワンダー以外のデッキが多かったことになります。
その要因としては、サイドデッキからの<虚無魔人>や<はたらくことのは>などのワンダーメタを避けることが考えられますね。
決勝トーナメントに進んだデッキの分布もワンダーのシェアが多かったようですが、結果的には他テーマに駆逐されるかたちになりました。
しかし、轟炎のフェニックスに登場した<レジェンド・ストライク>によってワンダーが頭一つ抜けたように感じます!
例えるなら、<エクスキューティー・フラーメ>が登場して完全体となったかつてのエクスキューティーを見ているようです!
罠で妨害されないバック破壊+墓地肥やし要員の使い回しにより、相手の妨害を乗り越える貫通力とコンボ成立までの安定感が大幅に向上しました!
これにより、Tier1はワンダーが継続し、この他のデッキが後を追いかけるかたちとなりそうです。
それでは、今回も環境でよく見かける5つのデッキをご紹介いたします!
前回同様、環境における立ち位置を明確にするためにメタチェックコーナーを作っています。
今回のメタチェックは下記の3つです。
- <魔導竜騎士-セブンスギアス>の2回攻撃をくらわないか?
- <レジェンド・ストライク>は採用できるか?
- <業火の結界像>対策はあるか?
2.ワンダー
モンスター
計24枚
エクストラデッキ
計15枚
今期のTier1です!
最上級モンスターの展開を抑制できるのはこのデッキ最大の特徴ですね!
デッキタイプだけで相手の行動を抑制できるのはかなり強力です!
たとえ<魔導竜騎士-セブンスギアス>が通らなくても、<邪影ダーク・ルーカー>でライフを減らしつつバックを破壊できれば、<魔導騎士-セブンス・パラディン>+<魔導槍グレイス・スピア>でキルが可能です!
サンプルレシピでは<邪影ダーク・ルーカー>、<見切りのハーヴェイ>、<シードラゴン・ナイト>、<レジェンド・ストライク>をそれぞれ3積みして徹底的な罠対策を敷いてします!
これにより、こちらの高打点を確実に通して勝ち切ることができますね!
墓地メタに弱いという決定的な弱点はあるものの、デッキパワーが随一なので、勝ちたい人はこのデッキを握るのが手っ取り早いと思います!
★メタチェック
- <魔導竜騎士-セブンスギアス>の2回攻撃をくらわないか?△
→相手にターンを返してしまえばくらいますが、自分のターン中に勝ち切ったり、最上級モンスターを立てないプレイでケア可能です。 - <レジェンド・ストライク>は採用できるか?○
→デッキとの相性も非常に良いため、難なく採用可能です! - <業火の結界像>対策はあるか?△
→<ディープシー・ハンター>が1枚採用されていますが、都合よく引けるかは分かりません。
3.ガイア
モンスター
計24枚
エクストラデッキ
計15枚
ワンダー同様、墓地フュージョンを主としたテーマです!
差別化ポイントとしてはフュージョン魔法が不要な分、その枠にサポートカードを投入できるところですね!
しかし、ワンダーに比べると最上級モンスターとフュージョンモンスターのパワーが低いことがネックです。
また、特殊召喚に依存しているため、<業火の結界像>を立てられるとキツいですね。
サンプルレシピでは<ディープシー・ハンター>を3積みすることで<業火の結界像>対策に寄せています。
ワンダー対策として<迎撃するガイア>もフル投入しているため、全くの無防備という訳でもありません。
長期戦になるとリソースが枯渇して厳しくなるため、短期決着を目指しましょう!
★メタチェック
- <魔導竜騎士-セブンスギアス>の2回攻撃をくらわないか?△
→<百戦の覇者ガイア>などの最上級モンスターを並べて攻める特性上、くらってしまうリスクはあります。
ただし、<業火の結界像>や<迎撃するガイア>などメインから対策カードは採用しているため、良いタイミングでそれらを使えれば負けません。 - <レジェンド・ストライク>は採用できるか?○
→相性の良いカードとして無理なく採用可能です! - <業火の結界像>対策はあるか?○
→<ディープシー・ハンター>を3積みしているため、上手く当てられる確率は高いと思います。
4.海竜
モンスター
計27枚
マキシマムを狙わないビートダウンタイプの海竜デッキです!
<グランド・エクストリーム>によって展開のついでに墓地メタができるため、ワンダーやガイアといった墓地依存のテーマに対して相性が良いのが特徴です!
轟炎のフェニックスで登場した強力な擬似サーチカードである<キャットロワ チョイス>を強く使えるため、後攻で遅れを取らない点も高評価ですね!
海竜はマキシマム型や<邪影ダーク・ルーカー>を採用する型など様々なバリエーションがあるため、息の長いテーマとして環境に居座りそうです。
比較的安く組めるため、一つ持っておくと良いかもしれません。
★メタチェック
- <魔導竜騎士-セブンスギアス>の2回攻撃をくらわないか?△
→最上級モンスターで攻める特性上、くらってしまうリスクはあります。
ただし、<グランド・エクストリーム>で墓地のフュージョン素材をデッキに戻して展開を遅らせることは可能です。
運が絡むところもありますが、上手くいけば盤面を返されずにターンが戻ってくるでしょう。 - <レジェンド・ストライク>は採用できるか?△
→半ば強引に採用した感は否めません。素直に<グランド・エクストリーム>を採用することもできましたが、単なるバック破壊よりもモンスターを特殊召喚しつつバック破壊できた方が明らかに強いため、やむなくこのような構築にしました。 - <業火の結界像>対策はあるか?○
→<ディープシー・ハンター>を3積みして対策しています!
<キャットロワ チョイス>で引っ張ってこれるところもあり、引き込める確率は高いと考えています!
後編へ続きます。