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アビス・クラーケン【カマクラル】
posted 2023.04.13
Byカマクラル

アビス・クラーケン【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回は新弾カードレビューの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
VSパック マキシマム・フォース新弾カードレビュー【カマクラル】
機械族と海竜族のマキシマムテーマが超絶強化されたパックとなりました!
このパックのみでデッキ構築ができるというコンセプト通り、デッキに必要なパーツが一通り揃うため、初心者の方もここから始めやすいですね!
ラッシュデュエルならではの召喚方法であるマキシマム召喚が簡単にできるよう、サポートカードが充実しています!
それらのサポートパーツは既存プレイヤーにとっても必要な新カードですので、全員にとって嬉しいパックでした!
さて、今回は最新弾に収録された新テーマであるアビス・クラーケンデッキを執筆いたしました!
今までのマキシマムデッキは、マキシマム召喚のスピードと安定感が足りておらず、環境入りには及ばない印象でしたが、新カードの登場でガラリと変わりました!
攻撃力4000のモンスターがポンポン出てきて、やっと倒したと思ったらすぐに後続が出てくるような恐ろしいデッキに変わりました。
これぞマキシマムの真骨頂!というのを体感してください。
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
アビス・クラーケンデッキ
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計31枚
2.デッキコンセプト
「速攻マキシマム!」です!新規の下級サポートモンスターがわんさか登場したことで、マキシマム召喚のスピードと安定感が格段に上がりました!
先攻1ターン目でパーツが揃うこともザラに有り、相手は手のつけようがなくなるでしょう。
3種類ある海竜族マキシマムモンスターのうち、<深淵海竜アビス・クラーケン>を選んだのは、単体で完結した能力を持っていると思ったからです。
相手の効果で破壊されないため、<堕天使ゼラート>、<最強戦旗エースブレイカー>、<ブラック・ホール>、<激流葬>の効果を受けません!
また、攻撃時の罠の発動を封じるため、<魔法の筒>や<カウンター・ボム>でライフを取られる心配もありません。
表示形式変更と貫通付与によって確実にダメージを取れます!
さらに打点を下げる効果で墓地のモンスターをなくしつつ、ダメージ総量を増やしたり、<F・G・D>やマキシマムモンスターを返すこともできます!
加えて相手のバックを破壊することで、返しのターンの手数を減らせます!
書いてあることが強過ぎるのに、それが数ターンで出てくるのですから最強ですね!
それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
【マキシマムモンスター】9枚
深淵海竜アビス・クラーケン、[L]、[R]...各3枚
デッキコンセプトでも解説した通り、このマキシマム召喚を如何に早く成立させるかが、勝率に直結します!
マキシマムパーツが全てレベル10ですので、各種サポートパーツの恩恵を受けられます!
シナジーの強さも特徴の一つですね!
絶対に3積み必須です!
【上級モンスター】4枚
レガシーレクス・レガレクス...3枚
墓地の枚数に気を付ける必要はあるものの、このカード1枚で墓地肥やしからパーツ回収までをこなせるため、海竜族には必須のサポートカードです!
仮にバックビートで海竜族モンスターをデッキに戻されても、このカードのおかげでまたすぐにパーツを揃えに行ける点も優秀ですね!
<深淵海竜アビス・クラーケン>の効果発動後、<深淵海竜アビス・クラーケン>をリリースしてこのカードをアドバンス召喚すれば、<ダークグロウ・アングラー>などと合わせて手札にマキシマムパーツを揃えられます。
そこで再びマキシマム召喚すれば、<深淵海竜アビス・クラーケン>の効果を1ターンに2回使うことができます!
打点ダウンとバック破壊を2回使うことで、相手の盤面を壊滅できますね!
絶対3積み確定です!
偉大魔獣 ガーゼット...1枚
また、アドバンス召喚した最上級のマキシマムモンスターをリリースすることで4000打点を超えられるため、戦闘面をかなり強化することができます!
尚、守備力0なので<悪夢再び>に対応している点もシナジーが強いですね!
海竜族ではないものの、他に採用すべきレジェンドカードのモンスターも見当たらないため、今回はこのカードを採用しました。
【下級モンスター】18枚
ダークグロウ・アングラー...3枚
不要な手札を切りながら、墓地を肥やして不足パーツを墓地から回収できるため、全く無駄がありません!
<超電磁マキシマム>のような召喚縛りも存在しないため、かなり使い勝手が良いです!
間違いなく3枚確定です!
気昇のウェザーエール...3枚
ただし、成功率はそこまで高くないため、あくまでサポートとして使った方が良いでしょう。
シナジーの強いカードなので3枚採用しました。
アビスレイヤー・ヴォジャノーイ...3枚
このデッキの大半が光属性か闇属性の海竜族なのでコストには事欠きませんが、<シードラゴン・ナイト>には対応していないことを覚えておきましょう。
強力なドローサポートなので3枚採用しました。
深海竜バットイール...3枚
手札にダブついた同名パーツを交換できるため、非常に使い勝手が良いです!
とは言え、手札が増える訳ではないため、過信は禁物です。
優秀なカードには変わりないため3枚採用しました。
ディープシー・ハンター...3枚
ただし、未だに分布の多い対エクスキューティーや<業火の結界像>で活躍するカードであるため3枚採用しました。
ここは環境に合わせて他のカードと入れ替える枠だと思います。
そのため、サイチェン候補として真っ先に名前が挙がるカードですね!
シードラゴン・ナイト...3枚
<傲慢な壺>や<七宝船>など、複数枚積まれたドローサポートなら破壊できる可能性がありますし、罠なら影響を受けるかどうか見極めてから動くことができます!
水属性ながら、海竜族のシナジーはあるため3枚採用しました。
ここも環境に合わせて要調整ですね!
【魔法】8枚
天の加護...3枚
墓地へ送ったパーツは<レガシーレクス・レガレクス>、<ダークグロウ・アングラー>、<天の招来>、<悪夢再び>から回収が可能です!
とにかくデッキを回して早期ターンにマキシマム召喚を決めた方が絶対に強いため、何枚でも入れたいカードですね!
3積み確定です!
天の招来...3枚
条件無しでいつでも打つことができ、自分フィールドにモンスターが居なければ、手札を減らさずにデッキを回せます!
特に先攻1ターン目で<天の加護>+<天の招来>のコンボか決まれば勝利は目前です!
こちらも絶対3積み必須です!
魔法石の採掘...1枚
この1枚を何にするかで方向性が決まりそうですね。
今回はとにかく早期ターンでのマキシマム召喚成立をテーマにしているため、こちらを優先しています!
制限カードなので1枚の採用です!
悪夢再び...1枚
ノーコストで手札1枚増えるため、かなり強いカードです!
マキシマムパーツはもちろん、<偉大魔獣 ガーゼット>や<深海竜バットイール>、<ディープシー・ハンター>にも対応しているため、発動できないケースはほぼ無いでしょう。
このデッキには必須の1枚のです!
【罠カード】1枚
魔法の筒...1枚
特にマキシマムモンスターを打点で超えてくる<F・G・D>、<超魔機神マグナム・オーバーロード>、<鋼機神ミラーイノベイター>、<エクスキューティー・フラーメ>などに対して当てることで大ダメージを与えることができます!
このデッキには必須の1枚です!
各デッキとの相性
アビス・クラーケンはコンボ型デッキに分類されます。それぞれの相性を見ていきましょう!
展開デッキ(アンデット、戦士など) 相性:○有利
数ターンで4000打点を立てられるため、相手は詰む可能性が高いです。仮に<魔将気流>で突破されたとしても、次のターンに再びマキシマム召喚すれば相手は解決札がなくなります。
今まではマキシマムが揃う前にライフを取り切られるケースが多かったですが、このデッキのマキシマム召喚成立は相当早いため、速攻で勝ち切るパターンも難しいでしょう。
そのため、相性はこちらが有利と判断しました。
罠型デッキ(エクスキューティー、竜魔など) 相性:○有利
破壊耐性に加えて、攻撃時の罠の発動を防げるため、<魔法の筒>によるカウンターさえもケアできます。このカードのマキシマム召喚時、墓地のモンスターをデッキに戻す前に<激流葬>を打たれると破壊されますが、デッキに1枚しか入らないカードをタイミングよく打てる確率は低いため、そこは割り切りで良いと思います。
罠型デッキは比較的パワーも低めなので、<昂光の裁き>や<アビス・ソルジャー>でマキシマムモンスターを手札にバウンスされても、そのターン内に8000ライフを取り切るのは難しいでしょう。
次のターンが回ってきたら、再びマキシマム召喚して蹂躙しましょう!
そのため、相性はこちらが有利と判断しました。
コンボデッキ(ドラゴンF、ポセイドラなど) 相性:○やや有利
同系デッキであればパワーは五分五分なのですが、打点を下げる効果によって一方的な突破が可能です!また、このデッキはリカバリー力も高く、マキシマムモンスターが戦闘破壊されても、次のターンですぐにマキシマム召喚を成立できる構築になっています!
それを可能にする優秀なサポートカードを多投しているため、成功率も高いです!
この点から、こちらがやや有利と判断しました。
5.最後に
今までのマキシマムデッキが「遅い・脆い・単発」だったのに対し、新しいマキシマムデッキは「早い・堅い・連発」にアップデートされました!ここの意識を変えないと、数ターンでマキシマムモンスターに蹂躙されてしまうでしょう。
マキシマムが環境に台頭してくるようであれば、メインからの対策も必要になります。
メインギミックでマキシマム対策ができるかどうかが、次環境のトップを取れるかどうかの基準になりそうですね!
これからも色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- Twitter @yugiohbar