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ブラック・ホール【カマクラル】
posted 2023.08.31
Byカマクラル

ブラック・ホール【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回は爬虫類デッキの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
アド獲得能力に長けた複数の下級モンスターが登場したことで、手札の損失を抑えながら盤面を埋めることができるようになりました!
他テーマに類を見ないほどの充実っぷりなので、ここが爬虫類族の強みとなりそうです!
罠型寄りの展開デッキとして安定した盤面を形成できるため、個人的にはかなり好きな部類のデッキです!
高いカードが少ないため、比較的安く組める点もポイントですね!
イベント用のサブデッキとして使うのも良いかもしれません。
さて、今回は<ブラック・ホール>デッキを執筆いたしました!
なんと新弾で、闇属性・ギャラクシー族専用の<ドラゴニック・プレッシャー>となる<ブラック・ホール・デヴァイス>が登場しました!
しかも、墓地にある時に<ブラック・ホール>名称となるルール効果付き!
<ヴォイドヴェルグ・アポカリプス>と<ヴォイドヴェルグ・プロトスター>の存在から<ブラック・ホール>は禁止にならないと予想していましたが、このカードが登場したことであやしくなってきました。
もしかしたら次のリミット・レギュレーションで<ブラック・ホール>を禁止指定する伏線なのかもしれませんね。
かつてのエクスキューティー一強環境の時は100%近い採用率を誇っていたチートカードですが、今になって初の禁止指定カードになるかもしれません。
それなら使えなくなる前に使い倒してやろうと考えて組んだのが今回のデッキです!
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
ブラック・ホールデッキ
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計28枚
2.デッキコンセプト
「ブラホ→ダイレクトアタック!」です!このデッキの動きはかなりシンプルです!
<ブラック・ホール・デヴァイス>で相手モンスターを全破壊したところに直接攻撃を叩き込むだけ!
<ブラック・ホール・デヴァイス>の発動条件を満たしやすくするために27枚の闇属性・ギャラクシー族を採用し、いつでも打てるように構築しています!
下級モンスターを3体並べるだけでも4000近いダメージを取れるため、ブラホからの攻撃ムーヴを2、3回決めれば勝ちです!
それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
【最上級モンスター】6枚
ヴォイドヴェルグ・レクイエム...3枚
自分フィールドに存在する表側表示の闇属性モンスター1体につき300打点UPするため、自力での最大攻撃力は3400になります!
また、相手依存にはなるものの、相手の場に光属性モンスターが居れば、さらに600打点UPします!
攻撃力4000になるため、マキシマムモンスター並みのパワーですね!
普通にアドバンス召喚して殴るだけで強いため、<ヴォイドヴェルグ・ギガントマキア>のフュージョンは無理に狙わない方が良いでしょう。
貴重な高打点として3枚の採用です。
ヴォイドヴェルグ・クリュサオル...3枚
かなり高い確率で2体のモンスターに攻撃できる点はメリットですが、上振れはありません。
その点、こちらは運要素は絡むものの、最大3回攻撃かつ表側のレベル8以下のモンスター全破壊へと化ける可能性があります!
<ヴォイドヴェルグ・レクイエム>同様、墓地からの回収や2種類のフュージョンに対応したカードですので、3積み必須です!
【下級モンスター】22枚
ヴォイドヴェルグ・ペイルライダー...3枚
<ブラック・ホール・デヴァイス>は自分フィールドに表側表示の闇属性・ギャラクシー族フュージョンモンスターが居る場合にノーコストで発動できますが、<ヴォイドヴェルグ・アポカリプス>は自身の効果で効果破壊されません。
つまり、3500打点を残しつつ他のモンスターを全破壊できるため、大ダメージを与えることができます!
その最強コンボの素材となるカードですので、3積み確定です!
ヴォイドヴェルグ・ホプリテス / シャドウ・センチネル / ディメンションアザーズ...各1枚
意図的に採用を散らしたのは相手の思考力を少しでも削るためです!
レベル4を増やすことで<ヴォイドヴェルグ・クリュサオル>の全破壊効果を使いやすくしているのか?
レジェンドは<堕天使ゼラート>なのか?
まさか<マジカルテット・ショック>が入っているのか?
などなど相手の知識が豊富であればあるほど脳のリソースを奪えます!笑
本当はこのモンスター達は<ブラック・ホール>後に下級モンスターを並べてライフを取りに行く際、少しでもダメージを奪いたいという意図で採用されただけです。
ヴォイドヴェルグ・ロジスティコス...3枚
相手フィールド次第では、<ヴォイドヴェルグ・レクイエム>や<ヴォイドヴェルグ・クリュサオル>も墓地から回収できるため、アドの塊ですね!
デッキ内のレベル4・闇属性・ギャラクシー族の数を増やすことで、<ヴォイドヴェルグ・クリュサオル>の全破壊効果を誘発しやすくできる点も高評価ですね!
便利なカードですので3枚フル投入です!
ヴォイドヴェルグ・カタフラクトス...3枚
また、デッキの約7割がモンスターカードですので、回収できる確率も高いです!
レベル4ですので、<ヴォイドヴェルグ・クリュサオル>の全破壊効果の確率も少し上げられますね!
もちろん3枚採用です!
パラシューム・コロニー...3枚
仮にこのカードが2枚墓地にある場合、効果発動後の<ヴォイドヴェルグ・アポカリプス>が居る状態で<ブラック・ホール・デヴァイス>を打ったら、墓地からの回収効果でこのカードを選べば盤面のカード枚数を増やせます!
<ヴォイドヴェルグ・アポカリプス>3500打点+<パラシューム・コロニー>×2の2000打点なら5500ダメージですし、<パラシューム・コロニー>2体をリリースして<ヴォイドヴェルグ・レクイエム>をアドバンス召喚、<ヴォイドヴェルグ・ペイルライダー>を召喚すれば8000overのワンキルとなります!
レベル4である点も偉いため3枚採用です!
ヴォイドヴェルグ・グロビュール...3枚
このカード単体でライフを取ることはできませんが、2体分のリリースとして使える点は高評価です!
展開力を高められるカードとして3枚採用しました!
ダーク・プロフェット...3枚
ステータスは低いものの、墓地の<フュージョン>を回収する効果により、フュージョン召喚に必要なパーツの2/3を揃えることができます!
このデッキは<ヴォイドヴェルグ・アポカリプス>を出したいデッキですので、それに関連するこのカードは3枚必須です!
漆黒の戦士 ワーウルフ...1枚
<ブラック・ホール>でガラ空きとなったフィールドにダイレクトアタックを叩き込む際、<聖なるバリア -ミラーフォース->や<魔法の筒>で反撃されることを防ぎます!
【魔法】8枚
ブラック・ホール・デヴァイス...3枚
<ドラゴニック・プレッシャー>のように手札のカードをコストに使うこともできますが、できれば<ヴォイドヴェルグ・アポカリプス>と合わせて使いたいカードです!
とは言え、<フュージョン>を待っていてずっと使わないことも勿体ないため、ライフを4000近く削れる状態なら使った方が良いと思います!
そうなると2発目で負けがほぼ確定となるため、相手は攻め急ぐことになるでしょう。
そこにつけ込むとこちらの罠が通りやすくなります!
当然3枚採用です!
フュージョン...3枚
魔法石の採掘...1枚
コンボの安定感を上げるために1枚採用しました!
ブラック・ホール...1枚
しかし、<ブラック・ホール>を使い倒すというテーマを掲げた以上、こちらを優先して採用しました。
上手くいけば数ターンで決着となるため、相手の動きが遅いと速攻でデュエルが終わりますね。
【罠】4枚
ノーバディ・スキャットシーフ...3枚
<ブラック・ホール>を連打されると負けるため、相手は攻め急がざるを得ません。
その心理を利用してこちらのドローを促進していけば、こちらのフュージョンが決まりやすくなり、より優位に立てるでしょう。
1枚でも通れば全然違うため、強気の3枚採用です!
聖なるバリア -ミラーフォース-...1枚
全体破壊ですので、ある意味5枚目の<ブラック・ホール>とも言えますね!
返しのターンで下級モンスターを並べてダイレクト・アタックを叩き込めるため採用しました。
【エクストラデッキ】12枚
ヴォイドヴェルグ・ギガントマキア...3枚
ただし、枠が空いているので3枚の採用です。
ヴォイドヴェルグ・テオゴニア...3枚
フュージョン素材に使用した<ヴォイドヴェルグ・クリュサオル>をそのまま特殊召喚できるためかなり強力です!
相手フィールドをガラ空きにした後、このカードで展開して勝つこともできるため3枚採用しました!
ヴォイドヴェルグ・アポカリプス...3枚
自身の効果によって効果破壊耐性を持つことに加え、墓地の<ブラック・ホール>を回収できるため、戦術の核となるモンスターですね!
文句なしで3枚採用です!
ヴォイドヴェルグ・プロトスター...3枚
壁としてターンを稼いだり、墓地からモンスターを回収することで<ブラック・ホール・デヴァイス>後の展開をサポートする役割はあります。
枠が空いているため3枚採用です。
4.各デッキとの相性
<ブラック・ホール>は展開デッキに分類されます。それぞれの相性を見ていきましょう!
展開デッキ(海竜、爬虫類など) 相性:○有利
展開デッキには罠の採用が少ないため、こちらの攻撃が比較的通りやすいです!そのため、モンスター全破壊を得意とするこちらの方が有利と判断しました!
罠型デッキ(ハーピィ、エクスキューティーなど) 相性:○有利
一見すると相性はそこまで良くないように感じます。しかし、ハーピィやエクスキューティーの専用罠はフィールドにモンスターがいる場合に発動できるものが多いです。
そのため、モンスターを全破壊してしまえば、罠を発動されることなくこちらの攻撃が通ります!
一般的には展開デッキは罠型デッキに弱いと思いますが、このデッキに関してはこちらが有利と判断しました。
コンボデッキ(ワンダー、海竜マキシマムなど) 相性:△五分
序盤から<ブラック・ホール>連打が出来ればこちらが優位に立てます!しかし、<深淵竜神アビス・ポセイドラ>など効果破壊耐性持ちのマキシマムモンスターを出されると突破手段が無くて詰んでしまいます。
どちらが先に動き出すかの勝負となるため、相性は五分と判断しました。
5.最後に
もともと自力のあったヴォイドヴェルグデッキですが、<ブラック・ホール・デヴァイス>の登場で一段階上のパワーを手に入れました!やはりモンスター全破壊はかなり強く、このデッキを握る大きな理由となりますね!
アニメの主力キャラが使うテーマということもあり、今後の強化に期待が持てる点も高評価です!
10月のリミットレギュレーションで<ブラック・ホール>が禁止に指定されるかもしれませんので、それまで存分に<ブラック・ホール>を使い倒しましょう!
これからも色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- Twitter @yugiohbar