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セラーアンデ【カマクラル】
posted 2023.03.27
Byカマクラル

セラーアンデ【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回は新リミットレギュレーションの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
2023年4月リミットレギュレーション【カマクラル】
今後の環境に大きな影響を与える改定でした。
特にTSUTAYA関東No.1決定戦やエリアナンバー1決定戦といった大型の公認大会で猛威をふるったエクスキューティーデッキと、プレイ時間が長くなりがちなポッターループデッキのキーカードが規制されました。
デッキが組めないことはないですが、安定感が大幅に下がり、デッキパワーが落ちたことは否めません。
圧倒的な一強環境から、様々なデッキが台頭する群雄割拠の時代に移っていきそうですね!
各デッキの強み・弱み・独自性、環境におけるポジションなどを吟味して何のデッキを握るか決めていきたいですね!
第二回ギャラクシーカップの開催も決定したため、今年も最強デッキを模索していきたいと思います!
さて、今回はセラーアンデデッキをご紹介いたします!
レジェンド覚醒パック発売前から大きな話題を呼んでいた<マレヴォレント・セラー>と<邪神の大災害>。
効果の発動条件は厳しいものの、カードの種類を問わずにレジェンドカードを墓地から回収できる<マレヴォレント・セラー>のポテンシャルは相当高いです!
さらに相手の攻撃に合わせてバックを全て破壊する<邪神の大災害>も、昨今のデュエルシーンに大きな影響をもたらすカードとなりました!
今までの罠はどちらかというと防御目的でしたが、<邪神の大災害>は次のターンの攻撃を通しやすくするアグレッシブな罠であるため、攻撃的なデッキと相性抜群です!
今回は上記2種類のカードを脳筋テーマであるアンデットに組み合わせたことで、超攻撃的なデッキに仕上がりました!
新リミットレギュレーションの影響を受けていないため、4月からの環境で活躍することが期待されます!
ラッシュデュエル史上最高級のパワーとスピードを持ち合わせるデッキですので、是非ともチェックしてみてください!
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
セラーアンデデッキ
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計31枚
2.デッキコンセプト
「回して回してワンキル!」です!序盤は大量のドローソースでデッキを回しながら、<邪影ダーク・ルーカー>をセットして相手の攻撃を耐え凌ぎます。
現在のカードプールではリバースに対応する罠が無いため、<邪影ダーク・ルーカー>が生き残れば、次のターンで安全に効果を通すことができます!
リバースして効果を発動し、相手のバックを破壊しながら1000バーン与え、再びフィールドにアドバンスセットしたり、<七宝船>のコストに使ってドロー加速できたりしますね!
こちらの準備が整ったところで、<堕天使ゼラート>の効果を発動して相手モンスターを全破壊します。<冥骸デッド・ルーラー>や<シャドウ・グール>と並べてダイレクト・アタックすればそのままゲームエンドとなるでしょう!
それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
【最上級モンスター】7枚
堕天使ゼラート...1枚
1体リリースでアドバンス召喚でき、2800打点を誇る他、相手フィールドのモンスターを全破壊するチートっぷりです!
効果発動には手札が必要ですが、効果を使い終わって手札に戻った<邪影ダーク・ルーカー>をコストに使えば無駄がありません!
効果発動したターンのエンドフェイズには自壊してしまうデメリットがありますが、そのターン中に勝負が決まれば問題ないですね。
<邪影ダーク・ルーカー>で相手のバックを剥がした後であれば、相手のライフは下がっているため、キルラインも低くなっていることでしょう。
終盤になれば<マレヴォレント・セラー>で墓地から回収することも可能なので、2発目を打つこともできます!
このデッキにおいては必須のカードです!
冥骸デッド・ルーラー...3枚
<七宝船>と<ゾンビ・ファイヤーワーク>のコストに使える点も優秀ですが、3500打点になったり、相手に700バーン与える効果も強力です!
手札事故を軽減するために2枚に減らしたこともありましたが、中途半端に安定感を高めるよりは、デッキパワーを上げた方が強いと感じました。
そのため、強気の3枚採用です!
邪影ダーク・ルーカー...3枚
守備力2600はなかなか突破できないため、裏側守備表示でセットすれば場に残る確率が高いです。
次のターンで5枚ドローすることで、相手のバックを1枚破壊し1000バーン与えた状態で、手札6枚で動くことができます!
手札に戻ったこのカードは、<堕天使ゼラート>、<七宝船>、<ゾンビ・ファイヤーワーク>のコストとして有効活用できますし、再びフィールドに裏側守備表示でセットしても良いでしょう。
現在のラッシュデュエルのカードプールにはリバースに対応する罠がありません。
そのため、リバース後のこのカードの効果を止める手段が無いです。
攻撃や召喚に反応する罠をよけつつ、展開前に相手のバックを破壊する動きがかなり強いですね!
また、能動的に盤面を空けられることで、<ピーコック・ハイトロン>や<ギャラクティカ・ジャメイヴュ>の効果を発動しやすくなります!
この効果は他カードでは代用が効かないため、貴重な効果ですね!
<エクスキューティー・ルーシー>や<ブラック・ホール>などの弱点はありますが、デッキに採用されている枚数は限られていますし、このカードを対策するカードを複数枚積むことで構築が歪んでしまうため、こちら側が有利です。
環境において強いポジションを持つこのカードをメインギミックとして採用できるだけでも、アンデットを握る価値があると思います!
このデッキにおいては3枚必須です!
【上級モンスター】7枚
シャドウ・グール...3枚
<ゾンビ・ファイヤーワーク>で墓地から特殊召喚し、高打点でライフを奪いましょう!
このデッキにおいては貴重なアタッカーですので、3枚確定です!
ネクメイド・ナナ...1枚
軽い墓地コストで2ドローできる点が魅力的ですね!
盤面を空けられる役割もあるため、<ピーコック・ハイトロン>や<ギャラクティカ・ジャメイヴュ>も使いやすくなります!
<ゾンビ・ファイヤーワーク>に対応している点も強力なので、絶対必須のカードです!
ピーコック・ハイトロン...3枚
特に<邪影ダーク・ルーカー>や<ネクメイド・ナナ>といった盤面を空けられるモンスター達とシナジーが強いため、腐る場面は少ないです。
このデッキは墓地が肥えれば肥えるほど強くなる尻上がりなタイプなので、このカードでガンガン墓地を肥やしていきましょう!
絶対3積み必須です!
【下級モンスター】17枚
フェムトロン...3枚
何気に攻撃力は高いため、アタッカーとしてライフを取りに行く場面も僅かながらあります。
背後の花子さん / 紫鏡に潜む者 / 丑三つ時のお菊人形...各1枚
ステータスのみを考慮するならば、守備力の高い<背後の花子さん>一択になります。
しかし、<堕天使ゼラート>のリリース要員を少なくする条件として、カード名が異なるモンスター(闇属性)4体以上とあるため、1枚ずつ散らしての採用としました。
どのカードのステータスも低く、カードを散らしたことで大きな損失が出た訳でもないため、このかたちに落ち着きました。
這いずり回る半身...3枚
回収したカードはリリース要員に使うも良し、壁として使うも良し、<堕天使ゼラート>や<冥骸デッド・ルーラー>のコストに使うも良しと使い勝手が良いです!
貴重なアドバンテージモンスターとして3枚フル投入しました!
天終の怪依...3枚
墓地に送るカードには種類の指定が無いため、魔法・罠カードを選ぶこともできます!
特に<邪神の大災害>を墓地に置いておくことで、<マレヴォレント・セラー>を強く使えるようになるため、優先的に墓地へ送ってしまいましょう!
この手の効果は召喚したターン限定などの制約がつきものですが、このカードにはそうした制約が無いため、場に生き残れば毎ターン効果を使えます!
非常に汎用性が高いだけでなく、アンデット族というシナジーもあるため、文句なしの3枚採用です!
マレヴォレント・セラー...3枚
相手フィールドのレベル8以下のモンスターをノーコストで破壊しながら、墓地のレジェンドカードを回収する効果はチート過ぎますね!
何枚採用するかはプレイヤーの考えによって異なるところですが、今回は強気の3枚採用です!
ギャラクティカ・ジャメイヴュ...2枚
アンデット族のシナジーが無い点と、中盤以降でないと効果を使いにくい点から2枚の採用にとどめました。
【魔法カード】8枚
七宝船...3枚
特に効果を使って手札に戻した<邪影ダーク・ルーカー>をコストに2ドローすれば、手札が1枚増えるようなものですので、非常に強力です!
高速で盤面展開を進めるのにも役立つカードなので3積み必須です!
ゾンビ・ファイヤーワーク...3枚
<邪影ダーク・ルーカー>で相手のバックを剥がした後、このカードで<シャドウ・グール>を展開すれば、相手の盤面を返しつつ、こちらの盤面を固めることができます!
また、制限カードである<ネクメイド・ナナ>を蘇生させれば2ドローなので、状況に応じて復活するモンスターを選びましょう!
このカードを発動したターンはアンデット族以外のモンスターで攻撃できなくなるデメリットがあるため、<堕天使ゼラート>と絡める際は注意しましょう!
超強力な展開札なので3枚確定です!
傲慢な壺...1枚
<邪影ダーク・ルーカー>で守りを固め、次のターンに貯め込んだリソースを使ってワンキルという手もあるのですが、テンポの悪さを感じたため、1枚の採用にとどめました。
流石に3枚はやり過ぎな感がありますが、2枚採用もアリだと思います。
死者蘇生...1枚
<邪影ダーク・ルーカー>でバックを破壊するも良し、<堕天使ゼラート>でモンスターを全破壊するも良し、状況に応じて必要なカードを蘇生させましょう!
場合によっては相手の墓地のカードを活用するのも良いでしょう!
ただし、相手の<邪影ダーク・ルーカー>を蘇生して効果を使った場合、相手の手札に戻るので注意しましょう。
汎用性を高める上で、このデッキには必須の1枚です!
【罠カード】1枚
邪神の大災害...1枚
墓地にあることで価値が上がるカードですので、<天終の怪依>でめくった際は優先的に墓地へ送って良いと思います!
こちらも必須カードです!
4.各デッキとの相性
セラーアンデは展開型デッキに分類されます。それぞれの相性を見ていきましょう!
展開デッキ(ドラゴン、戦士など) 相性:○有利
<邪影ダーク・ルーカー>を裏側守備表示でセットすることで、攻撃力2500ラインのモンスターを止めることができます!また、<冥骸デッド・ルーラー>は打点アップ効果によって盤面を返しやすい他、素の打点が2500なので返されにくいです!
守った後は<堕天使ゼラート>で盤面を一掃することもできるため、展開デッキは苦戦を強いることでしょう。
パワー、スピードいずれもこちらに部があるため、相性は有利と判断しました。
罠型デッキ(エクスキューティー、竜魔など) 相性:○有利
罠型デッキは攻撃反応や召喚反応の強力な罠を構えられることが強みですが、<邪影ダーク・ルーカー>の裏側守備表示セットに対しては無力です。仮に<邪影ダーク・ルーカー>を引けていなかったとしても、2体リリースのアドバンスセットには攻撃しにくいものです。
こうしたブラフを使える点も強いポイントですね!
もともとパワーが低めの罠型デッキはバックを剥がされると非常につらいため、相性はこちらが有利と判断しました。
コンボデッキ(ドラゴンF、蒼救など) 相性:〇やや有利
相手のフュージョンやマキシマムが決まると厄介ですが、こちらには<堕天使ゼラート>という切り札があります!<邪影ダーク・ルーカー>などで攻撃に耐えたり、<冥骸デッド・ルーラー>の3500打点や終盤の<シャドウ・グール>の高打点で耐えながら、<堕天使ゼラート>チャンスを待つのが良いでしょう。
動き出しはこちらの方が早いはずなので、極力ライフを削っておくのが吉です!
相性はこちらがやや有利と判断しました。
5.最後に
アンデットはメインギミックでバック破壊、高打点を持っており、そこへ<ピーコック・ハイトロン>の出張ドローセットを入れたり、<堕天使ゼラート>や<マレヴォレント・セラー>のモンスター破壊ギミックを採用したことでパワーが増しました!新リミットレギュレーションの影響も受けていないため、環境デッキの一角になると予想します!
回していて楽しいデッキですので、是非ともお試しください!
これからも色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- Twitter @yugiohbar