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楽姫【カマクラル】
posted 2023.07.07
Byカマクラル

楽姫【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回は幻竜デッキの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
幻竜【カマクラル】
モンスターの効果破壊、アド獲得が得意な展開デッキ寄りのコンボデッキです!
フュージョンせずとも最上級モンスターのパワーで戦えますが、フュージョンするとさらに強くなりますね!
<ノーバディ・スキャットシーフ>が効きづらいため、ダイレクトアタックを決めてガンガンライフを削っていきましょう!
さて、今回は楽姫デッキを執筆いたしました!
こちらはアニメ遊戯王SEVENSにてルークの姉であるタイガー(上城大華)が使役した風属性・戦士族を主としたフュージョンテーマになります!
特筆すべきは専用フュージョンカードである<楽姫の演舞>と擬似ハーピィの羽根帚とも言うべき<環幻楽鬼フルオルケストラ>の効果です!
前者は墓地融合を可能にし、後者は手札1枚を捨てることで、相手の魔法&罠ゾーンの裏側表示のカードを全て破壊することができます!
フィールド魔法や表側の装備魔法は破壊できませんが、それでも強力な効果には変わりないですね!
同系列の環境デッキであるワンダーと比較すると少し物足りない感じもしますが、十分強いデッキが組めそうです!
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
楽姫デッキ
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計26枚
2.デッキコンセプト
「フュージョン連打」です!このデッキは<環幻楽姫アクションメロディ>の魔法カードをデッキトップに戻す効果に着目しました!
墓地を肥やしておく下準備は必要ですが、<楽姫の演舞>をデッキトップに戻して、<七宝船>や<ステマジック>でドローすれば連打が可能です!
<環幻楽鬼神トランスゴッドブレス>の貫通や<環幻楽鬼フルオルケストラ>のバック除去効果と合わせて大ダメージを与えてやりましょう!
それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
【最上級モンスター】4枚
神楽鬼ファーゴッド・フィンガー...1枚
ステータス・効果ともイマイチで、<七宝船>にも対応しておらず、フュージョン召喚の優先順位は他と比べると低いため、終盤に1枚だけあればいいという判断でピン刺しです。
重楽鬼アンサンブルファイター...3枚
また、攻守ともに2200のステータスであるため、パンプアップされない限り、ハーピィ三姉妹の素の打点で抜かれません。
特に<環幻楽鬼フルオルケストラ>は優先的に場に出しておきたいフュージョンモンスターですので、その素材は多いに越したことはありません。
間違いなく3積み確定です!
【上級モンスター】6枚
風帝ライザー...1枚
モンスター、魔法・罠の種類を問わず、表側・裏側も問わず、自分・相手フィールドも問わないという汎用性の高さっぷり!
出すだけで単純に1アド稼げますし、2400打点でライフも取れます!
また、デッキバウンスは破壊耐性をすり抜けられますし、<ノーバディ・スキャットシーフ>の発動条件もスルーできます!
デッキの対応力を上げるためにも必須の1枚です!
振楽姫チューバルディッシュ...3枚
召喚したターン限定ではありますが、墓地のカードを最大2枚回収できるため、アド獲得能力に長けています!
回収したカードはコストに使うも良し、フュージョンに使うも良しですね!
回収先が手札なのもありがたい限りです!
コンボの主軸はこのカードが担うため、このデッキにおいては3積み必須です!
ヒール・ヒーラー...2枚
このデッキには強力な魔法カードが多数搭載されているため、どのカードを戻しても強いですね!
特に<グランド・エクストリーム>などで墓地のモンスターをデッキバウンスされた場合、<七宝船>などのドローサポートをデッキに戻せているのといないのとではリカバリースピードが全然違います!
また、ライフを回復することで延命出来るため、動けるターンが増えることはかなり有利です!
このデッキには必須のカードですね!
【下級モンスター】16枚
斧楽姫フルートマホーク...3枚
下級の裏側守備表示モンスターをどかして、最上級モンスターの攻撃を通す際に重宝しますね!
デッキの特性上、風属性・戦士族モンスターが多いに越したことはないため、シナジーを鑑みて3枚採用としました。
警楽姫クラブネット...3枚
特筆すべきはその守備力であり、<マッドレア・アクエラ>や<シードラゴン・ナイト>で突破されない強固さを誇ります!
現環境においてはこの固さが強みになるため、このカードより攻撃力の高い<拳楽姫メリケンサックス>よりこちらを優先しました。
上述した<斧楽姫フルートマホーク>同様、こちらもシナジーを鑑みて3枚の採用です!
揮楽姫コンタクト...3枚
スタッツが低いため単体では壁になるくらいしか役割がありません。
しかし、このカードを墓地に送れるかどうかで、<楽姫の演舞>が輝くかどうかが分かれます!
出来る限り早期に墓地へ送っておきたいため、文句なしの3枚採用です!
陰陽士サカカゼ...3枚
ワンダー、ハーピィ、海竜など、現環境デッキは墓地を参照するテーマばかりであり、墓地からのデッキバウンスで相手の展開速度を落とせば、自ずとこちらが有利になります!
このカード自身はアドバンテージを生み出さないため、何枚採用するか悩みましたが、今回は強気の3枚採用にしました!
弧楽姫ホルン・ワン・ユエ...3枚
このデッキには22枚の戦士族が採用されているため、1/2以上の確率で回収には成功しますね!
ただし、レベル7以上のモンスターは今期、<魔導竜騎士-セブンスギアス>の的になってしまいます。
そのため、こちらのワンキルの準備が整うまでは、下手にモンスターを立てない方が良いでしょう。
使い所がやや限定的ではありますが、風属性・戦士族のシナジーかつ貴重なアド獲得モンスターとして強気の3枚です。
業火の結界像...1枚
ただし、このカードがフィールドに残ることで、自分の墓地フュージョンも発動出来なくなってしまうため、取り扱いには注意が必要です。
制限カードなので1枚の採用です。
【魔法】10枚
楽姫の演舞...3枚
<ドラゴン・トライブ・フュージョン>、<セブンス・ワンダー・フュージョン>に続く3種類目の墓地フュージョンですね!
やはり手札消費なく、フュージョン召喚できるのはかなり強いです!
しかし、ネックはその発動条件です。
自分の墓地に風属性・戦士族モンスターが5体以上いないと発動できません。
その条件を早期で満たせるように、風属性・戦士族モンスターを22枚採用しました!
このデッキはこのカードを最大限活かせるように組んだため、もちろん3積み必須です!
七宝船...3枚
<重楽鬼アンサンブルファイター>をコストに2ドローすることはもちろん、他のモンスターでも1ドローに変換できますね!
<振楽姫チューバルディッシュ>で墓地から回収した<重楽鬼アンサンブルファイター>をコストに使うといったコンボも可能です!
<環幻楽姫アクションメロディ>の効果でデッキトップに戻した魔法カードをドローする時にも重宝するため3枚フル投入しました!
ステマジック...2枚
しかし、コストとなるカードは何でも良いため、どうしてもドローをしたい時には重宝するカードです!
このデッキにおいては、<環幻楽姫アクションメロディ>の効果でデッキトップに戻した魔法カードをドローすることで一気に勝負を決める戦術であるため、量より質を重視しています!
ただし、複数枚重ねて引くと機能しないため、2枚の採用にとどめました。
一気貫通...1枚
しかし、2000打点UPかつ貫通付与はゲームエンド級の強さです!
<環幻楽姫アクションメロディ>の効果でデッキトップに戻した場合、すぐに1ドローできるため、相手の打点を2000下げつつ、こちらは4800打点貫通持ちで攻めることができます!
やや使いにくいカードではありますが、勝負を決める際に1枚あれば十分だと考えてピン刺しです!
魔法石の採掘...1枚
強力なフュージョンモンスターを出せるのであれば、手札2枚は安いものですね!
手札にダブついた風属性・戦士族の下級モンスターを手っ取り早く墓地に送れる手段でもあります。
制限カードなので1枚の採用です。
天使の施し...1枚
また、単純に手札を増やすよりも墓地を充実させた方が強いため、今回はこちらを採用しました。
この枠は<死者蘇生>や<ブラック・ホール>でもかまわないと思います。
【罠】3枚
ノーバディ・スキャットシーフ...2枚
ただし、あくまで相手の攻撃ありきであり、受け身な感は否めません。
3枚にするか悩みましたが、<シードラゴン・ナイト>で割られるリスクを減らす意味でも2枚の採用にとどめました。
魔法の筒...1枚
また、<環幻楽姫アクションメロディ>の効果で相手モンスターの打点を下げて、戦闘で突破できるため、相手モンスターを破壊する必要性は薄いです。
魔法・罠破壊であれば<環幻楽鬼フルオルケストラ>があるため、現状はこれ一択ではないかと思います。
【エクストラデッキ】9枚
環幻楽鬼神トランスゴッドブレス...3枚
打点UP効果は特殊召喚したターン限定ですが、基本はこのカードを出したターンで決着がつくはずなので、そこまで気にならないでしょう。
大抵は<環幻楽鬼フルオルケストラ>や<環幻楽姫アクションメロディ>が優先されるはずですが、枠も空いていることから3枚採用しました。
環幻楽鬼フルオルケストラ...3枚
相手の裏側表示の魔法・罠を全て破壊し、その枚数×600の打点UPなのでかなり強いですね!
このカードも<環幻楽鬼神トランスゴッドブレス>同様、フィニッシャーになり得ますが、打点的には少し物足りないです。
仮に出したターン内で勝負がつかずとも、このカードの存在は相手に大きなプレッシャーを与えるため、優先的に場に出したいカードではあります。
こちらは文句なしで3積み必須です!
環幻楽姫アクションメロディ...3枚
4.各デッキとの相性
楽姫はコンボデッキに分類されます。それぞれの相性を見ていきましょう!
展開デッキ(海竜、機械など) 相性:×不利
<楽姫の演舞>が発動できるようになるまで少し時間がかかるため、その間にライフを削り切られる可能性があります。海竜の<グランド・エクストリーム>や<鋼機神ミラーイノベイター>の貫通攻撃には特に弱いですね。
このデッキに採用されている最上級モンスターや上級モンスターの打点も低めなので、フュージョンが決まるまでは戦闘面も厳しいです。
そのため、相性は不利と判断しました。
罠型デッキ(ハーピィ、エクスキューティーなど) 相性:○有利
<環幻楽鬼フルオルケストラ>のおかげで罠型デッキには滅法強いです!ただし、召喚反応系の罠に対しては耐性が無いため、<激流葬>や<ゴッドバードアタック>の効果はもろに受けてしまいます。
とは言え、そうそう毎回都合よく罠を当てられる訳ではないため、相性は有利と判断しました。
コンボデッキ(ワンダー、海竜マキシマムなど) 相性:△五分
これは単純にどちらが先に動き出せるかの勝負になるかと思います。このデッキには相手を妨害するカードがほとんど入っていないため、基本的に相手は動き放題です。
お守り程度に<業火の結界像>を入れたり、罠を入れたりしていますが、気休め程度にしかならないでしょう。
引き勝負、スピード勝負となるため相性は五分と判断しました。
5.最後に
やはり墓地フュージョンカードは偉大だという事実を痛感します!ただ、自分の動きを最大限通していくデッキであるため、対策されると途端に弱くなるのが玉に瑕ですね。
デッキの特性上、自由枠もそこまで多くないため、細部のカード採用やプレイングで差が出そうです!
この手の新デッキは研究のしがいがあって良いですね!
これからも色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- Twitter @yugiohbar